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[ビデオ]スイングのスタートってどこから?

2015.03.25
小原obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

あなたはスイングのスタートって
どこからだと思いますか?

たぶん、ほとんどの人が
アドレスから、と答えると思いますし
私もそういう認識です。

しかし、実際打ってみると
ダウンスイングからが本番、
というような考えが心の底にあって、

アドレスがおざなりになってる、
ということはありませんか?

ボールを飛ばす場所を確認しながら、
どう打とうか、ということで頭がいっぱい。

自分が今どう構えているかに
意識がちゃんと向いていない人をたまに見かけます。

もう一度確認しますが、スイングのスタートは
アドレスです。

アドレスがしっかりできていないと、
クラブの軌道が崩れてしまいます。

今回は、良いアドレスと、悪いアドレス、
それぞれ打ってみて、比較してみました。

違いを動画で確認してください。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

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飛距離を上げたいあなたは、こんな素振りを

2015.03.24
2009100816315916780

From:ツアープロ梶川剛奨
愛知の自宅より、、、

皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川剛奨です!

今回は素振りがなぜ大事か、
ということ、そして、
飛距離のある強いボールを打つ素振りについて

僕がある生徒さんに教えたとおりにお伝えします。

2年前くらいの話になりますが、
レッスン終了後、こう言う男性がいました。

ボール以外に気を遣うべきことはたくさんある

「梶川さん、正直、素振りって、
 ゴルフ始めたての人が
 スウィングを覚えるためにやるものでしょう?

 私はゴルフを始めてもう5年以上経つし、
 90台で周れます。
 
 だからもっと、ボールを打つ、
 実践的な練習法を知りたいんです」

なるほど。
実際のラウンドに近い形でスウィングしたいとのこと。
もしかしたら、そういう考えの方って多いのかもしれませんね。

僕はその方に、こう説明したんです。

・素振りだと、飛んで行くボールを
 いちいち目で追って一喜一憂せずに済み、
 体の動きの観察に集中できる。

・体の動き1つ1つに集中することで、
 スウェーなどの自分のクセに 気づいたり、改善策を練ったりと、
 「自分のスウィング」とじっくり向きあえる。

・正しいスイングを覚えられるので、
 歳をとっても飛距離が落ちたり、
 方向がおかしくなったりしない。

簡単に言うと、こんな風に伝えました。
今までの記事で僕が言ってきたことですね。

しかし、
彼はまだ納得しません。

ボールがどこまで飛ぶか確かめなきゃ、、、

「梶川さん、実は私は今、
 飛距離を伸ばしたいと思ってるんです。

 だから、練習ではボールを打って、
 実際にどこまで飛ぶかを見たいんです。」

なるほど、そうだったんですね。
確かに、飛距離を出すことを目標にしている人は、

ボールの飛び具合を確認できない素振りを
したがらないかもしれませんね。

「じゃあ、飛距離が伸びる素振りをお教えしましょう。
 それで、あなたの満足する形で、
 素振りの良さを理解できますよ。」

そうして、私がその方に教えた練習法はこうです。

飛距離を上げたいなら、ご存知の通り
ヘッドスピードを上げなければいけませんね。

では、あなただったらどうしますか?

ヘッドスピードはシャドースイングで上げられる!

そういうとき、私はこうアドバイスします。

「では、思いっきり全力で素振りをしてください」

このように言うと、私も含め多くの人が
いわゆるインサイドアウトの傾向が強く出ます。

早く振ろうとすると、
シャフトが寝た状態になりがちなんですね。

なので全力で素振りをした後は、
シャドースウィングをして
体の動き、クラブの軌道や向きを正してください。

これでヘッドスピードが上がりますよ。

その方は飛距離を出すための素振り
という、話を興味深そうに聞き、

「やってみます」

と少し半信半疑なままで帰りました。

そして2ヶ月後、、、その方は
飛距離が240ヤードから、260ヤードまでアップしてしまいました。

その方はどちらかというと、飽きっぽい方なんですが、
これが続いたのは、思っていたよりシャドースウィングから
学ぶことが多かったようで、

おもしろかったし、
ボールの行方をいちいち気にしなくてよく、
気疲れしなかったから(笑)らしいです。

ヘッドスピードが1上がると、
最大で6y伸びるといいます。

ぜひ、この方法も
他の飛距離アップ法と合わせて活用し、
ティショットを得意にしてくださいね。

ーツアープロ梶川剛奨

追伸

今月好評だった、シャドースイングレッスンですが、
来月も開催することができそうです。

まだ予定ですが、開催予定日は4/12(日)とのことです。

近く、メールにて事務局から案内があると思うので、
楽しみにしていてくださいね。

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正しい目標設定がシングルへのカギ

2015.03.24
小原obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

効果的なゴルフ上達を語る上で、
欠かせないことをお話ししましょう。
それは何だと思いますか?

それは、『ゴール』を決めること。
つまり、目的、目標です。

弓道を想像して下さい。

ほとんどの人は、
目隠しをして的を狙っているような状態です。

矢を射る、つまり何かを達成しようとすることは、
それだけですでに十分難しいことなのです。

どうしてわざわざ目隠しをして、
それをもっと難しくしようとしてしまうのでしょうか?

あなたにも思い当たる節がありませんか?

成功するゴルフ上達の第1ステップ

それは、「あなたがゴルフ上達で達成したいことが何か?」
これを明らかにすることです。

たくさんのゴルファーが、
最終的には失敗してしまいます。

その理由は、
それらのスコアアップの目的が、
はっきりしていないからです。

さらに、もし、あなたの唯一の目標が、100切りだけだとすれば、
あなたは、自分のゴルフスキルを頑丈な基礎の上にではなく、
吹けば飛ぶような砂の上に建てているのです。

もしそれが、あなたがしたいことのすべてであれば、
100切りを達成することは、実際のところ、かなり簡単なことなのです。

あなたがその100切りの目標と他の目標を組み合わせ始めたとき、
だんだんと難しいものになってくるのです。

つまり、ある程度のスコアの目標に、
ある程度のスキル、ドライバーの飛距離アップ、絶妙なアプローチ、
2パット以内で沈めるパッティングなどを組み合わせていくと、
だんだん困難なものになってくるということです。

1年でシングルになった男の2つの教訓とは?

私は、20年間、100が切れなかったのに
たった1年でシングルになった人を知っています。

私の生徒さん(Mさん)なのですが。
彼は、かつてこう言いました。

「今思えば、シングルは難しいことではありませんでした。
でも、それが私にできるということを信じることが、
私にとって最も困難な部分で、20年以上もかかってしまいました。」

さて、この言葉には、2つの教訓があります。

一つ目は、スコアアップは他のどんな要素よりも
あなたの信念に依存しているということです。

私も、そのことは、とても重要なことだと思います。

ただ、さらにもう一つ隠された教訓があります。

Mさんは、たった1年でシングルになったのですが、
その後すぐに腰を悪くしてゴルフをいったん辞めざるをえなくなってしまい、
2年たった今でも再開できていません。

なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?

Mさんは、自分のゴルフ上達に影響するような、
組み合わされた目標が少なすぎたのです。

Mさんの唯一の明確な目標は、
ゴルフでシングルになることだけだったのです。

実はスコアアップの目標だけならば、
実は比較的簡単に達成することができます。

ただ、そのスコアを長く維持すること。
体調を整えながら年齢を重ねてもゴルフを生涯続けること。

これらの目標と組み合わせないとすれば、の話ですが。。。

私たちはこのMさんのことを教訓に、
あなたの目標、目的を組み合わせなければならないということですね。

あなたの目標、しっかりと組み合わさっていますか?

またメールします。

小原大二郎

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上達する人、しない人の違いは?

2015.03.23
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日は私の経験を踏まえた
 

 「上達する人、しない人の違いは?」
 

についてお話します。

ちょっと硬派な根本の話になってしまいますが、
やっぱりここがきちんと押さえられていなければ、
ゴルフはうまくならないのです。

その答えをお伝えする前に、
昔、こんな生徒さんがいらっしゃいました。

昔の生徒さんの話

その生徒さんというのは、全くの初心者の方だったんですが、
縁あって私のところにレッスンにいらっしゃいました。

もちろん、始めたばかりの方でしたので、
最初はグリップやアドレスについて細かく指導しました。

ですがその方は1ヶ月が過ぎて、
それ以来、レッスンに来なくなってしまいました。
 

「もしかしたら、合わんかったんかな?
 まあ、選ぶのは生徒さんだから、しゃあないな」

 

そんなふうに思っていたんです。

そして半年ぐらいたった時のこと。
その方から連絡がありました。

聞けば、またレッスンをしたいとのこと。
 

「もしかしたら、他のレッスンにも行って
 ウチんところの良さが分かったのかもしれんな」

 

そう思って、喜んで引き受けました。

そしてその生徒さんがやってきて
私にこう言ったんですね。

「教えてもらったけど、全く上達しないわ…」

話を聞いてみると、
 

「すぐうまくなると思ったんやけど、
 一体どうなってんの?」

 

ということでした。

これには私もちょっとびっくりしてしまいました。

でもまあ、いろいろな人がいるので、
中にはこういう人もいるのかなと思いました。

いろいろその時に話したんですが、
その話もあんまり通じなかったですね。

まずはじめに申し上げておきたいのは、
 

「レッスンというのは、
 何かを指導者(コーチ)にしてもらう場ではない」

 

ということです。

え、だってレッスンを「してもらう」じゃないですか?
何が違うんですか?

そんなふうに思った方も多いと思います。

もちろんレッスンというサービスである以上、
私たち指導者は最大限上達のサポートをするわけです。

ですがレッスンであなたに持ち帰ってもらいたいものは
もっと大きなものがあります。

それは何かというと

レッスンは「気づく場」であるということ

レッスンを受けることの最大のメリットは何でしょうか?

そのメリットとは
「何が出来ていて、何が出来ていないかがわかること」
だと、私は考えています。

冒頭の生徒さんは、一度習ったことを
自分で何とかしようとして、うまくいきませんでした。

ですが自分一人で解決しようとすると、
何が悪いのかわからないまま動きを直そうとするから、
どうしてもうまくいきません。

むしろ、うまくできていたものまで
変えてしまったりすることがあるのです。

先ほどの方は全くの初心者でしたが、
ある程度ゴルフをやってきた方でも同じです。

スイングの「幹」に当たる部分がわからないまま
「枝葉」を直して真っ直ぐ飛ばそうとするから、
付け焼き刃的な技術に走ってしまうことも多いのです。

これではいつまでたっても、光が見えるはずがありません。

指導者がいかに良い情報を伝えようとしても、
その情報を生徒さんがその生かし方を
理解していなければ意味がありません。

何ができていて、何ができていないか
それに気づくことができるかどうかに
レッスンを活かせるかがかかっていると、私は思っています。

とはいえ、その活かし方をわかっていないという
現実もあるかと思います。

そこで最後に、レッスンを受ける生徒さんのために
改良すべき「7つのポイント」をお知らせしたいと思います。
 

1.ティーチングプロと共にレッスンの目標を決める

2.積極的に勉強する

3.自分に合った指導スタイルと学習スタイルを見つける

4.嘘へつらいは避け、うぬぼれとエゴに注意する

5.素直になる

6.練習・練習・練習

7.我慢・我慢・我慢
 

レッスンはこの7つのポイントを踏まえた上で、
指導者と生徒さんのチームワークによって成り立ちます。

ティーチングプロは、分かち合い、指示し、誘導します。
一方、生徒さんは理解し、努力し、協力することです。

これは私見になりますが、
これなくしては上達はないと、私は考えています。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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小原プロの新商品
「スイングリズムレボリューション」
が出ました。

スイングの形を変えなくても、あなたのゴルフが10打縮まります。
今日までです。

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「体」右手と左手、結局どっちが大事?

2015.03.22
omori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「体・右手と左手、結局どっちが大事?」

についてお話してみたいと思います。

今回は「体」というか「体&技」という感じで、
だいぶ技術的な話も入っています。

「左腕は命綱、右手はパワー」とも言われます。

また「左手主導」とか、「いや右手だ」という議論も、
決着を見たという雰囲気もありません。

今回は、あなたに考えていただける材料を提供します。

そして、体の仕組みとしてはどうなんだろうか、
という点についてお話します。

また、ついでながらショットの理想形としての右手(右腕)、
左手(左腕)についても、追記させていただいています。

ですので、それも参考に
考えを巡らせていただけたらと思います。

片手打ちショットでの状況

アプローチショットで、新しく契約してアカデミーに入って来た
女子プロなどに、左手片手、右手片手を必ずやってもらいます。

ところが、ほぼ100%、左片手のショットが、なかなかうまく打てません。

右手片手はまあまあ打てます。

しかし、左手片手は、しばらく黙って見ていても、
うまくクリーンヒットしてこないのです。

男子プロなどでは、左右、どちらの片手も、
まあまあ、すぐに打てるようになります。

この片手打ちが、両手と同じように打ててくると最高なのです。

しかし、かなり難しい事なので、一般の方のレッスンでは、
めったにやっていただく事はありません。

本当は、やっていただきたくて、しょうがないドリルなのですが。

片山晋呉プロが言うには、いきなり右手片手の30ヤードぐらいの
アプローチショットをやって、クリーンヒットできなければ、
男子プロとしては大成できないという実感があるようです。

左右の手首の筋力の差

ところで、この左右の差は何か。
それは、第一には、前腕の筋力の差です。

あなたはたぶん、左右の利き腕の違いだろうと、
すかさずお思いの事でしょう。

でも、そうではなく、やはり、筋力の差の方が大きいのです。

手首を、手の平側に折る方向に動かす時に出せる力と、
手の甲側に折る場合では違いがあります。

「どっちが強い?」という事では、
人によっては異なるという事もあるとは言え、
一般的には手の平側に折る力の方が強いのです。

ちょっと手首の力づくで操作しようとした場合、
力の強い、手の平側に折るような操作の時の方が、
力を出して操作しやすいという事になります。

そのため、右手片手はまあまあできて、
左手片手はなかなできないという状況になります。

ほとんどの方は、片手打ちをやり始めた最初の頃は、
かなりごまかしてショットしてしまいます。

プロでもそうです。
ご自分から手首をリリースしているんですね。

そんなごまかしのためには、
意識して筋肉を使わなければならないのです。

「え、筋肉って、意識しないで使われる事ってあるのですか?」

という疑問も、おありの事と思います。

でも、意識しないで動いてしまう筋肉の活動というものがあるのです。
その事について、少し後でお話します。

片手打ちがうまくできる様になる瞬間

無理矢理とか、ごまかしではなく、
自然な手首のリリースにまかせる事ができるようになると、
左の手の甲側に折る操作での力も強く出せる様になります。

それによって、左の力が弱すぎるという問題はあまり見られなくなり、
どちらの片手でやっても、クリーンヒットの確率が同じぐらいになってきます。

手打ちで、手首を自らコネてショットしようとしているうちは、
なかなかクリーンヒットできません。

ま、それは、両手でのショットでも言える事ではあるのですが。
片手では、より顕著に現れます。

ボールに高速にヘッドが当たる瞬間は、
ノーコントロールでもうまく当たるような体の動かし方に
なっていなければならないのです。

そこには、意思の力ではなく、
動かされてしまっている、強い力が必要なのです。

キャリーが10~30ヤード程度のアプローチショットであっても、
しっかり下半身を使って、下半身から順番に動いて、
最後に手首がリリースされるように打てるようになってくると、
クリーンヒットの確率がグンっとアップします。

それは、意識して出す力の大きさと、無意識というか、
体の仕組みから出てしまう力では、その大きさにかなり違いがあるからです。

筋肉は縮めようとして意識で縮める事で発揮できる力の強さに対して、
倍ぐらい強い力を出せる動き方があります。

それは、筋肉が引き伸ばされて、
自動的に収縮してしまうという現象によって発揮される力です。

※この仕組みの詳しい内容とか、それをゴルフのスイングに
 どうやってつなげて行ったらいいのかなどについては、
 発売させていただいているDVD「脱・力み」の中で、
 詳しくお話させていただいています。
 ですので、ここではそういった現象があるとさせてください。

この、引き伸ばされる事で自動的に収縮してしまう力を、
うまくスイングに使える様になる事で、倍ぐらいの力を出せるのです。

そうすると、左手片手打ちでの、手の甲側へ折ろうとする
弱い力も倍増されて、か弱い?女子選手達でも、
左手片手アプローチショットで、うまくクリーンヒットできるようになります。

やっぱ、右手はパワー

ショットの時に、手首のヒンジ(右手甲側に折れる事)を
リリースさせる力は、右手の平側へ折る動きの筋肉と、
左手甲側へ折る動きをする筋肉の共同作業となります。

しかし、手の平側へ折る力の方が、甲側へ折る力よりも
強い場合がほとんどなので、手首のヒンジのリリースには、
手の平側に折る動きとなる右手の力がかなり重要となります。

そんな事もあり、右手はパワーと言われるのです。

自然に収縮してしまう力を左手のみならず、
右手にも出させてあげられたら、
想像できないようなパワーを発揮できます。

手首のヒンジとコック

ところで、手首の曲げる方向に対して、
ヒンジに対してコックという言葉を使って、使い分けています。

コックは親指側に折れる事です。
ヒンジの手の甲、手の平側に折れるという方向に対して、
コックは直角方向に折れる事になります。

ところが、コックはトップから胸の高さあたりまでが最大で、
それより下に降りてくるにしたがって、コックの量は減ってきます。

その代わりヒンジは、胸の高さから腰の高さあたりにかけて
だんだん大きくなり、腰の高さあたりからリリースが始まります。

そして、ボールヒットでもまだ少しヒンジは残っています。

そして、セットアップの時よりも、
まだリリースされ切らないところでボールヒットです。

胸の高さから腰の高さにかけて、コックがヒンジに変換されます。
ですから、コックが深く維持されながらダウンしてきたほど、
ヒンジも深く作る事ができます。

そうなんです、コックが深ければ、ヒンジも深くなり、
そのリリースされるパワーも大きく、
しっかり強くボールを打ち抜く事ができます。

また、ヒンジはヘッドの軌道に対して平行な動きで、
ヒンジの角度の変化では軌道に対するフェースの向きは変化しません。

しかし、コックは軌道に対して直角で、
しかも、コックが入るほどヒンジとは異なり、
フェースの向きは軌道に対して開いてきます。

ヒンジがリリースされる時に、
軌道に対してフェースの向きは変化しないのです。

ところが、コックでは、リリースされる時に、
フェースの向きがどんどん変化してしまいます。

コックからヒンジへの変換は、手首をリラックスさせておけば、
何も考えなくても、体のターンでヘッドが置いて行かれる方向に
力を受ける事で、自然に変換されてしまいます。

また、ある意味驚きなのですが、
実際には、手首のコックは意識される方は多いのですが、
ヒンジに関しては「何?」という感じです。

本当に、ヒンジを意識されている方は少なく、
プロでも、意識していないで、
感性でうまく使っているというケースが多いのです。

ところが、コックとヒンジは、軌道面に対するフェースの変化に対しては、
まったく別物として機能しますので、
ヒンジを意識できた方が、方向性の面でかなり有利なのです。

右肘について

右肘は、セットアップでは、えくぼ(肘の内側)が体の正面方向を向くように、
少しゆったりさせておきます。

ここで、右肘が突っ張っていては、
スイング中、右腕でかなり無駄な努力をしてしまう事になります。

右肘に余裕がないという事は、自らの意思による力で
右腕を動かしやすい状態です。

右肘に余裕があれば、しなやかが筋肉が引っ張られて、
自然に出させられる強力な力で右腕を使う事ができます。

そしてボールヒットでも、右肘はまだ少し曲がっている様にします。

要するに、ボールヒットで、右腕はまさにリリースの最中であり、
まだリリースされ切っていないという事です。

それによって、ヘッドが加速している最中にボールヒットできるのです。

そして、強く、当たり負けしないでボールを打ち抜けます。

左手は?

左腕は、紐です。

スイング中、セットアップからボールヒットまで、
左腕の長さは変化させないほど、スイングは簡単になります。

左腕は命綱なのです。

緩めたり、離したりしたら、即死?

ここで、左腕を緩めるというのは、
左手グリップがずれる事を言います。

ずれる事を緩むと表現するのは、
ちょっと無理やりなのですが、許してください。

ところが、グリップがずれる事は、
グリップを強く握るわけではないのですが、
多くの問題を発生してしまいます。

特に、テークバック開始や、トップで握り直す方が時々みえますが、
その悪癖?だけは、即刻なんとしてでもやらないようにしなければなりません。

左肘の曲がりに関しては、緩むとは言いません。
実際、左肘が曲がったとしても、左腕の肘の外側に
張りを保つことができますので、緩んでいるわけではないのです。

で、どうなの?

さて、右手(右腕)、左手(左腕)に関しての、
いろいろな情報をお伝えしました。

あなたは、どうお考えになりますでしょうか。

では、また。

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