From:モンゴ
千葉の自宅より、、、
お楽しみ様です、モンゴです!
ゴルフ、楽しんでますか~?^^
先週は私、小原プロたちと一緒に仕事で北海道に行っていました。
北海道の話はちょっと長くなるので、また今度に。。。(笑)
(でも、北海道はやっぱり雄大で素晴らしかったです!^^)
で、先週は病気の後やケガの後にどうするかというような
そんな話をしましたが、、、
思ったよりも多くの方から反響をいただきました。
どうもありがとうございます!
で、今日はその話ともちょっとだけ関連するんですが、今日は
「イップスで迷った時の考え方」
についてお話ししたいと思います!
あなたがもし今、ゴルフで悩んで迷っていることが
あるのだとしたら、、、少しお力になれるかもしれません。
で、私をイップスから救った一言。それはこのメールのタイトル
「足元よく見ろ、小僧!」
だったんです。。。
スプーンだと打てるのに…
ちなみに先週の続きとしてお話する上で、
先週の質問をもう一度確認しておきますね。
> 腰椎の手術をして2年、
> 再開当初から知らず知らず腰をかばうスイングになって
> ドライバーからパットまで手術前のスタイルを失って
> 自信喪失に陥って
> ゴルフ場へも行きたくなくなってしまいました。
ゴルフをしていると、自信を失ってしまうというのは、
誰にでもあるものですよね。。。
ここで、私の経験をお話させていただきますと、、、
実はモンゴは昔、ドライバーがイップスみたいに
なっちゃったことがあるんです。
いやー、あの時は本当に辛かった。。。^^;
ともあれ、その時は試合でドライバーを持つと
もうどこに飛んで行くか全く予想ができないぐらいでした。
でも本当に不思議なんですけど、ドライバー以外の他のクラブ、
たとえばスプーン(3W)とかを持つと、、、
「あのドライバーの違和感は一体なんだったんだ!」
というぐらい、非常にスパーンと
びっくりするぐらいスムーズに打ててしまうんです!(-_-メ)
ドライバーを抜いたりもしたけれど
このイップス、もう本当にどうしようもなくなって、
ついには試合で、ゴルフバッグからドライバーを抜く、、、
そんな所まで追い詰められていきました。。。(泣)
でも、当時は現役でツアーを目指していましたら、
そんなドライバーを抜くなんていうことをしたところで、
根本的な解決になんかなりません。
しかもドライバーがなければ当然、距離は稼げませんから、
どうしてもネガティブなゴルフの印象になってしまいます。
いくら小技のモンゴとはいえ、
「距離が出ないと悲しい」
「飛べば楽しい」
正直言って、そのへんは同じです。
そこはアマチュアもプロも変わりありませんからね。
今にして思えば、あれやこれやと考えて過ぎていたのが
大きな原因だったとわかります。
・テイクバックではこうしなきゃいけないとか、
・トップの位置はこの角度でなきゃいけないとか、
・ダウンではこの角度で降りてこなければいけないとか、
いわゆる「ねばらならない」を考えすぎていたんです。
でも、当時は必死ですから、
そんなことだってわかりませんでしたけどね。。。
「お前のスイングの基本はどこにある?」
でもですね、ちょっとあなたも考えてみてください。
ゴルフの調子のいいときというのはおそらく
そんな「ねばならない」を、1個だって考えていないんですね。
せいぜい考えていたとしても、1個ぐらい。
いい意味で「アバウトに」ゴルフをしているんです。
で、そのことに気づかせてくれたのは、
同じ所属の先輩ツアープロでした。
もうどうしようもなくなって、その先輩に打ち明けて、
「これこれこういう理由で打てないんです…」と相談したんですね。
で、先輩は一言、モンゴにこう言いました。
「おまえ、打つ前に何を考えて打ってるか言ってみろ」
モンゴはそれまでに気にしていた、
スイングでうまくいっていないなと感じていたところを6つぐらい、
「コレとコレとコレとコレと…」と言いました。
それを聞いたプロは、メチャメチャ怒って、
「バカやろう! そんなの単純に考えておまえ、
たとえばものを投げるときに6つも考えないだろう!?」
「オマエ、歩くときに何を考えている?
歩き方とかそんなの考えて歩いてないだろう!」
他にもたくさん言われましたけれど
その時はそのツアープロに本気で怒鳴られました。。。(ノД`)
「お前のスイングの基本はどこにある?」
そこから先は練習場で、まさに答えのない
「禅問答」のようなやりとりが始まりました。
答えは一切教えてくれません。
自分で気づけと言うことなんでしょう。
そして先輩が私のスイングを見ながら一喝。。。
「足元よく見ろ、小僧!」
ヒイィィィ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ(恐)
先輩プロ(ゴルフ好きならわかる、有名なツアープロの方です)は
その場では結局、何一つ答えを教えてくれませんでした。。。
何がよくて何が良くないのか、わからないままでした。
が、後になって考えてみれば、
ここで答えを言ってくれていたんですね。
「足元よく見ろ、小僧!」
その時のモンゴは、上半身ばかりを気にしていたんです。
「手をどう使えば直るのか?」とか、
そういうことばかりを考えていたんですね。
でも、そんなことをやっているから、ドライバーが安定せず
どこに行くのかわからない状態になっていたんです。。。
でも、そのことに気づいてからドライバーのイップスは
だんだんとよくなっていきました。
先週のメールでは、
「病気、ケガの後に気にすることは一つだけ」
ということをお話ししました。
これはイップスの時も同様です。
「気にすることは一つだけに絞る」これです。
そしてうまく行っていない時というのは、
やっぱり下半身にフォーカスするほうがいいですね。
上半身がうまくいっていなくてダメというのは
経験上、そうそうありませんから。
やっぱり肝心なのは、土台となっている下半身から、です。
以上、少しでも参考になればうれしいです。
それでは、今日も楽しいゴルフを!
モンゴより
追伸
もう一つのオススメとして、、、
調子のいいときのスイングを映像で残しておくといいです。
調子のいいときというのはたいてい、
そんなことは思いもしないのですが、
調子が悪いときに、どんなふうに自分がしていたのかを
ビデオで残しておくと、とても参考になります。
最近は携帯で簡単に動画も取れるので、
これ、とってもオススメです!