From:服部コースケ
都内のゴルフスタジオより、、、
おはようございます、
服部コースケです。
「どうすれば今からでも飛距離が伸びますか?」
これは私がよく受ける質問の1つです。
私の飛距離アップレッスンには
2,30代の若い方から
定年退職されてゴルフを楽しんでいる方まで
幅広い年齢層のゴルファーが参加してくれます。
私は生徒さん1人1人に合ったプログラムで
飛距離アップレッスンをしていくのですが、
比較的若い生徒さんは私のレッスンに対して
ポジティブな気持ちで取り組んでくれます。
「絶対飛距離アップしてやるぞ!」と。
逆に熟年ゴルファーの生徒さんは、
私のレッスンで本当に飛距離が伸びるのか
少々不安を抱いている方もいるようです。
体力や筋力に自信がないのが原因でしょうか。
先に言ってしまいますが、私のレッスンでは、
年齢に関係なく飛距離を伸ばすことが出来ます。
さて、どうやって体力や筋力に自信がない
ゴルファーの飛距離を伸ばすのか?
あなたはどう思いますか?
筋トレをする?
素振りをする?
実はこの答えはシンプルで、
「年齢に合ったスウィング、練習をすること」です。
「自分に合った練習」は
皆さん意識したことがあると思いますが、
「自分の年齢」まで意識したことはありますか?
今、インターネット上で出回っている
飛距離アッププログラムの多くは、
『強引に飛距離を伸ばすためのプログラム』
こんなものばかりです。
強引な練習を続けてしまうと
飛距離が伸びる前に体を壊してしまいます。
ぜひ、あなたの体を第一に考えて
練習をしてください。
そして、特に50歳以上のゴルファーが
体を壊すこと無く飛距離を上げる
低燃費スウィングというものがあります。
実はついこの間、
7月30日発売の週刊ゴルフダイジェストで
この「低燃費スウィング」が取り上げられました。
せっかくなので私のメルマガ読者さんには
特別に内容を紹介しますね。
低燃費スウィングの理想はミケルソン
体の動きの違いを考えれば
30代と50代のスウィングは
全く違って当たり前です。
人の身体は20代後半を境目に
老化していきます。
体の老化がスウィングにどんな影響を及ぼすか
体力の低下などがイメージできるかと思いますが、
それよりもっと大きなものが柔軟性です。
これを無視すると大きな怪我に繋がります。
ですので50歳以上のゴルファーは
30代の頃と同じスウィングを
してはいけないのです。
最近の主流は
「ガッチリ固めて体の捻転で打つ」ですが、
49歳の今も現役バリバリ伝説の左打ちゴルファー
フィル・ミケルソンのスウィングは
ゆれるイメージがあります。
「ヒールアップ」「オーバースイング」
「足裏のめくれ」「わきの開き」
いままでのセオリーとは異なる
ミケルソンのスウィングは、
まさに低燃費スウィングの理想形です。
低燃費スウィング3原則
ではどうすれば、
低燃費スウィングをマスターできるのか
まずは低燃費スウィングの
3原則を知る必要があります。
1. 伸ばさない
ひじやひざは、伸ばす意識が強いほど
体への負担が大きくなります。
ひじを曲げ、脇を開けば、
体への負担を抑えながら
勝手にトップを深くすることが可能です。
ヘッドが垂れるほどのオーバースイングになりますが、
トップからインパクトまでの助走距離が保てれば
飛距離が落ちることはありません。
2. 縮めない
わきや足を締める動きは、
体の可動域を制限してしまいます。
50歳を過ぎたらわきや足を締めて
体の軸を保とうとする必要はありません。
軸を動かさないことより
体が動かないことのほうが問題です。
3. ひねらない
「下半身を固定し上半身を捻る」
この体の動かし方は柔軟性が無いと
大きな怪我に繋がります。
左ひざを大きく曲げ、左足をヒールアップ
これで体をひねることなく
バックスウィングを上げることが出来ます。
まさにこれらの原則に従った
理想のスウィングをしているのが
ミケルソンなのです。
ですが若い頃から低燃費スウィングを
していたわけではありません。
おそらく2013年に持病の関節炎が悪化してから
今のスウィングになったのでしょう。
同じくスウィングが大きく変わった
プロゴルファーがいます。
奇跡的な復活を果たしたタイガー・ウッズ
彼も若い頃とスウィングが全く違うのは
皆さんもテレビなどを見てて気付くはずです。
自分に合う練習をしてください
ゴルフ上達理論は、
毎月のように新しいものが出ます。
「練習は継続が大事」とわかっていても、
どうしても新しいものに目移りしがちですよね。
新しい上達法にチャレンジすることは
とってもいいことだと思います。
ですが、
「若い頃なら…」
この考えはおすすめできません。
今のあなたに合った練習をしなければ
体を壊してしまいますからね。
目標に向かって頑張っているのに
体を壊してしまったら今までの練習が水の泡です。
私も研修生時代、
無理して練習したせいで
腰痛や腱鞘炎になったこともあります。
皆さんにはこれからも
ゴルフを楽しいでいただきたいので
ぜひ、自分の体を第一に考えて
ゴルフをしてくださいね。
服部コースケ
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