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70歳代でドライバーの地クラブ選ぶならコレ

2019.06.13
tokutake

From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
 

さて、今日はいわゆる「地クラブドライバー」を
ご検討なさっている、70歳代のベテランゴルファーから
こんな質問を頂きました。
 

 「最近90台のスコアしか出なくなりました。
  ドライバーは180ヤードぐらい、
  ヘッドスピードは38m/sくらいです。

  スコアアップに、いわゆる地クラブのドライバーは
  効果ありますか?」

 

ズバリ、コレについては。。。

さすが、ベテランゴルファー!

まず、地クラブにご着目なさっている点が
さすが、経験豊富なベテランゴルファーだなと。

ズバリ、とても良いことだと思います。
 

ご承知の通り、地クラブは選べる要素が多いので
いわゆる店頭で「吊るし」で売っているものにはないメリットが
たくさんあります。
 

さて、ここまでお話を進めていく中で、
ある程度ゴルフをやっている方ならご存知だと思いますが、。。。
 

 「そもそも『地クラブ』って何?」
 

そう思った方も、おられるかもしれません。

地クラブというのは、各地方の
中小ゴルフメーカーが作っているクラブのことです。

イメージとしては。。。
ちょっと違うかもしれませんが、

日本酒の「地酒」のような感じ?

まあ、そんなイメージはさておき。。。
 

地クラブの場合は、大手メーカーのように
大量生産はしていません。

その代わり、ユーザーの細かいニーズに応える
作りになっています。たとえば、
 

 ・飛距離アップに特化したクラブを作っていたり

 ・とにかくスピン性能を極めたクラブを作っていたり
 

といったように、特定の性能や特徴を
追求したクラブになっています。
 

そして、地クラブのもう一つの最大の特徴としては
 

 ・ヘッド

 ・シャフト

 ・グリップ
 

これら全てがバラバラで選べるようになっているので
 

 「そのゴルファーに合った、最高の一本」
 

を作ることが出来るというのが、
地クラブの最大のメリットと言えます。

(もちろん、それらのパーツのメーカーは
 バラバラでも大丈夫ですし、同一でも構いません)

クラブを変える前に必要なこと

そういった地クラブの良さを理解していただいた上で
今回の質問者様のケースを考えてみると、
まず、やらなければならないことは。。。
 

 ヘッドスピードと、ドライバーの距離が
 なぜ伸びないのかを分析する必要がある

 

ということです。
 

たとえばこの質問者様の場合、打ち出し角度とスピン量が
まあまあの数字という判断であれば、

ヘッドスピードを上げるというところに
着目して改善点を考えていくことになるでしょう。
 

そしてご承知の通り、ヘッドスピードを上げるためには
クラブを長くした方が良いことが多いですが。。。
 

いずれにしても、まず最初に
 

 「何が足りないかを分析する → 足りない点を補う」
 

という考え方で進めていけば
まだまだ飛距離やスコアを伸ばせる可能性は
大いにあると考えます。
 

ここで復習ですが。。。
「飛距離の三要素」覚えていらっしゃるでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(考える時間です)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 
 

 ・ボールの初速(早ければ早いほど飛ぶ)

 ・打ち出し角(理想値は14度前後)

 ・スピン量(2000~2500回転が理想値)
 
 

でしたよね。
 

このへんについて復習したい方は、以下をどうぞ。
(他にも過去の記事は複数ありますが)
 

【必読】70歳を過ぎても、飛ばしたい方へ…
2019.01.31

http://g-live.info/click/190131_nikkan/

 

メーカー量販店の「軽いから飛ぶ」の嘘…
2019.02.07

http://g-live.info/click/190207_nikkan/

 

ともあれ、この3つのうち
どれかが欠けていれば、それを補うことで
飛距離やスコアが伸びる可能性が大きいですし、

その欠けている部分を補えるクラブを選択するという意味では、
地クラブはとても良い選択になるはずです。

アイアン変えたら、ドライバーの飛距離がUP!?

この質問者様のように、
ドライバーを飛ばしたいと考えているのに
思うように飛距離が出ていない方の場合。。。
 

 ドライバーはしっかり振れる
 スイングであるにもかかわらず、

  ↓

 クラブ(ドライバー)が悪さをしていて
 それで、左右に曲がることを恐れて

  ↓

 その恐れから、真っ直ぐ打ちたいから
 飛距離を犠牲にして打ってしまっている

 

実は、そういうことが原因となっている可能性も
考えられますし、あるいは。。。
 

アイアンを軽くしてしまったことで
ドライバーが振れなくなっている可能性だって
考えられなくはないのです。

上記のような場合であれば、
変えるのはドライバーではなくむしろアイアン。。。
ということになるかもしれません。

これについては、以前に下記でもお話をしました。
 

本当?アイアン変えてドライバーが飛距離UP
2016.07.14

http://g-live.info/click/160714_nikkan/

 

本当にそんな状態であるのなら、
いくらドライバーを変えたところで。。。

どうがんばっても、ドライバーの飛距離は変わらないわけです。
 

ということで、何度もこの場で申し上げているように、

何よりトータルなセッティングが重要

このメールマガジンをお読みの方には繰り返しになりますが、
各ゴルファーに合わせたトータルなセッティングが
重要ということになってくるわけです。
 

これがもちろん「ドラコン競技」をやっていらして、
ドライバーしか使わないんだったら、話は別です。

ドラコンなら、ドライバーでだけでどうやっていくか
ということだけを、考えればよいので。。。
 

ですがご承知の通り、ゴルフというのは
トータルなスポーツですので、

他のクラブのせいで落ちているのなら
そのクラブを改善していく必要があります。
 

それを実現するのが。。。
すでにご承知の通り、フィッティングというわけです。
 

ということで、結論としては
 

 「飛ばない原因をまず探ることが
  地クラブを作るよりも、先決」

 

ということになるかもしれませんね。
 

ただ、冒頭にもお話ししたとおり、
「地クラブ」に着目していることは素晴らしいです。

先ほどもお伝えした通り、
ゴルファーに合わせて選べる要素がいっぱいあるので、
吊るしの商品にはないメリットが満載です。
 

ですが、地クラブで自分に合った一本を手に入れるには、
フィッティングは必須とも言えるので。。。
 

地クラブに興味がある方は、ぜひ一度
フィッティングにいらしてみてくださいね。

「チーム徳嵩」フィッティング

そんなわけで、あなたの飛距離が伸びない原因を
徹底的に分析して、あなたに最適のクラブを提案する
「ゴルフパフォーマンスのフィッティング」。。。

枠数が少ないのですが、
少しだけご用意することが可能です。

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東京千葉大阪
各3店舗でお申込みいただけます。

しかしながら、こちらからのお申込みで予約確定ではなく
後日担当者から連絡が行きます。

そこでのやり取りの上での日程確定となりますので、
その点、あらかじめご了承ください。
(必ずご連絡は行きますので、ご安心ください)
 

繰り返しになりますが、
ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。

必ず購入していただく必要は全くありませんので
どうぞご安心してご来場ください。

この機会にぜひ、下記よりお申込み下さい。

詳細はコチラをクリック!
 
 

それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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【ビデオ】スイング中によろけてしまう方へ…

2019.06.12
kondo

From:近藤雅彦
神田のドトールより

おはようございます、近藤です。

私は室内と実際のコースの両方で
レッスンをさせていただいていますが、
やはりコースに出るとその人本来のクセが出ます。

というよりも
室内で目立たなかったクセが
際立って目立つという表現が適切ですね。

特にコースでスイングすると、
スイング中によろけてしまう方が
非常に多いんです。

フィニッシュで右足体重になったり、
踵体重になったり左足がめくれたり…

心当たりはありませんか?

今日はそんなスイング中に
よろけてしまうゴルファーに
向けたレッスンです。

ご覧ください。

<本日のオススメ>

使うだけで7打縮まる
高性能ゴルフスコープ

「ベタピンスコープ2」

もしあなたがもったいないミスを
1打でも減らしたいと思うなら、、、

キャンペーン最終日である
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もっと大きなフィニッシュを取りたい方へ

2019.06.11
ezure

From:江連忠
神戸の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

今回は、
 

 「もっと大きなフィニッシュを取りたい方へ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日はフィニッシュについてなんですが、
こんな質問をいただきました。

フィニッシュでピタッと立てない…

> フィニッシュがきっちりと取れないことが
> 目下の私の悩みです。
>
> 胸が目標を向くぐらいとか、
> 右肩が目標を指すまでとか、いろいろ言われます。
>
> ですが私の場合は、体は正面を向いたまま、
> フィニッシュでもピタッと立つことができません。
>
> どうしたら、フィニッシュをもっと大きくできるのか、
> フィニッシュをピタリと決めることができるのか、
> 教えてください。

 

確かに、ツアープロのフィニッシュを見ていると、
それに憧れてしまうということも
あるかもしれませんね。
 

もし、あなたが30代までの若い年齢で、
極端に太っていたり、あるいは異常に身体が固いといった
ことがないのであれば。。。

ある程度大きなフィニッシュを目指してよいと思います。
 

ですが、右肩が目標を指して
クラブヘッドも目標を指すというような
教科書的なフィニッシュは。。。

ある程度身体が柔らかい人でないと難しいです。

そのため、やみくもに自分の能力以上の大きなフィニッシュを
目指すことは、あまりお勧めできません。
 

ですがもし、あなたのフィニッシュが
 

 ・身体は正面を向いたままで
  フィニッシュでピタっと立つことができない

 ・胸が目標方向に動かない
 

そんな状態であれば、柔軟性や体型の問題ではなく。。。
 

あなたのエネルギーの使い方に
問題があるかもしれません。
 

大きなフィニッシュは、自分の力だけでは無理

基本的にフィニッシュの大きさは
 

 ・クラブの遠心力に任せて

 ・身体が引っ張られる力の大きさ
 

これで決まります。
 

大きなフィニッシュの取れるプロと言って、
真っ先に思い出されるのは、片山晋呉プロあたりでしょうか。

もちろん、片山プロ以外のプロも含めての
大きなフィニッシュが取れるプロの共通点は
 

 「フォローからフィニッシュにかけて
  上手に脱力できていること」

 

これが挙げられます。
 

これとは反対に、
フィニッシュの小さいゴルファーというのは
 

 ・自分の力でクラブを動かそうとするので

 ・遠心力が小さくなってしまい

 ・クラブに引っ張ってもらえない
 

ということで、フォローそしてフィニッシュが
小さくなってしまうのです。

遠心力を感じるためには?

では、遠心力を感じるためには
何をどうすればよいのか?
 

一番確実なのは、
 

 「長いもの、重いものをゆっくり振る」
 

この練習ドリルが、一番効果的です。
 

可能なら、野球のバットくらいの長さと重さの物から
始めるのがよいと思います。

これによって、クラブに引っ張られて
大きなフィニッシュをとる感覚を
育てることができるのです。
 

ここでの大切なポイントは、
 

 ・自分の力で振らない

 ・長さ、重さに振られる感覚を感じようと試みる

 ・上半身、特に腕をリラックスさせる
 

です。
 

身体がクラブに引っ張られる感覚を身につける事こそ、
大きなフィニッシュへの第一歩です。

ぜひ、試してみてください。
ただし、腰の悪い方などは、くれぐれも無理は禁物です。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

ゴルフを愛するゴルファーであれば…

ベストを1打でも更新することが
どれだけ難しいことか、
理解しているとは思います。

だからこそ、この「嘘のような事実」を
あなたにお伝えせずにはいられませんでした。

なぜなら、先週まで100を切れなかった
ゴルファーが、この秘密兵器を使っただけで…

「105→98」までスコアを縮めたからです。

コチラをクリック

個数限定でのご案内なのでお急ぎください
 

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コースの「罠」にご注意を…

2019.06.10
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

じつは私、いくつかこのメルマガを
見てくださっている方達と
交流出来る場を設けています。

皆様のリアルな意見が聞けるので、
私もとても楽しく、時に勉強させていただいています。

さて、そこの投稿の中に
あなたのゴルフにも是非役立てて欲しい
お話がありました。

これに気をつければ、
いきなりスコアが良くなる
可能性も十分にありえます。

というのも、、、

ゴルフは準備が8割

まず、その時の投稿がこちら。

「昨日、ヤマハレディースオープン開催コースの
葛城ゴルフ倶楽部山名コースを、
初めてラウンドして来ました。

ヤーデージブックに載っている
2・5・12番ではOBと池ぽちゃで、
井上誠一氏の思惑通りに罠にはまりました

何とも精神的な弱さを痛感しました。

またトーナメントコースはどこもグリーンが難しく、
下りのパットを打たなければならない場所に
乗せてはいけませんね。」

この方はゴルフ歴も長い上に
実力もあるのですが、そういった方でも
コース設計を見誤ると騙されます。

なぜなら、ゴルフコースというのは
あなたを惑わそうとしているからです。

例えば、ティーグラウンドには
ティーマークが刺さっていますよね。

あのティーマーク、必ずしも
コースに対してまっすぐ刺さっている
というわけではありません。

むしろ、大体左右どちらかに
向いているので、うっかりすると
OB方向にアドレスしたりしてしまいます。

他にも、グリーンまでの残りヤード数を
教えてくれる杭はどのコースにもありますが、
あれが指し示す距離が、

・グリーン中央なのか
・グリーン端までなのか

これもゴルフ場によって
自由に決められるので、
むやみに信じてはいけません。

設計者の意図をくみ取る

ちなみに井上氏はゴルフコース設計者として、
多大な功績を残した人物ですが、じつは時代によって
コース設計自体のコンセプトが違います。

というのも、キャリア初期に手がけたコースは
木々をふんだんに使った伝統的なコースが特徴で、

「良いゴルフ場のコースってこんな感じだよね」

といったザ・ゴルフ場みたいな設計になっています。

そして、どんどん時代が進むに連れて
伝統の中にトリッキーな趣が入り始めて、
今回お話しているような葛城ゴルフ倶楽部は、

キャリア後期の設計になるので、
錯覚を駆使したクセのある設計になっています。

普段であれば、ここまで深く考える必要は
無いかもしれませんが、コースというのは
各ホール毎にきちんとした意味があります。

バンカー1つとっても、なんとなくで
配置されているわけではありません。

そういったコースとの対話を
していくのも、私はゴルフの
醍醐味であると思います。

是非、次にコースに行く時は
事前にコースレイアウトを確認して、
自分なりの戦略を立てて臨んでくださいね。

追伸

そんなコース戦略ですが、
目測で距離を測るのは
たとえ私であっても無理。

大体140yとは予測できても、
1の位までは不可能です。

だからこそ、
私はスコープに頼ります。

http://g-live.info/click/btpin1906_cs/

奇しくも今年からスコープの
使用制限が大幅に緩和され、
ゴルファーの使用率も右肩上がり。

皆さん使っていてとても便利とのことなので、
是非あなたもこの機会に手に入れてみませんか?

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【ビデオ】トップは力でなくても案外上がる

2019.06.09
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「トップは力でなくても案外上がる」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

トップに向かって自ら出す力でクラブを上に押しあげなければ、
十分なトップにはならないと感じてませんか。

その前に、そもそも十分なトップとは、
どんなトップでしょうか?

(続きはビデオにて)

トップは力でなくても案外あがる

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf190609/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

高くあげる弊害

クラブや手元が高い位置にあるほど、
ボールが飛ぶと感じるものです。

確かに位置エネルギーとしては高い位置にあるほど
大きなエネルギーを持つことになるので、
気持ちとしてはわかります。

しかし、高くあげる弊害として
肩などに力が入ってしなりにくくなります。

位置エネルギーとしなりの最適なところが
トップの高さとなります。

上半身が正しくしなり始めているなら、最高のトップです。

よく深いトップとも言われ、
しなりが多いほど良いイメージもありますが、
それも間違いです。

そして、しなっているためにはトップで右腕が支えとなって、
ヘッドが力点でグリップエンドを作用点として
テコの動きで体の左サイドに張りができはじめていることが大切です。

ボールを遠くまで正確に飛ばすためには、
ボールヒットまでにできるだけ大きくしなることでたくさんエネルギーを溜めて、
それを可能な限り短い時間に放出することが肝です。

そういった意味ではトップでは最高に深くしなっている必要はなく、
ダウンスイングでしなりを大きくしてエネルギーを溜めれば良いです。

そう考える場合の良いトップとは、
しなるべきところが正しい方向へしなりはじめて、
ダウンスイングでさらに大きくしなる準備が整ったトップとなります。

具体的には正しくしなれば上半身のしなりの最大となる部分は、
左肩甲骨の胸の方向へのスライドです。

そして、肩甲骨は腕が両肩のラインに対して少し斜め上になった方向が、
ゴルフのスイングの動きでは一番たくさんスライドできます。

では、この正しい方向へ左肩甲骨をスライドさせるためには、
バックスイングからトップに向かってどうすれば良いでしょうか。

それは、下半身の動きを使ってヘッドを動かしはじめ、
正しく動いたヘッドの勢いでクラブと腕が
トップまで持っていかれるようにすることです。

また、ゴルフはできるだけコンパクトな動きで
可能な限りヘッドをたくさん動かすほど、
簡単にボールを遠くまで精度良く飛ばすことができます。

そのための要は、クラブと体の接点である手首が
親指側に折れるコックを入れることです。

コックはバックスイング開始から入れ始めます。

バックスイング開始で下半身の動きで
腰から首の付け根までの体幹を右にターンさせることで、
手元がインサイドに入りながら振り出し後方へ動きます。

そのとき手元はインサイドに入ってくることに任せながら、
ヘッドが振り出し後方へ真っ直ぐに動きながら
フェースがボールを向いている感じにします。

それだけ考えれば、案外良いコックが入ってきます。

そして、バックスイングはもちろんですが、
スイング中上半身で自ら動かす部分はコックだけです。

バックスイングを脚から動いて体幹が右にターンすることに
コックをプラスすると、ヘッドはかなりの勢いになります。

フルショットではスタンスの幅を広めにして肩幅より広くしますが、
それぐらいのスタンスの幅の中で脚を使い切って
右膝が伸びきるぐらいまで伸びたとします。

そうすると、手元は胸の下あたりの高さまであがり、
ヘッドはコックでさらに高くあがってスイング中
最も高い地点の手前ぐらいまできます。

そうすると、それまでのヘッドの勢でヘッドがシャフトや腕、
さらには左肩甲骨までも引っ張って、
右腕が支点となっていれば最高の方向へのしなりがはじまります。

下半身とコックさえ正しく動かせば、
上半身ではヘッドを真っ直ぐに動かした結果のコックだけを入れるだけで、
クラブは最高のトップまであがってきます。

また、筋肉は自ら力を入れると、
その後約0.4秒はゼロになりません。

もし、バックスイングでトップに向かって
腕を押しあげる力を自ら入れていたら、
ダウンスイングでは腕とクラブは下に落ちにくくなります。

下に落ちないほどそれだけインパクトの面から浮いていることになり、
ボールヒット近辺で力ずくでボールにヘッドを
合わせにいかなければなりません。

それではヘッドの加速に専念などできず、飛ばないばかりか
ヘッドが高速に動いている時にコントロールすることになるので
フェースの向きなどが大きくばらつきます。

トップに向かって自ら力を入れるほどボールヒットが難しくなり、
飛ばず曲がるショットになります。

脚の動きとコックだけでバックスイングして、
ヘッドの勢いを信じましょう。

そうすれば、楽に良いトップをつくることができて、
スイングが簡単になります。

バックスイングでの下半身の正しい動き

バックスイングでの下半身の動きについては
色々なところで幾度もお伝えしていますが、
簡単におさらいさせていただきます。

バックスイングでの脚の動きは、次のようになります。

右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
上半身の前傾角度を保つ程度に右股関節を入れたまま
主に右膝を伸ばす動きで、右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

同時に左サイドは、斜め右下へ落ちるイメージです。

左脚は左腰が右斜め下である右足つま先方向へ向かって落ちることに連動して、
鉄の重い鎖のように左腰の動きをじゃましないように
左腰に引っ張られるまま伸びてきます。

そうすれば、骨盤は前傾角を維持しながら、
楽に右にターンしてきます。

バックスイング開始で左股関節から先の神経が
プッツンと切られたイメージで、左脚の力を抜いて
単なる重りとして左脚を使えば良いです。

右股関節も伸ばしますが、
あくまでもセットアップでの前傾角度を保った程度には入れたまま、
右膝が伸びきるぐらいまでしっかり下半身を使い切ろうとしましょう。

また、左サイドが落ちると人は落ちてしまうことを防ごうとして、
右脚はむしろよりしっかり地面を縦に踏めるようになります。

そして、下半身がしっかり動けば、ヘッドが脚の動きに連動して
一番最後についてくる感じが出せます。

バックスイングで上半身の力の入れ具合

スイング全体でもそうですが、
バックスイングで上半身で自ら出す力はコックだけでした。

とはいえ、全く力を入れていないとヘッドは置いてきぼりになります。

では、どんな力を使ったら良いのでしょうか。

それは、受ける力を使うことです。

受ける力とは、押された分を押し返す、
引っ張られたならそれと同等の力で引き戻す力の入れ方です。

人の体には姿勢を保持するための仕組みがありました。

それは、「伸張反射」です。

筋肉には長さに反応するセンサーがあって、
そのセンサーが伸されると脊髄反射で対応する筋肉は
縮もうとする信号を脊髄が発信します。

それが、「伸張反射」です。

この「伸張反射」に少しだけ加勢する感じで力を出すことが、
受ける力を使うことになります。

下半身は再現性が高い

下半身の動きはゴルフのセットアップの姿勢からだと
動きの自由度は低く、決まり切った動きしかできません。

上半身ではクラブを色々な所に運ぶことができますが、
下半身ではそれほどバラエティーに富んだ位置に
クラブを持っていくことはできません。

その自由度の少ない下半身を使って動けば、
クラブはここにしかあがらないという所に収まります。

コックだけは自ら出そうとする力に頼るしか仕方がありませんが、
コック以外は受ける力に徹することで
トップの位置で悩むこともなくなます。

しかも、腕や肩には余計な力が入らないため、
リラックスしたままトップを迎えることができます。

そうすれば、ダウンスイングからボールヒットに向かって
上半身を下半身の動きでさらにしならせることができます。

結果として、ボールは遠くまで精度良く飛ばすことができます。
 

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