From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
さて今日のテーマは、
「どう教えます?子どもに靴下の履き方」
について、お話ししたいと思います。
以前にも子どもの教育ネタを書きましたが、
今回もちゃんとゴルフに関係のある話です。
さて、、、お子さんがいらっしゃる方は、
ちょっと思い出してみて下さい。
あなたのお子さんに、
どうやって靴下の履き方を教えましたか?
「躾」?それとも「指示」?
あなたが子どもに靴下の履き方を教えた時、
こんなふうに教えていませんでしたか?
「この様に置いて、この様に履くのよ」
おそらくこういう方が大半だと思います。
これを「躾(しつけ)」だと思っている方が多いんですね。
ですがこれは「指示」であって、
「躾(しつけ)」ではありません。
もちろん、指示を素直に聞けるようになるのは、
生きていく上で必要な力です。
では、こうした「ああせい、こうせい」が続くと
何がいけないのでしょうか?
ものすごく簡単に言えば、こどもにこうした指示ばかりだと
指示がないとなんの行動も起こせなくなってしまうんです。
いわゆる「指示待ち症候群」になってしまうわけですね。
では、どのように言えばいいか?
私がやるのは、こんな方法です。
「足と靴下の形を比べてご覧なさい」
こうすることで、靴下はどうすれば履けるのか、
自分で観察して方法を考えるようになります。
もちろん時間はかかりますが、
こうして身に付けたことはなかなか忘れません。
また、指示をされないと履かない、
そんなふうにもなることはありません。
私はこういうことを「躾」と呼ぶと考えています。
躾とは、自分で考えて判断して
自分で行動出来る子どもにすること。
私はそう定義しています。
ゴルフに当てはめてみると
では、これをちょっとゴルフに当てはめてみましょう。
「新しい情報を週刊誌等で得る」
「やってみる」
「出来ない」
「自分には合わないと言い訳し、すぐに止めてしまう」
あなたはこういう経験、ありませんか?
ここで大切なことというのは、
「『知覚』してすぐに『行動』してはならない」
ということなんです。
知覚と行動の間には「熟考」が必要なんですね。
たとえばこういうことです。
・この新しい情報は今まで得た情報と
どのような関連があるだろう?
・それを具体的にイメージ化するには
どのドリルが最適だろう?
そして、こうした「熟考」のヒントを与えるのが
私たちプロが提供しているレッスンというわけです。
「あの先生は何も教えてくれない」
このような言葉を生徒さんから聞くことがあります。
これはもちろん教える側にも問題があるのかもしれません。
ですが「こうしてこうやれ」というのは、
繰り返しますが、レッスンではなくただの指示です。
何の身にもなりません。
大切なのは、考えるように
仕向けていかないといけないのです。
というのも、そもそもゴルフというのは
状況を判断し行動するというゲームです。
そこで何の熟考もなく進めることはできませんよね?
躾もゴルフも「知覚」「熟考」「行動」。
是非ご自身を正しくしつけて見て下さい。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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