2022.08.17
From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、
こんにちは、森崎です。
今年の夏も、うだるような暑さの日が続いていますね。
ゴルフはもちろん、普段の通勤や外出も
熱中症対策を万全にして注意して過ごしていきましょう。
最近はハンディタイプの扇風機や
首掛けの送風機なども雑貨店で多く特集されているので、
そういったグッズを試してみるのも良い選択です。
さて、そんな蒸し暑い猛暑日だと
どうしても練習から足が遠のく、、、という日もあると思います。
そんな日はクーラーのきいた自宅で室内練習したいけど、
自宅じゃ筋トレ以外はパター練習くらいしかできないかな、、、と諦めている方へ、
とっておきの室内でできる練習をご紹介します!
有名なプロゴルファーも実践している内容なので、
ぜひ試してみて下さい!
上半身の動きを洗練する自宅練習
その練習とは、イスに浅く腰掛けたまま下半身を固定し、
上半身だけでクラブを振るイス打ちです。
立ってクラブを振らない分スペースも小さくて済むので、
自宅でも多少広いスペースを確保すれば簡単に実践できます。
出できれば練習用のスポンジボールなどがあれば
実際に打って、真っすぐ飛んでいくように練習していただきたいです。
なければゴムティーのような目標物への素振りでも構いません。
ただ、注意していただきたいのは
最初は大きくダフる可能性が高いので、
床を傷つけないようカーペットやマットの上でやることをオススメします。
イス打ちで飛距離をアップ!
イス打ちはレッスンでも昔からよく取り上げられる練習法です。
有名なプロでは、女子ツアープロの横峯さくら選手も実践していると公言しているほど。
ただ、一般のアマチュアゴルファーの方の多くが実践しているかというと、
答えはノーです。
そもそも練習する機会のほとんどが練習場だと、イスを使う場面自体がありませんからね。
では、そんなイス打ち練習にどんな効果があるのか?
まず第一に、下半身や体の連動を使えない分、
上半身の使い方がうまくなります。
具体的には、下半身が固定されているので
テークバックなどで体が流れることが無くなります。
すると、スイングの軌道が普段と比べてオンプレーンに乗りやすくなります。
というより、間違ったスイング軌道では振りづらくなるのです。
これらは下半身の動きに頼ってしまっていると普段気づきにくいポイントですが、
これをしっかりと感じることで、正しいリストターンやスイング軌道を身に付ける
キッカケになします。
最初は上手く振ることが出来なくても、何回か続けていくうちに
徐々にインパクトが良くなっていくことを感じると思います。
それが、上半身を正しく使えている感覚です。
そうして上半身の動きを改善した後に、
改めて下半身の力を加えたスイングをした時に
ヘッドスピードや飛距離が改善されていることは珍しくありません。
人体の下半身の筋力量は60~70%を占めると言われています。
そのためどうしても腰から下、下半身が先行して
上半身が遅れていたり、きちんと仕事をできていないことがあります。
あえてイス打ちで上半身と下半身の動きを切り離し、
正しい上半身の動きを意識することで
全身の力をくまなく飛距離に注ぎ込めるようになるのです。
飛距離だけでなく、スライス改善にも有効
イス打ちで上半身の正しい動きをインプットして
飛距離を伸ばす、という話をしてきましたが、
上半身の動きが改善される効果はそれだけではありません。
多くのゴルファーの悩みの種である
スライス改善にも効果があるのです。
レッスンでスライスに悩んでいる方の多くは、
インパクトで肩が開き、フェースを上手く返せていないことが原因です。
しかし通常の状態でスイングをした場合には、
「スライスがでてしまった」と感じたら、直そうという意識で
下半身を余計に回転させたりしたり、極端なスイング軌道にしたりと
間違った対処を無意識に行っている方も見受けられます。
すると、一時的にボールが狙った所の近くに飛ぶことはあるかもしれませんが、
根本的に正しい改善をしていないので、少し間が空けばまたスライスが顔を出します。
こういった問題の根本を解決するためには、上半身の動きを単体で見直すことが重要です。
そのため、イス打ちで下半身の動きを固定する練習が非常に効果的なのです。
下半身が固定されていては肩を開いたまま打つのは困難なため、
インパクトゾーンで肩が開かず振り遅れがなくなり、
カット打ちにならない正しいスイングが身に付くのです。
このように、イス打ちでも真っすぐボールを打ち出せるようになれば、
スライスの原因もなくなり、ヘッドの走りも良くなるので
インパクトを大幅に改善することが可能になります。
自宅でもできるというより、
自宅だからこそ実践しやすい内容なので、
外出が億劫な時にも、ぜひ上達のために
スキマ時間を見つけて実践してみて下さい!
森崎 崇
<本日のオススメ>
飛ばし屋に必要な条件は何だと思いますか?
剛健な肉体?圧倒的な筋力や体格?
どれもあるに越したことはないですが、
本当に必要なものは違います。
現に、他の並みいるプロのドラコン選手達より
一回り体格も小柄で、決して筋骨隆々とはいえない
そんな体格のゴルファー・岡本啓司が、
400ヤードを超す大記録で
ドラコン選手権へ日本チャンピオンとして参戦したのですから。
しかもその方法は、怪我を負って痛みに苦しんでいたゴルファーでも
同じような結果を出させるような、
飛距離を最大化して、体の痛みを取り除くメソッドだったのです。
生涯、痛みに悩まされずに飛距離を楽しむゴルフを望む
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