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【ビデオ】どうすれば真っ直ぐ飛ばせるの…

2020.06.24
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「どんなに練習しても、急に右に飛んだり、
 左に飛び出す変な球を減らせない。
 どうしたら方向は安定するの…」

これは、先日ゴルフ場でのレッスンで
生徒様からポロッといわれた一言。

真っ直ぐ飛び出してから
曲がっていくスライスやフックと違い、

打ち出しから有り得ない角度で
飛び出していくボールを見ると、
気分が一気に落ち込みますよね。

もちろんこんなミスショット、
狙って打とうとしている方なんて
1人もいないと思います。

常に真っ直ぐ飛ばそうと
意識しているにもかかわらず、

不意に右や左へ
飛び出すこのミスショットをなくして

毎回、確実に真っ直ぐ飛んでくれる
安定した方向性が手に入れば
スコアはどれほど縮まることか…

冒頭の悩みを打ち明けてくれた生徒様も
かなり深刻に悩まれているようでした。

でも、ちょうどゴルフ場でのレッスンでしたので、
その方のショットを何発か観察してみたところ

 「方向性が安定しない
  原因はアレだろうな…」

と、思い当たるポイントを発見したのです。

というのも、
これはゴルフ始めたての方はもちろん
熟練ゴルファーにも当てはまることなのですが、

『方向性が安定しない構え方、アドレスをしている』

という方が、
非常に多くいらっしゃります。

今日はそんなボールの方向性、
特にアイアンショットの方向性を
改善するための

アドレスの3つのポイントについて
動画でご紹介していきます。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



動画を振り返りますと、
ボールの方向性を改善する
3つのポイントはこちらです。

・グリップ
・前傾姿勢
・アライメント

それでは、
1つずつ振り返っていきましょう。

まずグリップについてですが、
実はグリップの握り方ひとつで
方向性がガラッと変わります。

スクエアグリップ
ストロンググリップ
ウィークグリップ

大きく分けて
この3つのグリップがありますが

真っ直ぐ飛ばしたいからと言って
無条件でスクエアグリップで
握ってしまうのは危険です。

あなたのショットの性質しだいで
グリップを変える必要があるのですが、
詳しくは動画を参考にしてみてください。

次のポイントは前傾姿勢

前傾は、股関節から骨盤を
斜めに傾けていくのですが、

お辞儀をするときの要領で30度ほど
傾けるのが正しい前傾姿勢になるのですが

これ以上前傾したり、逆に前傾が浅いと
スイング軌道が変わりボールの飛び出しも
ガラッと変わってきます。

自宅の鏡などをうまく活用して
正しい前傾を体に覚えこませましょう。

最後のポイントは
アライメントです。

アライメントとは、
ターゲットに対して体の向きを
正しく合わせることを言いますが、

確認するのは
スタンス、もも、肩の
3ヶ所のラインです。

このラインが、
ボールとターゲットを結んだラインに
平行になるように構えるのですが、

このとき、
動画内で僕がやっているように
スタンス、もも、肩、それぞれに
クラブシャフトを当ててみて

クラブシャフトとターゲットラインが
しっかり平行になっているか確認するのが
とても分かりやすくて良いかと思います。

以上、3つのポイントに気を付けるだけで
ボールの方向性は大幅に改善されます。

ただ、しかし、

今まで何千回、何万回と繰り返し
体の奥底にしみ込んでいるアドレスを
直すことはそう簡単ではありません。

家の中で根気強く
鏡を見ながら毎日アドレスをチェックしたり、

練習場での1球1球に
いつも以上に時間をかけて入念にチェックしたり

ボールの方向性を改善するには
とても時間がかかるかもしれません。

しかし、
一度正しいアドレスを身に付ければ
それは一生モノになりますので、

もし、あなたが今、
ボールの方向性に不安を
感じているのであれば

今一度アドレスを
チェックしてみるのはいかがでしょうか?

近藤



追伸:

昨年の夏、僕が本気買いした
サングラス「アーク」。

これまでサングラスと言えば
断然オークリー派だった私ですが、
このアークは久々に心が揺らぎました。

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これを読めばその理由も
分かってもらえると思います。

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パターのライン読みに強くなる方法

2020.06.23
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「パターのライン読みに強くなる方法」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

前回、パターについてお話ししましたが、
アマチュアゴルファーの方というのは
どうしてもラインを薄く読む傾向があります。

その最大の理由は。。。?

人間の目の機能

パターのラインを薄く読む理由、
それは人間の目の機能と大きく関係があるんですが。。。

これ、わかりますでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・

実は、人間の目というのは
実際の傾斜の「25パーセント」しか
感じ取ることができないのだそうです。

ですので、人間が「見たまま通りに」読むと。。。

必然的にラインを薄く読んでしまうというわけです。
 

アマライン

特に初心者ゴルファーの場合は、
どんなラインもまっすぐに打ってしまいますが。。。

それは傾斜が読めないからであると言えます。
 

ということで、アマチュアゴルファーの中でも
多くの方はラインを薄く読んでいるために
 

 ・距離を合わせれば、ほぼローサイドに外す

 ・フックなら、左に外す

 ・スライスなら、右に外す
 

ということになります。
  

特にローサイドに外すラインは
「アマチュアライン」とか「アマライン」などと
呼ばれるのを聞いたことがあると思います。

ライン読みに強くなる方法

ということで、ライン読みに強くなるための
3つの工夫を、ここでご紹介したいと思います。
 

1.大オーバーの出る人、ローサイドに外し続ける人に

まず、ラインを意識的に
「2倍厚く」読むことから始めましょう。

こうすることで、ローサイド(アマライン)に外れる確率と
プロライン、つまり高いサイドに外れる確率が
五分五分になるようにしていきます。
 

2.大オーバーを防ぐために

自分でもビックリするような大オーバーをしてしまった。。。

そんな場合はたいてい、どのくらいのタッチで打つかを
判断できていなかったと言えます。

ラインを読む際には、
 

 常にカップを
 「30~40センチオーバーする強さ」
 で打った時のラインを読む

 

これが大切です。
 

このラインはいわゆる
 

 『トゥルーライン(真実のライン)』
 

と呼ばれ、このタッチで打ったラインが
最もカップインの確率が高いとされています。

これより強いタッチの薄いラインでは
カップに蹴られやすいですし、

弱いタッチの厚いラインでは
風や芝目の影響を受けやすくなるので、
どちらも注意が必要です。

ライン読みの精度を高めるために

そして、ライン読みに強くなるための工夫の3つ目は
 

3.グリーンの速さを調べる

練習グリーンに行ったら、
まずまっすぐのラインを見つけましょう。

そして、自分の気持ちの良いリズム、振り幅で
球を転がしてみます。

たとえば私の場合は「5メートル」を基準にしていて、
 

 ・それよりも転がるグリーンであれば
  タッチは弱めでラインは厚めに読む

 ・逆に転がらなければ
  タッチは強めでラインは薄めに読む

 

といった具合に対応しています。
 

スタート前に上りと下りを3球ずつ、6打打つだけでも、
ライン読みの精度は確実に高くなるはずです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

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スライサー脱却への道…

2020.06.22
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、

おはようございます。
小原大二郎です。

最近は真夏日になる日もあれば、

「今日は半袖だと肌寒い」なんて

気温に振り回される日々です(笑)

先日からは
ようやくレッスンが再開し、
本当に久しぶりに
対面でレッスンができました。

レッスン活動を始めてから
こんなにもレッスンをしなかったのは
はじめてなので

レッスンができることが
本当に嬉しかったですね!

先日のレッスンでは
ひさしぶりにゴルフを
解禁したという方も多かったです。

そんなラウンドレッスンの朝、
一発目のティーショットで
スライスになってしまった方が
いらっしゃいました…

皆さん久しぶりのゴルフで
終始楽しそうにゴルフをされていましたが、

しばらくゴルフ場から離れていたり、
朝一のティーショットでは
スライスが出てしまいやすいですよね

そこで本日は
ティショットでのスライスを
封じ込める方法を
お伝えしようと思います。

バックスイングでのフェースの向き

スライスが出てしまうのは
インパクトの瞬間に
クラブフェースが開いてしまっている
ことが原因です。

フェースが開いた状態で
ボールにヒットするので

右がに回転がかかって
ボールが右側に飛んでいってまうんですね。

そこで
今回注目していただきたいのが
バックスイングでのフェースの向きです。

クラブ利き手側で
地面と平行になっている状況から
フォローでまた地面と平行になるスイング幅のことが
ビジネスゾーンのスイングなんですが

このスイングの幅の中で
バックスイングを上げたときに

クラブフェースの向きが
時計の針でいう何時の方向に
なっているのかが重要なんです。

クラブフェースは何時の方向になっていますか?

クラブフェースの角度が
1時から2時くらいになっている場合、

スライスが出やすい
クラブフェースの向きとなっています。

ゴルファーからみて
クラブフェースの角度が11時くらい
というのが適正な角度となっています。

まずは、
ビジネスゾーンの振り幅で、
かつスタンス幅は狭くして

ボールをみたまま
腰の高さまでクラブを持ち上げてください。

そこで一度停止し、
クラブフェースの角度を確認してみましょう。

そのときに
フェースの角度が11時の方向になっていればOKです。

もしフェースの角度が、
1時や2時あるいはそれ以上に
向き過ぎてしまっていたら

フェースの向きを11時になるように
繰り返し練習を行ってみてください。

グリップの向きにスライスの原因が?

グリップを握った際、
クラブのロゴマークの上
もしくは左側に親指があるような

いわゆるウィークグリップの場合
バックスイングをした際に

クラブフェースを11時の方向にするのが
難しいということがあります。

ウィークグリップのまま
バックスイングでクラブフェースを
11時の方向にしようとすると

左手の甲を地面の方向に
無理に拗じらないと適正な向きにできない
ということが起こります。

こういったウィークグリップの場合は
一度腕を脱力し、左手の甲が左斜に向いている形で
クラブを握ると正しいグリップの形になります。

正しいバックスイングができて入れば、
バックスイングでクラブフェースが
自然と11時の方向にすることができるので

スライスを予防するためには
クラブフェースの向き、
そしてグリップの握り方を
いま一度確認してみてくださいね。

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【ビデオ】手元は高くしても飛びません

2020.06.21
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「手元は高くしても飛びません」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールを遠くまで飛ばしたい気持ちがあると、
ついついトップに向かって手元を高く
あげようとしてしていませんか。

しかし、それではもっと飛ばなくなってしまいます。
その理由とは。。。?

(続きはビデオにて)

手元は高くしても飛びません

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200621/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

手元を高く上げるとしなりにくくなる

そもそも、飛ばしのパワーは
上半身をしならせることで高めることができます。

ところが、手元を高くあげようとするほど
手首が親指側へ折れるコックが浅くなることで、しなりにくくなって
ボールは能力の限界まで飛ばせなくなります。

さらに、自ら出そうとした力はすぐには消えないため、
トップに向かって上向きに力を使えば使うほど
ダウンスイングで手元は下に落ちにくくなります。

それでは、インパクトの面に素早く乗れないで
スイングが難しくなるばかりか、手元とクラブが落ちる重力のエネルギーを
使えなくなってしまって飛距離を無駄にしてしまいます。

そこで、この辺りの事情を見てみましょう。

手元を上向きにあげようとすることの恐ろしさを知れば、
無駄に手元を高くしなくなって楽にボールを飛ばせるようになります。

体のしなりはコックで作る

ところで、コックは単に手首を親指側へ折ることだと
考えていませんか。

実はコックは右腕を支点にすれば、
左肩甲骨を胸の方向へスライドさせるしなりをつくる大切な動きです。

真っ直ぐに立ってやってみると分かりやすいですが、
右腕でシャフトを支えながらコックを入れていってみましょう。

そうすると、右腕を曲げないほどコックでヘッドが動いただけ
グリップエンドは左肩から遠くなります。

ということは、グリップエンド側を左手で引っ掛けていたなら、
左腕は引っ張られそれに繋がる左肩甲骨は胸の方向へスライドしてきます。

ここで、右腕がクシャッと曲がって支えにならないほど、
左腕は引っ張られないで左肩甲骨周りはしなりません。

ただし、右腕をあまりにも突っ張りすぎると、
ヘッドを動かしにくいのでヘッドの勢いが弱くなって
ヘッドが左肩甲骨を引っ張る力が弱くなります。

右腕はシャフトに押されてそれを支えようとしながらも
少し押し負けて曲げさせられる感じにできると、
左肩甲骨が最もしなりやすい動きとなります。

コックはヘッドをたくさん動かして
ボールを遠くまで飛ばすための要ですから、左肩甲骨周りや手首は
リラックスさせてコックはガッチリ入れましょう。

手元を高くあげようとするとしなりにくい理由

そして、手元を高くあげようとするとしなりにくくなるのは、
肩に力が入るからです。

自ら出そうとする力を入れるということは、
筋肉を収縮させることになります。

そうなると、筋肉は小さく集まってくることになるので、
当然、硬くなります。

そして、コックは単に手首を曲げるだけの話ではありませんでした。

コックと左肩甲骨のスライドは密接な関係がありました。

左肩甲骨が動きにくくなるほど、左腕は引っ張られても動かないために
コックも入ってこなくなります。

そのため、手元は自ら出そうとする力では、
出来るだけ上にあげようとしないことが
ボールを遠くまで飛ばすために大切です。

手元が高いほどミート率が落ちる

さらに、手元が高いほど、スイングの精度が悪くなるために
ヘッドの狙ったところでボールを打ち抜くことが難しくなります。

ヘッドの芯から外れてヒットするほど、エネルギーの伝達効率は悪くなって、
ヘッドスピードに対するボール初速であるミート率は落ちます。

ゴルフでは体の動きはできるだけコンパクトな中で、
ヘッドをたくさん動かすほどボールを狙った方向へ
遠くまで飛ばすことができます。

そのためには、コックによってヘッドはたくさん動くようにしながら、
手元は無駄に高くあげないで楽なコンパクトなトップにしましょう。

コンパクトなトップに対する勘違い

ところで、コンパクトなトップに対して勘違いしていませんか。

コンパクトというのは体の動きがコンパクトということです。

ヘッドの動きはコンパクトである必要はありません。

ヘッドから遠い部分が動くほど
その動きのヘッドへの影響は大きくなるため、
スイングの再現性は悪くなりミート率は落ちます。

ただし、ゴルフで前傾している姿勢では
脚と腕では動きの自由度が異なり、脚のほうが自由度は少なくなります。

そのため、ヘッドから遠いとはいえ、脚を手より先に動かしたほうが
自由度の大きい腕を使うより再現性は高くなります。

また、ヘッドから遠いところを動かすほど体はしなりやすくなります。

これらのことを総合すると、下半身の動きで上半身をしならせて
上半身はできるだけ動かさないようにしながらコックを入れることで
パワーと精度の両立ができます。

トップへの到達の方法

では、どうやってトップまでいったら良いのでしょうか。

ズバリ言って、バックスイング開始からしっかり脚を使います。

脚を使い切った後はそれまで動いたヘッドの勢いと、
手元が肩の高さより高くなるスイングではヘッドの重さで
シャフトが倒れることを利用してトップまでいくようにしましょう。

バックスイング開始からは次のように脚を使って動きます。

右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら右膝と右股関節を伸ばし、
右脚を長くする動きで右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

ただし右股関節は、上半身の前傾角度を保つ程度には
伸ばしきらないままです。

しなりで飛ぶ理由

ところで、なぜしならせると
大きなパワーを得ることができるのでしょうか。

それは、力を集めることをイメージすれば納得です。

力を集めるというのは、例えば包丁などの刃物は刃
先が細いほど良く切れます。

これは、力が面積の小さい部分に集中されるからです。

そして、爆発的にボールを飛ばすためには、
時間的に短い時間に力を集めるということが重要です。

例えば、1リットルの水を沸かすガスの量を、
0.1秒などの短い時間に全部燃やしたらどうなりますか。

まさに爆発で、色々なものが吹き飛びます。

ゴルフでボールを遠くまで飛ばすためには、
同じように力を出来るだけ短い時間に集めて
それを一気に解放することが肝となります。

そのためには、体やシャフトにしなりとしてのエネルギーを
じっくり溜めておいて、それをボールヒットに向かって
出来るだけ一気に解放すれば良いことが分かります。

そのしなりを簡単につくる要がコックです。

コックはアーリーコックそれともレイトコック?

コックは早めにたくさん作るアーリーコックとか
トップ近くで急に作るレイトコックと言う言葉があるように、
コックを入れるタイミングに関しては色々異なる意見があります。

しかし、コックを早めにたくさん入れようとすると
どうしても前腕の余計な動きが入りやすくなり、同時に前腕を右に力で捻って
フェースを開く悪い動作が入ることもあります。

逆にトップに向かってコックが少なくヘッドの高さがあがってこないと、
どうしても腕の力でクラブを上に押しあげようとしてしまいます。

また、筋肉は伸ばされる速さが速いほど、
その筋肉を縮めようとする脊髄反射がより強く発生します。

そのため、コックを急激に入れてしまうと
伸ばそうとしている筋肉が硬くなって伸びにくくなります。

そうなると一番自然なコックの入れ方として、
バックスイング開始からトップまで同じぐらいの割合で
コックを入れることがスイングが簡単になるのでオススメです。

ダウンスイングでもコックを入れて飛ばす

トップに向かってコックを一定の割合で入れることは、
楽に再現性の高いトップをつくるためにも大切でした。

しかし、ダウンスイングでもコックをさらに深く入れようとすると、
ボールを遠くまで飛ばすことができます。

ゆっくりしならせてたくさんエネルギーを溜めて、
それを出来るだけ短い時間にリリースするためにも、
ダウンスイングでもしならせるほどボールは飛びます。

そのためには、トップに向かう切り返しで
ヘッドがまだトップに向かおうとする勢いがあるときから、
下半身を先行して動かすことが要となります。

そうすれば、ヘッドと下半身の真逆の動きで
手首と左肩をリラクスさせておくだけで、
コックが勝手に深く入って体がしなってきます。

下半身で先行させる動作とは、重いお腹が背骨を中心に
右にターンしたトップで右脚に多く乗っている状態から
両脚で地面を踏める体勢に入ろうとする動きです。

腰を回そうとかしなくても
単に普段の生活で両脚で立っている状態に戻ろうとするだけで、
お腹はセットアップの向きに戻る方向へ移動して両脚で踏めてきます。

トップに向かう切り返しから、手元は上にあげようとしないで
ヘッドの動きを邪魔しないようにリラクスさせて
ダウンスイング序盤でもしならせましょう。

そうすれば、楽に飛距離アップすることができます。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

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世界一の飛ばし屋から学ぶ「3つの秘密」

2020.06.20
服部hattori

From:服部コースケ
恵比寿のゴルフスタジオより、、、

おはようございます。
服部コースケです。

2020年、ある一人のゴルファーが、
世界に大きな衝撃を与えました。

その名は、
ブライソン・デシャンボー

3ヶ月ぶりに再開したばかりの
PGAツアーのドライビングディスタンスで
世界一の座を取ってしまったことには、
驚きました。

PGAツアーをよく見ている方なら
わかると思うのですが、デジャンボーは
去年まで飛ばす選手ではありませんでした。

その証拠として、
デジャンボーの過去の飛距離と
ランキング順位はこの通りです。

2016年 294.6ヤード(63位)
2017年 299.9ヤード(45位)
2018年 305.7ヤード(25位)
2019年 203.5ヤード(34位)

それが今年はどうでしょう?

2020年 323.8ヤード(1位)

ここ何年か連続で1位と2位を争っていた
キャメロン・チャンプとローリー・マキロイを抑えて
デジャンボーは世界1位に踊り出てしまったのです。

確かに、毎年少しずつ
飛距離を伸ばしてきてはいましたが、
それでも2019年は34位です。

そこから一気に1位になるなんて、
普通じゃあり得ないことですよね。

なぜデジャンボーは、
この1年で一気に世界ランキングを上げたのか?

彼の飛距離への執着心が
物凄いということに気づきましたので、
いくつかあなたにもご共有したいと思います。

(凄すぎてマネできるとか
 そういうレベルではないかもしれません)

19-20年シーズンで飛ばしを意識した?

デジャンボーはもともと、
「飛ばし屋」というタイプの
選手ではありませんでした。

ワンレングスのアイアンを駆使して
ノーコック&ワンプレーン打法でツアー5勝してる
とても個性的な選手です。

これまではスウィングの再現性を高め、
正しい距離を打つ事によってスコアを
まとめてくるタイプでしたが、

19-20年シーズンになって
「飛ばし」を追求するようになってきたのです。

2015年のPGAデビュー当時は
51.6m/sだった平均ヘッドスピードが
19-20年シーズンでは55.5m/sまで上がり、

ボール初速で見たら
75m/sから82m/sまで上がっています。

彼が自宅で計測した
非公式な数字ではヘッドスピードが61.8m/s
ボール初速は90.2m/sまで出たといいます。

飛距離アップを目指す私たちからしたら
喉から手が出るほどうらやましい成長ぶりですが
デジャンボーは一体どんなトレーニングで
世界一を取ることができたのでしょうか?

彼のゴルフ事情を調べてみたら
飛距離アップの理由として3つのポイントを
見つけることができました。

体重の増加

1つ目のポイントは、体重の増加。
というより、筋肉量の増加でしょう。

デジャンボーは2019年秋に
「肉体改造宣言」をしてから、
デビュー当時の84キロから
110キロまで増やしました。

体重を増やすために、
毎日6,000キロカロリーもの食事を摂取。
恐ろしい量ですよね。

同時に、毎日3時間半という
とてつもない時間をジムでのトレーニングに使い、
体全体の筋肉量を大幅に増加させました。

なので、単に脂肪を増やしたのではなく、
ゴルフに特化した体作りを徹底したと言えるでしょう。

さらにデジャンボーは、

「ゴルフに支障がないなら
 122キロまで増やす予定だ」

と、さらなる肉体改造を
検討しているようです。

カリスマコーチの存在

2つ目のポイントは、デジャンボーについている
3人のカリスマレッスンコーチの存在です。

デジャンボーには、
ジュニア時代からのスイングコーチ、
体の動きを知り尽くした人体科学者、

そして、
筋肉などのアドバイスをする
スポーツ医学のトレーナーがついています。

スイングコーチから
しいスイングを学ぶのはもちろんのこと、

人体科学者からは地面反力を使った
スイング改善のアドバイスをもらい、

スポーツ医学トレーナーからは
筋肉のパフォーマンスを最大化しながら
捻転の可動域を増やすアドバイスをもらうなど、

多方面から飛距離アップのための
徹底的なサポートを受けていました。

道具の変化

そして、最後の3つ目は、
体の変化に合わせた道具の変化です。

体がここまで大きく変わってしまうと、
道具にも変化が必要だったようです。

一番大きいのが
ドライバーのロフト角

2019年まで使っていたものは
ロフト角が6.5度のもので、これでは
バックスピン量が3,000rpmを超えてしまい
若干吹き上がり飛距離をロスしていました。

なので今シーズンは
4.8度の特注ドライバーを持ち込み
そのドライバーがうまく肉体改造にマッチして
世界一の飛ばし屋が誕生したのです。

4.8度なんて
異次元のロフトを使いこなす
デジャンボーをとても尊敬しますが、

彼を見ていると道具は改めて、
合う合わないがあるんだなと
考えさせられました。

一概にロフトが〇度のドライバーがいい
なんてことは一切なくて、その人の体系やスイング、
そしてヘッドスピードから適切なロフトが決まる。

体系、スイングのクセ、
ヘッドスピードと道具の相性が
全て噛み合ったときに飛距離が
グンッと伸びるんだなと感じました。

あなたはデジャンボーの
飛距離アップの過程を見て
どう思いましたか?

直接参考にできる
部分は少ないかもしれませんが、
彼の飛距離アップに対する
着眼点はとても参考になります。

彼ほどストイックにならなくても、
デジャンボーが意識したポイントを押さえて
トレーニングすればあなたの飛距離も
きっと伸びると思いますよ。



服部コースケ




<本日のオススメ>

あなたはラウンド中、
こんなことに悩んではいませんか?

・打ったボールが追えない
・グリーンの傾斜や芝目が見えない
・18ホール回ると目が疲れる

もしこんな状態を放置しておくと
スコアメイクに支障をきたすだけでなく
目の細胞を破壊してしまいます…

これが、白内障などの
目の病気につながるのです。

ゴルフは1日のほとんどを
屋外で過ごすスポーツ

防寒だけでなく
しっかりと目の対策もしましょう。

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