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150y前後のクラブ構成に迷っている方へ

2019.06.20
tokutake

From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
 

さて、今日はこんな質問をいただいたので
お答えしたいと思います。
 

 「フェアウエイウッド、ユーティリティ、アイアン
  それぞれの論理的な役割を知りたいと思っています。

  それが分からないこともあり、150~200yの距離を
  どういうクラブ種類で構成すべきかが分かっていません。」

 

実際たしかに、こうした質問は
迷いながらも「いまさら聞けないし。。。」と思って、
同じ悩みを抱えている方、いらっしゃるのではないでしょうか?

ゴルフの「原点」に還(かえ)る質問

そもそも、ゴルフというスポーツはなぜ、
こんなにたくさんのクラブを使うのでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(考える時間です)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 
 

それは、すでにこの場であなたにも
何度か申し上げているように
 

 「クラブで距離を打ち分けるから」
 

ですよね。
 

今回の「クラブの役割」というお話は、
ゴルフクラブというものを考える上で
 

 「原点」
 

的なお話になるかもしれません。
 

その分、普段あまり考えないことになるわけなのですが、
いい機会なので、ちょっとお話ししてみようと思います。
 

ということで、もう一つの質問なんですが、

距離を作るためには、何が必要か?

これも以前にお話ししたかもしれませんが、
距離を作るためには
 

 「ボールが前にいく力」

 「上にいく力」
 

の二つのバランスが重要です。
 

たとえばここに、ロフト角が同じ24度の
 

 ・フェアウェイウッド

 ・ウッド型ユーティリティ

 ・アイアン型ユーティリティ

 ・アイアン
 

4本があるとします。
 

(ちなみに、
 「ウッド型ユーティリティ」と「アイアン型ユーティリティ」が
 イマイチピンと来ないかたはコチラ。。。)
 

知ってた? UTは2種類あるんです…
2017.06.01

http://g-live.info/click/170601_nikkan/

 

この4本で球を打つと、球が上がりやすいのは
 

 ウッド > ウッド型UT > アイアン型UT > アイアン
 

という順番になります。
 

たとえば、4番アイアンで球が上がらないのであれば、
上がるクラブをバッグに入れていないと、距離が出ません。

そのために、ユーティリティやウッドが存在するわけです。
 

また逆に、ウッドだとボールが上がりすぎてしまうタイプの
ゴルファーであれば、前にいくクラブを探します。

その場合は、ウッド型ユーティリティが合うかもしれないですし、
それでも強いならアイアン型ユーティリティを試してみる。

それでもダメならアイアンで。。。という具合になります。
 

ちなみに、ボールが上がる、上がらないということについて
もっと知りたいという方は、下記もチェックしてみてください。
 

ウッドやめて、全てUTにしたいのですが
2017.11.16

http://g-live.info/click/171116_nikkan/

弾道の「上」と「前」のバランスを意識する

そのようなわけで、同じロフトで比較した場合
 

 「7番まではアイアンで打てるんだよね。
  でも、6番はちょっとな。。。」

  →それなら、アイアン型UT?
 

 「5番アイアンなったら、球が上がらない」

  →だったら、とウッド型のUT?
 

 「4番アイアンのロフトで、ウッド型UTでも上がらない」

  →であれば、やっぱりウッドの番手を入れるべき?
 

もちろん、すべてがそれで解決するわけではありませんが、
(正確な判断にはフィッティングが必要です)

最適な距離を出させるためには、同じロフトで比較してみて
弾道の「上」と「前」のバランスを意識することが必要です。
 

もちろん、たとえば同じ距離で
違う2本のクラブを持って行って、
 

 ・ボールが上がるクラブ

 ・ボールを上げずに打てるクラブ
 

といったように使い分けることもできます。

さすがにツアープロであれば
そうした番手構成をすることはしないでしょうが、

アマチュアの方はクラブセッティングに余裕があるのであれば、
そのような選択肢もアリだと思います。

ちなみに実は自分も、過去にそのようなことをやっていたのは
以前にお話ししたとおりです。
 

不要?それとも必要?同じ飛距離のクラブ
2019.03.21

http://g-live.info/click/190321_nikkan/

 

番手間の距離が開きすぎる組み合わせは良くないですが、
目的によっては、同じくらいの距離の別のクラブを
セッティングで入れるという方法も、面白いとは思います。

UTから…アイアンナシのいきなりウェッジ!?

ちなみに、私たちのフィッティングを受講された方にも
 

 ・ドライバー/フェアウェイウッド/ユーティリティ/アイアン
 

という提案をさせてもらう方もいれば、
 

 ・ウッドだけでご提案

 ・アイアンだけご提案
 

という方もいらっしゃいます。
 

ウッドを11番ウッド(28度前後くらい)くらいのものまでご提案して
次はアイアンを入れてUTは無し、ということもありますし、

あるいは極端な話、30度ぐらいのUTまでを入れて、
次はいきなりウエッジ、というご提案をすることもあり得ます。
 

そうしたUTからいきなりウェッジといった提案は、
面白いといえば面白く感じるかもしれませんが、

前に行く力と上に行く力のバランスで距離を打ち分けるためには
それだけ多様なクラブの選択肢があるということです。
 

 (そもそも、必ずUTを入れなくてはいけない
  なんていうルールは、ゴルフにはないわけですし)
 

今回は、クラブを選ぶうえで最もベースとなる
お話をさせていただいたわけですが、結論としては
 

 ・それらのクラブを上手く自分のセットに入れて、
  適切な「距離の階段」ができるようにしましょう

 ・どのクラブでも迷いなく打てるように、
  同じスイングで打てるクラブをセットしましょう

 

そのためには、あなたの現状を適切に判断することのできる
フィッティングを受けていただくのが最短距離であることは、
言うまでもありません。

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それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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【ビデオ】松山英樹プロのトレーニング法

2019.06.19
kondo

From:近藤雅彦
神田のドトールより

おはようございます、近藤です。

今年の全米オープンも
非常に盛り上がりましたね!

ゴルフは自分でプレーしても楽しいですが、
やはりプロの華麗なスイングを見るのも
楽しい上に上達にも役に立ちます。

なのですが、個人的に注目したいのは
試合前のプロの練習風景です。

ツアー中継などでも時折出ていますが
プロもラウンド前は念入りに
スイングをチェックしていますよね。

今日はその中でも、松山英樹プロが
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スウィングの軸って、どこにあるの?

2019.06.18
ezure

From:江連忠
神戸の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

今回は、
 

 「スウィングの軸って、どこにあるの?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「スウィングの軸がブレているから、球が曲がるんです」

 「もう少し軸を意識してスウィングしてみてください」
 

あなたはレッスンなどを受けていて
そんなことを、言われたことはありませんか?

でも。。。

そもそもスウィングの軸って
いったいどこにあるんでしょうか?

軸はどこにあるのか?

たとえば、コマとかの場合であれば
真ん中に通っている心棒が軸になるわけです。

では、この心棒を人間の体にたとえるとすれば。。。
どこになるでしょうか?
 

せっかくなので、
あなたもちょっと考えてみてください。 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

どうでしょうか。おそらく多くの方が、

「背骨…?」

自分の背骨を、コマの心棒にたとえて
回転をイメージしているのではないかと思います。
 

確かにスウィングに軸があるとすれば、
背骨が中心になると思います。

しかしながら、背骨はコマとは違って、身体の中心にはありません。
 

たしかに体を正面から見れば、
背骨というのは身体の中心にあります。

ですが横から見た時、背骨は身体の中心ではなく後方、
つまり背中側にあるわけです。
 

 「背骨は身体の中心ではなく後方、背中側にある」
 

これ、当たり前のようにさらっと言っていますが
実はこの認識を持つか持たないかは、とても重要になってきます。
 

というのも、そこの認識が甘いと、スウィングの軸の意識が背骨より前、
つまり「胸」「腕」「グリップ」に集まりやすくなるのです。

軸の意識をどこに置くか?

ためしに、胸を中心に身体を回してみてください。
 

そうすると、
 

 ・バックスウィングでは左肩が下がってしまい

 ・ダウンスウィングでは右肩が下がってしまう
 

という、いわゆる「ギッタンバッコン」の動きに
なってしまうことが、わかると思います。

これはつまり、軸の意識が前のめりになるために
軸のブレや手打ちを引き起こしていると考えられます。
 

それに対して、意識を背中や背骨に持っていくと
身体の動きが左右に大きくスムーズに動けるようになってきます。
 

では、ここで改めて
軸がブレるとは、具体的にどういうことを言うのか?
 

背骨をスウィングの軸として考えるのであれば、
 

 ・バックスウィング中に身体が伸び上がったり

 ・左右に傾いて前傾角度が変わってしまうこと
 

これを軸がブレると言ってよいと思います。
 

もともと背骨は緩やかに曲がっているのですが、
スウィング中はその形をなるべくキープしたいわけですね。

ただしこれはあくまで、軸が背中だと
仮定した場合の話です。どういうことか?

軸はあくまで「イメージ」に過ぎない

なぜ、敢えて「仮定」なのかというと、人間というのは
コマのように1本の軸棒ではなく、2本足で立っています。

つまり、コマのように単純な構造とは言えないのです。
 

ですので、誤解を恐れずに言えば
 

 スウィングの軸は、あくまでイメージに過ぎない
 

レッスンプロによっては
「1軸スウィング」とか「2軸スウィング」とか
そうした表現をするのを聞いたことがあるかもしれません。
 

ですが、それらもあくまでイメージでしかありません。

それを踏まえて、私の場合はスウィングの軸は
 

 身体全体を、一本の「太い軸」と考える
 

つまり、体そのものを心棒と見立てて、
それを動かすようにと教えています。
 

そう考えると、軸がブレるというのは、
 

 重心や身体がおかしな動きをすること
 

と考えれば、分かりやすいでしょうか。
 

たとえばプロの場合は、重心は左右にしか動きませんが、
前傾角度が保てないアマチュアゴルファーの方は
重心が上下に動いています。

それは、軸がブレているという状態です。

体の動いていい許容範囲

また、スウィングを真正面から見た時にも、
身体が動いて良い「許容範囲」というものがあります。
 

たとえば、プロのスウィングを動画で見て
アドレスの姿勢の輪郭をマジックでなぞったとしましょう。

そうしてみるとわかるのですが、バックスウィングで
この「アドレスの枠」から身体がはみ出すプロはいません。

頭はアドレス時より半個から1個分は右に動きますが、
それ以上は動くことはありません。つまり、
 

 ・このアドレスの枠から身体がはみ出したり

 ・頭が1個以上右に動いたり

 ・あるいは頭の高さが大きく変わる人
 

こういう方は、軸がぶれていると言えます。
 

そして同じように、ダウンスウィングからインパクトにかけて、
上体が枠からはみ出すプロもいません。
 

ただし、右から左への体重移動が大きいために
インパクトで左脚が太もも1本分くらいは
アドレス時より左へ移動するでしょう。

ですが、インパクトまでに上体が枠からはみ出すようなら、
やはり軸がぶれていると言えます。

軸のブレないスウィングを身につけるには?

同じように、後方から撮った映像でも、
アドレス時の姿勢を枠取りしてみましょう。

そうしてみて、
 

 ・バックスウィングで身体が伸び上がったり

 ・頭が下がったりしている人
 

それは前傾角度が変わって軸がブレた証拠となります。

インパクトまでは枠から身体全体がはみ出さないように
意識することが必要です。
 

 「軸のブレについてはわかりました。
  では、軸のブレないスウィングを身につけるために
  何かいい方法はありませんか?」

 

これについてはやっぱり
 

 クラブを背負った状態で行うボディドリル
 

これがいつでもどこでも出来ますし、一番効果的です。
 

やり方は簡単、クラブを首の後ろに横に乗せ、
両手で両端をしっかり支えます。

この状態でシャドースウィングをするわけですが、
この時に背骨の角度が変わらないようにすることがポイントです。
 

肩にかついだクラブを回すのではなく、あくまで身体の重心を意識し
重心が上下しないように身体を動かして下さい。

最初はゆっくりと、すべてのパーツをチェックしながら
慣れてきたら、シャープに身体を動かします。
 

このボディドリルについては
行う際に、このようなイメージをしてみてください。
 

 体は常に枠の中にあるのだから
 バックスウィングでもトップでもダウンでも
 どこからでも球を叩くことができる

 

もし軸がブレていたら、身体を元の位置に戻さないと
クラブが球に届かないわけです。

ですが、身体があるべき枠内にあれば、
どこからでも球を打てる、ということです。
 

このイメージは、とても重要で
このように考えていると、軸の考え方が変わってきます。
 

そうすると当然、球筋も変わってくることは
言うまでもありません。
 

軸のブレないスウィングを身につけて
理想の球筋を実現してみて下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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やめてください

2019.06.17
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

どうやら今度のG20サミットで
大阪神戸付近で交通規制が行われるそうです。

6/27~6/30まで規制されるそうなので、
この時期にゴルフ場に向かわれる方は
早めにルート確認してくださいね。

さて、、、

私のメルマガを見てくれているあなたは
普通のゴルファーよりも勉強熱心で
エネルギーがあるゴルファーでしょうから、、、

今から、是非あることを
やめて欲しいと思っています。

それは、、、

「難しい」という言葉を使うことです

ゴルフはやることが多くて大変、、、
ドライバーの次はアイアン。その次は、、、
ナイスショットなのにバンカーか、、、

などなど。

確かにゴルフはやることが多く、
過程が良くても結果が保証される
わけでもありません。

私も長年ゴルフをしていますが、
ため息をつきたくなる瞬間もあります。

ですから、もしあなたが
現状維持が目的でゴルフをしているなら
どんな言葉を使っても構いません。

ですが、、、

現状を変えたい。
もっともっと上達したい。
ゴルフをもっと楽しみたい。

そして、自分に打ち勝ちたい…
そう思っていますよね?
(じゃないと私のメルマガなんて読んでないはず(笑))

であれば、、、

難しい、って言葉を使ってほしくありません

なぜなら「難しい」という言葉を発した瞬間に、
思考停止に陥ってしまうからです。

ゴルフというスポーツは
思考と決断と実行の繰り返しです。

その内の思考が停止するということは、
工場のラインを停止するのと同じで、
何も生み出すことがなくなってしまうのです。

「私もそれやりたいんだけど、
夜中にヘトヘトで帰ってきてから
やろうとしても難しいです。」

もし、何かしら有力な情報を手にした時、
こんなことを考えてしまっていたとしたら
それが思考停止という状態です。

難しいという言葉を使った瞬間に終わってしまうんです。
工場の生産ラインがストップしてしまうんです…

だから、、、
難しい、って言葉を使うのをやめましょう。

その代わりに、
「どうすればできるか?」
って言葉を使いましょう。

言葉が変われば思考が変わる。
思考が変われば行動が変わる。
行動が変われば結果が変わる。

「むずかしい」

その5文字の言葉には恐ろしい負のパワーがあるのです。
だから、使用禁止。

追伸

私は難しいなと感じる物事に
直面した時はとにかく

「ピンチはチャンス」

と心の中で呪文のように唱えています笑

追追伸

そんな中で、
実際にピンチをチャンスに変えて、
飛距離アップに成功したゴルファーがいます。

彼らは肉体的にも年齢的にも
決して恵まれているわけではなかったのに、
なぜ、飛距離アップすることが出来たのか…

今日までこちらで解説しています。

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【ビデオ】肩を回せの勘違い

2019.06.16
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「肩を回せの勘違い」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

よくバックスイングでは胸が振り出し後方へ向くまで、
肩をしっかり回すように言われます。

しかし、それには大きな「勘違い」が潜んでいます。
どういうことか?

(続きはビデオにて)

肩を回せの勘違い

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf190616/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

バックスイングでの本来あるべき動き

まずは、バックスイングでの本来あるべき動きを見てみましょう。

スタンスの幅を肩幅ぐらいまで広げているなら、
バックスイングしてトップでは腰は45度以上はターンできます。

そして、左肩甲骨を胸の方向へスライドさせて
左肩は振り出し後方に向くまで、
角度で言うなら腰に対して45度ぐらい右にターンさせます。

え、だから肩も回すんでしょ、と思いますか。

ところがそれが大きな勘違いで、
バックスイングを苦しくしてしまう罠がそこには隠されています。

言葉として肩を回すと言われると、
ほとんどのゴルファーはどう動くと思いますか。

そうですね、背骨を右に捻って両肩のラインが
右にターンするようにします。

しかし、本来は先程お伝えしたように背骨を捻るのではなく、
左肩甲骨を胸の方向へスライドさせます。

そうすると一見体の正面方向から見ると、
背骨を右に捻って肩を回しているようにも見えます。

外見上は背骨を捻っても、肩甲骨をスライドさせても、
同じように見えます。

しかし、背骨と肩甲骨では動きの本質に大きな違いができます。

そもそも背骨を捻ることは、良いことではありません。

お腹の後ろ側の背骨である腰椎は、
ロックされるような構造で捻ることは想定されていません。

腰椎は5本の骨でできていますが、
その合計の捻転可動域は平均たったの5度です。

腰椎一本一本は、わずか1度程度しか捻れません。

しかし、背骨を捻ろうとすると、
この可動域の少ない腰椎を捻ろうとするものです。

そうなれば、捻れにくいものを捻る動きとなり、
苦しいばかりか腰椎に過度な負担がかかり腰痛にもなります。

また、胸の後ろ側の胸椎は12本の骨でできていて、
その合計の捻転可動域は平均で35度です。

胸椎はそこそこ捻れる構造ですが、
自然後弯と言って前後にカーブを描いて曲がっています。

そのため12本の胸椎のどの部分がどれだけ捻れるかで
肩の傾きは変化しますから、精度良く肩をターンさせるには不向きです。

ところが、肩甲骨は背中の上で浮いている骨で
大きな筋肉がつながっていますから、
動かすにしても最適な方向へパワフルにスライドできます。

分かってきましたか、背骨は捻ろうとしないで固めておいて、
左肩甲骨を胸の方向へスライドさせることを強く意識すれば
楽にトップまであがります。

肩甲骨周りはセットアップからリラックスさせて、
腕とクラブの重さで肩が少し丸くなっている感じにすれば良いです。

そして、セットアップからボールヒット直前まで、
左肩甲骨に意識を集中させてリラックスさせてみましょう。

その上半身のリラックス感を維持して、
バックスイングでは脚からしっかり動いてヘッドの勢いをつけて、
そのヘッドに引っ張られることをイメージします。

そうすれば案外楽に、シャフトが水平になるぐらいまでの
トップがつくれます。

下半身を止める間違い

ボールを飛ばしたいなら、下半身と上半身の捻転差を
大きくしましょうとも言われます。

そうすると、下半身を固定したまま
腰からか首の付け根までの体幹を右に捻る動きで
トップをつくろうとします。

しかし、若くて柔軟性がなければ
これではトップは苦しくてしょうがありません。

そして、下半身を止めたバックスイングでは苦しいので、
右肘を自ら出す力で曲げてクラブを高く持ちあげようとします。

そうすると、肩甲骨は動かず背骨をもっと捻ろうとがんばります。

体幹を捻る弊害

また、体幹を緩めなければ捻れませんから
体幹の右サイドには右に捻るための力が入り、
左サイドは緩めることになります。

しかし、体幹をゆるめてトップまでいくと、
ダウンスイングでは体幹は緩んだままボールヒットに向かいます。

筋肉は力を入れようとしてから最大筋力にまで達するには
平均して0.4秒かかり、トップからボールヒットまでは
平均0.3秒です。

そうなると、バックスイングで体幹を緩めていると、
ボールヒットまで体幹は能力一杯まで固めることはできなくなります。

そして、体幹は緩んでいるほど、
下半身のパワーを腕やクラブにまで伝えることはできません。

上半身で一番しならせたい部分は肩甲骨周りです。

下半身の動きによる体幹のターンによってヘッドが置いていかれ、
その体幹とヘッドの間に挟まれた肩甲骨周りが伸びて
大きなエネルギーを溜めます。

肩甲骨周りをじっくりしならせて、
そのしなり戻りを使ってそれまで溜めてきたエネルギーを
一気に解放することがボールを飛ばす極意です。

体幹が緩んでいては飛ばすためのエネルギーを蓄積すべき肩甲骨が動かず、
しなりとしなり戻りでの飛ばしができなくなります。

バックスイングでの下半身の使い方

バックスイングでの下半身の使い方は
すでにご存知のゴルファーも多いと思いますが、
おさらいしておきます。

バックスイングでは右足の母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
右膝を伸ばすことを意識して右脚を長くしていきます。

そして、右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込む方向へ右脚を伸ばすと、
右腰は右上にあがってきます。

左脚はバックスイング開始で股関節から先の神経を
プッツンと切ったイメージで力を抜き、重りとして使えば
左腰は右斜め下である右足つま先方向へ落ちてきます。

このように左右の脚を意識して動かすだけで、
腰はセットアップでの上半身の前傾角度を維持して
右にターンしてきます。

そして、このように脚を使うならば、スタンスの幅を広げるほど
股関節はたくさん入るので脚の伸ばししろが多くなり
腰はより大きくターンします。

スタンスの幅を狭めると動きやすい場合は、
脚を捻るような使い方をしているからです。

脚を捻る使い方では動きは複雑で、
その動作すら言葉では表現できないぐらいです。

そのため、捻る使い方での動きの再現性は悪く、
たくさん練習しなければショットも安定しません。

特にパワーの源となる脚は、
骨格の方向に対して縦に使うようにしましょう。

曲げた脚を伸ばそうとすれば、縦に使えます。

そして、誰でも高くジャンプしようとするときは、
股関節をしっかり曲げて姿勢を低くした状態から
脚を伸ばして飛びあがります。

これがまさに脚を縦に使う使い方です。

パワーを出す脚は正しくシンプルに使って、
体幹の回転に連動させたいものです。

バックスイングからトップまでは、右脚の動きで言うなら
階段を1段登るだけの可動域を使い切るように
右膝をしっかり伸ばせば良いです。

階段を普段登っている動きで、
バックスイングで右脚も同じように伸ばしてあげて
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込めば、
腰は45度以上右にターンします。

バックスイングでも脚を封印して
その分体幹を捻るなんて苦しい思いとはさよならして、
脚と肩甲骨を正しく意識して使い倒しましょう。
 
 

では、また。
 

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「フックもスライスもありドライバーOBが多い」
「飛距離が出なくなった。現在210~220ヤードぐらい」
「ドライバーの打球が上がらない」

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