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スタート前に欠かさないこと[飛距離アップ編]

2021.04.21
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「そんな風にやるんですね?」

これはあるラウンドレッスン会で、
朝のスタート前に生徒様から言われたこと。

僕はラウンドレッスンのスタート前に
同じ組になった生徒様との会話を楽しみながら
いつもどおりのスタート前ルーティン…

といいますか準備運動や
ウォーミングアップを行っていたんです。

そんな僕のウォーミングアップ風景に、
少し驚いたようだったんです。

その生徒様が言うには、、、

僕がその場でやってみせた
ウォーミングアップ法を知ってはいたけど
実際にやっている人は見たことがなかった。

スタート前であってもゴルフ場で行うのは
ルール違反なのかと思って気になってはいたけど
いままでやったことがなかったそうです。

これを聞いて僕は、

「ルール違反じゃないですよ。
 しかも、とっても効果的ですから、
 ぜひ◯◯さんも真似してください!」

と、ついオススメしてしまいました。

というのも、、、

僕がスタート前に欠かさないルーティンは
身体を温めコンディションを良好にできるだけでなく、

1番ホールのティーショットの緊張をほぐし、
リラックスして思い通りのショットが打てるようになる
非常にオススメなウォーミングアップ法だからです。

本日はそんな、
私オススメのスタート前ルーティン、、、

身体を温めパフォーマンスを上げる
ウォーミングアップ法をお伝えいたします。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



練習用バット『POWER SWING』を使った
連続素振りについては小原プロのメルマガでも
詳しくご紹介されていたかと思いますので、

スタート前という状況に絞って、
ウォーミングアップ・準備運動の話を
すこし補足させていただきますね。

僕もスタート前に欠かさない
練習用ゴルフバットを使った連続素振りは、
「動的ストレッチ」という運動です。

ストレッチには
「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」という
2種類のストレッチがあるのですが、

バットを左右に振りながら行うストレッチは、
文字通り「動的ストレッチ」です。

スイングで必要な
腕・肩・背中・腰などの可動域の全てを使った
連続的な動きのことを動的ストレッチといい、

可動域の柔軟性を高め、
関節や筋肉に熱を作り出し、
心拍数を上げて筋肉が緩むことで
エネルギーを燃焼し始めるので、

身体にエンジンをかけるようなイメージで
ゴルフスイングの準備をすることができるでしょう。

逆にラウンニングの後にアキレス腱を伸ばすような、
グーッと10秒20秒かけて筋肉を伸ばすストレッチが
「静的ストレッチ」と呼ばれるもので、

これは筋肉の緊張をやわらげ、
柔軟性の向上や関節可動域の拡大
などの効果が得られます。

また、深呼吸をすることで
副交感神経を刺激し、
リラックスさせる効果もあります。

しかし、

準備運動で静的ストレッチを用いると、
必要以上に可動域や柔軟性が向上され筋発揮の低下や、
パフォーマンスの低下に繋がってしまうこともあるため、

ゴルフ前の準備運動には
バット素振りのような動的ストレッチを
することをオススメしています。

そしてもう一つ。

ゴルフルール場での練習用バットの使用についてですが、
スタート前、1番ホールのティーショット前であれば、
練習用バットでの素振りはルール違反ではありません。

1番ホールのティーショットを打った後に
練習用バットを振ってしまうとルール違反なりますが、
クラブヘッドもついていない明らかな練習器具ですので
クラブバッグに刺して持ち運ぶことも問題ありません。

本日の動画でもお伝えしたとおり、
練習用バットを使った
スタート前の動的ストレッチは

身体を温め、
パフォーマンスを最大化するのに
とても効果的ですので

ぜひ試してみてください。

近藤


追伸:

本日ご紹介した
僕も愛用している2本の練習用バット、
小原プロ開発の『POWER SWING』は、

ちょうど今、
ゴルフライブで販売中でした。

まだお持ちでない方はぜひ手にとって
スタート前のウォーミングアップや筋力アップなど、
ゴルフ上達効果を実感してくださいね。

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【ラジオ】松山プロ・マスターズ優勝!

2021.04.20
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「松山プロ・マスターズ優勝!」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

さて今日は、いつもと趣向を変えて
「ラジオ」でのお届けとなります。

内容はタイトルズバリです。
松山プロ、やってくれました。

松山プロ・マスターズ優勝!

スマホの方、再生できない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

ゴルフがもっと元気に

今回の松山プロのマスターズ優勝は
全国ゴルフファン、ゴルフ関係者のみならず
日本国中のみんなを幸せにし、景気付けたと言えます。

このコロナ禍の大変な時期の中で
本当に素晴らしいニュースを届けて頂いたこと
僕自身も、本当に人の何倍も喜んでおります。
 

松山プロ、本当におめでとうございます。
 

ご存知の通り、松山プロはコーチをつけて
2019年のタイガーと同じように
本当に落ち着いて見えました。

楽しそうに見えたし、集中して見えたし
本当チャンピオンらしいゴルフを
最後まで貫いてくれたので、本当に感動しました。
 

こうして新たな歴史が刻まれたことで
新たに日本全体が元気になったように感じます。

今回の松山プロの優勝によって
ゴルファーがこれからどんどん増えたりとか
男子ゴルフ界もどんどん盛り上がることを願っています。
 

もちろん、これをお読みのあなたといっしょに
これからもゴルフについて勉強をしていくことで、

よりよい情報をお届けできるよう
日々努力していきたいなと考えています。
 

松山君を見習って、一緒にこれからも
がんばってやっていきましょう。

追伸:そんな松山プロ優勝を記念して…

さらにがんばりたいと願うあなたへ
こんなものを用意させていただきました。

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グリーン周りのアプローチ
そしてウェッジというのは。。。

ロングゲームとショートゲームを接着する
「グルー(Glue)」つまり
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プロであっても、アプローチが得意な選手ほど
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これをお読みのあなたも、
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 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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飛距離では負けたくない!意識するのは…

2021.04.19
img1

————————————————–

【ブログシステム不具合のお詫び】

本日配信された小原プロによるブログにつきまして、
「リクエストされたページが存在しません」
という表示が出るという事象が発生しておりました。

調査の結果、
システム上で不具合が発生していることが判明し、
現在では復旧しております。

ご迷惑をおかけしまして、
大変申し訳ございませんでした。

今後はこのようなことのないよう、
保守点検を徹底してまいります。

ゴルフライブ事務局

————————————————–

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

早速ですが、

あなたはロングホールは得意ですか?

距離が長いホールだと思うと、
ついつい力み過ぎてボールが曲がってしまう…

ぎゅんっと曲がってしまったり、
林に打ち込んでしまったり、
OBしてしまったり…

ボールの曲がりは
スコアを叩く大きな要因ですよね。

ここはなんとしても
飛距離を稼いでスコアをまとめていきたい。

そこで本日は
飛距離アップにポイントを絞って
お話をさせていただきたいと思います。

飛距離アップにつなげていくための
要素と言うのはたくさんありますが、

今回は、

「腕の動かし方」

について焦点をあてて
お話させていただこうと思います。

飛距離が出ない打ち方と飛距離の出る打ち方


腕の動きにおいて、
飛距離が出ない打ち方と飛距離の出る打ち方

何が違うかというと言いますと、

切り返しの時に、
左腕の上に右腕が入ってくる、

アームローテーション

がきちんと行えているか
どうかなんです。

アームローテーションを覚えることで、
クラブヘッドが素早く走るようになり、

ヘッドスピードが格段に上がることで、
結果的に飛距離アップに繋がります。

スライスに悩んでいるゴルファーには、
特にスライスを防止するためにとても効果的なんです。

まず正しいフォロースルーでは、
インパクトのあと右腕が左腕を追い越し、
右腕が左腕の上にきます。

これをターンオーバーと言って、
このように左手の上に右手が入ってくるという形が

正しい腕の動かし方、
飛距離の出る打ち方と言うわけなのですが…

特に、インパクトから
フォローにかけての動きに関して
このようにターンオーバーがされず、

左手が上、右手が下という状態が
保ったままの状態で

フィニッシュまでいってしまう方が
実はとても多いです。

そうなってしまいますと、

結果的にクラブヘッドを
最速な状態にまで持っていくことが
なかなか難しい。

つまり飛距離の出にくい打ち方に
なってしまっているんです。

クラブヘッドが加速されないということです。

ポイントは…



ではこの正しい腕の動きを
自然にスムーズに行うための注意ポイントが

グリップエンドの向き

になります。

インパクトからフォローにかけて

グリップエンドをボールとターゲットと結んだ
ターゲットライン上に向ける。

という意識を持って、
スイングを身に着けていただけると

今よりもっと正確なインパクトを
手にすることことができます。

グリップエンドを、
ターゲットライン上に向けるという意識ですね。

こうすることで、

自然と左腕が下に入り込み、
右腕が左腕の上側に入っていきます。

この時に右腕が真っ直ぐと、
しっかりターゲットライン上ターゲット方向に
真っ直ぐ伸びていることも理想です。

グリップエンドの向きを、
ターゲットライン上に向ける意識で。

そして、

さらにプラスのポイントとして、

フィニッシュの際、
自分の目でターゲットライン上に
グリップエンドが向いているかどうか

というポイントも一回一回確認しながら、
繰り返し行ってみてください。

目的をしっかりと



あくまでも練習は、
本番で成果を出すためですので、

目標目的に合った練習が
正しくきちんとできているかどうか
というのが一番重要です。

「できただろう」で終わりにせず、
きちんと自分の目で確認する、質の高い時間を過ごす、
と言うことが大切なんです。

なかなか飛距離が出なずに悩まれてるという方は、
正しい腕の動きが行えているかどうかを確認していただき、

気になるという方は、
ぜひ本日ご紹介した方法を参考にしてみて下さいね。

ゴルフ界では勇気をもらえるような
嬉しいビッグニュースで活気が溢れていますね。

若い方の中にも
ゴルを始められる方が増えたようで

さらにゴルフ界が賑わいそうです。

一緒に飛距離アップを目指して、
もっともっとゴルフを楽しみましょうね。



〈本日のおすすめ〉

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【ビデオ】左手ストロングで飛ばす

2021.04.18
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「左手ストロングで飛ばす」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

実は左手のグリップの向きは
ストロングにするほど飛距離アップしやすくなります。

グリップは左右の手の平が向き合う平行が基本とはいえ、
左手の向きには向きのマージンがあります。

では、どの方向にどれだけのマージンがあって、
その理由は何でしょうか?

(続きはビデオにて)

左手ストロングで飛ばす

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210418/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

左手はストロングが良い

左手はストロングになっているほど、
ボールヒットではハンドファーストにしやすくなります。

手元を左寄りにするほど、
左手のグリップはストロングにしやすくなります。

逆に、手元を右に持ってくるほど、
左手はウィークなポジションのほうが収まりやすいです。

ということは、手元がヘッドより先にある
ハンドファーストの形でボールヒットしたければ、
左手のグリップはストロングのほうが楽にできることになります。

さらに、左手のグリップがストロングなほど
腕が遠心力で引っ張られてフェースが閉じて左を向くので、
前腕を左に捻るのではなくフェースを開く方向へ動かせます。

ボールヒットに向かってクラブが振られると、
ヘッドの重心がシャフトから離れているオフセットがあるので
フェースは開かさられる方向へ力を受けます。

そうなると、フェースがターゲットを向くためには
前腕が右に捻られる力に耐えるように力を出しながら、
フェースを開くコントロールだと楽です。

また、手首が親指側へ折れるコックを考慮すると、
前腕を左に捻るほどヘッドは手元に先行する
リリースされた形になります。

このことは、案外気づかないために
簡単に前腕を左に捻るアームローテーションで無理矢理
ボールを捕まえようとするゴルファーは巷に溢れています。

前腕はむしろ右に捻ることでフェースを開く動きほど、
ハンドファーストになります。

金槌で分かるストロングの理由

例えば金槌を左手片手で持って、
垂直に立てた釘を打とうとしてみてください。

次に、水平に釘を打とうとしてみましょう。

そのとき、金槌の打撃面に対して左手はどんな向きになりますか?

金槌の打撃面がゴルフクラブのヘッドの打球面だとしたら、
左手の向きはかなりストロング寄りになっていると思います。

これが、ボールに当たって抵抗を受けるヘッドを
しっかり支えることのできる左手の向きとなります。

さらにトップでも

さらにトップでグリップを支えやすく、
グリップがズレにくいためにも左手はストロング寄りのほうが有利です。

グリップをウィークにセットしてバックスイングして
トップの形をつくった場合と、
ストロングでやってみた場合を比べてみましょう。

ストロング寄りのほうが、左手の親指の腹でグリップを
しっかり支えることができることに対して、
ウィークなほど左手親指は滑ってしまうことが分かります。

左手のグリップはセットアップ終盤で、
自分から見て3つ目のナックルである
薬指の付け根が見えることが通常のポジションです。

しかし、さらに4つ目のナックルである小指の付け根が見えるぐらい
ストロング寄りにセットしても、ストロングのメリットは
よりアップしてマイナス面は見当たりません。

左手のグリップの向きを今一度しっかりチェックして、
実際にショットしてみましょう。

そして、左にボールが飛んだら、本気でフェースを開きながら
ヒットさせようとしてみれば良いです。

今までウィーク寄りだったなら、
とんでもなく楽にスイングできる驚きを味わうことができます。

グリップがウィークなことは非常に重要な問題なので、
できるだけ漏れなくお伝えしたいと思います。

そのため、文章は長くなってしまいますが、
じっくり見ていただければそれだけ得るものは多いと思います。

ハンドファーストが良い理由

ハンドファーストなら、まだまだヘッドを強く押せる体勢であることと、
体がしなっている形なのでヘッドが加速中にボールヒットできます。

それなら、当たり負けが少なくなることで
ヘッドスピードの割にボール初速がアップしてボールが飛ぶばかりか、
さらにフェースの向きも安定します。

しかも、ボールを地面に置くショットでは、
ダウンブローでボールをクリーンヒットできる窓は広くなって
ダフりやトップは、その分、減らすことができます。

ドライバーショットでも、実はハンドファーストです。

ボールを左足踵のラインにセットすることで、
ハンドファーストであってもヘッドは上昇軌道の状態でヒットできます。

クラブヘッドで何かを強く押そうとしたときに、
どんな体勢にしますか。

手元をヘッドより先行させて左股関節の前あたりにセットして、
ヘッドを物に押し付けるようにして右脚で耐える体勢にしていませんか。

手元よりもヘッドを先に出すほど強く押せなくなるばかりか、
ヘッドの向きがぐらついてしまいます。

だったら、ボールヒットでは絶対ハンドファーストです。

ウィークの修正でボールが左に飛ぶことへの対処

ウイークすぎるグリップではボールヒットに向かって
フェースが開くわけですから、スライスなどが出ないためには
前腕を左に捻る動きをしなければなりません。

だいたい100を切るあたりでは、
この前腕を力で左に捻るアームローテションの動きを
やり始めた頃となります。

そして、それまでたくさんショットしてきて、
このアームローテーションは箸を操る動きや
自動車などの運転を自動化する小脳の運動記憶に定着します。

何も意識しなくても、アームローテーションする体になっています。

そこで、左手のグリップを正しくして、
アームローテーションしなくても良いポジションにしたらどうなるか。

そうです、フェースは閉じすぎてボールヒットすることになり、
極端な場合は左に出てさらに左に曲がるチーピンになります。

この必要のない小脳プログラムを消去するためには、
意識としては真逆の動きであるフェースを開く動作をすれば良いです。

それが、グリップをウィークから正しい向きに修正したなら、
ボールヒットに向かって本気でフェースを開くつもりで
ショットすることです。

私のコーチングでもグリップを修正したゴルファーに対して、
この方法ですぐに真っ直ぐに飛ぶようになっていますから
やってみましょう。

左手のグリップがウィークなゴルファーは多い

ところで、一般的には95%ぐらいのゴルファーが、
グリップがウィークで本来のポジションに対して
手が左まわりにずれています。

そして、ウィークなグリップでは、
セットアップではヘッドをターゲットに向けていたとしても、
遠心力で引っ張られたときにフェースはターゲットに対して開いてしまいます。

それが、ウィークだという意味です。

そうなると、ボールヒットでフェースが軌道に対して開いて当たって、
打ち出されたボールは右に曲がるスライスボールとなります。

そのため、思った球筋を出すためにはボールヒットに向かって
前腕を左に捻る力を使って無理やりフェースを閉じなければならなくなります。

ボールヒットでできるだけ無駄な力を使わないで清々と振り切れるためには、
セットアップで遠心力で引っ張られたような形を作っておくことが効果的です。

遠心力で引っ張られたときにフェースがターゲットに対して開くのは、
腕が引っ張られると内側に捻れるからです。

その内側へ捩れる理由は、ヒトの腕は骨格に対して筋
肉や腱が真っ直ぐに付いているわけではなく、
斜めに付いているからです。

ストレートパンチを出そうとすると拳が内側に捻れるようにして
腕を伸ばすのも、普段外側に捻れるように引っ張っていた筋肉を緩めて
腕を伸ばしやすくしているからです。

本来のニュートラルなグリップでは、自分から見て
左手の薬指の付け根である3つ目のナックルが見えて
小指の付け根である4つ目のナックルは見えません。

3つ目のナックルが見えなければウィークすぎで、
4つ目のナックルまで見えるならストロング寄りとなります。

左手のグリップの向きは、
最低でもウィークにはなっていないようにしましょう。

そして、しっかりボールを遠くまで正確に飛ばしたいなら
ストロング寄りに少しずつずらせてみて、
自分にとって最適なポジションを探ってみると良いです。

左手のVの字の密着のつくりかたも重要

ところで、左手の親指と人差し指でできるVの字の形は、
スイング中にグリップがズレないために重要です。

左手のVの字の間に隙間があると、グリップはズレます。

なぜなら、このVの字が開いているとグリップを力で握るからです。

さらに、セットアップでVの字を力で無理やりくっつけていても、
やはりグリップはズレます。

そこで、この左手のVの字のつくりかたをお伝えしますので、
やってみましょう。

まずは、真っ直ぐに立って、右手片手で
クラブをグリップとシャフトの境目あたりで支え、
クラブを楽に支える感じで右肘をお腹の上にポンと置きます。

そうすると右肘の内側であるエクボは上を向き、
右腕は力でクラブを振る形ではなくしなりやすい形状となります。

そして、完成されたグリップでは左右の手の前後差があるので、
あらかじめシャフトを体の正面に対して右斜め45度ぐらいにセットすると
手首に余計な力を入れなくてすみます。

ここまで準備すると、目の前に見えるグリップは
まさに丁寧に左手をセットできるポジションにあることが分かります。

そこで、このグリップに対して、
左手の親指をグリップの真ん中のライン(稜線)よりも
親指の幅半個分右にずらせてグリップの上に置きます。

​そして、その親指の付け根の横側に
人差し指の付け根の横側が密着するまで、
左腕前腕を右に捻るようにして左手の甲を親指の方向に寄せて来ます。

そして、最後に左手の指をもぞもぞさせて
隙間をできるだけ埋める感じで、収まりの良いポジションを探しましょう。

これなら、大きな石の間に砂を入れると固定できるように、
指で隙間を埋める感じでグリップを力ではなく指のポジションで固定できます。

フェースを閉じるコントロールは悪いことばかり

ところで、フェースを閉じようとすることは、
力も必要で良いことはひとつもありません。

そもそもヒトの力の効率の良い出し方として、
筋肉の特性を認識する必要があります。

自ら出そうとする力ということは
筋肉は短くなりながら縮もうとする「短縮性収縮」なので、
伸ばされながら縮もうとする「伸張性収縮」の半分以下の力しか出せません。

ボールヒットに向かってクラブが振られると、
ヘッドの重心がシャフトに対してオフセットがあるために
フェースが開かされる力を受けます。

その力に耐えるまさに受ける力である「伸張性収縮」なら、
自ら出そうとする力である「短縮性収縮」の倍以上の力を出して
コントロールできます。

それなら、スイングは楽で簡単になります。

さらに、フェースを閉じようとすると、
右腕を伸ばす力を出して内側に捻ることで
左にターンしてフェースを閉じる動きになります。

それではまさにクラブを右手の自ら出そうとする力で振りにいくことになり、
リリースが早くなってヘッドが加速状態でポールヒットできずに
当たり負けが多くなります。

そして、フェースの向きが不安定になって不意に曲がったり、
ヘッドスピードの割りにボール初速があがらず飛びません。

特にボールを飛ばしたいときに、
右腕を自ら出そうとする力で使ってしまうことで
左に引っ掛けるミスをやってしまうことにもなります。

実はバックスイングでは

バックスイングでのフェースの開きについても
スイングを簡単にするために大切なことがあります。

フェースの開閉を行わないというよりも、
力の弱いゴルファーほどむしろフェースは閉じながら動いたほうが
スイングは楽で簡単になります。

そして、それは左手のグリップがストロング寄りなほうが、自然にできます。

自ら出そうとする力でフェースを開きながらバックスイングすると、
ダウンスイングではやはり自ら出そうとする力で
フェースを閉じる動作をしなければならなくなります。

むしろバックスイングではヘッドの重心がシャフトから離れていることで、
腕をリラックスさせればフェースは閉じさせられる力を受けます。

その閉じさせられることに素直に従いながら、
フェースを閉じればダウンスイングではフェースが開かされることに耐える
楽なコントロールにできます。

ここまで色々見てくると、左手のグリップをストロング寄りにすることは、
良いことばかりだということが分かったでしょうか。

それなら、左手グリップは絶対にウィーク寄りにならないで、
むしろストロング寄りぐらいになっていることを必ず守って
セットアップするようにしましょう。
 

では、また。
 

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インパクトで前傾が起き上がる?なら…

2021.04.17
服部hattori

From:服部コースケ
東京の自宅より、、、

おはようございます、
服部コースケです。

「インパクトでどうしても前傾が崩れて
 上体が起き上がってしまうんですよ。」

これは、ある生徒さんから相談されたこと。

スイングで前傾が崩れてしまうと
スイング軌道も上下に乱れ、
インパクトの位置がズレてしまいます。

その結果、ボールの上側を叩いてしまうトップや、
ボールの手前の地面を叩いてしまうダフリにつながり
スコアを落としてしまう原因になります。

また、

ボールの芯をとらえられないということで
ミート率も下がり飛距離がでません。

ですので、
前傾をキープするというのはゴルフスイングで
非常に重要な要素の一つではあるのですが、

前傾をキープしようと意識しても
なかなかできずに悩んでいるゴルファーの方が
大変多くいらっしゃいます。

また、体の柔軟性が不足している方で、
少し無理して前傾角度をつけている方などは、
スイング中に前傾角度が勝手に戻ります。

腰痛を抱えている方も同じです。

腰の痛みを我慢して前傾を作ると、
体は痛みを感じない普通の姿勢に戻そうと
スイング中に無意識で動いてしまいます。

なので、前傾をキープするのは
物理的に難しいという側面もあるのですが、、、

だからといって、
柔軟性が足りない方や腰を痛めている方は
前傾キープを諦ろというわけでもありません。

本日はスイングで前傾が崩れてしまう方に、
すこし変わったアドバイスをしたいと思います。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


ゴルフスイングに正解はありません

スイングは千差万別です。

プロの世界でも
全く同じスイングをしているゴルファー
誰一人といないはずです。

理想とするスイングはあっても、
そのスイングが全てのゴルファーにとって
正解だとは限らないのです。

本日のレッスンの
前傾の話も全く同じです。

柔軟性が足りなかったり痛みを抱えていて、
前傾することが物理的に難しい方は

逆に、

アドレスから上体を起こしておく
というスイングも悪くはありません。

結局のところ、
あなたにとって飛距離がでてスコアが縮まるスイングが
あなたにとって正解ではないでしょうか?

自分に合ったスイングを探すことは
決して簡単なことではありませんが、

スイング探し自体がゴルフの醍醐味ですし、
そういった意味でゴルフに終わりはありません。

ぜひあなたも、
あなただけのゴルフスイングを
探してみてくださいね。

そして、もしあなたが
前傾がキープできずに悩んでいるんだとしたら
本日のレッスンを参考にしてみてください。

服部コースケ



追伸:

飛距離がグングン伸びる人と
何年やっても全く伸びない人

この2人のゴルファーの
差は何だと思いますか?

練習量?
才能や年齢?
持っている教材や練習方法?

この3つのどれでもありません。

170yから250yに飛距離を伸ばした
69歳男性ゴルファーが実践した
たった1つのテクニックとは

https://g-live.info/click/hattori/


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