From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
もしあなたが、子供の親であったり、部下を指導する立場だったり、
あるいは、何かを教える立場なら、、、
今日のメルマガは注意して読んでいただきたいと思います。
これは実際にあった本当の話です・・・
ある学校で、生徒を実力別に分けるための試験が行われました。
しかし、この時手違いで、テストの結果、
◆成績の悪い生徒達 → 成績の良いクラス
◆成績が良かった生徒達 → 成績の悪いクラス
という振り分けをしてしまったのです。
つまり、まったく逆のクラス編成になってしまったわけですね。
その結果、、、
1年後には、その間違ったクラス編成どおりの成績になってしまったんです!
つまり、それまで成績の悪かった子供達の成績の方が、
成績の良かった子供達を上回ったということです。
これは、有名な「ピグマリオン効果」というお話です。
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※ピグマリオン効果
教師の期待によって学習者の成績が向上すること。
「ピグマリオン」という名称は、ギリシャ神話を収録した
古代ローマのオウィディウス『変身物語』に登場する
ピュグマリオン王の恋焦がれた女性の彫像が、
その願いに応えたアプロディテ神の力で人間化したという伝説に由来する。
(ウィキペディアより)
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もしかしたら、あなたもお仕事をしていて、
部下と接するときに同じことが起こっているかもしれませんね。
一体なぜ、こんなことに、、、
それにしても、一体どうしてそんな事が起ったのでしょうか?
おそらく、こんな感じなのでしょう。
成績の悪い子ども達を受け持った先生は、
「この子達は成績優秀な子ども達です」
と言われて受け持ちました。
それで実際に授業が始まると、当然のことながら子ども達の理解度は低い。
そこで、先生はあれ?と思いながらも、こう思ったはずです。
「この子達は優秀なんだからできるはず」
「ひょっとしたら、自分の教え方が悪かったのかも?」
「今日は、ちょっとみんな調子が悪かったのかな?」
そこで、自分の指導方法の改善を試みたかもしれない。
何より、「この子たちはできるはず!」という確信をもって接していたはずです。
そしてその結果、本当に子ども達の成績が伸びました。
私も子どもの親として、あるいは、
対面とウェブのレッスンで生徒を持っている一人のプロコーチとして、
最も大切なのは「イメージ」だと考えています。
自分の子どもや自分が教えている生徒さんについて、どう思っているのか?
どういうイメージを持っているか?
それが、指導をするときに最も重要なポイントになっています。
落ちこぼれ?
「あの人はスイングがよくない」
「この生徒さんはアプローチが苦手」
「どうして、いつも失敗ばかりするんだろう…」
というイメージを抱きながら、何かを教えたり、指導したりしても
その成果はかんばしくないでしょう。
そんなとき、ついつい私たちコーチは
「どうしてこの人は、、、」
と相手のせいにしてしまう傾向があります。
しかし、本当は、教えている生徒さん、あるいは子どもよりも
自分自身の方が、大きな責任を持っているのかもしれません。
「ダメな生徒なんていない。ダメな教師がいるだけだ。」
誰かがこんな事を言っているのを思い出しました。
私も教える人間の一人として、気をつけたいと思います。
またメールします。
小原大二郎
追伸:
昔、あんなにゴルフが苦手だった人たちも
ある練習方法を実践するようになってから
夢だった80切りを達成してきました。
あなたが今ゴルフに行き詰っているなら、
ぜひ試してほしいです。
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*公開は明日5月13日(水)まで
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