From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「ウォルター・へーゲン『ベストを尽くせ!』」
について、お話ししたいと思います。
ウォルター・へーゲン。
一度は名前を聞いたことがあるかもしれませんが、
レジェンドゴルファーの一人です。
そんな彼の名言を、今日はご紹介します。
ウォルター・へーゲン
ウォルター・へーゲン(Walter Hagen, 1892 – 1969年)は
アメリカのニューヨーク州出身のプロゴルファーで、
ご存知の通り、往年の名選手のひとりです。
いわゆる「競技ゴルフ」を確立したゴルファーとして知られており、
同時代にプレーし、生涯アマチュアを貫いた
ボビー・ジョーンズとは対照的に語られます。
ボビー・ジョーンズ
(ロバート・タイアー・ジョーンズ・ジュニア Robert Tyre Jones, Jr.)
余談ですが、以前にボビー・ジョーンズの名言も
ご紹介したこともありました。
↓
【クリスマス】ボビー・ジョーンズの名言
2017.12.25
http://g-live.info/click/171225_yuukan/
ヘーゲンのメジャー大会の優勝回数は「11勝」。
これはジャック・ニクラスがその記録を破るまで
44年間ずっと、ゴルフ界の「歴代1位」の記録でした。
また、プロスポーツ選手として、
生涯に100万ドル以上を稼いだ選手は
ヘーゲンが最初だと言われているそうです。
そういえば、これも余談ですが、
ウォルター・へーゲンのことは、先日好評だった
ジーン・サラゼンのキャディの話で
「自分のキャディを譲った人」
として、出てきていましたね。
↓
ジーン・サラゼン…キャディとの二人三脚
2018.10.22
http://g-live.info/click/181022_yuukan/
そんなヘーゲンが言っている言葉。それは。。。
ベストを尽くして打て
「ベストを尽くして打て。
その結果が良ければ良し、悪ければ忘れよ。」
おそらくあなたも骨身にしみているように、
ゴルフに失敗は付きものです。
ミスを恐れていては、ゴルフなんてできません。
さらに、ヘーゲンはこうも言っています。
「私は1ラウンドに
3つか4つのミスをするものと、
あらかじめ覚悟している。
それゆえに、ミスをしても腐らないのだ」
実際、へーゲンは大きな大会の
大事な場面でミスを犯しても、平然とした顔で
プレーを続けたのだそうです。
もちろんそれは、ヘーゲンの生まれながらの図太さが
そうさせたのかもしれません。
ですがこれこそ、ゴルフという競技の本質
「ゴルフでミスが出ることは当たり前」
ということを、先ほどの言葉のとおりに
きちんと理解しているからなのだと思います。
優勝するか、ナッシングか
どんなゴルフの天才であったとしても、
1つのミスもせずにラウンドすることはできません。
ミスが出たことでうろたえることほど
ゴルフでは愚かなことはないということを、
ヘーゲンは教えてくれているのかもしれません。
これはアマチュアの方にとっても同様で
ミスをいかに上手に忘れられるかが、
スコアメイクにつながります。
また、へーゲンはこんな言葉も残しています。
「私にとっては、ストロークプレーは
優勝するか、ナッシングか、である。
そのため私は、2位や3位は捨てて、
優勝するために、ほとんど不可能なショットさえ、
あえてするのだ」
勝負師であるへーゲンらしい言葉です。
さすがにアマチュアゴルファーであれば
こうはいかないかもしれませんが、
これもプロの考え方の一つなのでしょう。
最後に、これは名言ではないのですが。。。
ヘーゲンは全米プロゴルフ選手権を
1924年から1927年まで
4連覇を成し遂げています。
ですがその4連覇、実は。。。
開会式の際に返還するトロフィーを紛失してしまった不始末を
隠し通すためでもあったのだとか。
話があっちこっち行ってしまいましたが、
あなたに今日一番伝えたいのは
「ゴルフでミスが出ることは当たり前」
この一点になります。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
<本日のオススメ>
あなたは不思議に
思ったことがありませんか?
なぜ、真面目に練習してるのに
ラウンドで結果を出せないのか?
なぜ、練習場ではボールが曲がらないのに
ラウンドだとボールが左右に散らばるのか?
自分よりも練習していないゴルファーが
良いスコアで回るのに自分はそうでないのか
そう思ったことはないですか?
このお手紙を見れば
その原因がわかります。
↓
http://g-live.info/click/goo8020_1811/
期間限定です。お早めに
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古賀先生の教えは、今回も含め10月や昨年のクリスマスと素晴らしい内容です。お金では計り知れない。ゴルフを大切に
されている皆さんは、きっと涙を流しながら拝読されたでしょう。そして、本も紹介して頂きましとこともありましたよね。
有難うございます。
最後に一つ教えてください。「同伴競技者」を英国や米国での、英語でのスピーチ(スペル)をお願いします。
yayasuさん
ありがたいお言葉、どうもありがとうございます。
同伴競技者はfellow- competitorのようです。今後共どうぞよろしくお願い致します。