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日露戦争

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日は歴史の話をします。
歴史といっても、私はあまり歴史には詳しくありません。
教えている生徒さんから聞いた話です。
ちゃんとゴルフにも通じる話なので、あまり構えずにお読み下さい。

 
■坂の上の雲
私が教えている方の中には、いわゆる経営者の方も多いのですが、
経営者の方がよく読まれているのが、司馬遼太郎さんの本ですね。
このメールをご覧になっている方の中にも
きっとファンの方がいらっしゃるかもしれませんが。。。

 
そんな司馬遼太郎さんの本の中でも人気があるのが、
『坂の上の雲』という小説です。
あ、もし読まれていない方も、どうぞ安心して下さい。
実は私も読んでいません。。。
(すすめられたので、機会があったら読んでみようと思います)

 
それで、私が教えている生徒さん(60代の方です)に
司馬さんファンの方がいて、その方から聞いた話です。
以下、聞いた話ですので、もしかしたら間違ったところも
あるかもしれませんが、その際はご容赦下さい。

 
その生徒さんの話によると、日露戦争というのは、
世界の戦争の歴史で革命的なインパクトをもたらしたのだそうです。
私はこの話を聞いて、日本人であることを誇りに思ってしまいました。

 
■騎兵の革命、日本騎兵の父
坂の上の雲の主人公の一人で秋山好古(あきやまよしふる)
という方がいっしゃいました。
この方、もちろん実在の人物で、日露戦争で騎兵隊を率いることになりました。

 
しかし当時、日本にはまともな騎兵がいなかったのだそうです。
実際、外国から視察に来た人は「こんなに小さな馬がいたのか?」
とびっくりするぐらいの軍隊だったのだとか。
ところが、秋山の騎兵隊は日露戦争で大活躍をするのです。
当時、陸軍で「世界最強」と言われたロシア軍をバッタバッタとなぎ倒していきました。

 
ではなぜ、まともな騎兵隊でなかった日本軍が、ロシア軍を倒せたのでしょうか?
実は秋山は戦争になる前、外国に視察に行く機会があり、
そのときに「機関銃」を目にするのです。

 
この戦争で、秋山は機関銃を騎兵に持たせることにしました。
それで最強の陸軍が攻めてきても、機関銃でバッタバッタと敵をなぎ倒したのです。
ちなみに、当時の日本とロシアは国家予算で比べると10倍以上の差があり、
軍隊も10倍以上。ロシア陸軍は、世界最強と言われていました。
そんな、誰がどう見ても絶対勝ち目がないと思う状況で、圧倒的勝利をあげたのです。
その勝ち方にあまりにもインパクトがあったこともあり、
アメリカのルーズベルトが恐れたとも言われています。

 
■武器を得ること
このことを聞かせていただいて思ったことは、
ゴルフにも共通点があるのだなあ、ということです。つまり、
「武器の変化が革命をもたらす」
ということです。

 
有名なところでは、織田信長も武器が鉄砲が主流になるという
時代の変化に乗ることができたからこそ、天下を統一できました。
これはつまり、ゴルフにたとえれば、自分のスイングが変われば
戦い方に大きな変化をもたらすことができる、ということです。

 
武器がなければ、戦うことができません。
「あんなスイングがいいらしい」とか「あのクラブは飛ぶらしい」とか
「戦い方」をどんなに知っていたとしても、、、
その武器を実際に身につけていなければ、
目に見える成果をあげることはできないのです。

 
ゴルフスイングは誰かに手伝ってもらうことはあっても、
自分の手で身につける以外に方法はありません。
これはとても手のかかる仕事で、短期間でできることではありません。
しかし、スイングが身についていないのに、
小手先のことだけで何とかしている人が素晴らしい成果を
出し続けているのを私は見たことがありません。

 
あなたの武器であるスイングが変われば、あなたのゴルフが変わります。
それは日露戦争の例を出すまでもなく、今までの歴史が証明しているのです。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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学ぶことなんてない? それ、ウソかもよ。

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日は私が受け持っている生徒さんとのレッスンでの話です。
ちょっとあなたにもシェアしたほうがいいかな、と思ったので、
ここで書かせてもらいますね。

 
■レッスンの懇親会での一コマ
この前、私が教えている生徒さんのレッスンがありました。
茨城のゴルフ場での2日間の泊まりがけレッスンで、
初日のレッスンが終わってから、軽くいつもの懇親会に行ったのですが。。。

 
生徒さんがされている事業の話、

その事業が他社にマネされはじめた始めた話、

でもマネはされても絶対に勝算はウチにあるという話。。。

 
などなど、ゴルフとは全く関係のない話で大いに盛り上がりました。

 
もちろんこうした懇親会ではゴルフの話になることが多いのですが、
生徒さんのプライベートの話をいろいろ聞くのが私はとっても好きです。
私はゴルフ以外のことでは無知なので、懇親会のような場所で
社会のいろいろなことを勉強させてもらっています。

 
で、8割ぐらいは生徒さんの話だったのですが、
少しだけゴルフの話もありました。
それは、生徒さんとのとある会話がきっかけでした。

 

生徒さん「小原プロ。さっきコースを出る時に、携帯に何か打ち込んでいましたけど、
何を書いていたんですか?」

小原 「ああ、あれですか? メモを取っていたんですよ」

生徒さん「へえ、メモですか。何のメモですか」

小原 「レッスン中に新しく気づいたことや、新たな発見があったときには、
忘れないようにすぐにメモをするようにしているんですよ。
何だかちょっと恥ずかしいですね。見られちゃいましたか?」

生徒さん「へえ、、、小原プロぐらいになっても、新たな発見ってあるんですね」

小原 「え、そりゃそうじゃないですか?」

生徒さん「いやあ、もうゴルフについてはひと通り何でも知っていらっしゃると思ってましたから」

 
・・・なるほど。

 
■「知っている」という状態は危険
そしてこの話をきっかけに、
「私は小原プロに『雑誌や本はあまり読み過ぎるな』と言われているので、
読まないようにしているんですけど、やっぱりついつい気になって読んでしまいます」

「やっぱり読み過ぎは意味がないんですかね?」
といった話にも発展していったのですが、、、

 
でも私は別に、雑誌や本を絶対に読んではいけないと言っているのではありません。
しかし、あまり読みすぎると、多くの人はある間違いのドツボにハマることを
身を持って知っているから、私はそのように言っているのです。

 
どういうことかというと、、、
そういった読むことで得る情報というのは、多くの人に勘違いをさせてしまうのです。
もちろん、いろいろな情報を入れることで混乱してしまうというのも理由の一つです。
しかし、その他の問題点として、、、
読んだことで「知っている」と思ってしまうのが危ないのです。

 
この「知っている」というのは、とても危険な状態です。
なぜなら、ゴルフというのは「何を知っているか?」ではなく
「何ができるのか?」「あなたのスイングでどんな成果が出せるのか?」がキモなのですよね。

 
であるなら、人の話を聞いたり本を読んだときに
「それを知っているのか、知らないのか」
ということは、実は本当はどうでもよくて、
大事なのは、その「知っている」ことを「しているのか?」
「できるのか?」「できているのか?」というところなのです。

 
そこを勘違いしないようにと思っているから、
「雑誌や本はあまり読み過ぎるな」とお伝えしているのですね。

 
■どんなにうまくなっても新たな気づきは大切
そしてもうひとつ、気づいたことをメモしていることについて。
実際、私はゴルフと関わっていると、
それこそ日々、新たな気づきを得ています。
それはむしろ、一人でゴルフと向き合っている時よりも、
生徒さんと接して、教えている時のほうが気づきが多いのです。

 
先ほどの話とも少し関連するのですが、
何でも知っている、新たな発見がない状態というのは、
とても危険な状態なんですね。
むしろうまい人というのは、今知っていること、今できることの引き出しが
たくさんある分、新たな気づきを得ることが多いかもしれません。

 
そしてそうした実地で得た気づきというのは、
どのレッスン書や雑誌にも書いてありません。
もちろん、どこかをあされば、似たようなことは書いてあるのかもしれませんが、
自分が実地で得たものに比べれば、たとえ既に書いてあることであっても、
その重みははるかに自分が気づいたことのほうがあります。

 
だから、そうした気づきを書き留めるようにしているのですね。
本当は手書きのほうがいいのですが、最近はアイフォンに書いてしまっています。

 
「よき教え手はよき学び手」なんていう話もあります。
決して「知っている」なんていうことにおぼれてしまわずに、
「実際にしているのか?」

「実際にできるのか?」

「実際にできているのか?」
というところにこだわりを持っていきたいですね。

 
上達とは知っていることではありません。
「出来なかったことが出来るようになること」なのです。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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バックスイング(腰から腰)でのシャフトの向きとは

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
前回は腰から腰のバックスイングの中から
「前後の頭の動き」に絞ってお話ししましたが、今回は
“シャフトの向き”
についてお話ししたいと思います。
シャフトの向きを確認することによって、
自分のスイングがオンプレーンに振れているかどうかがわかります。

 
■シャフトの向きはターゲットラインと平行に
腰から腰のバックスイングにおけるシャフトの向きについてです。
バックスイングでのシャフトの向きは、
腰の高さに上がった時にターゲットラインと平行になるようにします。

 
ターゲットラインと平行になっているのがオンプレーン

後ろから見て内側に向いているのがインサイド

外側に向いているのがアウトサイド

 
となります。

 
シャフトの向きはスイング軌道においてキモになるもので、
ゴルフスイングに最も大きな影響を与えています。
シャフトの向きがオンプレーンになっていないと、
まっすぐではなく左右の方向にボールが飛び出すことになります。

 
■9ボールルールに照らし合わせると。。。
ここで実際に、9ボールルールに具体的に照らし合わせてみると、
そのボールの飛び出す方向がわかるようになります。
もしあなたの打ったスイング軌道がインサイドアウトなら、
右方向にボールが飛び出して、
ドロー

プッシュアウト

プッシュスライス
これらの弾道のいずれかになります。

 
もしあなたの打ったスイング軌道がアウトサイドインなら、
左方向に飛び出して、
プルフック

プル(引っ掛け)

フェード

 
これらのいずれかになります。

 
■ここを間違えると全てが水の泡に。。。
このように、シャフトの向きというのは
スイング軌道やボールの方向性に大きく影響します。
ここで間違えてしまうと、いくらボールの曲がりを上手く
コントロールできたとしても、全てが水の泡になってしまいます。

 
しかしながら、このシャフトの向きのことを意外と多くの方が
気にせずにスイングをしていらっしゃるようです。
どうやらフェースの向きなどは目に見えてよくわかるので、
クローズアップされることは多いみたいです。

 
まずは腰から腰の正しいシャフトの向きをしっかり確認し、
練習を重ねることが必要です。

 
次回も、バックスイング(腰から腰)についての話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

 

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バックスイング(腰から腰)での前後の頭の動きとは?

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
前回は腰から腰のバックスイングの中から
「頭部の軸」に絞ってお話ししましたが、今回は
“頭の動き”
についてお話ししたいと思います。
頭の動きというのは、前回は左右に軸がブレることについて取り上げたのですが、
今回は前後に頭が動くことについてです。

 
■前後には動かないように注意
バックスイングにおいて、頭部の軸が左右に動いていけないのと同じように、
頭が前に動いたり後ろに動いたりしないようにも気をつけなければなりません。

 
こうした頭の前後の動きというのは、
身体の重心の位置がずれることで起きていることが多いようです。
しかし、頭の位置が前後することによって、
ボールがクラブフェースのどこに当たるかが変わってしまいます。

 
頭が前に動けば当然クラブフェースの手前側(ヒール)に当たってしまいます。
逆に重心が後ろに動けば、クラブフェースの先端側(トゥ)に当たってしまいます。
いずれのショットもボールが極端に右に飛び出すボールになります。
これがいわゆるシャンクと言われるものです。

 
初心者の場合、特に長いクラブはボールが先端に当たりやすく、
短いクラブは根元に当たりやすい傾向があります。
そうしたシャンクが出る場合は、全体重を足の裏で感じて、
重心が前や後ろにいかないようにすることで、シャンクが改善できます。

 
■頭の前後の動きを抑えるカギは足の裏
腰から腰における頭の動きはとても大切です。
実際のレッスンでも、
「頭の位置を前後に変化させないようにしましょう」
というふうに教えられることは多いようです。

 
しかし、そのように教えられているものの、
それを実際にどう実現すればいいのかについて語られることは
とても少ないようです。
では、どうしたらいいのでしょうか?

 
頭の前後の位置が変化しないようにするには、
実は足の裏に重心を感じるようにするとうまくいくことが多いのです。
上体をコントロールするのではなく、足の裏の重心を作ってしまうのです。

 
全ての体重を足の裏で感じることができれば、
頭が前に行くことはほとんどありません。
頭が動いていないか、頭を動かさないようにしようと考えるよりも、
その土台を意識したほうがうまくいきます。

 
ポイントは足の裏を意識すること。
そうすることによって必然的に頭の前後の位置もいい位置になってくるはずです。
自分が足の裏にどのような重心を感じているのか、
日々セルフチェックをするようにしましょう。

 
次回も、バックスイング(腰から腰)についての話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

 

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誰だってブルーになる時はある。。。けれど・・・

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
私がこのメールを書くのは、どちらかというと朝が多いです。
でも、今朝はちょっとした理由で朝に書けなかったので、
このメールは午後になって書き始めました。

 
なんで、今日は朝に書けなかったのか?

 
あなたにはちょっと想像がつかないかもしれませんが、、、
今朝、何かのついでに見たメールが、とてもネガティブな内容だったからです。

 
■自分を嫌いな人で心がいっぱいに・・・
朝一番にこのメールを見てしまったのは、ハッキリ言って失敗でした。
なぜかというと、午前中にそのことが気になって、
メールを書くことができなくなってしまったからです。

 
こうして自分からメッセージを発信すると、
必ず、それに同意する人と反発する人に分かれます。
全員から賛同されるメッセージなど、この世に存在しません。

 
誰からも見向きもされないメッセージ、
たとえは悪いですが、官僚的、政治家的な言い回しは
当たり障りのないメッセージということになりますかね。
だってしかたがありません。
それは全員にウケようとするのが基本だからです。

 
あなたも普通に暮らしていれば、誰かに対してメッセージを放つことはあるでしょう。
その相手は知り合いや友達だったり、あるいは仕事の同僚だったり、家族であったり。。。
その中で、あなたのことを嫌いになる人も出てくると思うのです。

 
しかし、嫌いな人から好かれようと考えてしまうと、
結局、その「自分を嫌いな人」に心を奪われていることになります。

 
■誰かにとっては嫌な存在に・・・
実際に今朝、私はネガティブなメッセージにフォーカスしてしまいました。
ネガティブな感情が沸き起こってしまったのです。
そしてそれが、「メールを書く」という仕事、
具体的な行動にまで影響を与えることになってしまいました。

 
あなたももしかしたら、仕事で嫌なことがあったりして、
毎日続けているゴルフの練習をヤル気がなくなってしまった、、、
そんなことはないでしょうか?
中には「ストレス解消のために打ちっぱなしに行く」なんていう人も
いるかもしれませんが(笑)、
ネガティブな感情に触れると、ヤル気が起きなくなることって、ありますよね。

 
こうした心の変化は、人間誰しも、心の中で毎日起きていると思います。
ですが、あなたはそれにばかりフォーカスしてはいけません。
全ての人に好かれようとすると、誰からも好かれません。
おそらく、私たちはきっと誰かから嫌われているはずです。
誰かにとっては「嫌な存在」になっているはずなのです。

 
■フォーカスを移そう
しかし、忘れてはいけないのは、、、
誰かにとっては、あなたは好かれている存在なのです。
誰かにとっては、あなたは必要とされている存在なのです。
誰かにとっては、あなたはかけがえのない貴重な存在なのです。

 
私はプロゴルファーですので、こうしたメンタルの管理については
本を読んだり、実際の経験などで鍛えられた方だと思います。
それでも、ネガティブな方にフォーカスすればするほど、
感情のバランスも崩しますし、それと一緒に行動や経験も崩してしまいます。

 
ありきたりな言い方ですが、
唯一の解決策は、フォーカスを変えることです。
今までと同じ、普通の考え方をしていても、何も解決しません。
心理的にドツボにハマってしまった時であれば、なおさらです。

 
フォーカスを移せば、感情は変わります。
感情が変われば、行動や経験が変わる。
行動や経験が変われば、人生が変わります。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 
追伸
今日はちょっと個人的な内容になってしまいましたね。。。(汗)
みなさんつらいこともあるでしょうが、ガンバって練習続けてくださいね!

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