2017.12.24
From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「心構えで10打縮める」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ラウンドしていて心構えが変わるだけで
スコアは10打は縮めることができます。
心構えと大上段に構えなくても、
ちょっと考え方を変える気になれば
それで良いスコアは転がり込んできます。
では、いったいどんな心構えを目指したら良いのか?
(続きはビデオにて)
と、本題に入る前に
業務連絡です。
私のワンデーレッスン、
1月のレッスンを各地区で募集中です。
日程は、以下の通りです。
すでに受付を開始しておりますので、満席の際にはご容赦下さい。
ご希望の方はお早めにお申込み下さい。
千葉(千葉県茂原市)
1/7(日)・1/8(月祝)・1/9(火)
9:00~16:00
↓
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神奈川(神奈川県厚木市) ※好評につき今月も開催
1/10(水)のみ
10:00~17:00
↓
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大阪(大阪市東淀川区)
1/14(日)・1/15(月)・1/16(火)
10:00~17:00
↓
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兵庫(兵庫県神戸市) ※半日レッスン。少人数3名限定。
1/17(水)
10:00~13:00
↓
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岐阜(岐阜県各務原市)
1/21(日)・1/22(月)・1/23(火)
10:00~17:00
↓
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では、話を戻します。
心構えで10打縮める
スマホの方、動画が見れない方はこちら
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
http://g-live.info/click/omrpdf171224/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
対策は5つ
では、いったいどんな心構えを目指したら良いのか
見てみることにしましょう。
対象としてはゴルフを始めたばかりの方から、ハンディゼロまでです。
(1)5番アイアン以上とスプーンは抜く
(2)最初のホールでのドライバーはトップするつもり
(3)正しくレイアップする
(4)バンカーショットの考え方で簡単脱出
(5)コースの身になる
これらのことを順番に見てみることにしましょう。
5番アイアン以上とスプーンは抜く
(1)の「5番アイアン以上とスプーンは抜く」ことは、
そもそもコントロールが難しいクラブは入れないということです。
5番アイアンはツアープロでもバックスピンなどのコントロールが満足できずに、
代わりにユーテリティを入れたりしています。
スプーンは地面にあるボールを打つショットでは一番シャフトが長くて、
やはりコントロールが難しい割に飛距離が出ることから
トラブルにもなりやすいクラブです。
実はティーアップするにしてもヘッドが小さく、
それほど安心して振れないのがスプーンである3Wです。
要はどんなクラブであっても思った球に近いボールが打てる確率が50%以上、
できれば80%以上ないクラブは実際には戦略的には使えないということです。
これは、かなり厳しい見方となりますが、それが現実です。
スプーンの代わりに、シャフトが短く同じぐらい飛距離を出したいなら、
より簡単な2番ユーテリティなどを入れることを考えるのも作戦です。
最初のホールでのドライバーはトップするつもり
(2)の「最初のホールでのドライバーはトップするつもり」ということは、
案外効果があります。
案外というのは、まさかと思う割に結果として
まあまあ問題ないショットになるからです。
トップさせようとしても、本当にトップできる人はまずいません。
では、なぜトップさせようとすると結果として最高とは言えませんが、
まあまあ怪我なくそれなりの飛びとなるのか、その原理を見てみます。
ドライバーショットで多いミスは、すくい打ちです。
すくい打ちとは、ボールの手前で力を使い果たしてしまい、
そこから上昇軌道でヘッドが減速しながらボールヒットすることです。
ボールヒットでは加速しながらヘッドがボールを打ち抜かなければ、
当たり負けでヘッドスピードの割にはボール初速は出ません。
また、当たり負けが多いほどフェースの向きも不安定となり、
いろいろな曲がりが出てしまいます。
そこで、トップさせるつもりになることで、すくい打つ傾向が多少はましになり、
そこそこ加速しながらボールヒットできます。
また、すくい打ちでは下手をするとダフリ、さらには真逆ですが、
本当に激しいトップであるチョロにもなります。
ところが、トップさせるつもりだと軌道はレベル軌道で地面に対して
平行にヘッドが走りやすいので、大きなダフリや大トップにはなりにくいものです。
そのため、多くの場合はヘッドのちょっと下目にヒットして、
バックスピンは多めですが、逆にその分サイドスピンが発生しても
曲がりは減らせます。
結果として、ダフリやチョロの確率は激減して、
最大飛距離は出ないとしてもそこそこ飛んであまり曲がらないボールとなります。
それなら、朝イチのティーショットとしては上出来です。
正しくレイアップする
(3)の「正しくレイアップする」とは、
実は統計データを見て狙いをつけて欲しいということです。
よく言われることとして、無理にグリーンは狙わないで
まずは打ちやすいところに進めるほうがスコアは良いということがあります。
でも、ちょこんとフェアウェイ出すとか、
打ち慣れた100y手前が良いのでしょうか。
ゴルフデータ革命の著者であるマーク・ブロディ氏が
おもしろいデータを公開しています。
それは、80yからと30yからのホールアウトまでの平均打数のデータです。
平均100のプレーヤーでは80yからはフェアウェイで平均3.7打、
30yからはフェアウェイだと3.1打、ラフでは3.4打という数字です。
80yと30yではたとえ80yでフェアウェイで30yではラフに入れたとしても、
0.3打は30yのほうが平均としては少ない打数であがれます。
もし全ホールの18ホールでレイアップしたなら、
80yと30yでは統計的には5打もの差となります。
この数字をどう読むかは微妙ですが、私は次のように読みました。
レイアップするならカップから30y以内の安全なところを狙う。
30y以内とした理由はマーク・ブロディ氏のデータからは裏付けしにくいですが、
私の思うところがあります。
それは、腰の高さから少し上ぐらいの高さでのショットが
SWでのキャリーとランで30yとなり、腰の高さより手元が上にあがるにつれて
劇的にショットは不安定になるからです。
また、30y以内なら、私がコーチングでお伝えしていて好評な
「超簡単アプローチショット集」が使えるからです。
「超簡単アプローチショット集」については、
そのうちにまたお伝えしますが、簡単に言うと。
それは、パッティング風ショットというパターのようにクラブを使う超簡単ショットや、
上半身完全固定ショットと私が言っているはやり簡単なショットです。
いずれにしても、30y以内だと
いろいろうまく寄せることができるテクニックが満載ですから、
戦略としては30y以内の安全なところが狙いとなります。
バンカーショットの考え方で簡単脱出
(4)の「バンカーショットの考え方で簡単脱出」について。
バンカーショットは考え方を変えることで、
劇的に簡単なショットになります。
まず、ツアープロのバンカーセーブ率という、
バンカーから脱出してワンパットであがれる確率を見てみましょう。
ツアープロのバンカーセーブ率のトップ50位での
平均セーブ率はだいたい50%ぐらいです。
当然、試合会場とかコンディションで変化はしますが、
だいたいこんな数字です。
ということは、バンカーがめちゃくちゃ上手く、
しかもパッティングだってかなりうまい選手ですらバンカーからは
2回に1回ぐらいしかワンパットであがれないということです。
ワンパットを狙えないのですから
無理にワンパットさせようと難しいことをやって大叩きするよりは、
とにかくもっと簡単な場所にボールを移すことが先決です。
ということは、ハンディゼロになるまでは
バンカーからは脱出できれば良いと考えることが、
スコアを少なくできる大切な作戦となります。
そして、バンカーから出れば良いだけなら、
バンカーショットの狙いを変えることで劇的に脱出しやすくなります。
では、どう考えを変えると良いのか。
それは、手元が肩の高さから肩の高さまで振る中で、
ボールの10cm手前を狙って清々とバウンスを入れることです。
通常はカップに寄せようとすると、
ボールの手前1cmぐらいのところを狙ってバウンスを入れます。
ところが、そんなにボール近くでは、勢い良くバウンスを砂に入れる勇気は出ません。
そのため、正確性を重視してスイングが小さくなってしまったりします。
スイングが小さくなると、バウンスで砂を爆発させる威力が落ちます。
ということは、バンカーから脱出しにくくなるということです。
また、カップが近いとどうしてもスイングを小さくして
距離を飛ばさないようにしてしまいます。
それではやはりバウンスでの砂の爆発力は低下して、
バンカーから出にくくなります。
通常は肩の高さでのショットでは、
サンドウエッジではバンカーからはだいたい25y飛びます。
10cm手前で誤差がプラス・マイナス5cmでは
20〜10yに飛距離は落ちますが、ほぼ出るには出ます。
それより飛ばしたければサンドウエッジをピッチングや9番に持ち替えるだけです。
だいたい9番までなら案外バンカーから出るものです。
では、カップが近いとか、顎が高い場合はどうするか。
本来はカップが近くても20y先に出れば良いと考えたいところですが、
なかなかそうは体は動きません。
ということで、肩の高さで振るという大きさやリズムは変えないで、
手の中でクラブを開いて、フェースが右を向いた分ボールから離れて
スタンスを広げ手元をさげます。
そうすると、フェースはターゲットを向きながらロフトが大きくなり、
バウンスが沢山出ます。
肩から肩の高さまで手元が振られるスイングの大きさは変えないで
そのままショットすれば、クラブを手の中で右に回した分、
高くあがって距離も落ちます。
手の中でクラブを45度右に回したら、高くあがって3yぐらいしか飛びません。
そのため、45度以下で飛ばしたい距離に応じて、
手の中でクラブを右に回す量とボールから離れる距離を調整すれば良いです。
また、スイングとしては、手元が肩の高さまであがるだけで
ノーマルショットとは何も変えません。
ノーマルショットが良ければ、バンカーからは簡単に脱出できます。
但し、普段ボールヒットに向かて前腕を力で左に捻って
フェースを閉じる動きを行っているとバウンスが当たりにくく、
バンカーからの脱出は難しくなります。
もしそうだとしたら、本当はやりたくありませんが、
フォローでフェースを顔に向ければ、前腕を左に捻ることがなくなり
バウンスが長くしっかりと当たり脱出できます。
コースの身になる
(5)の「コースの身になる」ということについて。
自分主体ではなく、コースの気持ちを理解して、
コースの意思を尊重することです。
なんだか抽象的な言い方になってしまい、すみません。
私は、愛するとはどういうことなのか
自分なりに理解しているつもりのことがあります。
愛するとは、「相手になったつもりで考えること」だと思っています。
妻を愛するとは、妻の立場に立って、妻が何をやりたくて、
どんな気持ちでいるのかを自分が妻になったつもりになって
思いをめぐらせることだと思っています。
ちょっと脱線でしたが。
ゴルフのコースだって、コースを愛してラウンドしたいものです。
コースを愛するとは、コース設計者の意図を汲み取り、
どんな攻略経路をたどると良いのかを見極めて、
それに従って素直に心を開いて行動することです。
あなたは普段のラウンドで、とにかくグリーンを狙う行動をやっていませんか。
グリーン回りの難しくなる状況をしっかり把握していますか。
ティーグラウンドに立って、打ち出したい方向へ正確に立てていますか。
ミスショットがあるからと言って、コースを愛していないわけではありません。
妻を愛する気持ちがあったとしても、ミスジャッジということもあります。
無駄な努力になることもあります。
しかし、一生懸命に妻になったつもりになろうとすることが大切で、
結果は受け入れるしかありません。
ゴルフコースでも同じです。
正しくコースの意図を汲んだつもりでも、
ミスリーディングということだってあります。
打ち出そうとしたボールを打ち出せないこともあります。
でも、そんなミスは受け入れれば良いのです。
至福のゴルフにとって大切なことは、コースを無視しないことです。
あなたご自身を高所から見つめ、
行動がともなわない自分を認識すれば良いです。
そうしていれば、いつかあなたもコースを愛し、
その愛を素直に出せるときがきます。
そうすれば、コースはあなたに
良いスコアという愛をそそいでくれることでしょう。
私の「ワンデーレッスン」では、こうした
コースマネジメントのようなアドバイスもさせていただいています。
ご希望の方は以下からお早めにお申込み下さい。
千葉(千葉県茂原市)
1/7(日)・1/8(月祝)・1/9(火)
9:00~16:00
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http://g-live.info/click/ohmlg180107/
神奈川(神奈川県厚木市) ※好評につき今月も開催
1/10(水)のみ
10:00~17:00
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http://g-live.info/click/ohmlg180110/
大阪(大阪市東淀川区)
1/14(日)・1/15(月)・1/16(火)
10:00~17:00
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兵庫(兵庫県神戸市) ※半日レッスン。少人数3名限定。
1/17(水)
10:00~13:00
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http://g-live.info/click/ohmlg180117/
岐阜(岐阜県各務原市)
1/21(日)・1/22(月)・1/23(火)
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では、また。
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ベタピン連発のアプローチメソッド…
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※「モンゴサンタ」が隠れていますので探してみて下さい(笑)