最近のブログ

【小原大二郎】フォロー(肩から肩)における前傾角度~股関節・背骨編

2013.04.14
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、肩から肩のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “フォロー(肩から肩)の前傾角度~股関節・背骨編”

について、お話ししていきます。

股関節が3つの中で一番伸び上がりやすい

膝の前傾角度の次に大事になるのが、股関節の前傾角度です。

実は、股関節の前傾角度で身体が伸び上がってしまう人は
おそらく3つの中で一番多いです。

股関節の角度が伸びてしまうと、ミスヒットが非常に多くなります。
ダフリ、トップが頻発する原因になりますし、飛距離も出ません。

したがって、股関節の角度はしっかりと意識して作るようにしましょう。

アドレス、バックスイング、インパクト、フォローと、
最後まで股関節の角度を保つためには、おしりの位置が
スイング中に変化しないように意識することです。

たとえば自宅で壁などにおしりをつけて、シャドースイングなどの練習を
繰り返すことで、おしりの位置をキープして、
前傾角度を保ったフォローが取れるようになります。

こうした練習によって、股関節の前傾角度をキープできるようにしましょう。

猫背や背中の反り過ぎに注意

そして最後に背骨の前傾角度です。

これは要するに猫背になってしまったり、
逆に猫背にならないようにという意識が強すぎて、
背中が反りすぎてしまったりすることがあるということです。

こうした背骨の前傾角度が原因で、頭の位置が前に行ったり、
あるいは、後ろに下がったりしてしまうことがあります。

この動きが沈み込みや伸び上がりにつながります。

しかし、こんなことを言うと

 「確かに石川遼プロなどは背中がピンとしていますけど、
  猫背っぽいゴルファーもたまにいませんか?」

とおっしゃる方がいます。
では、適正な背中の伸ばし具合とはどの程度なのでしょうか。

ここでの背中の伸ばし具合は、少し抽象的な言い方になりますが

 「あなたの中で伸ばしている感覚がある」

というのが判断の基準と思っておいて下さい。
客観的にピンと伸びていることがいいわけではない、というのがポイントです。

この前傾角度については、もう少し補足しておきたいこともあるので、
もう少し話を続けたいと思います。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

プロコーチ仲間の植村さんの教材が、マスターズ開催に合わせてキャンペーン中です。

http://uemura-golf.info/event/masters/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前泊するか、朝行くか。

2013.04.13
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、ゴルフの価値観についてのお話をしようと思います。

私の生徒さんHさんの話です。

彼は、私より2歳ほど年下で、
4年ほど前からゴルフの指導をさせて頂いています。

浮気疑惑!?

とっても真面目な生徒さんなのですが、ゴルフのレッスン中はなぜか
ゴルフの話よりも、プライベートの話が多いような気がします。

Hさん「最近スコアが上がってきて、ゴルフが楽しいんですよ。小原さん」

小原 「それはよかったですね!」

Hさん「でも、最近悩みがあって・・・。
    僕がよく行くゴルフ場は少し遠いんです。何回か通っているうちに、
    近くのホテルに前乗りした方が成績がいいことがわかったので、
    なるべく前乗りしているんですが、妻に浮気と疑われているんですよ。」

小原 「それは・・・。」

Hさん「小原さん、どうしたらいいでしょうか。。。」

よくよく話を聞いてみると、全く、浮気はしていないそうですが、
どうも、Hさんは奥さんに浮気を疑われている節があるそうです。

これ、完全にプライベートの相談ですよね。。。(苦笑)

私は、プライベートの相談に明確にお答えできませんでしたので、
ゴルフは前乗りすべきか否か、ということについてはお答えしました。

前乗りのメリット

前乗りすべきか?

これは、普段ゴルフなさっているあなたの体に聞くのが、一番早いです。
実際に、やってみていかがでしょうか?

僕は、前乗りしたときはとっても気持ちよくゴルフに集中することができます。

前乗りする、ということは、それだけ次の日のラウンドに向けて、
万全の体制で臨んでいらっしゃるということですよね。

ですから、やっぱり、私は前乗りをおすすめします。

前乗りですと、朝早く起きて、心を落ち着けて、しっかりと準備運動をした上で
ラウンドに入ることができますから、とても合理的です。

前乗りでない場合は、早起きして、新幹線や車で長時間移動を
強いられるわけですから、体が硬直してしまって、ゴルフ場に着いてからも

 「早くラウンドしなきゃ!」

という雰囲気で、準備運動そこそこで始まってしまいますよね。

 「もうちょっと、準備運動したかったのに・・・」

とか、よくありませんか?

ですから、ある程度遠いゴルフ場の場合は
絶対に前乗りがおすすめなのですが、費用もかかります。

ここで、ゴルフに対してのあなたの価値観が問われるわけです。

ゴルフの価値観

ゴルフの価値観と今、言いました。ゴルフの価値観とは、

「あなたがゴルフで得たいもの」

と置き換えるとわかりやすいかもしれません。

あなたが、ゴルフで得たいもの・・・それは一体何でしょうか。
(今までのメールの中で考えてくださった方もおられると思います。)

 ・健康になるため、、、

 ・仲間と楽しめる時間のため、、、

 ・リラックスするため、、、

 ・仕事が上手く行くキッカケ、、、

そんな目的の方もいらっしゃると思います。
それぞれ、素敵な価値観をお持ちと思います。

価値観を実現する

ちなみに、私の価値観は、

 「あなたのゴルフを上達させること」

が喜びなので、日々レッスンに、メール、、、と、
これをお読みのあなたに対して、
ゴルフ上達についてのエッセンスを絶えず発信させていただいています。

価値観こそ、ゴルフにとって重要なことです。

ですからあなたがゴルフで悩んだら、
自分の価値観に聞いてみてください。

前乗りすることで、あなたは幸せになるでしょうか?

逆に、家族との時間が減ってしまって、
ゴルフがしづらくなってしまう方もおられるかと思います。

ちなみにHさんはその後、依然として前乗りは続けており、
前乗り先のホテルから電話と、写メールを送るようになったそうです。

どうにか誤解がとけたようで、よかったですね(笑)。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

プロコーチ仲間の植村さんの教材が、マスターズ開催に合わせてキャンペーン中です。

http://uemura-golf.info/event/masters/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

考え過ぎは損をする?

2013.04.12
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「考え過ぎは損をする?」という話をします。

もちろん考えればいい結果を生むこともあることは事実です。
しかしながら、それが全ての場合に当てはまるわけではないようです。。。

「何も考えずに」わずか2ヶ月で100切り達成!

私のレッスンのお客様には経営者の方が多いのですが、
その中の一人であるMさんは、まさに経営者タイプの男性です。

現在50代後半なのですが、平均はスコアは90台後半。
性格は、、、とにかくパワフル。

親はいわゆる固い職業だったそうなんですが、
自分はそうはなりたくないという反動もあったそうで、
20代の頃に事業をおこされたのだとか。

一言で言えば、ホントに感覚的な感じなんですね。
その性格はゴルフにも現れています。

小原 「お、今のスイング、とってもいいですね!」

Mさん「え、そうですか? 特に何も考えずに振っているんですけど。。。」

小原 「オススメした練習の成果が出ているんじゃないですか?」

Mさん「うーん、言われたことを特に何も考えずにやっているだけなんですけどね。。。」

いつもこんな感じで「何も考えてない」が口ぐせです(笑)。

そんなMさんですが、私のところにいらした時には
スコアはだいたい110付近をフラフラしているような感じでしたが、、、

レッスンに来てからわずか2ヶ月で、100を切ることができました。

その間、レッスンにはたった2回しか来ていらっしゃらないんですが、
「何も考えない練習」を続けたのおかげで、
あっさりと「100の壁」を超えてしまいました。

本当に「考えてない」?

こんなふうに言うと、まるでMさんが何も考えないでスコアを
アップさせたように思われる方もいるかもしれません。

 「単にもともとのセンスがよかったんじゃないの?」

そんな声も聞こえてきそうです。

しかしながら、ハッキリ言ってMさんはどちらかというと
器用なタイプでは決してありません(Mさん、ごめんなさい 汗)。

じゃあ、なぜうまくいったのかというと、、、
「やったあとに、よく考えてみる」タイプなんですね。

言われた練習は、言われたとおりにやる。
レッスンも素直な気持ちで受ける。

そして、やってから、、、

 「なんで今日のスイングはスムーズじゃなかったんだろう?」

 「この前小原先生から言われた『いい』の理由は一体なんだったんだろう」

 「だったら明日はこんな感じで練習をしてみようか」

そういうことを、毎日の練習やラウンドの中で考えながら、
日々のレッスンをしていたんですね。

自分の持っている手帳にも書いたりしていたそうです。

「商売でも同じなので」

何も考えないにしても、効果のないこと、むしろ逆効果のことしてしまっては、
せっかくうまくなるものもうまくなりません。

しかし、それが一定の効果の出る練習であれば、あまり細かいことは考えずに
とにかく愚直にやったほうが、早く効果は出るのではないかと思います。

そして、そのためには「やる前に考える」のではなく、
「やってから考える」ということ。

それは私が多くのアマチュアゴルファーを見ていて感じることでもあるのですが。
後者のほうが、結果が早く出る場合が多いようです。

Mさんはもちろん「やってから考える」というタイプですね。

このメールを読んでいらっしゃる方は、
どちらかというと「やる前に考える」タイプの方が少し多いかもしれません。

でもハッキリ言って、考えている間は技術は身につきません。
技術を身につけることができるのは、とにかく実践でしかないのです。

Mさんにそのへんの「やってから考える」ことを聞く機会があったのですが、
面白いことをおっしゃていました。

 「これは私の商売でもそうなんですが、
  いいと言われたことは、とにかく納得するまでやってみるんですよ。

  やるときにはあまり考えずに、ただひたすらやります。
  だってやらないと、それがいいか悪いかなんて、
  結局はわからないじゃないですか。

  でもやってからは、なんでよかったのか、
  なんでダメだったのかは、ちゃんと考えますよ。
  ゴルフ同じかなと思って、そんなふうにやっていますけどね」

「仕事が出来る人はゴルフもできる」
そんなことをいう人もいらっしゃいます。

もちろん、これが必ずしも当てはまらない人もいるのですが、
Mさんの場合は、そのタイプだったのかもしれません。

もしあなたが「やる前によく考える」タイプなら、
Mさんの考え方も参考にしてみるといいかもしれません。

 「考えることは大事。でも、考えている間は技術は身につかない」

 「技術を身につけるには、とにかく実践しかない」

これはゴルフでも当てはまることですので。。。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

頭をからっぽにして、コレを練習するのもアリですよ。
本日18時までは特別価格です。

http://obara-daijiro.com/product/tbt-kasa

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォロー(肩から肩)における前傾角度

2013.04.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回までは、腰から腰のフォローについて
何回かにわたってお話ししてきました。

ここからは、腰から腰のフォローの次の段階、

 “肩から肩のフォロー”

について、お話ししていきます。

今日はその一番最初、フォロー(肩から肩)の前傾角度についてです。

3つの角度を保ったまま肩から肩へ

肩から肩のフォローの前傾角度は、3つの角度を保ったまま、
肩から肩の位置まで行く必要があります。

伸び上がり、変化なし、沈み込みの3つの段階があります。

伸び上がりとは、フォローの時点で前傾角度が保たれずに
起き上がってしまうことを言います。

逆に沈み込みとは、身体が下に沈んでしまうことを言います。

この伸び上がりと沈み込みを引き起こす可能性のある身体の場所は、
以下の3つです。

 1.膝の前傾角度

 2.股関節の前傾角度

 3.背骨の前傾角度(猫背にならないようにする)

よく前傾角度を変えないために、頭の頂点の高さを変えないようにと
意識する人は多いです。

しかし、頭の頂点の高さを意識して変えないようにするのではなく、
変えているのは結局この3つの角度が原因です。

ですので、この3つの角度に特に気を配るようにしましょう。

3つのうち一番重要。。。膝の前傾角度

はじめに確認しておきたいが膝の前傾角度です。

スイングのフォローでよく質問されるのは

 「膝の角度は伸ばしてもいいんじゃないですか?」

というものです。

たとえば、プロゴルファーの中にも膝の角度が伸びてしまっている人もいます。
たとえばタイガー・ウッズなどは、フォローで膝の角度を伸ばしています。

しかし基本的には、アマチュアの方が膝を伸ばすような動きというのを
意識して練習することは避けたほうが無難です。

その理由としては、膝の関節に負担がかかるということ、そして、
膝の角度が伸びるということは、頭の高さが変わる原因にもなるからです。

飛ばそうという気持ちが強くなると、
膝でジャンプするような動きが出てくることもあります。

あくまでもアドレスの角度を保ってフォローまで行くことが、
頭の高さを変えないでインパクトすることにつながっていきます。

そうすることで、ダフリやトップが少なくなります。

そして、膝を伸ばす動きをしないことで、
膝に負担がかからないスイングになるわけですから、

ゴルフを長く続けられるスイング作りにもつながります。

そういった意味では、膝の角度はしっかりと保って、
変えずにやることが大切です。気をつけましょう。

次回も、肩から肩のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

ここで私が動画でレッスンをしています。

http://obara-daijiro.com/product/tbt-kasa/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】完璧なショットを求めすぎて、、、

2013.04.10
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はレッスン動画をお送りします。

今日のテーマは

「完璧なショットを求めすぎてダメになってしまう」

という悩みです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加