最近のブログ

高難度ショット、ロブショットの打ち方:条件

2020.11.25
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「近藤プロ、高く上がってピタッと止まる、
 ロブショットの打ち方を教えてくれませんか?」

これは、昨年私のレッスンを受けてくれた
とある生徒様からいただいたメッセージ。

安定的に100を切れるようになり、
90切りもすぐ目の前ということで、

今までは避けてきた
難易度の高いショットにも積極的にチャレンジして、
バーディーチャンスをものにしたい!

そんな熱いメッセージを、
メールで送ってくれました。

ロブショットの打ち方については、
現役の生徒様からもちらほら質問されますが、

やはり「難しい」という印象もあってか、
避けているゴルファーが多いように感じます。

事実、ロブショットは、
とてもむずかしいショットですが、
球が上がって止まる仕組みは単純です。

ウェッジの性能をフルで活用した打ち方なので、
ロブショットの「スイング」と打てる「条件」さえ
しっかり判断することが出来れば、

あとは自分自身とウェッジを信じて
深く考えずにスパッと振り抜くだけなんです。

本日は、そんな、
「ロブショット」について、

スイングのコツと、
ロブショットを打ってもいい条件について、
ビデオで解説しようと思います。

ぜひ、あなたも、
ロブショットをマスターして、

チャンスを逃さない、
ワンランク上のゴルファーを目指してください。

それでは、こちらから、
本日のレッスン動画をご覧ください。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



注意が必要なのは、動画の最後で説明していた
ロブショットを打つことのできる「条件」

“高く上げてピタッと止めたい”

こんな状況に直面したとき、
必ずしもロブショットを打っていいかというと
そうとは限らないのです。

ウェッジのフェースを大きく開くと、
リーディングエッジが浮いてきますから、

フェアウェイのような芝がきれいに刈り込まれた
タイトなライからはロブショットが打てません。

深いラフでボールが沈みすぎていても
ウェッジがボールの下に潜り込むスペースが
なくて大きなミスに繋がりますし、

ラフでボールが浮きすぎていると、
ボールの下をクラブフェースすり抜けてしまう
リスクだってあります。

実はロブショットは、
スイングそのものが難しいというよりは、
ショットに適した状況が滅多にないために

ミスしやすい、
リスクの高いショットという印象が
根強くついてしまっているんです。

その分、練習機会も少ないですし、
実践でチャレンジする勇気も湧きません。

なので、もし、
ロブショットを身に付けたいという方は、

練習ラウンドや、グリーン周りの練習時に
軽い気持ちで、遊び半分で、高く上げてピタッと止める
ロブショットに挑戦してみてください。

スイング自体はシンプルなので、
「ロブショットに適したライなのか?」

この判断だけしっかりできるようになれば、
ロブショットはきっとあなたの強い武器に
なってくれることでしょう。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

近藤



<本日のオススメ>

12通りもの距離を打ち分ける?
寄せワン、チップインバーディーもお手の物

ビジネスゾーン理論を実践する方に最適な、
徳嵩フィッター監修の特注ウェッジが
20セット限定で公開されました。

お見逃しすることのないよう
今すぐチェックしてください。

https://g-live.info/click/bzwedge_2011/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

イメージできる?「腰でクラブを持つ」とは

2020.11.24
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「イメージできる?『腰でクラブを持つ』とは」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「腰でクラブを持つ」
 

もしこの言葉にピンと来ないのであれば、
今日の話はぜひ聞いていただきたいです。

ちょっと前回の話をおさらい

前回のメールマガジンでは
「プロとアマチュアの違いはアドレス」
という話をさせていただき、
 

即答できる?プロとアマチュアの違いとは

https://g-live.info/click/201117_nikkan/

 

 ・プロのようにしっかり立てるようになると、
  目標を狙う感じも出てくる

 ・しっかりアドレスで立てると、
  自分の体重の2倍3倍のエネルギーを
  球に伝えることができるようになる

 ・そうすると、少しくらい手前を噛んでも
  大きなミスにならないし、飛距離も伸びる

 

といった話をさせていただきました。
 

その際に、プロであればアドレス中に
急に背後から馬乗りに飛び乗られても
びくともしないとお話ししましたが。。。

そうなるための第一歩として、
まずは重い物を両手で持ち上げてみて下さい。

キャディバッグとか、水の入ったバケツとか、
身近にあるもので構いません。
 

スタンスを肩幅くらいに広げて、
背筋を伸ばした状態で持ち上げます。

これでちゃんと立てる準備ができると思います。

ここでやってはいけないのは
背中を丸めてしまうことです。

背中を丸めて重い物を持ち上げたら、
ぎっくり腰になってしまいます。

背筋を伸ばして、腰を入れて
持ち上げることがポイントです。

腰で持つとは?

この姿勢が理解できたら、
今度はクラブを「腰で」持ってみます。
 

はい、ここでピンと来ましたか?

では、ここで言う「腰で持つ」とは
どのような状況を指しているのでしょうか。。。?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(実際にやってみて下さい)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

はい、その答えは。。。
 

 両ひじを軽く身体につけて持つ
 

両ひじを軽く身体につけて持つと、
重い物でも長時間持つことができます。

これが「腰で持っている」状態です。

腰で持つことの効用

一方、例えば重い物を持つ時に両腕を伸ばしたり、
背中を丸めて持ったら、すぐに疲れてしまいます。

これは物を小手先の力で持ち上げている証拠です。
 

つまり「腰でクラブを持つ」というのは、
重い物を持ち上げた姿勢を作って
腰でクラブを持つということを言います。

これによって背後から100キロ近い大人が
飛び乗ってきても耐えられる姿勢が出来上がる、
というわけです。

(ですが、飛び乗るのは危険ですので
 くれぐれも真似はしないで下さいね)
 

 「なんでそんな、立つことだけで細かすぎる。。。」

 「そんなことより、スウィングを。。。」
 

そんなふうに、思うかもしれません。
 

アマチュアの方は、とにかくスウィングを
動きで直そうとする傾向がありますが、

何度もお伝えしているように
アドレスが悪かったら、いくら練習しても
良い動きには結びつきません。
 

その点を頭に入れて、
早速重い物を持ち上げるイメージで
クラブを腰で持つ練習を始めてみてください。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

この飛ばしの秘密は、

 「もっと正確に、もっと遠くに飛ばしたい」と
 常にドライバーの進化を求め、暇さえあれば
 ゴルフのことばかり考えてしまう…

そんなあなたのためのものです。

江連プロは本当の上達法を提供していない
この日本のゴルフ業界に
真っ向から挑戦するという意味を込めて…

この度、100%公開する決意をしました。

コチラをクリック

本数限定。特典あり
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

もったいないこと、していませんか?本来のあなたの飛距離は…

2020.11.23
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

さて突然ですが、

あなたはゴルフにおいて

”もったいない”

ことをしてしまっているかもしれません。

この”もったいない”

何を指していっているのかと言うと、

”あなたの飛距離”

です。

私も常に飛距離300Y飛ばせることを目標に
日々ゴルフに精進しているのですが、

なかなか飛距離が伸びない…

と、悩まれている方。

多いのでは無いでしょうか?

はたまた、飛びはするけど、

グンっと曲がってしまって
飛距離をロスしてしまっていたり…

うん。もったいないです。

そんな、”もったいない”をやめて、
100%、いえ、120%。

あなたのもっているゴルフのスキルを
最大限発揮し、

無駄のない飛距離アップの方法について

今日はお伝えしようと思います。

飛距離を損している理由は・・・



もしあなたが、

ボールがフケ上がってしまい前に進まず…

揚力が発生せずすぐドロップしてしまう…

こんなお悩みを抱えていたら、

それはスピン量が多すぎるもしくは少なすぎる

ことが原因です。

スピン量の適正値は、
2000〜2500回転です。

適切なスピン量でボールを飛ばすポイントは…

・緩やかな入射角

この場合、レベルブローやアッパーブローで打つことで
スピン量を適切な量にすることができます。

・インパクト時のフェースの向き

フェースが開いて入ってきてしまうと
スピン量が多くなってしまうので、

インパクトの瞬間ではフェースをまっすぐにするよう
意識してみてください。

適正なスピン量で飛距離アップ



2つのポイントを踏まえ
スピン量を適正値にするために
行っていただきたいのが

まずビハインドザボール。

インパクトの際に
ボールに対して頭が少し右に残ることを言います。

頭を右に残すことで
インパクトの際に入射角が緩やかな
レベルブローにすることができます。

そしてもう一つ、
ターンオーバー。

これはインパクトからフォローにかけて
右腕が左腕を追い越し、

腕が入れ替わり、
フォローで右腕が上に来るような動きをすることで
フェース面がスクエアに戻って

正しいインパクトで
ボールを捉えることができます。

ここでおすすめしたいのが、
足閉じドリルです。

まず両足を揃えて、
ボールの位置は左脇の下に来るように構えて下さい。

これでスイングを行っていただきたいのですが、
その際、ボールを右側から見るよう意識しして
スイングを行ってみてください。

こうすることで
頭を右に残しつつスイングを行うことができます。

またインパクトからフォローにかけて、
グリップエンドがボールに向くよう
意識してみてください。

こうすることで腕の入れ替えが
自然と行えるようになっていきます。

最後に・・・



飛距離アップの三要素

初速、打ち出し角、スピン量を適正値にすることで

あなたの飛距離を最大限に出すことが出来ます。

今日お伝えしたのはスピン量が多く、
飛距離をロスしてしまっている方に

うってつけのドリルをご紹介しました。

スピン量の適正値は
2000~2500回転です。

スピン量を適正値に収めていくことで

損してしまっている飛距離を
取り戻すことが出来ますので、
ぜひ行ってみてくださいね。

まっすぐきれいに飛んでいく打球を見るのは
気分爽快ですので

いつでも
そんな気持ちのいいゴルフができるよう
あなたの飛距離アップを応援していますね。


〈本日のおすすめ〉

2020年、
100を切れていないあなたへ…

「100切り専門レッスンプロ」の
小原大二郎プロが

ゴルフ上達させるために
ピンポイントで大事な、

たった3つの「秘密」

について徹底的に解説。

自宅内で上達できる
インドアレッスンプログラムが
期間限定で公開されています。

ただこのプログラムを手に入れることができるのは
今日で最後…

気になる方はどうか今すぐこちあのページを
ご確認ください。

https://g-live.info/click/obie_2011/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【期間限定ビデオ】タメを作って飛距離UP!

2020.11.22
mizugaki-150x150

From:ガッツパー水柿
東京の自宅より、、、

こんにちは。ガッツパー水柿です。

今日はあなたに

「タメを作って飛距離UP!」というテーマで

動画をお送りしていきます。

今回の動画は、期間限定の配信となります。
なので今、ココで見ていってくださいね。

 「頑張って振っても飛距離が伸びない。。。」

そんな悩みを、お客様からお聞きします。

でも実は、ここでご紹介する
タメのコツさえつかんでしまえば
誰でも飛距離はカンタンに上がるんです。。。

50ヤード相当の飛距離アップ!

私の場合、このコツを掴んでからというもの、
ヘッドスピードが10m/s 上がりました。

これは飛距離に換算すると、
「50yぐらい」に相当します。

 「でも水柿さん、
  タメ、タメるって、確かによく聞くけど
  イマイチ理解できてないんですよ」

 「タメる、っていうぐらいだから
  力を貯めるってことですかね?」

いえ、タメるというのは
力を貯めることではないんです。。。

そもそもタメってなに?

ゴルフでの「タメ」とは、
ダウンスイング時の動作を言います。

具体的には、トップで作られた手首の角度を
ダウンスイングでもキープすることを指します。

tame2

これによって、

 ・インパクト直前まで手首のコックをほどくことなく

 ・クラブを加速してインパクトを迎えることができる

ようになるわけです。

これとは逆に、切り返しの直後に
手首のコックがほどけてしまう状態を
「アーリーリリース」と言います。

インパクトの前にヘッドが加速してしまい、
インパクト時からフォローにかけて
減速してしまう動きのことですね。

tame2

実は、ほとんどのゴルファーは
これで飛距離をロスしてしまっています。

ヘッドスピードを最大化して飛ばす

と、前置きはこれぐらいにして
「タメを作るには」のビデオをご覧下さい。

「タメ」を作るポイントは、大きく3つです。

それでは、どうぞ。


 

はい、いかがだったでしょうか?

最初は慣れないと違和感があり、
振り遅れて右に飛んでいってしまいそうに
感じると思います。

ですが、正しくタメを作って打つことができれば
振り遅れることはありませんし、
驚くほどクラブヘッドが加速します。

さらに、ミート率も上がります。

つまり、最も効率の良い飛距離アップ法になり、
おまけにアイアンもうまく打てるようになってしまいます。

手首のタメ、ぜひトライしてみてくださいね。

ガッツパー水柿

追伸

今回お届けした動画のようなことも含めて
飛距離アップについてより深く学びたいなら。。。

現在、ゴルフライブの会員様にご紹介中の
コチラのプログラムをオススメします。

飛距離アップの秘密はこちら »
 

はい、講師は私です(笑)。
 

プログラムの本編では、下半身・上半身・腕の
3つのパートに分けて

私の飛距離アップのノウハウを
余すことなくお伝えしています。

新しい年を迎えて、もう一ヶ月が過ぎた今、
私も何かあなたにお届けできるものがないかと思い、

ゴルフライブ事務局と相談して、
この企画を立ち上げました。

今回は、熱心なあなたのためだけに
今だけのウェブ配信版もプレゼントとして
お付けしています。

つまり、申込みから、ご自宅でスグに、見ていただくことが
可能
となっています。

・飛距離アップがしたい!

・飛距離が落ちてきて悩んでいる…

・ワンポイントの飛距離アップレッスンでは
 なかなか効果が出ない…

そんな方にオススメのプログラムですので。。。

是非、下記から詳細を見てみてください。

飛距離アップの秘密はこちら »
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】すくい打ち防止の特効薬

2020.11.22
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「すくい打ち防止の特効薬」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

すくい打ちとは、ボールを地面に置くショットなのに、
ヘッドの軌道が上昇しながらボールヒットすることです。

このすくい打ちが、ダフりやトップを大量生産します。

その諸悪の根源となるすくい打ち防止の特効薬が、
ボールヒットに向かって頭を落とすことです。

え、逆だと言っていませんか。

逆ではありません。

その不思議なメカニズムを理解できれば、
すくい打ちからのダフりやトップを激減できます。

(続きはビデオにて)

すくい打ち防止の特効薬

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf201122/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ダウンブロー

ところで、すくい打ちの反対がダウンブローです。

良いダウンブローでかっこ良くターフを取りたいなどと、
夢を抱くゴルファーも多いかと思います。

しかし、一般ゴルファーのほとんどは、
すくい打ち傾向です。

ターフをとるとしてもそれは勘違いで、
クリーンにボールを拾ってからのターフではなく、
手前から入ってのダフりが真実です。

本当のダウンブローである軽い下降軌道を手に入れて、
このダフりから解放されるためにも
すくい打ちを撲滅させたいものです。

すくい打ちの原因

そもそもすくい打ちになるのは、
リリースのタイミングが早すぎるからです。

本来はトップヘ向かう切り返しから
ダウンスイング序盤でしならせます。

ところが、ほとんどのゴルファーはダウンスイング序盤から
クラブを自ら出そうとする力で振りにいこうとします。

そうすると、しなるどころか逆にセットアップの形よりも、
ヘッドが先に出るぐらいでボールに向かいます。

本来はボールを地面に置くショットのボールヒットでは、
程度問題はあるとしても手元が先で
ヘッドが後の形になることで自然で適切なダウンブローとなります。

すくい打ち防止の特効薬

そこで冒頭でもお伝えしたように、
すくい打ち防止の特効薬はボールヒットに向かって頭を落とすことです。

頭を落とそうとすれば、その分、
低くなることでダフりやすくなります。

普段、リリースが早すぎていたら即効でダフります。

そうです、最初はしかたありません。

しかし、そのショックは、
正しいダウンブローへの最短路となります。

また、頭を力で落とそうとすると、
色々な調整が入ることでダフります。

上半身の重さを利用して、重力で落とすようにします。

そのためには、上半身をまずはセットアップから
リラックスさせます。

普段は色々な筋肉が働いて、
落ちることを支えようとしています。

それを抜けば良いだけです。

本来は簡単なはずです。

しかし、これが案外できないものです。

それはそうです、ダウンスイングをはじめたら
すぐにクラブを振ろうとしているからです。

それでは、普段普通に立っているときよりも、
落ちにくくなります。

まずは、セットアップから
クラブが落ちないギリギリの力でクラブを支え、
バックスイングでもヘッドが置いていかれないぐらいに
支えるだけの力で耐えます。

手首を親指側へ折るコック以外は自分から何かをしようとしないで、
下半身とヘッドからの力を受けて耐えるだけに徹すれば良いです。

そうすると、バックスイングで動いてきたヘッドの勢いで
案外楽にトップまでいけるようになります。

そこまできたらあとは上半身と両腕とクラブを自然に落としながら、
両脚で地面を踏もうとすることだけを考えます。

このことだけを考えていれば、
上半身はしなりながら頭は自然に落ちてきます。

ダウンブロー軌道はクリーンヒットのマージンが大きい

そうすれば、ボールヒットに向かってリリースが早すぎなくなってきて、
ダウンブローの軌道でクリーンヒットの窓が大きく広がります。

まさに、クリーンヒットできるマージンは大きくなります。

すくい打ちになるほど、
クリーンヒットの窓であるヘッドが地面に当たらず、
トップ状態にもならないための侵入経路は狭くなります。

ちょうど良いダウンブローに傾くことで、
クリーンヒットの窓は広く開けられます。

そして、リラックスして重力を感じるほど、
最適なダウンブローが手に入ります。

しなった形が残るほどヘッドは地面から高くなる

ところで、腕は遠心力で引っ張られると伸びることから、
何もしなければボールヒットでは
セットアップよりも腕が伸びてヘッドは低くなります。

そして、本当は簡単なことですが、
しなった形が残るほどヘッドは地面から高くなります。

そのため、しなりが残っていることが、
ダフらないためのボールヒットでの形です。

そして、しなり戻りながらボールに近くことで、
高い位置から低い位置に向かってヘッドが動いて
ダウンブローとなります。

これは簡単な原理なのに、
なかなか理解できていないものです。

急すぎるダウンブローは逆効果

ただし、急激すぎるダウンブローほど
逆にボールヒットが線ではなく点になるので、
クリーンヒットは難しくなります。

特にダフりやすい状況では、
つい手の力で上から打ち込みにいこうとするものです。

そうすると、ボールヒットという
ヘッドスピードが最も速くなろうとしているタイミングで、
自ら出そうとする力でヘッドの動きをコントロールすることになります。

それでは制御が難しくなることで、
ヘッドの動きは不安定でヘッドのボールへの入射角度は
打つたびにまちまちです。

その結果、上から入っているにも関わらず
ぐさりと地面に突き刺さる大ダフリや、
ボールの頭を叩くトップにもなります。

一番クリーンヒットしやすいのは、
ボールが完全に地面や芝から浮いているなら、
ヘッドがクリーンヒットの高さのまま
地面に平行に走りながらボールを打ち抜く軌道です。

しかし、理想的にボールが浮いていることはありません。

芝に沈んだ分、上から下への軌道にすることで
クリーンヒットの窓が大きくなります。

しなった形はクラブを強く押せる形

ところで、誰でもクラブを自ら出そうとする力で
強く振ろうとするものですが、しなった形のほうが
下半身の力がクラブまでダイレクトにつながって強く押せます。

ボールヒットでの当たり負けを少なくして、
ヘッドスピードを出来るだけ多く
ボール初速へ変換できるほどボールは遠くまで飛びます。

そして、腕などで何か物を押そうとしたら、
伸びきっていてはそれ以上伸びないわけですから
押していく力を発揮することは不可能です。

腕が少し曲がっていなければ、
押して動かすことはできません。

試しにヘッドを練習場のマットの端などに当てて
動かないようにしておいて、ボールヒットの形をつくって
マットを押そうとしてみてください。

どんな形に構えると、一番強い力でマットを押せますか。

その形こそ、通常のショットでも
ボールヒットでつくりたいボールを強く押せる形です。

普段練習場ではクリーンのつもりでもダフっている

そして、恐ろしいことに、
普段練習場ではクリーンヒットしているつもりでも
ダフっています。

マットからだと、少しぐらいダフっても分からないからです。

しかも、ボール手前でヒールが少しマットに接触するぐらいだと、
捕まった気持ち良いボールが出ることがあります。

それは、普段グリップがウィークなどの理由で、
フェースが開いてボールヒットする傾向がある場合ほど
多くなります。

ウィークなグリップではボールが捕まらないので、
捕まえようとしてセットアップからハンドダウンが強くなって
ヒールがマットに当たりやすくなります。

そして、軽いヒールダフりだと、
ヘッドのヒール側にブレーキがかかることで
ヘッドが左に回転して閉じてきます。

そのため、開き気味に入ってきたヘッドが、
ヒールダフりで勝手に閉じてくれます。

この見せかけの気持ち良いショットに惑わされて
同じように動こうとすれば、
軽いヒールダフリを定着させてしまいます。

それが、すくい打ち状態で再現しやすいため、
その悪いすくい打ちの動きを一生懸命に定着させているのが
練習場で多く見られる風景です。

そうなると、実際のラウンドでの芝の上からでは
マットよりも格段に抵抗が大きいので、
まさにダフりの連発になります。

練習場のマットにはこんなにも怖い罠がありますから、
ヒールダフりかどうかをしっかり見極めて練習しましょう。

音は大切

そのためには、ボールヒットでの音を大切にして、
音を強く意識して練習することです。

本来、アイアンでは、ヘッドの溝である
スコアラインの下から2本目となる
ヘッドの重心の下にヒットさせます。

これは案外下になります。

この位置でボールヒットすると、
ヘッドの重心にヒットさせたときよりも、高めの音で
ボールの出だしは低めに飛び出しますが、そのあと浮いてきます。

そして、ゆっくり飛ぶ感じになります。

スコアラインの下から2本目を狙う

ここのスコアラインの下から2本目に狙いを定めるのは、
適正なバックスピンをかけたいからです。

ロフトの大きさに比べてヘッドスピードが速くてダウンブローがきついほど、
バックスピンが多くなりアゲンストの風に負けやすいなどの弊害が発生します。

しかし、ロフトに対してマッチしたヘッドスピードと
自然なダウンブローの軌道の中での、
正しい打点でのバックスピンならちょうど良い感じでかかります。

その最適なバックスピンのためには、
ヘッドの重心より下で当てます。

その結果、当たり負けによってフェースが被りながら
ボールがフェース面から離れていくので、バックスピンが増えます。

このように、当たり負けで
フェースの回転とは反対方向の回転がボールにかかることを
ギア効果といいます。

このギア効果でボールにバックスピンをかけるように、
ヘッドはつくられています。

普段、練習でヘッドの真ん中にヒットさせようとしていると、
重心よりも上に当たることになって
逆方向へのギア効果でバックスピンは解ける方向になります。

さらにはスコアラインの下から2本目でのヒットより
ヘッドが下に2cmぐらい多く出るので、
その分ダフりやすくなります。

本来は無理やり手の動きでダウンブローを強めて
バックスピンをかけようとしなくても、打点さえ意識してショットすれば
安定した良いバックスピンを手に入れることができます。

適正なバックスピンなら空気抵抗は多めなのでゆっくり飛びますが、
ボールは落ちにくくてキャリーが増えて
進行方向とは逆の回転でランは減らせます。

アイアンは通常はグリーンを狙うショットですから、
まさにゆっくり飛ぶ感じで落ちてから
そこそこ止まることでスコアアップできます。

すくい打ちを撲滅して、コントロールしている感じのショットで
楽しくコースを回りましょう。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

先日からゴルフライブ講師の
水柿雅貴プロがご案内している
ドローボールの打ち方をレクチャーした

 「ワン・サード理論」…

もしまだご覧になっていなくて、
ドローボールがラクに打てる方法に
興味があるなら…

どうぞコチラのページを
チェックしておいて下さい。

商品の詳細はコチラをクリック!

明日11/23(月祝)まで。お早めに
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加