
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「夏ラフで一番やってはいけないこと」
夏のラフは、元気です。
芝が長く、密度も高く、
クラブへ強く絡みついてきます。
そんな夏ラフへボールが入った時、
多くの方が考えるのは。。。
「どうやってグリーンまで飛ばそうか?」
ではないでしょうか?
ですが、夏ラフで本当に考えてほしいこと
最も大事なことは、それではありません。
夏ラフの攻略というと、
・どのクラブを使うか
・フェースを開くのか
・上から打ち込むのか
・強く振り抜くのか
そうした技術の話を
期待する方が多いかもしれません。
もちろん、それも大事です。
ですが、技術以前に
まず徹底してほしいことがあります。
それは。。。
・ ←考える時間です
・ ←考える時間です
・ ←考える時間です
ラフから連続して打たないこと
です。
一度ラフへ入ったのは、
仕方がありません。
ですが、その次のショットまで
またラフへ入れてしまう。
ここから、スコアが
一気に崩れ始めるんですね。
一発で取り返そうとしない
たとえば、パー4のティーショットが
深い夏ラフへ入ったとしましょう。
グリーンまでは、まだ180ヤード。
すると多くの方は、
「せっかくならグリーン近くまで行きたい」
「上手く当たれば届くかもしれない」
「せめて花道まで運びたい」
そんなふうに考えます。
ですが、ボールが沈んでいて
芝の抵抗も強い夏ラフから、
長いクラブでグリーンを狙えばどうなるか。
芝に負ける
↓
ボールが上がらない
↓
すぐ近くのラフへ、また入る
あるいは、無理に振り抜こうとして
大きく曲げてしまう。
これでは、一度のミスを
二度、三度と繰り返すことになります。
だから私は、アプローチ以外で
夏ラフへ入った時には、
残り距離を「2で割る」
くらいに考えてもいいと思っています。
どういうことかというと
残り180ヤードだからといって
180ヤード打てるクラブを持つのではなく、
まずはその半分の90ヤードほどで、
自分が確実に打てるクラブで
フェアウェイへ戻す。
そして次の残り90ヤードを
打ちやすい場所から狙う。
そのほうが結果として、
少ない打数で上がれることがあります。
「江連さん、そんなに刻んだら
パーが取れないじゃないですか」
いいえ、フェアウェイへ確実に出せれば
そこから寄せてパーを取れる可能性は
まだ残っていますし、
少なくともボギーで止められる
可能性は高くなります。
ですが、無理にグリーンを狙って
またラフへ入れたら。。。
ボギーどころか、ダブルボギー、
トリプルボギーと、どんどん傷口が
広がっていってしまいます。
ミスの後は「そこから3打」
これは別に
夏ラフに限った話ではありません。
ミスショットをした後は、
「そこから3打で上がる」
と考えてください。
たとえば、パー4のティーショットを
曲げてしまったとしましょう。
ここから、
2打目で安全な場所へ出す
3打目でグリーンへ乗せる
4打目、5打目でカップへ入れる
このように考えれば、
まだボギーで上がれます。
ですが、多くの方は
ミスをした直後に、
「この一打で取り返したい!」
と思ってしまいます。
その気持ちは、よく分かります。
ですがゴルフは、取り返そうとした一打が
次の大きなミスを生むことが
本当に多いんですね。
上手い人は、ミスを増やさない
スコアがまとまる人というのは、
ミスをしない人ではありません。
プロでもラフへ入れます。
夏ラフからなら、
プロだってミスをします。
では何が違うのかというと、
ミスを連続させない
ここなんです。
一度ミスをしたら、
次は確実に状況を良くすることです。
ラフへ入れたら、
まずフェアウェイへ戻す。
林へ入れたら、
木の間を狙うのではなく
横へ出す。
バンカーへ入れたら、
無理にピンを狙わず
まずグリーンへ乗せる。
その一打で、状況を一つ良くする。
それを勇気を持って出来る人は、
大崩れしにくいんです。
ラフから長いクラブを持って、
芝を力強く切り裂き、グリーンへ乗せる。。。
確かに、成功すれば格好いいです。
ですがゴルフというのは
格好いい一打を競うスポーツではありません。
少ない打数で上がる競技です。
ですので大事なのは、
今の自分がコントロールできるクラブを持つこと
たまたま上手くいく可能性ではなく、
成功する確率の高い一打を選ぶ。
カッコ良い一打が、今のあなたにとって
良い一打とは限らない。
それこそが、本当のマネジメントです。
もう一つのコツ「いきなりグリーンを見ない」
もう一つの工夫として。。。
夏ラフへ入った時は、
いきなりグリーンを見ないでください。
まず見るべきなのは、
次の一打を、どこから打ちたいか?
フェアウェイのどこへ出せば、
次が打ちやすいのか?
何ヤード残せば、
自分の得意クラブで打てるのか?
どのクラブなら、
芝に負けず確実に前へ出せるのか?
そこまで、考えてください。
夏ラフで一番やってはいけないのは、
一度入ったことではありません。
ラフから無理をして、
またラフへ入れること
です。
一度のミスは仕方がありません。
ですが、その次の一打で
ミスの連鎖は止められます。
夏ラフへ入った時ほど
すぐ次の一発で取り返そうとせず、
まず状況を一つ良くしてください。
その判断ができるだけでも、
あなたのスコアは5打、6打と
変わってきます。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
<本日のオススメ>
ドライバーは本来、
飛ばすクラブではありません。
「飛ぶクラブ」
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