2025.07.06
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「MAXパワーを簡単一発習得する方法」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
実は誰でも簡単お手軽に、
スイングで目一杯のパワーを体験できる方法があります。
それは。。。?
(続きはビデオにて)
MAXパワーを簡単一発習得する方法
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(
または
)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf250706/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
トップでヘッドがどんな方向を向いているか
トップでヘッドがどんな方向を向いていれば、
スイングが簡単でシンプルで
目一杯パワーを出しやすくなるのか。
これ、実は誰でも体験できるのです。
次のようなことをやってみましょう。
平手打ち
真っ直ぐに立った普通の状態で、
胸の前にあるものを右手で平手打ちしようとしてみます。
そのときのバックスイングで
右手の平はどんな方向を向いていましたか?
まさに、胸の前にあるものに対して平にヒットできる向きで、
今から振ろうとする軌道方向を向いています。
同じことをゴルフのクラブを持ったときにもやったら、
スイングはまさに簡単でシンプルでパワーを全開できます。
トップでヘッドを開かない
ところが、ゴルフクラブは
ヘッドの重心がシャフトから離れている偏重心となっています。
偏重心ではシャフトをトップに向かって動かしているときに止めると、
ヘッドのトウ側が先頭になるような力を受けて開きます。
そのため、トップでヘッドはダウンスイングの軌道に対して
開く形となりやすいです。
そこで、トップでヘッドが開かされる力に
少し耐えるようにしてみます。
コツとしてはバックスイングで手首の力を抜いて
まさにクラブの偏重心特性でヘッドを閉じ、
そのヘッドが閉じた感じのままトップをつくればよいです。
そして、ダウンスイングではグリップエンド方向へ
クラブを引っ張ることに専念します。
そうすれば、トップで軌道方向を向けたヘッドは
軌道を向いたままインパクトできます。
右手に注目してみると、まさに平手打ちを
ボールに向かってやっている動きになります。
手首はしなやかに使う
また、平手打ちでできるだけ強く叩こうとしてみましょう。
そうすると、手首はどのように使っていますか?
手首はしなやかに使って、まさに腕に対して
手の平が置いていかれるように振られてきて
ターゲットを叩く動きになります。
こんな動きは平手打ちでは誰でも自然にやっていることなのに、
ゴルフのクラブを持っとそうなっていないゴルファーは多いです。
そこで、ヘッドを手の平だと思ってトップでは右手の平を軌道に向け、
手首の力を抜いてグリップエンド方向へ引っ張るだけの動きで
インパクトしてみましょう。
ダウンスイングからインパクトまでの動きはシンプルで簡単になって
パワフルなショットになります。
リラックスしたときの手の平の向き
ここで、真っ直ぐに立って右手を胸の前に構えたとき、
右肘の内側であるエクボを上に向けた状態で
右肘を曲げて手首をリラックスさせてみましょう。
このエクボを上に向けることはショルダーパッキングとも言って、
右肘が体に対して横方向へ動きにくくしてくれます。
ゴルフにとっては右肘を体の外に動かすことは
再現性を悪くすることで避けたい動きですから、
そうなりにくいようにすることはスイングにとって重要です。
そうすると、右手はどんな向きを向きますか?
斜め45度ぐらい上を向いています。
ということは、そこから バックスイングするときに
右手首は左回転させて叩く方向に向ける動きを
自動的にやっていることになります。
これは、直接手で叩こうとすると誰でも勝手にやっている動きなのに、
クラブを持つとむしろその逆の動きである
開くことをやっているケースは多いです。
バックスイングの腰の高さでヘッドのトウは
どんな方向を向いていますか?
もし、トウが真上を向いているならクラブの偏重心特性に逆らって、
力でクラブを右にねじってヘッドを開いていることになります。
それでは、平手打ちとは真逆です。
閉じるときの効率
先ほど見たように、リラックスさせたときの右手の平の向きに対して
インパクトでは手首は左回転して叩く方向を向きました。
そこで、手首を左回転させるのにどんな動きをやったら
より大きな力を楽に出せるのでしょうか。
それは、むしろ閉じた状態を開くようにする動きです。
手は手首の軸に対して親指側に多くの重量が集まっています。
そのため、クラブと同じように偏重心になっています。
その手を前腕の骨に対して横向きの力を加えると、
右手を胸の前にあるものを叩くときに
右手を左回転させる力を加える必要があります。
閉じた右手を開く方向なら、開かされる力に耐えながらも
少し負ける動きで右手の平を叩く方向へ向けることができます。
これは、「伸張性収縮」による動作となって、
楽に大きな力を発揮できます。
「伸張性収縮」とは
筋肉が収縮しようとしているときに伸ばされることで、
脊髄反射が発生して大きな力を出せる仕組みです。
自ら力を出そうとして
筋肉を収縮しながら短くする「短縮性収縮」に対して
「伸張性収縮」では1桁以上大きな力を出せます。
開いた右手の平を閉じながら叩く動きでは「短縮性収縮」ですから、
閉じた状態から開くよりも1桁以上がんばる必要があります。
右肘を先行させる
また、前腕に対して横方向へ力を出そうとするほど、
偏重心特性の影響を受けます。
先ほど少し触れたように、叩こうとすると
右手は開かされる力を受けることになり、
力が必要ばかりかコントロールは難しくなります。
そこで、前腕から先の重心を肘の方向へ引っ張るようにすると、
偏重心の影響を受けなくなります。
まさに、右肘を先行させるように手元を引っ張るほど、
手を開かされる力は弱くなります。
まさに、豪速球ピッチャーが肘を先行させて腕を振って、
遠心力で振られる前腕の先の手首を
最後にリリースするように動けばよいです。
下半身も使う
さらに、より強く叩くなら手から動くのではなく、
下半身も使ってしなりをタメて
それをリリースするようにします。
しならせてそれをリリースする動きは
「伸張短縮サイクル」による動きです。
「伸張短縮サイクル」は「伸張性収縮」で耐えていた力が
リリースされることで爆発的なパワーを発揮する仕組みです。
まさに、走り高跳びで蹴りながら着地して
高くジャンプするときの筋肉の使い方になります。
ゴルフでもダウンスイング開始を下半身から行い、
上半身にしなりのエネルギーをタメて
それを一気に解放することで飛距離を伸ばせます。
体重も使う
また、体重も使うとさらに強く叩くことができます。
落下する体重で右肘を引っ張るようにしながら
肘を振ろうとすればよいです。
ゴルフでもダウンスイングでスタンス中央へ落下する体重と腹筋で、
グリップエンドを引っ張ってくると
楽にクラブ全体のスピードをアップできます。
クラブ全体のスピードがアップすることで、
手元が回転運動をしていることで
遠心力でクラブの重心が軌道から離れるように振られます。
さらに、遠心力の反対方向の力である向心力を大きくするように、
グリップエンド方向へ引っ張ればヘッドはますますスピードアップします。
そして、ゴルフでも平手打ちのイメージなら
かなり理想的な動きで手の平で叩く動きが勝手にできますから、
同じ意識でクラブと接してみましょう。
追伸:私の新プログラム、ご案内延長中
先日ご紹介した私の新プログラム
↓
「大森睦弘の『地面反力2.0』で飛ばす」

明日、7/7(月)まで公開を延長しました。
延長の理由としては、先日のご案内終了後
「大森コーチの今までの教材と
大きく何が違うのでしょうか?」
「案内を見ていても、
その違いを感じることが出来なくて
実は買うのをためらっていました」
という質問が複数、事務局宛に寄せられていました。
もしあなたが、私の「脱・力み」プログラムを
見たことがあるのなら、
その思いをより強く持たれたかもしれません。
ですが、あなたも経験があるかもしれませんが
同じ内容でも、説明の順番が入れ替わるだけで
理解できるポイントが変わったりします。
今回のプログラムでは
正しい地面反力を使えるための
私なりの工夫、設計をして作ったもので、
誤解されがちが地面反力について
あなたが誤解なく行えるよう解説し、
ボールを遠くに飛ばすための極意をお伝えしています。
そうした意図がきちんと伝わっていなかったようなので
事務局側で今回、ご案内の延長を決定しました。
ですのでもし、あなたが同様のことを
考えていらっしゃったのであれば、
今のうちに、ご覧になっておいてください。
↓
「大森睦弘の『地面反力2.0』で飛ばす」
「脱・力み」でボールを遠くまで飛ばすために
地面反力の利用はものすごく重要です。
では、また。