From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
「あぁ、今のショットいいですね~!」
「ナイスショット!!今までで一番とんでますよ!」
自然と出た生徒さん(半年前からレッスンにきている吉田さん)
への本気の声を出してしまいました。
吉田さんがいいショットを打ったのを見て
本当に私も嬉しかったんです。
その吉田さんがいいショットを打つまでに
ここまで半年間努力を重ねてきましたが、
今までで、吉田さんの一番の笑顔を見ることができたんです。
そんな吉田さんのゴルフで上手く行った
「アハ!」体験が実現できたのも
これから紹介することを
地道にこなすことが出来たからだと思います。
その練習が、なんだかわかりますか?
ちょっとその話にの前に少し、
別の事実を紹介させてください。
練習しすぎのゴルファー
「アマチュアゴルファーは
練習をしなさすぎる。」
そんな話を聞いたことはありませんか?
むしろ、これは大きく間違っていると思います。
今回の生徒さんはその確固たる証拠になるでしょう。
いいですか…
ドライバーに苦しんだ吉田さん、
実はうまくいくきっかけは
練習量を減らしたことだったんです。
今までたくさんやっていた練習を
極限までに減らすことにしました。
今までといえば
・グリップをチェックして
・素振りを何十回も実践して、
・球を何十球も打って、
・セットアップルーティンの練習を繰り返して、
・ローテーションの練習をして
・フィニッシュの練習をして
・今はやりの練習器具で壁打ちをして
・左手素振りをして
・右手素振りをして
・下半身だけ意識したシャドーをして
そんな風に毎回の練習で
努力家の吉田さんは自らたくさんの練習を
事細かに実践していました。
これだけやって上達しないなんておかしい!
そんな風に吉田さん自身も思っていたそうです。
そして、吉田さんもとにかくたくさん練習をしなければ、、、
焦る気持ちばかりが募ってしまったそうです。
実際、、、逆効果でした!
むしろ、練習量を減らすことで
ゴルフが上手く行ったそうです。
何故でしょうか?
練習を1つに絞るべし
この生徒さんに伝えたことは1つだけ。
「練習量を減らしてみてください。
その代わり、1日1つの練習だけ集中してくださいね」
どういうことか?
というのも、色々スイングのポイントを意識することは、
逆にあなたのスイングの意識を散漫にしてしまいます。
スイングの悪いところを
直すのは大事なんですが、
突然、外国人から訳の分からない言葉で
話しかけられた時に、全く理解できないように、、、
練習でも、
たくさんのことを同時にやっても
スイング自体が混乱していくことが多いです。
だから、レッスンインストラクターというのは
スイングを少しずつ直すために
いきなり全てを教えることはしません。
それは決して2回目に来てほしいからでも
レッスンの出し惜しみをしているわけでもなく、
スイング作りで1つのことを実践したら、
そのポイントを繰り返して固める
ということが絶対に必要だからなんです。
まずは1つのことを集中してやることが
スイング作りにおいても有効だったのです。
どれだけ時間をかけて、
どれだけたくさん練習場に行っても、
まずは1つの練習を上手くやれなければ
先には進めないでしょう、、、
だからこそ、1つ1つのドリル、
毎週の練習は特に大事にしてくださいね。
ー服部コースケ
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