From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、
「ミスは自分の腕が悪い、と思っているあなたへ」
ということで、あなたにお話ししたいと思います。
つまるところ、自分の腕が悪い。
今回のゴルフの結果は、全ては自分が招いたこと。
「自責(じせき)」なんていう言葉もありますね。
真剣にゴルフに取り組んでいる人ほど、
そのように自分に厳しくしていらっしゃいます。
これを読んでいるあなたもそうなのでしょう。
その姿勢には、本当に頭が下がりますし、
同じゴルファーとして素晴らしいと思います。が。
「必ずしもそうではないんじゃないかな?」ということを
先日、目の当たりにしたので、今日はその話をしたいと思います。
「フィッターさんですよね?」
実はおとといの火曜日、ゴルフライブの交流ラウンドに
小原プロ、モンゴプロ、宮本プロと行ってきました。
(ティーグラウンドで参加者さんと)
(宮本プロとのひとコマ)
(終了後の座談会で小原プロと)
ラウンド中に巡回していたとき、参加者の方から
「フィッターさんですよね?」
「今使っている私のクラブ、どうですか?」
みたいな声をかけられたりしました。
全く面識のない方でしたが、そうして声をかけていただけるのも
このメールマガジンの力なんだなと思いました。
おととい参加されたみなさん、どうもありがとうございます。
またイベントにはちょくちょく顔を出させてもらいますので、
お会いできることを、楽しみにしています!
クラブが合っていないことで起こるミス
ラウンドでは、近いうちにクラブフィッティングに
いらしていただける方にもお会いできたりしました。
「(クラブが)オーバースペックかもしれなくて。。。」
そうおっしゃっていらしたので、
実際のラウンドでどのようなゴルフをなさっているのかを
拝見出来たのは、本当に良かったです。
さて、話を戻して、実際のコースで巡回して拝見して
気になったことがありました。
それは何かというと、
「ああ、ちょっとクラブが悪さをしているのかな。。。」
ということです。
正直、その場で「クラブが。。。」と言ってしまうのは
参加者さんを迷わせてしまうことになるので、
言うことはできませんでした。
ですが、実際にクラブが悪さをしているな、
というのは、少なくとも自分の目から見ていてありました。
冒頭でもお話ししましたが、真面目な人ほど、
全てのことを「自分が悪い」と思い込んでしまいがちです。
なので、クラブのせいにはしないで、
そのクラブを使い続けてしまうのかもしれません。
でも、スイングが悪いわけではないのに、
フルショットで打っているときに、クラブが付いていってない
(=柔らかすぎる)せいで、出るはずのないミスが出ていたり
「クラブのスペックを見なおしすれば、
今さっき出たミスも、かなり減るかなあ」
そんなことも想像をしながら、巡回をしていました。
努力で補えないところは、クラブで補う
その一方で、私が実際にフィッティングした人も
今回の交流ラウンドに参加されていらっしゃいました。
実際のところ、自分はクラブフィッターなので
アマチュアの方とのお付き合いは、スタジオでの試打までで
終わっていたことが多かったです。
(もちろんプロの場合は、ツアーに出かけていって
実際に練習場やコースで打ってもらいます)
でも今回は、実戦の場に自分が行って、
実際のコースでのショットを見て、リアルな声を聞いて
「ああ、見立ては間違っていなかったな」
と、実際に目の当たりにできたことは、
自分にとっては今回、大きな収穫でした。
どうしてもスタジオだけでのお付き合いだと
「明日、ゴルフですよね。頑張って!」
みたいなやり取りで送り出して、次にいらしたときに
「飛んだよ!」「変えてよかったよ!」という声をもらう感じです。
ですが正直、そういう声をもらうまでは、
実際はかなりドキドキなんですね。
もちろん、自分の見立てに自信がないわけではないのですが、
なんというか、通信簿を待つ子どものような気分です(笑)。
織田裕二のセリフ「事件は現場で起きている」ではないですが、
現場でリアルな反応を得られたことはよかったです。
これは私がフィッターなので言っているのではないですが、
おそらくあなたが思っている以上に、
ゴルフクラブというのは、スコアの大きな割合を占めています。
「努力で補えないところは、クラブで補う」
これは私が教えを受けた竹林隆光の言葉ですが、
プロ、アマチュア関係なく、この言葉は当てはまります。
そこに今の自分の役割もあると思いますし、
これからこのメールマガジンでそうした情報を
新たに発信していきたいと思っています。
それでは、また次回。
徳嵩力一
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徳嵩 力一
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