From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「逆目のラフでダフって大叩きにはコレ」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
グリーン周りの逆目のラフに入れてしまい、
脱出しようとしてダフって大叩き。。。
そんな経験が一度でもある方に
とっておきの方法をご紹介します。それは。。。?
(続きはビデオにて)
逆目のラフでダフって大叩きにはコレ
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
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※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
夏のラフは地獄
芝が自分の方を向いている逆目には入れたくないですが、
それが冬ならまだしも夏の雨の深めのラフではまさに地獄です。
何度も回っているコースなら
あそこに入れたら大変だとかわかっていたりして、
入れない戦略も練ることができます。
しかし、初めてのコースや入れたくないと思っても、
逆球とかで入れてしまうこともあります。
そんな場合には、なんとか逆目のラフからの脱出をしなければなりませんが、
どうやって対処すると最も確実に次に打ちやすいところに
ボールを運べるでしょうか。
そのやり方を見てみましょう。
バウンスを使う
ヘッドの下側にはバウンスと言われる出っ張りが出ています。
このバウンスをボールの手前から滑らせるようにして
ボールの下に入れるようにショットすれば、
逆目のラフでもそれほど怖くはありません。
また、同じクラブでもボールから少し離れてハンドダウンにして
手の中でグリップを右に回してフェースをターゲットに向けると
よりたくさんバウンスを出すことができます。
ヘッドにはロフトがありハンドダウンにするほどフェースはロフトで左を向くので、
その左を向いた分だけフェースがターゲットを向くまで
手の中でグリップを右に回します。
ちょっとハンドダウンにするだけでも、
思った以上にバウンスも出てロフトは大きくなって高くあがりますから、
ほんの気持ちボールから離れる感じで十分です。
そして、ボールから離れるほどスイング精度は悪くなりますから、
そのあたりのさじ加減は実際のラウンドで経験を積んで覚えましょう。
このバウンスを使うことをうまくイメージして
ヘッドをボールに滑り込ませることが、
色々なゴルフシーンで重要となります。
バンカーはもちろんですが、ボールが少し沈んだラフとか
ボールが見えないぐらいの深いラフやさらにそれがターゲットの反対を向く逆目では
バウンスは大活躍です。
通常のフェアウエイからのショットでダウンブローでのインパクト後に
ヘッドの抜けがよくなって楽に振れるためにも、このバウンスは重要です。
「パッティング風ショット」は簡単で最強
また、ラフでも通常のスイングではなく、
「パッティング風ショット」としてサンド・ウェッジなどの通常のクラブを
まさにパターのように使ったショットも簡単で有効です。
私のレッスン会でも初めて「パッティング風ショット」をやっていただいたお客様に、
深いボールが沈んだラフからの脱出をやっていただいています。
脚と手首を使わないで肩甲骨のスライドだけでストロークできたお客様は、
ほぼ100%一発で脱出できて驚かれます。
まさか、こんなパターのような打ち方で出るとは思わなかったと、
口をそろえておっしゃいます。
「パッティング風ショット」では、通常ボール位置も
まさにパッティングのときと同じ左目の真下あたりです。
そして、両脚均等に乗ってできるだけハンドファーストにしないで、
まさにパターでシャフトを垂直にする感じで
バウンスが地面に当たっているようにセットします。
そうやっておいてストロークすることで、
しっかりバウンスが効いてくれてうまい具合に滑ってくれます。
指は白くなるぐらいまでガチガチに握って芝に負けないようにして、
肩甲骨のスライドでストロークする中で脚とか手首を自分から動かさなければ
成功率は高いです。
ラフから出ないケースを見ていると、やはり手首を自ら出そうとする力で動かして
ヘッドを振ろうとしていたり脚を動かしています。
首から下の体幹や脚と腕から先を全部ガチガチに固定して、
肩甲骨だけをシンプルにスライドさせてストロークしましょう。
「パッティング風ショット」で精度よくヘッドを入れることで、
逆目のラフだってしっかりボールは飛び出してくれて
ヘッドも思ったほど食われず成功確率は高くなります。
ラフでやってはいけないスイング
そもそもラフだとできるだけラフにヘッドが触れる距離を短くして
抵抗を減らそうとして、上から打ち込もとしていませんか?
気持ちはわかりますが、それではバウンスが使えないショットになって、
ちょっと手前から入ると逆にヘッドが芝や地面に刺さって
まったく飛ばずまた逆目のラフだったりします。
そして、グリーン近くからのアプローチなら、
絶対にトップだけは厳禁です。
ところが、ボールが全部沈んでいるぐらいのラフから
ボールをクリーンに打とうとすると、
ボールの上側にヒットするトップになってしまうこともあります。
グリーン周りからの飛びすぎほどスコアを大きく落とす原因になります。
グリーン上で距離が出過ぎると受けグリーンが多いことから、
次のパッティングは下の難しいストロークを要求されます。
さらに、大きくグリーンオーバーならすぐ奥はOBだったり、
深いバンカーとかまた深いラフも待ち構えています。
林の中からの脱出だと、飛びすぎて今度は反対側の林ということもあります。
ヘッドの速さのイメージは大切
そして、タッチを合わせるためには、
ヘッドの速さのイメージは大切です。
芝の抵抗でどれぐらいヘッドスピードが落ちそうか予測する素振りで、
ヘッドの速さを決めて本番でも同じ速さで振ろうとしましょう。
振り幅ではなくヘッドのスピードをイメージすればタッチは合います。
普段の生活でも道路を渡ろうとするときに、
車の速さと自分の速さをイメージして
これなら安全に渡れそうかどうか判断しています。
これは小脳のシミュレーション能力で私たちは正しくイメージでき、
ゴルフのスイングでも同じで振り幅ではなく
ヘッドのスピードでイメージすればよいです。
このロフトをこれぐらいの入射角でこれぐらいのヘッドスピードでボールに入れたら、
どれぐらいの高さで飛び出してどんな感じで飛んでいくかをイメージします。
そうすれば、自分の感触にピッタリ合った感じのする
ヘッドスピードを決めることができます。
逆目の深いラフでも、ヘッドのバウンスをしっかりイメージして
それを正しく使えば簡単脱出です。
追伸:ゴルフライブのサングラス、使っています
話は変わりますが、ゴルフライブから出ているサングラス
私も実は使わせていただきました。
(私が使っているのは、自転車用のようです)
サングラスと聞くと、
単にまぶしさを防ぐだけと考えていませんか?
意外に思う方もいるかもしれませんが、
目からの光は疲れに直結しています。
私は色々自転車のロードレーサーに乗ってきて、
その疲労を激減させてくれるのがサングラスでした。
私は北アルプスの峠である平湯峠を最高地点とする
300kmを10時間前後で走破する挑戦を年3回ぐらいやったり、
北アルプスの乗鞍岳で行われる「乗鞍ヒルクライム」の
チャンピオンクラスに参加したりしていたことがあります。
「乗鞍ヒルクライム」は全長20.5㎞、標高差1,260m、
平均勾配6.1%、ゴール地点の標高2,720mという
まさに過酷なレースです。
とはいえ今は登り坂をママチャリに乗ってトレーニングする程度で、
そんな激しい自転車の乗り方はしていません。
ですがそんな短い時間であっても、
目からの日々の疲労はバカになりません。
当然、屋外での自転車乗りでは、
紫外線の目への影響は大きな問題となります。
そうした紫外線をカットしてくれるのが
サングラスの「偏光機能」です。
偏光機能で反射光も確実に防止してくれるので、
色々なものを見えやすくしてくれます。
自転車で大自然の中を走っていると
反射光が少ないことで風景がよりクリアに見えて
裸眼で見るよりも感動が増してきます。
また、集中力を維持するためにも、
目から情報はスッキリして見やすいことが重要です。
ここでお話していることは自転車だけではなく
もちろんゴルフでも同様のことです。
同シリーズのゴルフ特化型サングラスが
ゴルフライブで現在案内中とのことでしたので、
一度ご覧になっていただいてもいいかもしれません。
↓
では、また。