From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。
一昨日、新たに9店舗目となる
錦糸町店がオープン致しました!
今回はゴルフバーを2打席お借りしての
レッスンをすることとなりましたが、
非常に上質な店内になっております。
アクセスも抜群なので、是非お越しくださいね。
さて、今日はゴルフ場の話。
ゴルフ場を予約する時、値段や場所、クラブハウスでの
食事のクオリティなどを考慮なされると思いますが、
コースレイアウトも重要なポイントですよね。
特に、良いスコアで回りたいと思った時は、やさしいと
言われるゴルフ場も視野に入れると思いますが、その場合、
ゴルフ場の難易度を示す、コースレートを気になさると思います。
あなたもご存知だと思いますが、コースレートとは
ラフの状態やハザードの数、コース形状などを審査し、
その難易度を数値で表したものですよね。
基本的には、72を基準にして数字が大きければ難しく、
低ければ簡単と認識していただいていいのですが、
この数字を過信すると思わぬ落とし穴にハマってしまうのです。
やさしいって聞いてたのに。。。
コースレートが低く、レイアウトを見ても
さほど難しくなさそうだからといざ行ってみたものの、
障害物の配置やフェアウェイが狭く、散々な結果に終わる。。。
あなたも、一度や二度経験があるかもしれません。
本当のところ、100前後のゴルファーにとって、
このコースレートというのはそこまで参考になりません。
なぜなら、コースレートはハンデ0の
スクラッチプレーヤーがどのくらいで回るかを
審査基準に置いているからです。
言われてみれば当然なのですが、
ハンデ0と100前後のゴルファーでは
難しいと感じるポイントは違います。
なので、ハンデ0ゴルファー基準で
難易度を決めているコースレートでは、
100前後のゴルファーは参考にするのが難しいです。
よって、単にやさしいか難しいかを判断するには
十分ですが、実際プレーする際の指標としては
少々疑問の余地があります。
では、アベレージゴルファーは何を基準に
気持ちよくプレー出来るゴルフ場を選ぶべきか?
じつは、コースレートというシステムは
今や少数派のシステムでして、世界的には
とある別のシステムが採用されています。
そして、日本でも数年前からその新たな
算出方法が導入されたのです。
それは、、、
スロープレーティングをご存じですか?
この言葉をご存知の方は、
かなりのゴルフ通でしょう。
日本で導入されたのはここ最近ですが、
アメリカでは1990年から導入され、
イギリスでも似たような指標が使用されています。
実施年からお分かりの通り、運用から既に25年近く
経過しているので、信頼性はそれなりにあると思われます。
ただ正直に言うと、日本ではほとんど浸透していませんね。。。
しかし、このスロープレーティングというのは、
なかなか優秀でして、コースレートとの大きな違いは
アベレージゴルファーも審査基準に入っているということです。
コースレートの弱点は上記の通り、
基準がスクラッチゴルファーにあるところ。
JGAの説明にも載っていましたが、コースレート74と69の
ゴルフ場では、数字で見れば難易度差は5ですが、
アベレージゴルファーにとっては単なる5打差どころではありません。
なので、もっと一般的なゴルファーも混ぜて算出した方が
より公平ではないかというのが基本概念です。
また、コースレートはコースの総距離が長いと、比例して
数値が高くなります。
ですが、距離が短くても難しいコースってありませんか?
そのあたりもスロープレーティングでは
割と正確に算出してくれます。
ちなみにスロープレーティングだと、
基準値は113になりますので、
これを中央値としてコースの難易度を見てみるのもいいですね。
普及には時間が掛かるでしょう。。
ただ、まだ実施されてから3年くらいなので、
広く普及しているとは言えません。
特に、ハンデの計算が今までと違うので、
一般的に浸透するのにはしばらく時間が必要でしょう。
ですが、全国のゴルフ場でしっかり整備されれば、
コース間でのハンデの差が無くなりますし、
アベレージゴルファーが正確に難易度を推し量ることができます。
これから先どのように広まるか
楽しみなシステムです。
P.S.
ちなみに、GPコーチ陣は私も含め、
かなりの数のゴルフ場を回っているので、
関東近郊のゴルフ場の難易度はおおよそ把握しています。
是非行くゴルフ場に悩んだら、聞いてくださいね。
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