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だから、いいスコアが出せない!

2018.04.17
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From:近藤雅彦
神田のドトールコーヒーより

おはようございます、近藤雅彦です。

ゴルフにおいて重要な技術として
「怒り」を抑えることが挙げられます。

イライラして、怒りの感情のまま
スイングをするといい結果を生みませんよね。

あなたも経験がありませんか?

ゴルフにおける怒りの感情はどんなことで
発生するのでしょうか?

ちょっと考えてみましょう。

例えば、

・高速が渋滞でコースに到着するのが遅れた
・スタート時間が予定よりも遅い
・前の組のプレーが遅い
・ミスがミスを呼びイライラしてしまう
・バンカーに連続で捕まってしまう
・後ろの組が打ち込んできてボールに当たりそうになる
・打つ直前に「アドレスが変」とか余計なことを言われる
・ミスショットを同伴者に笑われる

状況によって色んなケースがありますね。

僕自身も、若い頃は怒りがコントロールできなくて
ミスすれば露骨に怒っていましたし、
人の話を無視したりしていました。

自分が悪い結果が出れば
周りのせいにして、責任転嫁していました。

今思えば情けないです。

そんな私の価値観を大きく変えてくれた
あるエピソードがあります。

経営の神様と呼ばれる
松下幸之助さんのエピソードです。

ある日、松下幸之助さんが
船を下りて波止場を歩いていたら、
いきなり大男にぶつかられて海に落ちてしまいました。 

大男は気がつかないのか、
無視して歩いて行ってしまいました。

海から這い上がった松下さんは一言、

「ああ、夏でよかった」

と言ったそうです。

それだけでも凄い対応ですが、、

そのとき一緒にいた秘書が、

「社長、大丈夫ですか。私が文句言ってきますよ!」

と言うと、秘書に向かって、

「今から文句を言ったからといって、
私が海に落ちないで済んだのか?

海に落ちないで済むのなら、いくらでも文句を言いに行く。
だけど、そんなことはありえない。

いまさら文句を言ったところで、
私が海に落ちたという事実は何も変わらないじゃないか。」

と言って、ぬれたスーツを手で払いながら、
さっさと歩きだしたそうです。

・・・

器がデカイ!

デカすぎる!!

かっこいいとはこういうことだと思いました。

過去に起きたことにこだわらず、
未来に向かう、変えられることだけに焦点を当てる。

未来だけをみて突き進む人はかっこいいと思います。

そういう人は誰もが憧れます。

怒りの感情をチェンジして
未来に感情を向けるだけで
こんなにも発言が変わるんだなと思いました。

あなたの目指す未来はどこにありますか?

過去にとらわれて、未来への可能性を潰してしまっていませんか?

ゴルフでも人生でも大切な考えと思い
シェアさせていただきました。

来週は新しいアプローチの秘訣を
公開する予定です。

楽しみにしていてください!

ー近藤雅彦

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[Video]インパクトゾーンは金槌&ラケットで

2018.04.16
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From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「インパクトゾーンは金槌&ラケットで」
 

について、ビデオでお話ししたいと思います。
 

ハーフウェイダウンから
いわゆるインパクトゾーンまでの動き。。。

この時の理想の動きを知るための
とっておきのイメージ方法をビデオで解説します。

ぜひご覧になってみて下さい。

(続きはビデオにて)

金槌で釘を打つ&ラケットのイメージ

ここでぜひ一度試していただきたいのが
 

 ・釘を打つイメージ

 ・ラケットのイメージ
 

この二つです。
 

百聞は一見にしかず。
詳しくは、ビデオで確認してみてください。
 

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

釘を打つイメージとラケットのイメージ。

この二つのドリルは、
関連性を考えながらやっていただくと、
より効果的です。
 

ビデオでもお伝えしているように
ここでの動きを、最小形の動きとつなげていって
いただきたいと思います。

今日の名言…

ゴルファーの練習のやりかたには四種類ある。

すなわち、

むやみやたらに練習をするもの。

賢明な練習をするもの。

おろかな練習をするもの。

全然練習をしないものである。

バーナード・ダーウィン
 
 

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この名言を残したバーナード・ダーウィン(1876-1961)は、
『種の起源』の進化論で有名な
チャールズ・ダーウィンのお孫さんにあたります。

バーナード・ダーウィンはケンブリッジ大学卒業後、
弁護士になりますが、ゴルフの大会に多数出場。
その腕前は相当なものだったそうです。

ゴルフのエッセイストとして活躍するようになってからは
あっさりと弁護士の職を捨て、生涯に書いたコラムが3000本、
著書37冊など、イギリスが誇る最高のゴルフエッセイストでした。
 

さあ、あなたは四種類のうち、どのゴルファーですか?

今日はこんなところにしておきます。
 

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
 

それでは、今日はこのへんで。
 

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チョロリーマン

2018.04.16
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

先週、ゴルフ場に行ったときのこと
前の組がスタートする時に

「俺、チョロリーマンなんだよ(笑)」

とティショットを打つ前に話しているゴルファーがいました。

チョロリーマンって!!

とてもおもしろい表現使う人がいるなぁと思って
その場で私も思わず笑ってしまいました(笑)

第一打、緊張するティショットの場面。
私もスタートホールなので
近くにいたのですが、

後ろの組に待たれていたら余計緊張感が増しますよね。
これは、誰でも同じだと思いますが、
そんな場面で、冗談を言って場を和ましてくれたのだと思います。

一見、自分に自信がないとか
自分がミスしても大丈夫なように布石を打っている
とも取れる発言なのですが、

私は、その時こう思いました。

「この人は思いやりがある人だなぁ」と

チョロリーマンという表現もそうですが、
本人が笑って、緊張感をいい空気感に変えたことで
他のゴルファーも非常にリラックスしてティショットを打てるようになると思います。

自分がミスすることを
ネガティブに捉えて、迷惑をかけないように回らなきゃと
ストレスを感じる人もいる中で、

楽しい雰囲気を作れる人
場の空気を良くできる人というのは
思いやりがあると思うんですね。

ゴルフは、一人でするものではない
ということがよくわかってらっしゃる方なんではないかと
私は、その言葉を聞いて思ったんです。

ゴルフで人間力が分かる

これって、やっぱり真実なのではないかと思えてきました。

ラウンド中に、自分のショットにイライラしたり
腹が立つことは、いくらでもあります。

私自身、昔からホットテンパーで
ミスショットにあまりにイライラしすぎて
クラブを折ってしまったこともありますし

場の空気を悪くしたこともあったでしょう。

しかし、
一緒にいる同組がいてゴルフが成り立つ。
一緒にプレーする仲間がいてゴルフがより面白くなる。

それがわかった時に、
仲間のプレーヤーとどんなゴルフが出来るか?
その空気感を作れるのかは非常に大事だと気づきました。

それ以来は、腹が立っても
ポジティブシンキングに変えられるよう努力をしています。

実際、チョロリーマンの方は
1Hで、チョロスタート(笑)

だったのですが、その後も機敏で
クラブを複数本持って走っていきました。

若い方の組でしたが、進行はスムーズで
努力して頑張っている姿が見かけられました。

あなたもなにか、
自分のミスを面白く言い換える表現を
他の人とシェアしてみませんか?

コメントで教えてください。

小原大二郎

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【ビデオ】肘の柔軟性どれくらい?

2018.04.15
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部コースケです。

あなたのスイングで、肘の柔軟性って意識したことありますか?

実は、肘の柔軟性って飛距離アップに役立ちます。
普段のストレッチでもなかなか肘のストレッチはしてこなかったと思います。

しかし肘の柔軟性が高まると
テークバック、トップでの肘のたたみがスムーズに行われて
円滑なスイングが行われます。

ただし、肘の柔軟性がないと、、、

このテークバック、トップでの肘のたたみが不十分になり
スイングもスピードが上がってきません。

今日は肘のストレッチに関しての動画をお伝えします。

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パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

服部コースケ

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【ビデオ】脚が楽々動けるダウンスイング

2018.04.15
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「脚が楽々動けるダウンスイング」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。

ダウンスイングからボールヒットに向かって
脚を使いたいと思っても、なかなか脚が動けない
なんてことが多いです。

実はそれには脚が動きやすいために重要な
意識すべきダウンスイング序盤での大切なことを
忘れているからです。

それは。。。

(続きはビデオにて)

脚が楽々動けるダウンスイング

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf180415/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ダウンスイング序盤で意識すべき大切なこと

それは「上半身の慣性モーメントを最小にすること」です。

上半身の慣性モーメントを小さくする意味

え、慣性モーメントを最小って何を言ってるの?
という感じでしょうか。

慣性モーメントは普段ゴルフでは
ヘッドがボールに当たったときの、ヘッドが当たり負けすることでの
ヘッドの向きの変わりにくさのことになります。

要するに回転のしにくさのことで、
慣性モーメントが大きいと言うことは回転しづらいと言うことです。

当然、ダウンスイングで脚の動きを楽に行うためには、
その抵抗となる要素が少なければ良いとうことになります。

バックスイングでは、上半身が右にターンすることで
背骨の前側の重い内臓や腕が右を向いた分、
トップで右脚に多く乗っています。

そこで、正しいダウンスイング開始の動作とは、
トップに向かう切り返しから下半身を先行させて、
下半身だけセットアップのポジションに戻ろうとするようにすることです。

このときに左肩をリラックスさせておくことで、
左肩甲骨が胸の方向にスライドを始めて上半身の良いしなりが始まります。

ところが、このときに左肩に力が入って
さらに腕の力を出してクラブを振ろうとしてしまうと、
下半身の良い動きを邪魔してしまうことになります。

特に、腕でクラブを振ろうとしてしまうと
クラブがリリースされて、手首が伸びてきます。

そうなると、体幹に対してヘッドが離れた形になります。

これは上半身の慣性モーメントが大きくなった形です。

そのため、腰から上が回転しにくくなります。

さらに、上半身を左に捻るとか腕を左に振る動きの反作用で、
下半身は右に回転させられる力を受けることになります。

ところが、ダウンスイング序盤では重心はまだ右脚に多く乗っていて、
力を出しやすい体勢にはありません。

そのため、下半身は動きたくても動けなくなってしまいます。

これでは下半身の正しい動きをイメージできていても、
そのイメージに従って動くことはできません。

そして、一生懸命に下半身を動かそうとして、
結局腰を左に水平に回そうとしてしまい、
さらに問題を深刻なものにしてしまいます。

腰を回そうとすると、人は必ず水平に回そうと動いてしまいます。

これが、下半身のパワーを使いきれない、
右膝がボール方向へ出る右膝外回りという問題です。

また、大型ヘッドドライバーでは
リリースを早めに行うとも言われますが、
グリップが正しければリリースは抑えても問題ありません。

グリップがウィークだとボールヒットに向かって
前腕を左に捻る力を出してフェースを閉じなければ、
フェースがセットアップの向きに戻りません。

ヘッドに遠心力がかかっても変化しない正しいグリップならば、
前腕には余計な力は入れなくても、
フェースはセットアップの向きに戻ります。

正しいグリップを作って力ずくでのリリースを抑え、
下半身が使える好循環を発生させて
下半身を清々と使ってボールを飛ばしましょう。

ダウンスイング序盤で慣性モーメント最小の形

ダウンスイング序盤で慣性モーメント最小の形とは、
ずばり言って手首が親指側に折れるコックができるだけ深く入った形です。

先ほどお伝えしたように、
コックが解けるほどヘッドが体から離れるため、
上半身全体の慣性モーメントが大きくなります。

そのため、コックが深く入るほど慣性モーメントは小さくなります。

ボールを強く打ち抜ける、
ようするに大きく加速しながらボールヒットできる人ほど、
ダウンスイングでトップからさらにコックが深くなる形で降りてきます。

手元が肩から胸の高さ辺りでコックが最大になるぐらい
コックを溜めながら降りてくることで、慣性モーメントの最小化と
リリースを遅らせるダブルのメリットが得られます。

グリップがウィークでなければ
大型ヘッドドライバーでも目一杯リリースを遅らせても
フェースはセットアップの向きに戻ります。

ドラコンチャンピオンのスイングを見ればそれがわかります。

世界ドラコン連続チャンピオンの
ジェイミー・サドロウスキー(Jamie Sadlowski)は
柔軟性を最大の武器として飛ばしていますが、
まさに胸の下でコックが最大です。

ドラコンでは規制ぎりぎりの長尺に
最大の容量を持つヘッドを装着しています。

但しグリップがウィークだと、
ボールヒットに向かって遠心力がかかるとフェースが軌道に対して開くため、
ヘッドが大きいほどリリースを早めにしなければならなくなります。

右膝外回り問題

ここで気持ちとは裏腹になる、注意したい動きがあります。

それは、ダウンスイング開始で右脚を使って腰を水平に回そうとすると、
ほぼ確実に右膝の外回りになることです。

右膝外回りとは、
ダウンスイングで右の腰が早い段階で体の正面方向へ出てきて、
打ち出し後方から見ていて両腿の間に隙間が見えることです。

右膝外回りがある限り、下半身はしっかり使い切ることはできません。

実は腿を内側に引き締める内転筋群を使っていないと、
お尻の大きな筋肉である大殿筋を使えず、
脚を伸ばす力を出しきないからです。

さらに右膝外回りでは、右脚でうまく地面を踏めないばかりか、
左脚でも地面をしっかり踏もうとしてもうまく踏めません。

そして、フィニッシュでおへそが打ち出し方向を向く
腰のフルターンができず、途中で止まってしまいます。

そのため、下半身が動けなかった代償動作として
上半身がしゃしゃり出てきてしまいます。

さらに、ボールヒットに向かって上半身の前傾が起きあがり、
​お尻がセットアップよりも体の正面方向へ出てしまうようにもなります。

これでは、体全体がセットアップのときよりも
ボール方向へシフトしていることになるので、
シャンクになりやすいばかりか、
ボールを清々と打ち抜くことはできなくなります。

また、腰がフィニッシュでフルターンできるような使い方をしていないと、
ボールヒットでの腰の回転角がばらつきます。

さらに、腰の回転が遅くなることでの
上半身がリリースされるタイミングもバラバラになってしまいます。

リリースのタイミングが狂えば、ダフリやすく、
ボールが上にあがる高さもバラバラで、安定したショットになりません。

さらに、ヘッドが加速しながらヒットできないために、
ボールを強く打ち抜けません。

​右膝外回り防止のためには、
まずは切り返しでいきなり腰を水平に回そうとしないことです。

そして、ボールヒットに向かって左脚で地面を蹴りながら
両腿をキュッと引き締めるようにします。

太ももの骨である大腿骨は
骨盤に下から真っ直ぐに付いているわけではなく、
Lの字になって横から付いています。

そのため、腿を内側へ締める動きを行わないと脚は外に倒れてしまい、
股関節を伸ばす動きを行う大きな筋肉である大殿筋を使えません。

逆に、腿を締めることで、大殿筋が勝手に動いて脚を伸ばして
地面に対して強い圧力をかける動きができます。

そうすることで、腰は勝手に鋭くターンしてくれます。

両腿をキュッと締め、左脚をしっかり縦に蹴ることだけを意識すれば、
腰はターンしてくれることを信じきって行えば良いです。

腰を水平に回すことの弊害

腰を水平に回すと上半身はトップからいきなり大きく回転してきます。

トップの上半身の形のまま回転してしまうと、
手元はボール方向へ出て、インパクト面に対して上に離れてしまいます。

そうすると、ダウンスイングでは高くあがってしまった手元を
インパクト面にまで力で引きずり落とす必要が出てきます。

まさにボールヒットというヘッドスピードが高速になってきたときに、
ヘッドをインパクト面に乗せる作業をしなければならないということは
かなり難しい動きとなります。

高速にヘッドが動いている最中に微妙なコントロールが必要となり、
クラブを清々と振り切ることはできなくなります。

トップからは腕とクラブを一旦真下に落とすようにするほど、
早い段階でクラブ全体がインパクト面に乗ることになります。

そうすれば、スイングは簡単になります。

そのためにも、ダウンスイング序盤で腰を水平に回そうとしないで、
下半身としては両股関節を一旦入れてセットアップの形に戻ろうとすることに
意識を集中させたいものです。

上半身をしならせる

ところで、上半身の慣性モーメントが小さくなると、
下半身の動きで上半身をしならせにくいのではと
思ってしまうかもしれません。

しかし、しならせる仕組みは、
上半身全体の慣性モーメントとは無関係です。

上半身をしならせる仕組みの要は、
右腕がテコの支点となることです。

そして、体幹の回転とヘッドが置いて行かれることで
左肩甲骨が胸の方向へスライドすることが、
上半身のしなりの最大の要素となります。

体幹が下半身の動きで左に回転してくると、
ヘッドが置いて行かれます。

そうすると、右腕がシャフトに押されてきます。

このときに、右腕が押されて曲げさせられる方向に力を受けます。

しかし右腕は少しは曲がってきますが、
大きくは曲げさせられないように押された分をしっかり押し返すようにして
テコの支点として機能するようにします。

そうすると、ヘッドが力点となり、
作用点としてのグリップエンド側を引っ張ります。

グリップエンド側には左腕が繋がっていることで、
結果として左肩甲骨が胸の方向へスライドさせられる形でしなってきます。

ダウンスイングで脚が気持ち良く使えるための大切な点が
イメージできるようになったことと思います。。

トップからのリリースを遅らせることが、
脚を清々と使ってボールと飛ばしたりコントロールするためには
大切なことですから、肝に命じて覚えておきましょう。
 

では、また。
 

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