2024.04.14
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「始動時コレだけやれば飛ばせます」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
バックスイング開始時にちょっとやるだけで、
スイング全体を自動的によい動きになり
飛距離アップできるコツがあります。
それは。。。?
(続きはビデオにて)
始動時コレだけやれば飛ばせます
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
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スイング全体を自動的にする
ズバリ、このバックスイング開始の
この動作で、脚も手も完璧になります。
バックスイング開始でちょっとやるだけで、
スイング全体を自動的によい動きに引き込んでくれる
コツがあります。
そんな脚も上半身にもよい動きを誘発してくれるのは
どんなことかというと、
手元を置いてくる
それは、バックスイング開始で手元を置いてくることです。
このことについては私も色々お伝えしていますが、
今回はそのメカニズムについて詳しく見てみたいと思います。
脚と腕の動きに貢献
バックスイング開始で手元を置いてくるようにして
脚を使って体の右サイドにできるだけ大きな張りをつくれば、
脚の動きは本来あるべき最高の動きになります。
そして、この脚の動きは
普通に飛ばすだけならゆっくりでよいので、
丁寧に脚に最高の動きをさせることができます。
さらに、体に対して腕を動かさなかったところに向かって動くための
筋肉が選択的に伸ばされて、
特に右サイドにはしなりのエネルギーをためた状態になります。
そうすると、そのしなりの解放で腕が何もしなかったところに
保持するための筋肉だけが使われやすくなって、
最高のポジションに動くことができます。
飛距離アップにも貢献
もっとすごいことに、バックスイングでのしなり戻りは
飛距離アップにも貢献します。
ボールを遠くまで飛ばすためには
バックスイングのトップ近くでのヘッドスピードは重要です。
それは、トップに向かうヘッドの勢いで
トップでの上半身のしなりを深くできるからです。
このようにバックスイング開始で手元を置いてくるという
単純でゆっくり行うことができる動きは、
色々なことをほぼ自動的に最高の動きにしてくれます。
ヘッドは真っ直ぐ動かす
ただし、ヘッドだけは振り出し後方に向かって
真っ直ぐに動かそうとして、
ヘッドの勢いを直線的にアップさせます。
そうすると、手元は
体の右ターンに対して追従した位置であるインサイド寄りで
右足くるぶし方向へ動く中で、ヘッドが真っ直ぐに動くことになります。
その結果、自ら手首を動かそうとしていないのに、
手首は親指方向へ折れるコックが自動的に入ってきます。
そして、バックスイングでヘッドが腰の高さぐらいまであがってきたあたりから、
手元を中心にしたワイパーのような動きで
ヘッドは高いポジションまであがってきます。
手元をあげようとしなくてもヘッドの勢いで手元は
最高のポジションに引っ張られ、
左腕も最も可動域の大きなポジションに向かって右に捻られてきます。
トップでのあるべき形
左腕に求めるトップでの最高のポジションは、
真っ直ぐに立ってクラブを脚で左右往復素振りしながら
両腕はダラダラで単なる紐状態で振ってみるとわかります。
右に振り切ったときには、
通常のショットでの本来のトップのポジションになります。
そのときの左腕は右に捻れて左脇は開き、
両肩のライン対して左腕は斜め上にあがったポジションになります。
ところで、トップで左腕を右に捻って左脇が開くということは、
ヘッドは軌道に対して開く方向になります。
そのままでは、ダウンスイングからインパクトまでの
どこかのタイミングでヘッドを閉じてくる必要があります。
しかし、クラブが加速される最中に
ヘッドを閉じるなどの操作はないほど、
しなり戻りを素直に最大利用することができます。
そこで、トップでヘッドを閉じて軌道方向へ向けておくと、
ダウンスイングはシンプルでクラブの加速に集中できます。
そのためにはバックスイングで上半身の右サイドのしなり戻りで
クラブを大きく振り出すときに、手首の力を抜いておけばよいです。
そうすれば、ヘッドの重心がシャフトから離れているオフセットがあるので、
それによってヘッドは閉じさせられるシャットにあげることができます。
そのまま右腕でヘッドをしっかり閉じて左手をリラックスさせて
グリップに巻きつけるようにしておけば、
自然にヘッドを軌道方向へ向けたトップになります。
バックスイング開始で手元を置いてくるという単純な動作は、
実は私が飛ばしたいときに強調してやっていたことです。
しかし、通常ショットでもかなり役立つ、
まさに色々なことを最高の動きに導く
秘密にしておきたいぐらいのスイングの真髄です。
脚の動き
そして、バックスイング開始で手元を置いてくる効果を高めるためには、
下半身を正しく使うことも重要です。
そして、やるべき脚の動きに重要なのは左サイドの重さです。
腰から上の体幹は硬い一枚の板にしておいて、
体幹の右下である右股関節にフックがついているイメージで
バックスイング開始とともにそのフックにぶらさがります。
左脚の重さはもちろん、全身の重さをフックにぶらさげるイメージです。
右膝は真っ直ぐに伸ばしたほうが、体の重さを楽に支えることができます。
また、前傾していることから右脚を伸ばす方向は真上方向では前に倒れるので、
バランスを保つ動きで自動的に右脚は右のお尻を
右後ろポケット方向へ押し込むように伸びます。
そして、右膝が伸び切るまで
手元を置いてくるぐらいの意識で動いてみましょう。
そうすると、脚の動きで右腕の横が伸ばされる感じで、
しなりのエネルギーがたまってくることを感じることができます。
右膝が伸び切ったぐらいから右腕から右肩にかけてのしなりは
一気にしなり戻してみましょう。
ワイパー動作で多くにメリット
そして、コックが入っていると
バックスイングでヘッドが置いていかれることに耐えようとすれば、
右腕は左に回転させられる方向へしならせられます。
バックスイング開始で手元を置いてきて右サイドをしなり戻すときに、
右腕はインサイド方向へ振られるだけではなく
右回転する方向へしなり戻ります。
通常の手元を置いてこない場合でも、
バックスイングの出だしから脚をしっかり使って回転してきて
下半身での回転力が弱まり始めるとしなり戻りで右回転します。
また、腰の高さから右腕の右回転方向へのしなり戻りで
左脇も開いて左腕が右回転することで、
左肩甲骨周りは最も可動域の大きなポジションに収まってきます。
その結果、ヘッドの勢いで
左肩甲骨はしなりのエネルギーをためやすいポジションに入ることで
飛距離アップに直結します。
これはもし手元を腰の高さから上にあげないで止めていたら、
あたかもワイパーのような動きです。
そして、コックが入っているほど腰の高さを越えたぐらいから、
ヘッドの勢いでヘッドは上向きでインサイド寄りに動いてきます。
そうすると、ヘッドの勢いで手元は上向で
さらにインサイド寄りに引っ張られてきます。
トップで手元はイン寄りにあるほど左肩甲骨周りはより深くしなり、
しかもダウンスイングで手元は早いタイミングで
インパクト面に乗せることができます。
まさに、手元を置いてくることによるしなり戻りでのワイパー動作で、
多くのメリットを得ることができます。
バックスイング開始で手元を置いてくることは、
脚の動きはもちろん手の動きまで無駄のない
最高の動きにしてくれます。
単純ですがこのちょっとした意識が
スイングを大きく変えてくれます。
では、また。
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