From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに
「針と糸だけでゴルフが上手くなる方法」
についてお話ししようと思います。
「えっ、どういうこと」そう思った人も多いかもしれません。
でも実はこれは脳科学に基づいた科学的な話で、
根拠のある話なので、今日あなたにお届けします。
小脳のトレーニングの効果
「小脳とか、ちょっとややこしい話だな」
そんなふうに思われるかもしれません。
かみくだいてお話しをしますので、
ゴルフ上達のためにちょっと我慢してお聞き下さい。
後で「4つのドリル」をお教えします。
実は、食事をするとき箸を巧みに操ったり、
パソコンのキーボードを叩いたりする動作というのは
小脳がコントロールしているのです。
少し学問的な話になりますが、古典的な理論では
小脳は大脳の補助的な役割をしているにすぎず、
あまり重要視されていませんでした。
ですが研究が進むにつれて
人間として生活するのに必要な基本動作を演じているのは
小脳であることがわかってきたのです。
小脳には、右脳のような運動プログラムを作成する能力はありません。
しかし、習慣化された高等な運動プログラムの主役を担っている
小脳をトレーニングすることが、ゴルフの上達を促すことが
はっきりしてきました。
最近アメリカでは、右脳と小脳の連携トレーニングが注目を集めています。
身体のバランス感覚を鍛える
ということで、右脳と小脳の両方を活性化させる
連携トレーニングを紹介します。
トレーニング自体は簡単なものがほとんどですから、
ゴルフ上達のためにほんのちょっと我慢して、
試しに取り組んでみてください。
(ドリル1)身体のバランストレーニング
小脳は身体のバランス感覚をコントロールしています。
ゴルフのスイングで、アドレスがぎこちなかったり、
不必要なところに力が入りすぎたりする
ジュニアゴルファーが多かったりします。
そういうタイプの方は小脳をトレーニングすることで、
かなり改善されるはずです。
このトレーニングは目を閉じて片足をあげてバランスを取り、
その姿勢を何秒持続できるかを計測します。
バランスをくずして両足をついてしまった瞬間までが計測時間です。
ちなみにこのテストは決して目を開いてはいけません。
なぜなら目を開けることにより、視覚情報の援助を受けて
本来の原始的な小脳の働きが発揮されないからです。
毎日何回か練習をした後、最後に時間を計測してください。
バランスディスクにのってスイングするのも同様の効果が得られます。
(ドリル2)うしろ向きに歩くトレーニング
ふだん私達は前を向いて歩いています。
あたりまえの話ですが、これも赤ん坊の頃、ヨチヨチ歩きしはじめたときに
完成した小脳の最も基本的なプログラムなのです。
ところがもし、うしろ向きに歩き出したとしたら、
あなたの小脳は突然の慣れない動きのために大きな刺激を受け、
この行動をうまくやろうとするプログラム作成をはじめます。
つまり、うしろ歩きさせるだけで、あなたの小脳が活性化されるのです。
このように、時には歩いたり、走ったり、階段を昇ったりするような
日常の基本動作からかけ離れた動作をさせることで
小脳に刺激を与えることも大切なのです。
一円玉でも上達!?
(ドリル3)一円玉を高く積み上げる
先に小脳は箸の動きをコントロールしているといいましたが、
ゴルフクラブも同じことです。
グリップを握ったときの微妙な感触、スウィング中の指の動きなど、
指先が器用であればゴルフにおける運動能力が
アップすることは間違いありません。
これはあなたの指先の器用さを高めるトレーニングです。
1円玉を100枚用意してください。
そしてテーブルの上に1円玉をできるだけ高く積み上げさせていきます。
制限時間は10分間。
時間終了後、積み重ねている枚数が得点となります。
100枚の1円玉を全部積み上げることができたら、
もう100枚1円玉を用意して200枚に挑戦してください。
このドリルを週2~3回実行してください。
「そんなバカな」と思うかもしれませんが、
あなたの小脳は確実にレベルアップします。
(ドリル4)針に糸を通す
そして、冒頭にも紹介したこのドリルです。
細かい作業を手にさせることで、小脳を活性化するドリルです。
木綿糸と木綿針を用意し、肉眼で針の穴に糸を通させてください。
もし、家に木綿糸と木綿針がなければ、
買ってでも是非実行してもらいたいドリルです。
日常生活の中で細かい作業をしなければ、
小脳の潜在能力がどんどん退化していきます。
日常の小さな努力が大切です。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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Gogai Kogaさん(facebookより)
Final detination(最終目的地)、つまりこれをやれば終わりというものはありません。がんばりましょう。
南田さん(facebookより)
早速やってみてください。
古賀先生、小脳のトレーニングやりますよ。前回の新理論に飛びつくばかりでなく、本質の理解「肩で肘を振ってあげる」非常にイメージしやすくなりました。トップから重力を使って下ろすと良く言われますが、これが出来た感じがします。まだ完璧ではありませんが、肩で肘を振ると力みも取れます。ヘッドが走るようになりました。万歳^_^これからも古賀先生のメール配信楽しみにしています。年金暮しの爺いです。
ハマちゃん
本質を理解すればあとは実践あるのみです。年齢は関係ありませんから、頑張ってください。
針の糸通しは何回位すれば良いですか?
ジョニーさん
針の糸通しは、回数というよりも、気づいたらやるようにしてください。
ありがとうございます‼️試します。
やるやんさん
はい、がんばってください。