From:近藤雅彦
千葉駅のドトールより、、、
おはようございます、近藤です。
私の生徒さんに、
1ヶ月週一回レッスンに通って
スコアを115から90にまでアップさせたSさんという人がいます。
この短期間でスコア25アップということが
どれだけスゴイか、ゴルファーの皆さんにはわかりますよね。
もちろん、
Sさんはコツコツと毎日練習していました。
言われたドリルは続けていましたし、
教えたポイントもわかるまで何度も質問してきました。
そんな風にまじめに練習した結果、彼は伸びたのですが、
これほどまでに大きくスコアアップした一番の理由は
別のところにあるんだと思います。
詳しくはあとがきで・・・
さて今週のレッスンはアプローチで
ダフリやトップが出てしまう人のための、
リズムとテンポの整え方です!
グリップを手のひらで挟み込むように持つ練習法なのですが、
これでグリッププレッシャーが一定になるんです。
実は僕は、Sさんがこんなにスコアを
アップさせたと聞いた時、
なぜ彼がそこまで急激に成長したのかわからなかったんです。
確かに一生懸命、練習を続けていましたが、
スゴイ量の練習を苦しみ抜きながらやってきたわけではありませんし、、、
(まあ、それは必ずしも上達に必要ということではないんですけど)
スポーツ経験は学生時代にやっていた卓球だけ。
筋力、体力も普通。
なんでSさんはここまで伸びたんだろう?
Sさんのレッスンを思い出してみます。
和やかな雰囲気で楽しいレッスンでしたが、
特に他の人と大きく変わったところはないし、、、
あれ?でもちょっとレッスンがやりやすかったような、、、
と、
よくよく思い出して、気がついたんです。
あー!
Sさんは教えてもらうのがとっても上手だったんだ!
Sさんが伸びる理由。
Sさんは教えてもらう天才なんです。
言い換えると、人の話を聞く天才なんです。
忍耐強く、人の話をよく聞ききます。
そういえば
彼は人事のお仕事をしている、
面接のプロでした。
Sさんはレッスン中、
にこにこしながらもとても真剣に話を聞きます。
そして、素直に感動を表に出します。
もっと胸をターゲット方向に向けるようにフィニッシュするといいですよ、
と言えば、すぐに試して
「ほんとですね!これはすごい!」
ととても喜んでくれます。
そして「ありがとうございました」を
気持よく言ってくれる。
話を聞く姿勢がこちらを気持ちよくさせるし、
だからこちらもたくさん話します。
話をさせるプロですね。
私も、指導する立場の者として
よく生徒さんの話に耳を傾けなければ!と心がけているので、
嬉しいことにたまにそこを褒めてもらえたりするのですが、
Sさんはレベルが違います(笑)
特に「引き出す」っていうことまでできるのは
うらやましいです。
質問が的確というのもありますが、
一言一言に反応してくれたり、
好奇心を素直に表に出したり。
教えたことはすぐに試して感想をくれるから、
もっと教えたくなる。
引き出すのが上手い人は
他人から、本当に多くのことを学べます。
同じ時間、人といても、
持ち帰る量が違うんですね。
きっとレッスンプロ以外、
例えばゴルフ仲間からもたくさんのことを吸収しているんでしょう。
うらやましいです!
その能力、ほしい!(笑)
そこをもっと伸ばせば、生徒さんの話をよく聞き出して、
どこにつまづいているのかを
もっと速く確実に見抜けるようになれますね。
Sさんのマネをして、
意識して鍛えたいところです。
レッスン以外にも言えることですが、
人と話をしている時は、
よくその人の話を聞くようにしてみましょう。
ポイントは
自分と相手が話す割合が
2対8になるように、らしいですよ。
追伸:
小原さんの「スイングリズムレボリューション」が
キャンペーン中ですね。
スイングリズムっていうと
「チャー・シュー・メン!」で打つ人が多いのでしょうか?
そういうリズムっていうのは
飛距離、ミスショットの軽減なんかに
とても影響してきます。
スイング全体の流れに
大きく関わる部分ですから、
一度、自分に合ったリズム、というのを意識してみるといいですよ
↓
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