From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「頑固な手上げ・手下げを解消するドリル」
というテーマで、お話ししたいと思います。
よくお客様から、
「頑固な手上げ、手下げを解消するには
どのような練習が効果的でしょうか?」
という質問をよく受けますので、
今日は簡単にできるドリルをご紹介したいと思います。
初めに、補足…
ちなみに今回の話は、前回そして前々回と
バーベルを使ったドリルをご紹介したところ
「バーベルなんて、家にはありません」
「家にバーベルなんて、置けません」
「せっかくご紹介いただいたのに、できません」
というご意見をいただいたので、
バーベルを使わないものをご紹介しようと思います。
2021年はバックスウィングを覚える(前々回)
↓
https://g-live.info/click/210112_nikkan/
低重心で力強いスウィングを作る桃子ドリル(前回)
↓
https://g-live.info/click/210119_nikkan/
ちなみに、バーベルを使ったトレーニングについては
「江連さん、バーベルのトレーニングは一見すると
スウィングには何の関係もなさそうに見えるんですが」
というご意見もいただきました。
繰り返しになりますが、
とにかくバックスウィングは小手先の力ではなく、
体幹部、特に背中を使って上げる事が大切です。
バックスウィングのバック(back)のことは
「後ろ」と主に訳されますが、
バックには「背中」という意味もあります。
ということで「バックスウィング」というのは
「背中を使って上げる」
というものだと、覚えていただけると
前回、前々回のお話とスウィングの関係をご理解いただいた上で
正しい動きに直結するかと思います。
ということで、本題になりますが
今回はバーベルの代わりに。。。
トレーニング用のアームウェート
こちらをご用意下さい。
アームウェートは、腕につける専用のおもりですが、
これを両方の二の腕に巻いてスウィングをします。
(アームウェートは、amazonや楽天などでも売っています)
ちなみに、両腕におもりを付けると
何が良くなると思いますか?
・
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(せっかくなので、ちょっと考えてみてください)
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はい、これについては。。。
両腕に重りをつけて、腕を重くすることで
腕に遠心力がかかり、軌道が安定します。
そしてその遠心力に負けない求心力、足の粘り、
腹筋、背筋を使ってスウィングすると
上体の力みがどんどん取れてきます。
そうすることで、
スウィングのリズムとバランスが良くなってきます。
また、バックスウィングで言えば
アマチュアゴルファーの持病とも言える
「手上げ」(手、腕の力でクラブを持ち上げること)
が解消されます。
重りを腕に付けることで、簡単に手で上げられなくなり
体でバックスウィングするコツが身につく、というわけです。
バック&ダウンスウィング練習方法
ここで、バックスウィングとダウンスウィングの
効果的な練習方法をご紹介しておきます。
バックスウィング練習方法:
1.バックスウィング開始時に、
ステップを踏むイメージで右股関節に重心を乗せます。
2.リズムをつけて腹筋、背筋を感じながら
クラブを上げていきます。
このようにすることで
腕とクラブに遠心力がかかり、軌道も安定します。
ダウンスウィング練習方法:
1.絶対に打ち急がないことがとても大切です。
そのためにはトップで必ず腕に「間(ま)」を持たせます。
2.上体をリラックスさせたまま、下半身から切り返せれば
左股関節に重心が移った瞬間に、腕が重力によって
ストンと落ちてくれます。
この腕が「自然落下」する感覚を一度でも体感すると。。。
いかに今まで自分が力んで腕力に頼った
「手下げ」で打っていたのかが実感できるはずです。
ここで、前にもお伝えしたので繰り返しになりますが
ダウンスウィングでの両腕の動きをおさらいすると。。。
両腕は自分の力で下ろすのではなく、
重力によって落ちるもの
ということです。
ですので、両腕に重りを付けて、
下半身から(足を使った左への重心移動で)切り返せば。。。
腕の力みがとれてまさに「落ちる」ダウンスウィングを
実感していただけるはずです。
トレーニング用のアームウェートを
両方の二の腕に巻くドリルで、重力のすごさを感じつつ
悪い癖を直していきましょう。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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