2020.07.26
From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「手元をつま先に落とせばオンプレーン」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ダウンスイングで理想のインパクトの面に
手元を落とすことができれば、
ボールヒットは劇的に簡単で
再現性の高いものになります。
そのための指標として、振り出し後方から見たときの
左足のつま先のラインが便利です。どういうことか?
(続きはビデオにて)
手元をつま先に落とせばオンプレーン
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(おまけ付き)
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手元が浮く問題
ところが、多くのゴルファーでは、パワーを加える前に
手元がインパクト面に対して浮いています。
手元が浮くというのは、
インパクト面に対して手元が上にあることです。
逆に、手元がインパクト面の下に落ちることは
本当に稀というか、むしろ無理なスイングです。
そして、ヘッドも浮いてボールヒットに向かえば、
インパクトではアウトからインに向かう軌道となって
スライス回転がかかります。
実なもっと最悪なのが、手元は浮いていながらも
ヘッドはインパクト面の下に入って
インパクトに向かうことです。
手元に対してヘッドが下だと、
フェースを開いていることになります。
しかも、それがインパクトに向かっている最中だと、
ヘッドスピードも高い分、
開いたフェースを急激に閉じなけらばなりません。
そのため、必死に前腕を自ら出そうとする力で左に捻って、
フェースを閉じる動きを行うことになります。
そして、その手元とヘッドの高低差があればあるほど
フェースは大きく開いているので、
それを閉じる動きが大きいことを示します。
手元もヘッドもインパクト面の同じ側か
手元がインパクト面に乗ってインパクトに近づくなら、
統計的にはスライス回転かフック回転のどちらかで案外安定しています。
ところが、手元とヘッドが
インパクト面のほんの少しでも反対側にある場合は、
それがボールが右に曲がるのか
左なのか打つまで分からないことが多いです。
実際のスイングでの状況
そこで、サンド・ウェッジでの15yキャリー(SW15yC)とか
ドライバーショットでの、私の手元の動きを見てみましょう。
トップからは手元もヘッドもインパクト面に上から近づいてきて、
乗ってから下半身でパワーを出しはじめて
上半身を強くしならせています。
インパクト面に乗った状態でしならせた後は
そのしなり戻りに任せるだけの動きになっているので、
その後は簡単な動きです。
また、私は距離が余ったショットでは
腰から首の付け根までの体幹から下をオープンにしていますが、
ドライバーショットで飛ばしたいときは足元だけクローズにしています。
そこで、体に対する手元の落ちてくるポジションを確認すると、
どのショットもインパクト面に乗った瞬間は
ほぼ左足つま先のラインです。
また、インパクト面は斜めになっていますから、
左足つま先のラインに乗ってから
インパクトまでには手元は少し体から離れます。
特にドライバーショットなどシャフトが長くなるほど
インパクト面は寝ていますから、その傾向は顕著です。
意識としてはパワーをかける前に
左足つま先のラインに手元を落としてこようとすれば、
インパクト面に手元を乗せることができます。
シャフトをインパクト面に乗せる
ところで、シャフトは自ら寝かせようと意識すると、
シャフトは寝すぎてヘッドがインパクト面の下に
出るようになります。
ヘッドが置いていかれることを考慮しないと、
どうしても自らシャフトを寝かせようとしてやりすぎます。
シャフト全体をインパクト面に乗せる感覚としては、
ダウンスイングでシャフトを垂直にして
グリップエンドを左足つま先のラインに落とそうとする感じです。
シャフトは垂直のつもりでも体幹の左ターンで
ヘッドが置いていかれることに任せれば、
シャフトはだいたいインパクト面の傾きになります。
そうすれば、ダウンスイングの早い段階で
手元を含むクラブ全体がインパクト面に乗りますから、
その後はパワーを加えてしなり戻りの発生で
ボールを打ち抜くことに専念できます。
インパクト面に乗ってからパワーを加える
パワーを加えながらインパクトの面に乗せるコントロールは
スイングとしては難しいばかりか、
コントロールが入るほどヘッドは走りません。
インパクト面に手元もクラブもというかシャフトが乗っていれば、
その面の中で体をしならせてそのしなり戻りを使って
ヘッドを加速するだけにすることが良いスイングの要です。
まさに、弓の弦を引いてしなりを溜めて、
それからポンと離すだけで
後は何のコントロールも入らないことと同じにしたいものです。
ダウンスイングで手元が浮いているほど、
ボールヒット近辺で手元を体に引きつけて
ヘッドをボールのところまで持っていかなければなりません。
そうなると、どうしても外から内側に入るカット軌道となって、
ボールの捕まりが悪くなりコントロールしずらいとか
最悪スライスにもなります。
手元がインパクトの面の下に入ることはまれ
そして、これは経験的に言えることですが、
手元がインパクトの面の下に入ることはほとんどありません。
そうなると、手元が浮くことだけを注意すれば
良いことになります。
また、ゴルフをはじめたばかりの頃は、
手元もヘッドも浮いてインパクトに近いカット軌道になって
スライスとなります。
しかし、100切りして90台をうろうろしながら80台も出そうになると、
手元は浮いているにもかかわらずヘッドだけインパクト面の下に垂れて
インパクトに向かうケースが増えます。
そういった間違った複雑な動きをやっとの思いで
できるようにしてしまいますが、
100を切りトントン拍子のつもりで80台を目指すも、
そこで力尽きるという状況になります。
また、そのような動きでは打ったボールは不意に
右にも左にも曲がるようになり、スコアが伸びないとか
ゴルフが楽しくない状況に陥ります。
手元が浮く問題に蓋をしたまま、
ヘッドだけごまかして何とかコントロールしていると
たくさん練習しなければならない
難しい動きで固まってしまいます。
スタンスの向きの影響
ところで、フルショットでの距離よりも
飛ばさない距離が余っているショットでは、
首の付け根から腰にかけての体幹から下を
ターゲットに対してオープンに構えます。
逆に、ドライバーショットで飛ばしたいなら
肩はもちろん腰の向きまでは振り出し方向を向けますが、
足元だけクローズにします。
そのほかの場合はオールスクエアです。
そして、振り出し後方から見たときに
オンラインでは手元がですが、
ボールヒットでは左足母指球の少し後ろ辺りに
グリップエンドがきます。
このように足元の向きは
ショットによっては左右に変化しますが、
左足母指球の少し後ろのポジションは
手元やグリップエンドが通過する軌道にしてほぼ同じです。
左足の母指球の少し後ろを基準に手元を落としてくる理由
左足の母指球の少し後ろが、
重要な基準点となる理由があります。
それは、ボールヒットに向かっては、
左脚の動きで腰を左にターンさせて
上半身のしなりを最後に強烈に入れて
それをリリースさせるからです。
しかも、左足母指球の少し後ろを中心に地面を捉えるので、
ボールヒットでの左足母指球の少し後ろと
クラブの関係はシャフトの長さが変化してもあまり変わりません。
ドライバーで飛ばしたいときに足元だけクローズにする理由
振りだそうとする方向に対して
足元、腰、肩、両目を結んだラインを並行にするのが
ノーマルなスタンスです。
そして、このスタンスの形から右足だけを踵方向へずらすと、
足元の向きだけが振りだそうとしている方向の
右方向を向くようになります。
これが、足元だけクローズドスタンスです。
そうすると、バックスイングが大きくなることで、
スイングアークも大きくでき飛びます。
さらに、ボールヒットに向かって、両脚の腿を引き締めやすいことで
下半身のパワー伝達がよくなり、下半身を使ったスイングができて
飛距離アップにつながります。
そして、軌道がインサイド・アウトに傾くので、
アウトサド・インに比べて上半身をしならせやすく
よりパワフルにスイングできます。
また、インサイド・アウト軌道だとフェースの向きを
ターゲットに向けようとすることで、
軌道に対してはフェースは閉じる方向になります。
そうすると、軌道に対してロフトが立って
バックスピンが減ることでキャリーが伸びます。
また、バックスピンが減る分、転がりやすくランも伸びるので
トータルの飛距離が伸びます。
ただし、左へ引っ掛けるミスも発生しやすくなるので、
注意して行う必要があります。
距離余りでは体幹から下をオープンにする理由
パッティングも含めて距離余りの通常ショットで、
体幹から下をオープンにするのには
次の3つの理由があります。
(1)浅いトップでのゆるみ防止
(2)ターゲットを狙うイメージがわく
(3)不意にフェースが閉じる飛びすぎになりにくい
距離が余っていると、
トップが浅いためしなりが少なくなることで
ダウンスイングでゆるんで手打ちになりやすくなります。
そこで、左肩の向きは振り出し方向のままですが、
体幹から下をオープンにすることで
体の左サイドに張りを持たせます。
そうすると、小さな振り幅でもゆるみにくくなります。
セットアップでほんの少しだけでも左サイドに張りがあれば、
それだけで上半身はゆるみにくくなります。
そして、体の正面をターゲットに向けるほど
ターゲットを狙ったイメージが出せて、
方向性やタッチが合います。
そのため、左肩の向きはターゲット方向を向けていたとしても、
体幹から下だけでもターゲットに少しでも向けることで
より正確な狙いを定めることができます。
さらに、距離が余っているほとんどの場合が
グリーンを狙っていたり林から出そうとしているなど、
飛びすぎると次のプレーが難しくなるとかトラブルになる状況です。
ここで、体幹から下がオープンではなく、
逆のクローズになっていたらどうなるでしょうか。
ボールヒットに向かって左サイドには
手元が抜けていくスペースが狭くなり、
手元が詰まってフェースが閉じてロフトが立ちます。
そうすると、ショートアイアンでは
確実に狙った距離よりも飛んでしまいます。
ヘッドスピードが速いほど
長めのアイアンでも飛んでしまうことになりますが、
長いアイアンほど出球が低くなるだけで飛びすぎにはなりにくいです。
体幹から下をオープンにすることでボールヒットに向かって
左サイドにスペースができるので、振り抜きやすくなり
左へ引っ掛けにくくなって飛びすぎを防止できます。
まさに左足つま先のラインを意識することで、
クラブの軌道を含めて色々なことが自然になります。
セットアップから左足母指球の少し後ろを強く意識して
しっかり足踏みをして構え、ダウンスイングでは左足つま先のラインに
手元を落として楽にショットしましょう。
では、また。
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