From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
さて、今日は
「梶川流・砲台グリーン攻略法」
ということで、お話しをしてみたいと思います。
前回のメールマガジンで、読者の方から
砲台グリーンについての質問をいただきました。
その質問にお答えしながら、
攻略法についてお話ししたいと思います。
質問の内容は、こんな感じです。
左足上がりをどう打つか?
Iさんからの質問を以下に載せます。
> 私は先日小田原城CCというコースでプレイする機会がありました。
>
> 山岳コースでUp Downがきつくショットの距離感に悩むコースでしたが、
> 100y打ち下ろしホールで292yのビックドライブというご褒美もありました。
>
> 今回のラウンドで一番苦労した砲台グリーンの攻略に関し
> 2つ質問があります。
>
> 一つ目は左足上がりのアプローチです。
> いつもの鉄板感覚で左足体重になっていたのか
> アプローチでのザックリが多くスコアロスしてしまいました。
>
> このような場合、斜面なりに立ってやや右足体重にしたほうが良いのか、
> クラブの入れ場所に細心の注意を払い
> いつも通りの左足体重で打ったほうがよいのか、
> またそれぞれのときのそのときのボールポジションも併せてお教えください。
>
> 二つ目はグリーンの芝目です。クラブハウスに
>
> 「すべてのグリーンで海に向かって順目です」
>
> とありこのことは知識ではわかっていたのですが
> 実際に打ってみると目がきついせいか斜面の上に向かって
> 上るような曲がりが多々あったように思います。
>
> 単に傾斜の読み違いなのか、
> やはり傾斜より芝目を重視しラインを考えるべきなのか
> ご教示願います。ちなみに芝はベントでした。
と、この様なご質問を頂きました。
このように質問をしていただけると、
アマチュアの方がどのように悩んでいるのか、
僕も勉強になります。
斜面なりか、左足体重か
砲台グリーンへのアプローチはいろいろな意味で難しいですね。
これからお話するのは、フェアウェー程度の芝の長さのライからの
攻め方ということで、説明していきます。
(ラフからですと、スピンが効かないので別の攻め方になります)
一つにはご質問の通り、左足上がりへの対策です。
結論から言いますと、斜面なりと左足体重、
どちらの打ち方もマスターしてほしいです。
左足上がりは、バンスよりもリーディングエッジが
先に地面に当たるという確率が高くなります。
という事は、1ミリダフるとザックリっぽくなります。
鉄板アプローチのようなボールを打つには
クリーンに当てる感覚を養わなければなりません。
技術的には難しいですが、ピンまで距離のある時は
ボールを低く出した方が距離感を出しやすいです。
しかしながら、クリーンに当てる感覚に自信が無ければ
SWでの鉄板アプローチは選択しずらいですね。
ですからクリーンに当てる自信があれば鉄板アプローチで、
自信が無ければ次の打ち方です。
距離がある時は
ピンまでの距離がある場合は
ランニングアプローチも有効ですね。
左足上がりからランニングアプローチを打つと
少しアッパー気味の軌道になりますね。
要するに斜面なり振る事になります。
ダウンブローに当てると、グリーン手前の土手に
当たってしまうかもしれないですし、
鉄板アプローチ同様、ザックリの危険は否めないからです。
少しアッパー気味に当たるので
いつもよりランが少なくなります。
また、SWでアッパーに打つ時も同様にランが少なくなります。
という事は「ピンに突っ込む勇気を出す」
気持ちが大事になります。
以上、少しはご参考になりましたでしょうか?
追伸
実は先週、三重県オープンで優勝しました。
会場の三重カンツリークラブは歴史ある名門コースです。
レギュラーツアーのような素晴らしいセッティングに
仕上げてくれていました。
三重カンツリークラブのグリーンですが、今回のご質問のように
御在所岳(ございしょだけ)からの目があるのです。
攻略法とまではいかないかもしれませんが、
これについては次回詳しく書きたいと思います。
それと、砲台グリーンでピンが近いときについても、
今回書くことができませんでしたので、
これも芝目の攻略同様、次回メルマガで取り上げてみます。
それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
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