FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「あなたの上達を邪魔する意外な犯人」についてお話ししたいと思います。
実は先日、で最近レッスンを受けていただくようになった、
自営業の生徒さんのWさん(40代)と、こんなやり取りがありました。
ドライバーはまあまあちゃんと飛ぶのに。。。?
Wさん「小原さん、私、苦手なクラブがあるんですよ。
なぜか9アイアンだけ、ショットが安定しないんです。
ドライバーはけっこう上手く飛ぶのになあ。。。」
小原 「へえー、そうですか。。。
じゃあWさん、ドライバーと9番アイアンを
ちょっと打ってみてもらえますか?」
Wさん「はい、わかりました」
そんな話をしてから、ドライバーを打ったあと、
9番アイアンを打ってもらったんですが、、、
確かに9番アイアンが、大きく右に曲がっていくのがわかりました。
小原 「あれ。。。? ちょっとWさんのクラブ、、、
9番アイアンだけ、なんか種類が違いませんか?」
Wさん「あ、確かに、違うかもしれませんけど・・・」
小原 「セットで購入したわけじゃないんですね」
Wさん「えぇ。実は全部もらい物でして、、、
アイアンは9番だけなかったので、これだけ適当に買ったんです」
小原 「なるほど。。。そうなんですね」
やっぱり道具もそれなりに重要
生徒さんからよくいただく質問に、
「今の道具が自分と合っているか、わからない」
というものがあります。
そんなこともあって、前に私が仲良くさせていただいてるクラブフィッターで
クラフトマンの筒康博さんとジョイントでセミナーをさせていただきました。
(ちなみにそのときの模様がこちら。 http://obara-daijiro.com/product/tsutsusemi/ )
道具が自分に合っているかどうかというのは、ゴルファーにとっては重要です。
クラブが合っていないと、露骨に自分のショットに影響が出てきますから。
ちなみにWさんのケースはどういうことだったかというと、、、
実はこの後で適当に買った9番アイアンだけ、
「グリップの種類」
「シャフトの硬さ」
「重さ」
これらが全く違うクラブになっていて、
他の一連のクラブから大きく外れていました。
Wさんはアマチュアゴルファーの方にありがちな、
ドライバーでスイングの練習をすることが多かったそうです。
それで結果、一連のクラブセッティングから大きく外れていた
9番アイアンだけ、ラウンド中にミスが出てしまっていた、、、
もちろん人によっては、うまく合わせて打ってしまう人というのも
いないわけではないのですが、Wさんの場合、
クラブの違いが素直に打球に出てしまった、ということのようです。
レベルを問わず適切なクラブセッティングを
「なんでこのクラブだけうまくいかないんだろう。。。」
そういう時は、道具が合っていないという可能性もある、ということです。
もちろん、いつでもクラブが悪いと言うつもりはありません。
ですが、そうならないためにも、
クラブセッティング全体に一つの流れを作っておく必要があります。
・クラブのバランス
・重量
・シャフトの硬さ
などなど、基本的なところでは、
そういったものが一連の流れにそっていることが大切です。
これはレベルを問わず、大切なことです。
もしこのWさんのように、クラブセッティングがうまくいっていないと、
ちゃんとしている人よりも上達に時間がかかる場合があります。
そうでないと、コースで思わぬミスをするということに加えて、
クラブが悪いのか、自分が悪いのかわからない、、、そんなことにもなりかねません。
実は、この「何が悪いのかわからない」というのが、一番の問題かもしれません。
ゴルフの上達には、悪い原因を特定してつぶしていく必要があるのですが、
それができなくなってしまうわけですから。。。
そのへんがぐちゃぐちゃになっていると、あとで迷う原因になってしまいます。
逆に言えば、一連の流れができているクラブセッティングであれば、
一つのクラブで練習をしていて、他のクラブで打ってもうまくいくということです。
結局のところ、初心者でもある程度正しいクラブ選びをしていたほうが、
より早く上達の道を歩むことができます。
意外とそういうのをしらないで困っている人も多いようなので、
今回はそんな話をさせていただきました。
またメールします。
小原大二郎
追伸:
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*本日4月26日までです。