From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
ようやく、中日クラウンズが終わり
ほっとしているところです。
結果ですが、僕は47位Tでした。
最終日にスコアを崩し順位を大きく落としてしまい
少し残念な結果になりました。
場所は名古屋ゴルフ倶楽部和合コースでした。
ご存知でしょうか?
ここは日本屈指の難コースと言われるコースです。
プロも皆
口をそろえて「難しい」と言います。
距離が長いわけではありません。
まだ春先なのでラフも長いわけではありません。
なぜ、難しいと言われるのでしょうか?
理由はまず、グリーンが小さく、砲台グリーンがほとんどで、
フェアウェイから面が見えないからです。
そして固く、速く仕上げてあります。
ということで、スピンの効いた球でグリーンをとらえたいのです。
どれくらいの広さのグリーンかがわからないので、
ヘタに転がる球を打ったら、グリーンから出て行ってしまいますからね。
しかし、皆様ご存じのとおり、もしラフから打ってしまったら、
スピンが効きにくくなってしまいます。
だからフェアウェイキープがカギになる
コースだと言えますね。
しかし、今回のグリーンは特に固かったので
フェアウェーからでも
グリーンを出て行ってしまうことが度々ありました。
さすが、日本屈指の難コースですね。
スピンを計算する
アイアンでも、フルスウィングで打つのと
80%で打つのとでは
スピン量が違います。
例えば僕が8Iでフェアウェーから打った場合
フルスウィングで7~8y転がり、
80%で打った場合は15yほど転がってしまいました。
という事は8Iで80%で打った場合
グリーンのセンターに落ちるとグリーンを出て行ってしまいます。
そして砲台グリーンですのでグリーンの奥は大体下っていきます。
そしてまるで寄らないと思われるような
アプローチやバンカーとなってしまいます。
ですから、フェアウェーから
フルショットの番手で打ちたいのです。
しかし、なかなかフルショットでピンにぴったり
という距離が残ってくれないものです。
短い番手でフルショットをしてピンの手前に乗せておこう
というのが基本的な攻め方になりますが、
大きめのクラブでぴったりいこうと思い
グリーンオーバーしてしまうこともしばしばありました。
軽く説明させて頂きましたが、グ
リーンが固いと非常に難しくなります。
そして、グリーンの速さですが
今回非常に素晴らしいグリーンでスピードもかなりでていました。
下りのパットではタッチを合わせているつもりでも
度々1~2Mほどオーバーしました。
僕はもともと強めに打つ方なのでショートさせるつもりでも結構オーバーしました。
返しのパットを頑張りましたがやはり何発か外れてしまいました。
しかしながら、
速いグリーンではプロにとってはショートパットは入れやすくなります。
遅いグリーンに比べ芝が短く刈ってありますので
芝の抵抗が少なくラインに乗せやすくなります。
グリーンも固いので足跡などもつきにくいですし、
イレギュラーが少なくなります。
大まかに説明させて頂きました。
難しさが多少感じていただけたでしょうか?
プロはツアーでのセッティングに対応できるよう普段から練習しています。
それでもうまくプレーさせてもらえない事が多くあります。
僕も今後も努力をつづけていって、
もっとスマートに対応できるようになろうと思いました。
思い描いたように打つために
やはり、ツアープロになっても、
思った通りに打てないことがたくさんあります。
ゴルフは環境に影響されやすいスポーツです。
ゴルフで常に安定して良いスコアを出したいなら、
基本をしっかり体で覚えこんで、
それを常に崩さないようにしながらも、
環境に柔軟に対応していく力が不可欠ですね。
僕のスイングの根幹はシャドースウィング。
これは今も変わりません。
そういえば、前回僕のシャドースウィングレッスン会に
来て頂いたKさん、Mさん、Iさんから
メールやお手紙を頂戴しています。
皆さんシャドースウィングやアプローチを熱心に
続けて頂けているようで、とてもうれしく思っています。
そして、僕の中日クラウンズも大変気にして頂いていまして
応援の言葉も頂きました。
この場を借りてお礼を言わせて頂きます。
Kさん、Mさん、Iさんありがとうございます。
さて、多くの方からお問い合わせをいただいている
次回のレッスン会、5月30日に開催が決定しました。
3名様限定で、みっちりシャドースウィングを
レッスンさせて頂きます。
時間も2時間ほどで、
あまり長い時間はやりませんから、
気軽にお越しください。
よろしかったら、
詳細を見てみて下さい。
↓
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追伸
ちなみに、
僕の「シャドースイングを極める」プログラムが
今日からキャンペーン開始とのことです。
僕はこのメールマガジンで何度も
シャドースウィングが大事だと言っていますが、
具体的に、ではどうのようにして
シャドースウィングをやればいいのか、
正しいやり方がわからない、という方もいらっしゃるかと思います。
シャドースウィングの効果的なやり方など、
僕がたどり着いたゴルフ上達法を
詰め込んだプログラムとなっています。
興味のある方は、見ていただけるとうれしいです。
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※5月18日(月)までのキャンペーンです。
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中日クラウンズお疲れ様でした。毎日HPで結果をチェックしながら応援していました。今度はTV放映でもお姿拝見できることを期待しています。
梶川プロレッスン会皆勤賞(!?)をめざしていましたが5/30のは仕事の予定が…。シャドースイングの良さをより多くの人に知ってもらえる機会として今回は残念ながら参加あきらめます。宿題のシャドーと鉄板アプローチ練習はほぼ毎日続けていますので、またよい報告ができるよう頑張ります。
Iさんメッセージありがとうございます。
今回お会いできないのは残念ですがまた次の機会にお待ち致しております。
シャドーとアプローチ続けて頂いていてうれしく思っています。
僕もIさんがベストスコア更新すること願っています。
頑張ってください!
お返事ありがとうございます。直接お伺いできればよいのですが、次回参加できないのでここでお伺いします
鉄板アプローチについてなのですが、最近練習マット上ではそこそこできてきた様におもうのですが実際コースにでるとなかなかうまくいきません。失敗するパターンは1:ダフリ気味に入ってバンスがはじかれトップして大オーバー。2:キャリーとランの比が不安定でランを見込んでアプローチしてもグリーンオンして直ぐに止まって大ショートのどちらかが多いのが実情です。使用ボール(スピン系とディスタンス系)の違いやPWでのランニングアプローチが良いと思う場面でも練習と思って強いて鉄板アプローチを試しているせいもあるとは思うのですが、次の点につきご教示いただければ幸いです。
1:のパターンはベアグランドに近い硬いライで多い気がしますが 鉄板アプローチに向いたライあるいは避けるべきライなどあるのでしょうか?
2:打ち方のイメージは、バンスを地面に滑らせながらフェースの上をボールが転がるイメージ(いわゆる払いうち?)なのか?通常のアイアンショット同様リーディンングエッジをボールの真下に打ち込んで行く感じなのか?
3:距離感に関してはある程度実践でのなれも必要とおもいますが、プロは距離の調節をクラブの振り幅で行っているのかフェースの開き具合で行っているのか?スイング速度で行っているのか?
4:鉄板アプローチが使える限界の距離はあるのか、あるとすればどのくらいか?
ここの返信では勿体無い内容と思うので、次のブログのテーマとして鉄板アプローチを取り上げる時にでもこの内容を盛り込んで頂ければと思います。
P.S. レッスン時に頂いたスピン系のボールいままで何となく使うのが勿体無くて大事にしまってありましたが、アイテムは「使ってなんぼだ」と思い直し先日のラウンドで初めて使ってみました。幸い心配したDWでのOBもなく使ったのはハーフラウンドだけでしたが1個のボールで回れました。アプローチではグリーン上で確かによく止まってくれました。ただ最近変えたパターでは打感が硬すぎてロングパットの距離感が合わなかったので今度は以前使っていたフェースが柔らか目のパターで試してみます