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【ビデオ】トップは力でなくても案外上がる

2019.06.09
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「トップは力でなくても案外上がる」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

トップに向かって自ら出す力でクラブを上に押しあげなければ、
十分なトップにはならないと感じてませんか。

その前に、そもそも十分なトップとは、
どんなトップでしょうか?

(続きはビデオにて)

トップは力でなくても案外あがる

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf190609/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

高くあげる弊害

クラブや手元が高い位置にあるほど、
ボールが飛ぶと感じるものです。

確かに位置エネルギーとしては高い位置にあるほど
大きなエネルギーを持つことになるので、
気持ちとしてはわかります。

しかし、高くあげる弊害として
肩などに力が入ってしなりにくくなります。

位置エネルギーとしなりの最適なところが
トップの高さとなります。

上半身が正しくしなり始めているなら、最高のトップです。

よく深いトップとも言われ、
しなりが多いほど良いイメージもありますが、
それも間違いです。

そして、しなっているためにはトップで右腕が支えとなって、
ヘッドが力点でグリップエンドを作用点として
テコの動きで体の左サイドに張りができはじめていることが大切です。

ボールを遠くまで正確に飛ばすためには、
ボールヒットまでにできるだけ大きくしなることでたくさんエネルギーを溜めて、
それを可能な限り短い時間に放出することが肝です。

そういった意味ではトップでは最高に深くしなっている必要はなく、
ダウンスイングでしなりを大きくしてエネルギーを溜めれば良いです。

そう考える場合の良いトップとは、
しなるべきところが正しい方向へしなりはじめて、
ダウンスイングでさらに大きくしなる準備が整ったトップとなります。

具体的には正しくしなれば上半身のしなりの最大となる部分は、
左肩甲骨の胸の方向へのスライドです。

そして、肩甲骨は腕が両肩のラインに対して少し斜め上になった方向が、
ゴルフのスイングの動きでは一番たくさんスライドできます。

では、この正しい方向へ左肩甲骨をスライドさせるためには、
バックスイングからトップに向かってどうすれば良いでしょうか。

それは、下半身の動きを使ってヘッドを動かしはじめ、
正しく動いたヘッドの勢いでクラブと腕が
トップまで持っていかれるようにすることです。

また、ゴルフはできるだけコンパクトな動きで
可能な限りヘッドをたくさん動かすほど、
簡単にボールを遠くまで精度良く飛ばすことができます。

そのための要は、クラブと体の接点である手首が
親指側に折れるコックを入れることです。

コックはバックスイング開始から入れ始めます。

バックスイング開始で下半身の動きで
腰から首の付け根までの体幹を右にターンさせることで、
手元がインサイドに入りながら振り出し後方へ動きます。

そのとき手元はインサイドに入ってくることに任せながら、
ヘッドが振り出し後方へ真っ直ぐに動きながら
フェースがボールを向いている感じにします。

それだけ考えれば、案外良いコックが入ってきます。

そして、バックスイングはもちろんですが、
スイング中上半身で自ら動かす部分はコックだけです。

バックスイングを脚から動いて体幹が右にターンすることに
コックをプラスすると、ヘッドはかなりの勢いになります。

フルショットではスタンスの幅を広めにして肩幅より広くしますが、
それぐらいのスタンスの幅の中で脚を使い切って
右膝が伸びきるぐらいまで伸びたとします。

そうすると、手元は胸の下あたりの高さまであがり、
ヘッドはコックでさらに高くあがってスイング中
最も高い地点の手前ぐらいまできます。

そうすると、それまでのヘッドの勢でヘッドがシャフトや腕、
さらには左肩甲骨までも引っ張って、
右腕が支点となっていれば最高の方向へのしなりがはじまります。

下半身とコックさえ正しく動かせば、
上半身ではヘッドを真っ直ぐに動かした結果のコックだけを入れるだけで、
クラブは最高のトップまであがってきます。

また、筋肉は自ら力を入れると、
その後約0.4秒はゼロになりません。

もし、バックスイングでトップに向かって
腕を押しあげる力を自ら入れていたら、
ダウンスイングでは腕とクラブは下に落ちにくくなります。

下に落ちないほどそれだけインパクトの面から浮いていることになり、
ボールヒット近辺で力ずくでボールにヘッドを
合わせにいかなければなりません。

それではヘッドの加速に専念などできず、飛ばないばかりか
ヘッドが高速に動いている時にコントロールすることになるので
フェースの向きなどが大きくばらつきます。

トップに向かって自ら力を入れるほどボールヒットが難しくなり、
飛ばず曲がるショットになります。

脚の動きとコックだけでバックスイングして、
ヘッドの勢いを信じましょう。

そうすれば、楽に良いトップをつくることができて、
スイングが簡単になります。

バックスイングでの下半身の正しい動き

バックスイングでの下半身の動きについては
色々なところで幾度もお伝えしていますが、
簡単におさらいさせていただきます。

バックスイングでの脚の動きは、次のようになります。

右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
上半身の前傾角度を保つ程度に右股関節を入れたまま
主に右膝を伸ばす動きで、右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

同時に左サイドは、斜め右下へ落ちるイメージです。

左脚は左腰が右斜め下である右足つま先方向へ向かって落ちることに連動して、
鉄の重い鎖のように左腰の動きをじゃましないように
左腰に引っ張られるまま伸びてきます。

そうすれば、骨盤は前傾角を維持しながら、
楽に右にターンしてきます。

バックスイング開始で左股関節から先の神経が
プッツンと切られたイメージで、左脚の力を抜いて
単なる重りとして左脚を使えば良いです。

右股関節も伸ばしますが、
あくまでもセットアップでの前傾角度を保った程度には入れたまま、
右膝が伸びきるぐらいまでしっかり下半身を使い切ろうとしましょう。

また、左サイドが落ちると人は落ちてしまうことを防ごうとして、
右脚はむしろよりしっかり地面を縦に踏めるようになります。

そして、下半身がしっかり動けば、ヘッドが脚の動きに連動して
一番最後についてくる感じが出せます。

バックスイングで上半身の力の入れ具合

スイング全体でもそうですが、
バックスイングで上半身で自ら出す力はコックだけでした。

とはいえ、全く力を入れていないとヘッドは置いてきぼりになります。

では、どんな力を使ったら良いのでしょうか。

それは、受ける力を使うことです。

受ける力とは、押された分を押し返す、
引っ張られたならそれと同等の力で引き戻す力の入れ方です。

人の体には姿勢を保持するための仕組みがありました。

それは、「伸張反射」です。

筋肉には長さに反応するセンサーがあって、
そのセンサーが伸されると脊髄反射で対応する筋肉は
縮もうとする信号を脊髄が発信します。

それが、「伸張反射」です。

この「伸張反射」に少しだけ加勢する感じで力を出すことが、
受ける力を使うことになります。

下半身は再現性が高い

下半身の動きはゴルフのセットアップの姿勢からだと
動きの自由度は低く、決まり切った動きしかできません。

上半身ではクラブを色々な所に運ぶことができますが、
下半身ではそれほどバラエティーに富んだ位置に
クラブを持っていくことはできません。

その自由度の少ない下半身を使って動けば、
クラブはここにしかあがらないという所に収まります。

コックだけは自ら出そうとする力に頼るしか仕方がありませんが、
コック以外は受ける力に徹することで
トップの位置で悩むこともなくなます。

しかも、腕や肩には余計な力が入らないため、
リラックスしたままトップを迎えることができます。

そうすれば、ダウンスイングからボールヒットに向かって
上半身を下半身の動きでさらにしならせることができます。

結果として、ボールは遠くまで精度良く飛ばすことができます。
 

追伸:「SW15yC」を学びたいなら

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飛ばしの極意~体幹トレーニング

2019.06.08
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

先々週の私のメルマガ、
『飛距離を伸ばす “禁断の果実”』で
高反発ドライバーの話をしたのですが、

私のメルマガ読者さんから
様々なメッセージをいただきました。

「私はやはりゴルフルールの
 範囲内で飛距離を伸ばしたい。」

「道具に頼らず飛距離を伸ばす方法を
 もっと教えてください。」

「抜き打ちテストで10%以上の違反ドライバー、
 とても残念。」

これらのメッセージを読んで私は
ゴルフライブのメルマガ読者さんの
ゴルフに対しての意識の高さを感じました。

皆さんの紳士的なゴルフを、
私もレッスンという形で全力で応援しなくては
と、改めて思いました。

貴重なご意見ありがとうございました。

さて、本日のメルマガは、
道具に頼らず、
自力で飛距離を伸ばす方法

私が毎日欠かさず行っている
飛距離アップ練習法を
紹介していこうと思います。

飛距離アップのための基礎

飛距離を伸ばす練習と聞いて
まずヘッドスピードを上げる練習
を想像すると思います。

しかし今日は、
ヘッドスピードを上げる練習ではなく、
ヘッドスピードを上げるための基礎固め

“飛距離アップのための体幹を鍛える練習”
をご紹介していこうと思います。

練習器具を使うのですが、
これは皆さんの身の周りにあるものですので
今日からぜひ実践してみてくださいね。

そして、
すべての練習に対して言えることですが
継続することがとても大事になってきます。

私が今でも毎日行っている練習ですので、
効果は保証します。

1ヶ月以上を目安に、
ぜひ毎日の日課として取り入れてください。

体幹トレーニング

それでは飛距離アップのための
体幹トレーニングを紹介していきます。

まず、
3kg程度の鉄アレイを2つ用意してください。
鉄アレイがなければ500mlの
ペットボトルでも構いません。

片手ずつ、
何かしら重さのあるものを持って
トレーニングしていきます。

簡単に流れを説明すると、
片手ずつおもりを持った状態で、
スイング練習をします。

注意するポイントは、

・手と手の間隔を10cm広げ常にキープする

・バックスイングからフィニッシュまで
 ゆっくり丁寧にスイングする

ゆっくりというのは具体的に、
アドレスからバックスイング、
そしてフィニッシュまで
約15秒くらいかけます。

目標はヘッドスピードを上げることですが、
体幹トレーニングでは逆にゆっくり、

できるだけゆっくり、
体に負荷をかけながら行いましょう。

この練習をすると・・・

この体幹トレーニングは、
腕立て伏せのように腕にくる、
かなりキツイものです。

そして1週間そこらで結果が
あらわれるものでもありません。

1ヶ月以上、毎日続けることで
やっと効果が出てくるかな、程度ですが
長期的に見れば効果は必ずあらわれるので
ぜひ諦めず続けてください。

さて、この体幹トレーニングには
具体的にどのような効果があるかというと、

10cmの間隔をキープすることで、
左右の腕の動きを揃えることができ、
同じ方向に、均等に力を伝えられます。

左右の腕が、それぞれ異なった動きをしていると
スイング中にクラブの動きが狂ってしまったり、
力の方向が揃っていないため、
インパクト時にボールへ伝わる力が減ってしまいます。

(高校物理のベクトルでいう「力の合成」を
 イメージするとわかりやすいかと思います。)

そしてゆっくりスイングをすることで、
変なクセのない、正しい動きを
体に染み込ませることができます。

アドレスからバックスイング
バックスイングからフィニッシュ
と、自分の体の動きを目で追って

正しい動きを意識しながら
繰り返しスイング練習を行いましょう。

鏡の前で練習するのが効果的かもしれませんね。

おもりを持った状態で
ゆっくり腕を上げ下げするという動きは、
“サイドレイズ” というウェイトトレーニングに近い動きで

根本的な腕の筋力を付けることもできます。
(筋トレですから本当にキツイです。)

結果、
この体幹トレーニングをすることで、

正しいスイングを体に染み込ませ、
根本的な筋力アップと、
ボールへ100%パワーを伝える動きを
身につけることができます。

体幹トレーニングや筋トレは
継続することがとても大事です。

3kgがキツイようであれば、
1kgでも0.5kgでも構いません。

あなたが毎日続けることができる程度の
おもりを使って
できるだけ長く継続してください。

量より継続です。

継続すれば必ず良い結果として
あなたに返ってきますよ。

ぜひ、今日から実践してみてくださいね。




服部コースケ




<本日のオススメ>

「ティショットやセカンドショットは得意だけど、
 アプローチが苦手だ、距離が全く読めない。」

私のメルマガの読者には、
こんな方が多いのではないでしょうか?

しかし安心してください、
距離感で悩む必要はもうありません。

2019年ゴルフルールの改正のおかげで
プロでさえ欲しがる正確な距離感が、
あなたの手の中にありますよ。

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【ビデオ】4つのアゴ高バンカー攻略法

2019.06.07
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

おはようございます、
小原大二郎です。

先週に引き続き、
今週も状況別のアプローチ攻略法
お伝えしていきます。

先週はバンカー越えのアプローチショットについて、
「ロブショット攻略における3つのポイント」を
お伝えしました。

難しい状況での対処についてみましたが、
今回も非常に厳しい状況について見ていきます。

皆さんもきっとこの状況に陥り
「今日はもうダメだ、、、」
なんて思いをしたことがあるのではないでしょうか…

今回は
「アゴの高いバンカーショット」について
見ていきます。

この動画を見ていただければ、こんな過酷な状況も
難なく対処することが出来るようになるでしょう。

それでは、ご覧ください。

いかがだったでしょうか?

ただですら嫌なバンカーですが、
アゴの高いバンカーとなると
より驚異と感じますよね。

抜け出せなかったらどうしよう、、、
もっと悪い状況になったらどうしよう、、、

そんなプレッシャーを感じる方が
ほとんどかもしれません。

でも、そんなあなたにとって一番の敵は
そんなたくさんの「どうしよう」
なのです。

不安が多ければ多いほど身体は力みますし、
普段は起きない動きも出てきます。

なので、今回の動画で皆さんに
「アゴ高バンカーに対する恐怖心」を
取り払っていただきたい
という思いがあります。

「こうすれば良いのか」
というのがわかっているだけで、
気持ちに余裕がうまれます。

その上で今日お伝えした
「4つのポイント」を実践していただければ
難なくアゴ高バンカーを攻略することが出来ます。

是非挑戦してみてください。

小原大二郎

 
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あなたは、次のラウンドでスコアが7打減らせる
そんな魔法の道具があると聞いたら
信じられるでしょうか?

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ゴルフが上達しない人の共通点5か条

2019.06.06
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

こんにちは、
小原大二郎です。

練習量はたくさんある。
ゴルフ歴は長い。
ゴルフへの投資は惜しまない。

なのに、なかなかうまくならない
という人っています。

そんな話をお聞きすると
私は
「ゴルフの練習って、楽しいですか?」と決まって質問します。

そうすると「いやー、とっても楽しいですよ。」
と答えが返ってきます。

小原「それはなんでですか?」
生徒さん「やっぱりドライバーや、アイアンで飛ばすのは面白いですから」

そう、ボールを打つのは楽しい。
飛ばすのも楽しい。

ですが、、、
「ゴルフの練習が楽しい」という時期って
実はあまり上達しないかもしれません。。。

なぜなら、ボールを打ったり
飛ばしたりする練習が楽しい
という自分の喜び重視の練習になってしまっている可能性があるからです。

最近ゴルフのスコアが全く変わらない。
練習だけはするけれども、
自分の上達が感じられないという方は、
今一度、読み直してみてください。

「鳥かごは上達しない」って思いますか?

あなたは鳥かごの練習場って行ったことありますか?

だいたい、打席のサイズが3mくらいの大きさの
練習打席のことです。

ボールはネットに向かって打ちます。

だから、ドライバーの球筋も
アイアンの飛距離も、ボールの転がりもわかりません。

こんな鳥かごの練習って上手くなると思いますか?

実は、上手くなるんですよねぇ…

特に東京は、こんな鳥かごの打席がたくさん増えてきています。

そして、私たちのゴルフスタジオも漏れなく
「鳥かご」の設計になっています。

広い練習場が立地上作れないということもありますが
「鳥かご」はゴルフ上達にとってとても理にかなった作りなので
特に、これを変えようとは思っていません。

普通のアマチュアゴルファーは、というと
この鳥かごを見て、こんな風に考えます。

「あまり上達しなさそう」
「球筋が見えないと練習にならない」
「そんな短い距離を打つことはない」
「面白くなさそう」

と、、、

いやいや、非常に言いづらいのですが…
私はゴルフの練習を楽しいものだと実は思ってません(笑)

楽しくなるように
ゲーム性をもたせたりすることはいいと思いますが

つまらない練習こそ、上手くなるんでしょ

と心の中で思っています。

・ただクラブを振るだけの素振りって楽しいですか?
・150yの練習場で30y、ボールの行方も見ずに打つビジネスゾーンって楽しいですか?
・練習場で、ティの連続打ちをして、ボールを飛ばさないの楽しいですか?

多分、楽しくないですよね、、、汗

だから、本当に上手くなる練習というのは
楽しくないのかなぁとおもいます。

「ボールを打って球筋を確認してどうだろう」
とチェックするのは、仕上げであって、応用の練習ですね。

大会に向けて練習している選手からしたら
一番最後にやることです。

ゴルフが上達しづらい人の共通点

・練習場は、距離が長ければ長いほど良いと思っている
・練習場では、曲がりを矯正して真っ直ぐ打って帰ることがゴールだ
・練習の5割以上がフルショットだ
・練習場では、ドライバーの練習が多い
・練習場で行うメニューが決まっていない

この共通点に該当する人で
今95~80台が出せていない人は
今の練習をみなおした方が良いと思います。

なぜなら、この共通点に沿って練習をしていればいるほど
ボールをより真っ直ぐ飛ばせなくなるからです。

それは、練習ごとに
スイングを見直してしまって
いつまでたってもスイングが固まらないからです。

では、どうしたらいいのでしょうか。

ゴルフライブ読者に、こっそり教えるゴルフ練習法

を秘密裏にシェアします(笑)

とにかく気合でボールを打て!
トラック1杯分のボールを打て!

なんていうのは冗談。

たくさん球をただ打てばいいというものではありません。
ずっと一緒に見てくれているコーチがいるならまだしも
練習場でたくさん球を打っても、ほとんど意味がない。

多少、今のクラブ・スイングでの距離感がつくくらい。

大切なのは逆で、無駄なことをせず、
自分がやるべきことを徹底的に絞って
それを徹底的にやること。それだけです。

大抵の人は今、練習場で起こっている自分のミスに敏感で
それをその場でどう解決するか、ということしか考えていません。

しかし、そのミスを1日で修正できたら苦労はしません。
それでは、普通うまくいきません。
中途半端なスイングを固めておしまい。

グリップも、スイングも、アドレスも、ボールの位置も
中途半端にいじって、ボールをなんとか真っ直ぐ飛ばそうとする。

練習場に行くと、毎回そんな練習になってしまうので
なかなかゴルフが上達しない。

ポイント:練習場で何をやるべきか?

それは、簡単なことで
スイングフォームを固める練習をしてほしいということです。

”ビジネスゾーン”です。

ゴルフってボールを前にするといきなり難しくなりますよね。
でも、それって綺麗にボールを打とうとするから。

自分が書いた、汚い字を目にするとちょっと嫌な気持ちになる。
ゴルフでもそんな心理を避けられないから
ボールを曲げられないし、ミスショットは打てないのです。

先程のアマチュアゴルファーの勘違い、

「練習場で、距離が長い練習場で練習する」
「ドライバーばかり練習する」
「フルショットばかり練習する」

というのはまさにコレ。

「キレイに、かっこよくショットを打つことが練習の目的になってしまっています」

そうではなくて、

「スイングを固める練習をする」

ということをゴールにしてみてください。
ゴルフをうまくなるために、こつこつ積み上げるのが練習。

そのためにも、
・短い距離の練習場、または鳥かご、自宅の庭、自分の部屋で練習する
・ボールを打たない練習量を増やす
・ビジネスゾーンの練習に取り組む
・自分のペースで練習する
・周りと自分のショットを比較しない
・ボールを打っても、出玉は気にしない

こちらがゴルフが上手になる人の共通点ではないかと思います。

最近、ゴルフパフォーマンスで
急速に上達している生徒さんの声があったので紹介をさせてもらいます。

たった5ラウンドで100切り、96のスコアを達成しています。

この生徒さんが偉いのは、練習がつまらないということを認めていて
認めながらもしっかりやっているところだと思います。


追伸:
ここまでお話ししてきた通り、
ゴルフ上達の鍵のひとつは“ビジネスゾーン”です。

しかしゴルフ上達本や教材では、
ビジネスゾーンについては書かれていません。

そこで、私が出版した
ビジネスゾーン書籍は見ておく価値がありますよ。

https://g-live.info/click/bzbookseo/

基本となるグリップや、スイング時の理想の前傾角度など、
写真付きで分かりやすくまとめてあります。

まさに“ビジネスゾーンの教科書”
「上達したい」「スコアアップしたい」方は必読です。

“上達の遠回り”から抜け出すきっかけになるでしょう。
この機会に、ぜひチェックしてみてください。

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クラブ選びで「メリットだけ」はダメです…

2019.06.06
tokutake

From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
 

さて、今日もお客様から質問をいただいていますので、
ご紹介したいと思います。
 

 「3番ウッドでもユーティリティでも良いですが、
  フェアウェイでの振りやすいウッドを紹介してください。

  フェースが大きいものが良いです。
  (フェード、ドローのコントロールしやすい物)」

 

うーん。そうですねぇ。。。。

言っていることが矛盾している

率直に言って、
身も蓋もない言い方になってしまうんですが。。。
 

この質問者様の場合、そもそもおっしゃっていることが
矛盾してしまっているので、

おススメできるものが、ないんです。
 

このメールマガジンを長いことお読みでいらっしゃる
ゴルフに熱心なあなたなら、
すでにどこかで聞いたことがあるかもしれませんが

基本的に「コントロールしやすいクラブ」というのは
いわゆる「重心距離が短いもの」になります。
 

ですが、ヘッドが大きいものをご希望ということになると、
それはおのずと、重心距離が遠くなる(=コントロールが難しい)もの、
ということになります。

実際、マッスルバックなどの、ヘッドが小さいクラブの方が
コントロール性能は高いですよね。

(話はそれますが、マッスルバックのアイアンについては
 以前に何度かこちらでお話をさせていただきました。)
 

なぜ、マッスルバックのアイアンは難しいの?
2017.02.16

http://g-live.info/click/170216_nikkan/

 

クラブヘッドなんてどれも同じでしょう?
2019.01.24

http://g-live.info/click/190124_nikkan/

思ったところに「芯」がない可能性

話を戻しますが。。。
 

では、ヘッドが大きくて、かつ重心距離の短いクラブ
ということになると、

おそらく、質問者様の思っているところに
「芯」がない可能性が高いのです。

そうなると、そうしたクラブを選ぶのは、
ちょっといかがなものか、ということです。
 

これはお客様とお話をしていると感じるのですが、
 

 「クラブフィッターなんだから、
  メリットばっかりのクラブを知っているのでは!?」

 

そのような雰囲気を、感じることがあります。

ですが、ここでハッキリと言わせていただくのであれば、
 

 「メリットだけ」のクラブもなければ
 「デメリットだけ」のクラブも存在しない

 

先ほど挙げた、一般的に難しいといわれる
マッスルバックのアイアンであっても。。。

プロくらい時間をとって練習をできるのであれば
使ってメリットが感じられるクラブになることもありますし、

練習できる時間が十分には取れないアマチュアの方には、
デメリットが大きいクラブにもなることもあります。
 

ということで、その方のレベル、練習量、
クラブとの相性などによってもメリット、デメリットは
変わってくるということです。
 

そうしたことを、よく考えた上で
 

 「自分にとってどの性能を優先して、クラブを選ぶべきか?」
 

ということを、考えていくことが重要です。

「全部欲しい」は、なかなか難しい話

これは別にゴルフに限ったことではありませんが。。。
 

「メリットだけしかない」ということは
何事においてもそうそうありませんよね。

何であっても、たいていは
 

 「デメリットよりメリットの方が大きい。
  この場合は得るものが多いから、やろう」

 

と考えることが、ほとんどではないでしょうか?
 

それはゴルフにおいても同様で、
「メリットのみ」「全部欲しい」というのは、
そもそもが無理な話なんです。

ということで今回の質問者さんからいただいた
 

 「ヘッドは大きいほうがいい、でもコントロールできるもの」
 

も、それと同様ということです。
 

とはいえ、それだけ言って突き放してしまうのは、
自分としても不本意なので。。。
 

では、この質問者様の場合は
どういうクラブを選べばよいのか?
 

 ・コントロールを優先して
  ヘッドを小さいものにするか?

 ・スイートスポットが大きいクラブで
  安心感を得ることを優先するか?

 

ということですが、
そもそもこの方にお聞きしたいことが、一つあります。

大きいって、どれぐらい?

その質問とは
 

 「この質問者様にとっての『大きいフェース』って、
  具体的には、どのくらいの大きさなのか?」

 

というのも、もしかしたら自分が想像しているクラブより
大きいものをお望みかもしれないですし、

もちろん、それより小さいものをお望みかもしれません。
 

まずは大きさの定義をハッキリさせないと、
大きいも小さいも語れないですよね、ということです。
 

今回もちょっと厳しめのことをお伝えしましたが、
それでも、クラブのことを真剣に考えていらっしゃる姿勢は
本当に素晴らしいと思います。
 

以前にも自分自身の経験を踏まえて
お話させて頂きましたが、

「練習嫌い」でも上手くなれる方法
2017.02.23

http://g-live.info/click/170223_nikkan/

 

私自身、練習時間の多かった学生時代よりも、
自分に合ったクラブを使った社会人になってからのほうが
ベストスコアが出た、ということがありました。

練習時間は学生時代よりもはるかに少なくなったのに、です。

これもひとえにフォーティーンの創業者、竹林隆光さんに出会い
クラブの恩恵にあずかれたおかげでもあるのですが、

道具のすごさ、道具の威力は、ゴルフ自体を楽にしてくれます。
 

「道具に頼るのは邪道だ」という考えの方もいるかもしれません。

ですがプロでもない限り、多くの方は限られた時間の中で
ご自分のゴルフの技術を上げる努力をなさっているわけです。
 

そんな地道な努力を重ねる方にこそ、クラブのメリットを活かして
クラブの恩恵を受けて頂きたいですし、

クラブが足かせにならないように
自分の優先順位をしっかり見極めて、
クラブを選んでいただきたいというのが、私の願いです。

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繰り返しになりますが、
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それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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