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飛距離を損(ロス)していませんか?

2018.06.12
近藤kondou

From:近藤雅彦
市原のゴルフ場より

90台前半で回れるようになっても
ドライバーが苦手という方は多いです。

スコアが良くなったとしても
ドライバーが上手くいかないと
なんだか素直に喜べないですよね。

「気持ちよくドライバーを飛ばしたい!」

というあなたの気持ちは
とてもよくわかります。

なぜドライバーは難しいのでしょうか?

ドライバーはアイアンに比べて
軽くて長いのでコントロールが難しいです。

そして、もう一つの原因があります。

ドライバーはアイアンに比べて
ボールが左に位置しています。

なので、バックスイングのトップで
重心がボール側に寄ってしまい、
ダウンスイングでは右側に体重が乗ってしまう。

通称・リバースピボットと呼ばれる形です。

これは正しい体重移動とは
真逆の動きになってしまいます。

私もゴルフを始めた頃は
このリバースピボットになってしまい
かなり苦戦しました。

リバースピボットになると
必要以上に打ち込んでしまったり
または、左に傾いた軸を右に戻しながら打って
ギッタンバッコンと軸が傾いてしまいます。

ボールの手前をダフってしまうような
ミスも多く出ます。

「いくら振っても飛ばないんです・・・」

その理由はリバースピボットかもしれません。

ではリバースピボットを改善するために
有効なドリルを紹介しましょう。

今日紹介するドリルを続けることで
右から左へのスムーズな重心移動を習得できます。

何をするのか?

まず、ドライバーを握って素振りを行います。

バックスイングで左肩が入ったら、
トップの位置で一度止めてください。

そして、右の土踏まずで重心を感じて
「1,2」と沈み込む動作を行っていきます。

この時に、右ふとももの張りを
感じてみてください。

次に、フォローでは右肩が入って
左の土踏まずで重心を感じながら
「1,2」と、同じような動作を行っていきます。

そして、筋肉がこの動きを
覚えているうちに実際に打っていきます。

打つ際は沈みこまずに
普通に打ってみてください。

この動作を繰り返してみてください。

1.バックスイングで左肩が入ったら
右の土踏まずで重心を感じて
「1,2」と沈み込む

2.フォローの形で右肩が入って
左の土踏まずで重心を感じながら
「1,2」と沈み込む

3.その感覚を覚えているうちに
普通に打ってみる

右の土踏まずから左の土踏まずに
スムーズな重心移動が行われることで
ボールに対してクラブヘッドが入る入射角が安定します。

その結果、ミート率が上がっていきます。
そして、更には飛距離アップにも繋がります。

ドライバーが苦手で上手く打てない方は
実際に打つ前に右の土踏まず、そして左の土踏まずに
重心移動を感じながら打ってみてください。

とてもおすすめです。

分かりずらい場合はコメントで
質問をくだされば回答します。

またメールします。

近藤雅彦

<編集部のおすすめ>
江連忠プロが涙した「伝説のスイング」とは?

あなたのマキシマムな飛距離を
引き出す信頼度100%のノウハウとは?

特別にビデオで語ってくれています。

http://g-live.info/click/ezvideo180610/

*ビデオの公開は6月14日まで!

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[Video] ボールが捕まり飛距離UPの鍵は左手

2018.06.11
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「ボールが捕まり飛距離UPの鍵は左手」
 

について、ビデオでお話ししたいと思います。
 

今日のポイントは、左手片手でクラブを持った時に
フォローの位置で左腕が遠心力で延びるということです。

左腕を曲げないということですね。

そして、この左手片手のスイングドリルで
飛距離を伸ばすポイントは何かというと。。。

(続きはビデオにて)

右手の悪さがなくなる

いわゆる右手の悪さとしては、
キャスティング(アーリーリリース)などの
いろいろなエラーが起こります。

ですが、左手一本で振っていますと、
必ずダウンスイングで右太ももの前で水平になる
適切な入射角が得られます。
 

逆に、右手だけで振ると、スイングのアークが小さくなり
肘が引ける理由になりますが。。。

左手で振ると、アークが大きくなり
飛距離アップも望めるといういうことなんですね。

ですので、
 

 ・まず、左手をしっかり伸ばし

 ・頭の位置を動かさずに

 ・その左手の位置に右手を持っていくようにする
 

こうした必要があるわけなんですけれども。。。
 

これについては、実際に見ていただくのが一番手っ取り早いので、
まずはこのビデオをご覧になってみて下さい。
 

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

ビデオでも申し上げている通り、
お尻を締めた腰の回転を作ってから
右手を持っていくようにしましょう。

こうすることで、頭を動かさずに
左手の位置に右手を持っていくことが出来ます

この腰を動かす動作がないまま右手を持っていくと
頭は必ず動いてしまいます。
 

この点に気をつけてスイングをするだけで、
ボールは捕まるようになります。

もちろん、飛距離アップも望めるわけです。

このビデオを何度も確認して
ぜひこの動き、身につけていただきたいと思います。

梅雨入りしましたが

2018-0611_1

2018-0611_2
 

先週は、チェリーヒルズゴルフクラブでした。
 

梅雨入りぎりぎりセーフ。
 

帰る時に雨が、降ってきました。
 
 

今日はこんなところにしておきます。
 

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
 

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

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【ビデオ】この人を紹介します

2018.06.11
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

こんにちは、
小原大二郎です。

「ゴルフパフォーマンス」
ってご存知ですか?

ちょくちょく私の
メルマガにも登場しますし
会員さんも多いので

こんな話をしたら
当然じゃん!

って思われてしまいそうなので恐縮なのですが、
ビジネスゾーンが学べるゴルフスタジオとして
今、全国に12店舗を構えている私が代表のスタジオです。

そんなゴルフパフォーマンスを一緒にやっている
コーチたちも何人かゴルフライブで
メルマガ講師として登場させてもらっていますが、

今ではなんと、、、
コーチの総数は60名を超えるまでに増えています。

最初は、
ゴルフライブのメールマガジンでも
全員のコーチを紹介させてもらおうと思っていました。

でも、流石に60名を超えると
もう無理、という領域まできました笑

だから、限られたコーチの方だけ
メールを配信させてもらっています。

さて、、、

今日はなぜそんな話をしているかというと

あるコーチの動画が非常に好評で
あなたにも紹介したいと思ったからです。

普段は、会員さん以外には見せないのですが
あなたにも見てもらいたいなと思って公開します。

あなたの参考になると思います。

テーマは、、、
「アウトサイドインの改善と肩甲骨柔軟性のアップ」について。

練馬大泉店の小濱コーチと言います!

よかったら動画の感想などをコメントで教えてもらえると
コーチたちの励みになると思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


追伸:
「ウェッジって何使えばいいですか?とりあえずボーケイ使ってます」

そんな声たくさん聞きます。
確かにプロの間でも、ボーケイ使用者は非常に多いです。

でも、私たちが開発した新しいウェッジを
使ってもらってから、
生徒さんのアプローチのオン率を上げることに成功できました、、

詳しい内容はコチラ

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ゴルフ中、忙しくしている人へ

2018.06.10
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部コースケです。

あなたはゴルフ中
落ち着けていますか?

私は昔先輩から

「お前、忙しないやっちゃな~!
 もっと落ち着け!!」

そんな言葉をもらって、
自分が忙しくしていた、
ということに初めて気が付きました。

確かに、スロープレーになってはいけないし
自分の順番が来たらすぐに打たなくてはいけないので
急いでいました。

同組に迷惑をかけてはいけない…

しかし、あまりに激しく急ぎすぎても
心拍数が上がりすぎてしまったり
集中力が減ってしまうのでよくありません。

特に知らない人とのゴルフは
いろいろな気を使ったりして

プレー中にもいろいろと
精神、肉体、感情面で
エネルギーを使います。

仲がいい人とワイワイがやがやと
楽しく回っている人も、

逆に友人と一緒にいることが楽しすぎて
浮かれすぎてしまっているということもあるかもしれません。

つまりは、どちらも
集中できていない、ということにつながります。

集中していないゴルフが続いているということは
それが、普通になってきます。

静かに、冷静にプレーするということが
習慣化していないと、ここぞという場面で
浮足立ってしまったりします。

集中力するためには
エネルギーが必要と思っている人もいますが
実は、集中していないことが習慣化してしまっていたり

ちょっとしたコツで一度集中してしまえば
簡単にその状態を引き起こす事ができるようになるのです。

ちょっと口数を減らしてみる

中には喋りすぎて自滅してしまう人もいるでしょう。

麻雀や、ポーカーをやっているときに
やたらと喋るような人です。

相手から、手の内を非常に読みやすい状況を
自分で作っているようなイメージです。

地に足が一人だけついていないということになります。

だからこそ、喋り過ぎな人は
少し言葉を減らしてみて、
プレー前に集中する習慣をつけると

1プレーに、グッと入りやすくなってきます。

1分で良いので集中してみる

ゴルフ以外でも
部屋でテレビなしには過ごせない。
そんな人が増えてきています。

落ち着きがないこどもが増えているとかも聞きますが
最近ではスマホがやっかいです。

スマホがなければ
電車にも乗れない、
片時もスマホを手放すことができない

そんな人が増えています。

1日のうち
自分の心に目を向ける時間が取れていません。

あなたも落ち着いて目を閉じ、深呼吸。
頭を空っぽにして、整理する時間があったかを思い出してみて下さい。。

私たちは普段忙しい生活を
送っているからこそ、
落ち着いて1つのことに集中する

ということが苦手かもしれません。
忙しいお仕事の人ほど
いろんな仕事をマルチタスクでこなしているからです。

でも、その真逆に
すべてのことを取り上げられて
さあ、目の前のゴルフに集中してください。

と言われると戸惑ってしまうものです。

今、あなたに試してほしいのは
ゴルフは最高のプレゼントであり、

プレー中に静かな心と時間を持ち
集中するということです。

プレーに集中できていないという人は
ぜひ試してみてください。

集中するスイッチがわかれば
次のゴルフに生きてきますよ。

服部コースケ

<本日のオススメ>
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【ビデオ】スライスを1ヶ月で直す

2018.06.10
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「スライスを1ヶ月で直す」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

スライスを1ヶ月で直すことを題材に、
問題点を1ヶ月に1つ確実に改善するやり方を見てみましょう。

今からお伝えするやり方は、スライスだけではなく
他の問題の修正にも適用できます。その方法とは?

(続きはビデオにて)

スライスを1ヶ月で直す

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf180610/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

脳を最大活用する練習の実際

今から1ヶ月でスライスを出さないようにしたいと決めたら、
スライスの原因の中からできるだけ根本的で、
しかも1ヶ月で確実に改善できそうなことを一つだけ決めます。

その他のスライスの原因となる問題は、リストアップだけやっておきます。

例えばグリップなら正しい知識とやる気があれば
1ヶ月以内には確実に直せますから、
グリップを正しくすることを1ヶ月の目標に設定します。

他にスライスしている問題として、
バックスイングでフェースを開きながらあげているとか、
トップから打ちに行っているなどの問題もリストアップはしておきます。

3〜5つのチェックポイントを用意しておいて、
スイングするときにそのうちの一つだけ意識して行うようにします。

ただし、セットアップに関係することは同時に
たくさんチェックしても問題ありません。

そして、スイング中は考えるとしても一つだけに絞ります。

例えば、グリップはセットアップでの問題ですから、
グリップを正しくすることはスイングごとに毎回行うようにします。

セットアップしてバックスイングを開始する直前に
左手の3つ目のナックルである薬指の付け根が、
あなたから見て見えているなら左手のグリップはウィークではありません。

しっかり3つ目のナックルが見えるようにグリップを見直しましょう。

しかし、バックスイングでフェースを開きながらあげている問題を修正することは
スイング中の問題ですから、いくつかある中の一つだけに絞って意識します。

スライスを修正するチェックリストの大まかなものは、
巻末でリストアップさせていただいたいますのでそれを使ってみましょう。

チェックリストの例としては、
バックスイングでフェースを開かない、フォローを高くする、
フェースをターゲットに向けてボールヒットさせようすることなどがあります。

ドリルについて、ボールの手前外側にボールの箱を置くなど色々あります。

そして、各チェックポイントやドリルは、
一定の球数なり15分ごとなどの時間で入れ替えます。

このようにいくつかのスイング中に修正したいチェックポイントを
ぐるぐる回して練習することには、脳科学的にいろいろ理由があります。

脳は同じことを繰り返していると飽きてしまいます。

また、チェックポイントが完結しないまま
次のチェックに移ることになるため、
脳の中では前のチェックポイントが気になります。

そして、ちょうどできそうかな、それともちょっと難しいなと感じることに
脳は強く反応して順応しようとします。

そのため、チェックポイントを移すことで、
チェックポイントを入れ替えた瞬間に
脳は今度はうまくできるかもしれないと期待して、意欲が湧きます。

しかし、しばらくうまくできないでいると、
そのできないことに対して飽きてしまいます。

そこで、すかさず別のチェックポイントに切り替えることが、
練習効果を何倍にもアップさせてくれます。

そうすると、それまでチェックしていて達成できなかったことが気になりながらも、
切り替えたチェックポイントに興味が移って集中してチェックできます。

そして、チェックポイントを切り替えるときに、
短い休憩を入れるとさらに良いことが起きます。

しかも何も考えずにぼーっと休憩することで、
それまでやろうとしていたことに順応しようとして脳は変化します。

休憩中に色々なことを考えないことが、
脳が順応する働きを邪魔しないために大切です。

ただぼーっと何も考えないで、
体を休めるようにすれば脳にとって最高です。

スマホの着信をチェックしたり、雑誌を読んだりするのではなく、
できるだけぼーっと何も考えないようにしましょう。

コーヒーでも飲むとか、おやつをひとつまみしても良いです。

まずは振り返り

全体のやり方を見てきたところで、チェックポイントをうまく設定して、
切り替えながら練習するために準備することを見てみましょう。

ゴルフのスイングで色々良くして行きたいところは誰にでもあります。

スライスを直したい、パーが取れるようになりたい、
3パットを減らしたいなど、改善への欲は尽きないものです。

さらにあやふやなものとして、
もっと飛ばしたいというような希望などもあります。

そして、あなたはなんとなく思っていることを
次々やろうとしていませんか。

どれもまだ未完成のまま、別のことに浮気していませんか。

この1年を振り返ってみましょう。

ゴルフのスイングやプレーでどんなことが良くなったのか、
一度整理してみるとゴルフの練習のやり方が良かったのかどうか判明して、
次への作戦が見えてきます。

1ヶ月に1個直すのがやっと

実は、問題点を根本的に修正することは案外難しいことです。

そもそも、どんなことが引き金になって、
今気になっている問題が発生しているのかわかっていないことが
最大の問題です。

修正したいと思った点を直そうとして、悪い動きをプラスすることで
プラスマイナスで一見良くなったように見えることをやってしまうこともあります。

そして、直したいと感じた問題の根本問題を直すことは、
1ヶ月に1個直すのが限界ぐらいに考えましょう。

そうすることで、根っこになっている問題は何かを考えるようになります。

簡単に直せるかもしれないと思うことが、悪い動きのオンパレードを誘います。

脳科学的には

先ほど、チェックポイントが完結しないまま
次のチェックに移ることになるため、
脳の中では前のチェックポイントが気になるお話をしました。

これは脳を効率良く使えるためのテクニックの一つです。

それは、「ツァイガルニック効果」と呼ばれる、
途中で切られるとなんだか気になる面白い現象です。

テレビの連続ドラマの終盤で、
逆転劇が始まりそうな前フリを行って終わることは多いです。

まさに「ツァイガルニック効果」を利用して、
また見てもらうことを意図したシナリオとなっています。

人は、完結して丁度良い切れ目になると、興味が薄れます。

しかし、中途半端なところで切られると
脳はその続きが気になってしょうがない状態となり、
常に途中で切られたことに関して何らかの想像なり考えを巡らせようとします。

問題の枝葉構造を知る

そこで、直したい問題が他の問題とどんな関係になっているのかを理解すると、
脳科学をうまく使って効率良く改善できる道筋が見えてきます。

直したいと思ったとか気になった問題を、真剣に見つめます。

そうすると、その大元になった問題点や関連する問題も見えてきます。

例えば、スライスを直したいと本気で思ったとします。

そして、今スライスが出ているのはなぜかを考えます。

例えば、グリップがウィークなために、
ボールヒットでフェースを閉じなければならないのかもしれません。

また、バックスイングでフェースを開きながら、
クラブを手であげているかもしれないです。

さらには、ダウンスイング開始から、
いきなり打ちに行っている場合も考えられます。

上半身から打ちに行けば手元は外からインに引きおろす動きとなり、
ヘッドはカット軌道になります。

実は、下半身を使おうとして
ダウンスイング開始からいきなり腰を回そうとしても、
手元が外に出ることになるのでカット軌道になります。

その他、道具とのマッチングの問題なども含めて、
単にスライスを見ただけでも多くの要因があります。

多くの問題の中の一つだけが発生しているのかもしれませんし、
同時に複数の問題を抱えているかもしれません。

また、スライスの原因を取り除くドリルもたくさんあります。

例えば、ボールの手前外側にボール箱を置いてショットすることもその一つです。

ただこれだけで、ヘッドの軌道が外から入って
内側に抜けていたことでスライスを誘発していたことが
改善の方向に向かいます。

フォローを高く出そうとすることでも
軌道をインサイド・アウトに傾けることで、
スライスしやすい軌道を改善できます。

単にスライスを見ても、
様々な問題が根っこになっている可能性が見えてきます。

本来は、スライスの根本原因の中で、
一番元になっていることから順に修正すれば良いかもしれません。

コーチが近くにいれば、あなたの現状を把握して
直すべき問題から修正に入ることもできます。

しかし、一人で練習していると、
まず何が問題なのか判断が難しい場合もあります。

例えばグリップなら今すぐにでも直せて、
しかもほとんどの方々のスライスの大元になっている原因です。

しかし、トップから打ちに行くことは心の問題ですから、
ちょっとやそっとでは直せません。

これらの問題構造を把握すれば、
1ヶ月でスライスを直すためにはどの問題なら
完全にとは行かなくてもスライスを問題ない程度までに直せるのか見えてきます。

まずは3つ目のナックルが見えるように、
グリップを見直しましょう。

そして、バックスイングでフェースを力で開いていないかも
確認したいところです。

バックスイングでフェースを力で開いているとしたら、
バックスイングのヘッドが腰の高さでヘッドの一番下の部分である
リーディングエッジが垂直に近づきすぎています。

リーディングエッジは上半身の前傾角度と垂直の真ん中ぐらいまでが、
フェースを力で開いていない許容範囲です。

ざっくり言って、バックスイングのヘッドが腰の高さで
リーディングエッジが上半身の前傾角度と同じぐらいなら問題はありません。

もしフェースを力で開いていたら、
バックスイング開始からヘッドが腰の高さまで、フェースをボールに向けたまま
ヘッドを1mぐらいはまっすぐに動かすようにしましょう。

そもそもスライスとは

そもそもスライスとはボールが右に曲がることです。

少しだけ右に曲げることはフェードと呼び、
ほんの少しターゲットの左ですがほとんどターゲットに向かって飛び出して
最後にターゲットに向かって落ちてくるボールです。

スライスでは、左に飛び出してから右に曲がる場合と、
右に飛び出してさらに右に曲がる場合に分類することができます。

また、覚えておくことで、
ボールの飛び方からスイングを予測できることがあります。

ボールの曲がりはヘッドの軌道に対するフェースの向きで決まり、
右に曲がるスライスなら軌道に対してフェースが右を向いてヒットしています。

出球方向はボールヒットでのフェースの向きにかなり依存していて、
アイアンなら75%ぐらい、ドライバーなら80%ぐらい
フェースの向きに影響を受けて飛び出します。

このことは覚えておくことで、何を変えれば
スライスの原因を取り除きやすいか判断するための参考にできます。

また、軌道の向きにフェースの向きも引っ張られやすいので、
軌道が外から内側に入ってくるカット軌道だとフェースは左を向きやすくなります。

一番多いスライスは、左に出て右に曲がる引っ掛けスライスです。

引っ掛けスライスではほとんどが軌道はカット軌道で、
軌道に対してはフェースが開いた状態でボールヒットしていることになります。

今回はスライスの改善を題材に、スイングを修正する道筋を見てきました。

他の問題の解決でも、同じように考えて
正しい道順で効率良く問題点を解決しましょう。

おまけ「スライスしないためのチェックポイント」

今回全部解説することはできませんが、
一応スライスしないためのチェックポイントや
ドリルや道具に関係することの一部ですがリストアップしておきます。

略号
(グリップ:GP、セットアップ:SU、バックスイング:BS、ボールヒット:BH、フォロー:FO)

 知識:スライスでのヘッドの動きの原理を理解する
 GP:左手の3つ目のナックルが見えている
 GP:力を入れて形を作らない(力で作った形はスイング中崩れる)
 GP:左前腕を右に捻るようにして左手の親指と人差し指を密着
 SU:ヘッドをきっちりターゲットに向ける
 SU:体の正面から見て体が逆くの字に見えるようにする=左肩が右肩より上になる
 BS:リーディングエッジが上半身の前傾角度と垂直の真ん中より閉じる
 DS:上半身から打ちに行かないで下半身を先行させる
 DS:腰をいきなり回そうとしないで一旦両股関節を入れる
 BH:フェースをターゲットに向けてボールヒットさせようとする
 FO:高くする
 ドリル:BSでフェースをボールに向けたままヘッドを1mぐらいはまっすぐに動かす
 ドリル:ボールの箱などをボールの後ろ外側に置いてショット
 ドリル:足元だけクローズ
 ドリル:インテンショナルフック
 シャフト:捻れ剛性があってフェースの戻りが間に合う
 クラブ総重量:重すぎない
 ヘッド調整:ヘッドのヒール側に2g以下の重りを貼る

 
 

では、また。
 

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