From:江連忠
神戸の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
ゴルファーの中には、
こんな悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。
「ショートパットが怖い…」
「とにかくショートパットが入らない!」
「1m以内になると入る気がしない…」
これはいわゆる「イップス」とも呼ばれる症状に
当たるのかもしれません。
そのような状態だとゴルフをするのも辛いですし
ゴルフを嫌いになってしまいますよね。
ところで、パターにこんなデータがあることを
あなたはご存知でしょうか?
1m以内のミスは80%以上が左に外している
そもそもショートパットは
どの方向に外す ケースが一番多いのか?
ちょっと前のことですが、
1993年にアメリカのツアーを対象に
調べたデータがあります。
そこで出た結果が
「1m以内のパットを外したケースは
80%強が、左に外している」
当たり前ですが、ショートする場合を除いて
外れるのは基本的に右と左しかありません。
であれば、左右50%ずつの結果になってもいいはずです。
にもかかわらず、なぜ「50%ずつ」にはならないのか?
これを知ることが、この「ショートパットイップス」の
克服につながるのではないかと思います。
ちなみに、あなたはショートパットの時
どんなことを考えているでしょうか?
「絶対に入れなきゃ。。。」
「さすがにこれを外したら恥ずかしいな」
ご存知の通り、ショートパットというのは
目の前のカップが嫌でも視界に入ります。
ですので、そんなふうに考えること自体は
ある意味仕方がないことかもしれません。
ですがただ、そうした感情というのは
「右手」に現れるのです。
入れたいという感情が、右手を勝手に動かす
右手とだけ言ってもわかりにくいかもしれません。
もう少し具体的に言えば
・右手首が返って、ヘッドがかぶる
・かくして、球はカップの左側を通過する
ということです。
あなたもご存じの通り、14本のクラブの中で
一番短くて扱いやすいのが、パターです。
ですが、その扱いやすさが故に、右手に感情が現れれば
わずかな動きが、球に影響を及ぼしてしまいます。
ということで、ショートパットの課題はいかに
この右手の動きを抑えるかということになるのですが。。。
そのことに役立つ言葉が、一つあります。
ANYTHING BUT HEAVY
日本語にするなら、
「なんでもいいけど重いもの」
といったところでしょうか。
昔から「パターは軽いものより重いものを選べ」
と言われています。
当たり前ですが、重いものは動かしにくいわけです。
ですが、重いものは動かすのは大変なものの
いったん動き始めたら動きは安定します。
つまり、それだけ体の余計な動き、
右手に現れやすい感情を抑えやすくしてくれるわけです。
ちなみに、ショートパットに悩んだプロが
クロスハンドグリップにすることがありますが、
それも同じ理由です。
ショートパットを上達するには?
「ショートパットが上手くなる練習方法はないんですか?」
もちろん、あります。
ですがその前に、ショートパットの基本は。。。
・フェースをスクェアに構え
・スクェアにインパクトすること
・ストレートな軌道でストロークし、芯で打つということ
まずはこのことを、しっかり覚えておいて下さい。
それを押さえた上で、練習方法ですが
・まず、2本のクラブを
パターヘッドの長さに合わせて平行に置く
・そのクラブに対して、フェースをスクェアに合わせる
・そして、クラブに当たらないようにストロークする
言葉にすると、とてもシンプルな練習ですが
こうすることで
「フェースをスクェアに構える感覚」
「ストレート軌道でストロークする感覚」
この感覚を磨くことができます。
また、1m先にティを2本立てて
その間に球を通す練習を繰り返すと、
インパクトでフェースをスクエアにする感覚が身につきます
それから、パターヘッドに小さく切った割り箸を
3cmくらいの間隔で貼り付けて、その割り箸に当てないように打てば
打点が安定し、芯で打てるようになるでしょう。
もしショートパットが入らないと悩んでいるのなら
こうした練習方法で、1mを徹底的に練習して下さい。
ですが、ただ単に練習してもダメです。
これは非常に大事なことなのですが、
「1mのパットを1回外したら、その分3回入れる」
あなたもご存知の通り、ゴルフというのは
イメージがとても大事なスポーツです。
ショートパットの悪いイメージを取り除き、
その3倍、良いイメージを頭にも体にも植え付けるために
これを行って下さい。
初めはなかなかうまくいかないかもしれませんが、
このような練習を繰り返すことで
ショートパットが得意になってくるはずです。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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