From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
こんにちは!
服部コースケです。
「服部さんって、
ここで飛ばせなかったらどうしよう、、、
って心配になることはないんですか?」
先日、ある生徒さんに、レッスン終わりに
こんな事を聞かれました。
その方は、練習ではよく飛ばせていたのですが、
1週間前にあった、会社の上司とのコンペで緊張し、
スライスを連発してしまったそうです。
「心配になることですか、、、」
ちょっと自分の考えを見返してみます。
しかし、最近はあんまりない、、、
という事に気づきました。
以前は生徒さんとラウンドを回る時は、
「皆、私をお手本にしようと見ているのに
ミスしたらどうしよう」
という心配をしていたこともありました(笑)
もちろん、ゴルフで食べている人じゃなくても
ラウンドでの心配は誰にでもあるもの。
苦手なアイアン、大丈夫かな、、、
派手にミスをして大恥をかいたらどうしよう、、、
などという心配はゴルファーなら誰にでもありますよね。
私自身はゴルフの学校に通っていた時代、
コンペでは参加者の中でビリになる姿が
頭に浮かんできてしまい、
今まさに打とうとしているショットが
不安でたまらなかった事もあります。
そんな私が最近はあまり
心配事や不安がなくなってきたのは
考え方が変わってきたから、というだけの話なんです。
「どうしよう」→「どうすれば?」
結局のところ、心配なんていうのは
愚痴のようなもので、単純に、何かを
怖がっているだけのはなしです。
パターで全然入らなかったら気まずいな、、、
思いっきりダフったらどうしよう、、、
いくら心配したところで、
悪い結果を引き寄せはしても
何かいい事が起きるなんてことはありません。
そして、もし悪い結果が起きるとして
それが避けられないことなのだとしたら
もうそれは受け入れるしかありませんよね。
最近の自分の考えを振り返って
気がついたのは、常に考えている事は、
◯◯だったらどうしよう、、、
ではなく、
◯◯するにはどうすればいいか?
という事ばかりでした。
どうすれば良くなるか?
どうすれば悪い事を防げるか?
「どうすれば?」
という言葉を自分に投げかけるのと、
「どうしよう」
という言葉を自分に投げかけるのでは、
雲泥の差があります。
それも、毎日毎日
人間は頭を使って考えているわけですから
毎日毎日その差を積み重ねたら
天と地ほどの差になるでしょう。
どうすれば?
という言葉は、行動を生み出します。
どうしよう
という言葉は何も生み出しません。
どうすれば?どうすれば?
と常に考えていれば、あなたは常に
行動にフォーカスしている事になります。
悪い予想があったとしても、
それに対して次から次へと
行動を取れるようになります。
そうすれば悪い予想は防げる事が多いんです。
何かで見たんですけど、
94,5%の不安や心配事というのは
現実には起きないものばかりだそうです。
不安や心配といういうのは
放っておくと心をとっても疲れさせます。
しかし病気と同じで小さいうちに手を打てば
たいした事にはなりません。
飛ばせなかったらどうしよう、、、
と毎日考えていても、精神的に辛くなるだけです。
どうすれば、飛ばなくなるミスをなくす事ができるか?
と毎日考えていれば、中にはいいアイディアが
生まれるかもしれません。
どうしよう、、、
を
どうすれば?
に変えるだけで、ゴルフも、毎日の生活も
大きく変わるんじゃないでしょうか?
ー服部コースケ