アナタ、まだ老けこむ年齢ではないですよ！

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一（とくたけ・かついち）です。

今日なんですが、

　「あなたはまだ若い！」

ということで、あなたにお話ししたいと思います。

うまい言葉がみつからないのですが、
まあざっくりと言うと、そんな話です（笑）。

なんでこんな話をしようかと思ったかといいますと、
先日フィッティングをされた方がいらっしゃいまして、
その方がきっかけになっています。

話の顛末（てんまつ）は、こんな感じです。

アンダースペックのクラブを…

先日、スタジオにいらしたＫさん（75歳）の方の話です。

Ｋさんのゴルフクラブとスイングを見させていただいて
一番最初に感じたのが、
相当な「アンダースペック」だということでした。

ちなみに「アンダースペック」というのは、
自分の身体やスイングよりも、クラブの性能のほうが
「下回った状態」のことを言います。

　・クラブが軽い

　・クラブが短い

　・ロフト角が大きい

　・グリップが細い

これらのいずれか、あるいは複数合わさっている場合もあります。

思うに、Ｋさんは75歳ということで、
おそらくゴルフショップの店員さんも

　「このおじいさんには、
　　シニア向けの軽めのクラブを勧めておけばいいや」

ぐらいの感じだったんでしょうね。

診断で打っていただいて、Ｋさんには
「クラブが軽すぎですね」と伝えたのですが、
当のＫさんも初めは

　「自分も歳だしな」

　「力（ちから）がなくなってきたんで」

という感じの受け答えでした。

メーカー、そしてショップ店員の「幻想」…

それでもＫさんには
「ちょっとこっちで打ってみてくださいよ」ということで、
重めのクラブを試打していただいたんですが。。。

やっぱり自分の見立ての通り、
重いクラブのほうがずっと上手く打てていました！^^

Ｋさんは75歳ですが、若い頃はラグビーをやっていらしたらしく、
体幹のほうもまだかなり丈夫で、けっこう振れるほうでしたので。。。

ですので絶対、重めのクラブのほうが
パフォーマンスがいいという確信がありました。

これをお読みの方は、勉強熱心で
どちらかというと謙虚な方が多いと思うので、

　「いやいや、自分なんて」

という性格の方が多いのかもしれません。

ですが、普通に生活が出来ているのであれば、
普段の生活の動きをしているわけですから、
それほど体力が落ちるわけがないのです。

女性の方で「お箸以上の重いものは持てないの…」とか
おっしゃる方であっても、買い物に行ってスーパーの袋を
２つ持てるぐらいなら、それほどか弱くはありません（笑）。

これは自分が仕事をしていてよく思うのですが、

どこかでメーカーさんたちやショップの店員さんたちは、
勝手に作り上げた「女性像」「お年寄り像」を
作ってしまっているのかもしれません。

それはおそらく「幻想」でしかありません。

もちろん体力のない方というのも、中にはいらっしゃいますが、
ほとんどの場合、実際はそうではありません。

40歳の自分らが言わせていただくのは何ですが、
そもそも、ゴルフバックを担げるぐらいなんですから、
ゴルフが出来ないわけがないのです。

今は80歳超えていても「超元気」！

しかも、今の70代、80代というのは、
戦後の日本を支えてきた世代です。

終戦後、あれだけの焼け野原から
一大経済大国を築き上げた人達なんですから、、、

まだまだ、年寄り扱いしたらいけません！（笑）

それを勝手な自分ら若い世代の勝手な想像で、
変におじいちゃん、おばあちゃん扱いしてはいけないなと思います。

確かに、自分らのおじいちゃん、おばあちゃんというのは、
みたまま確かに、本当に「おじいちゃん」「おばあちゃん」でした。

ちなみにウチの親父は今年65歳ですが、今の親父の世代というのは、
以前のおじいちゃんおばあちゃん世代に比べて、明らかに若いです。

実際にスタジオのほうにいらしているお客さんで、
もうすぐ80歳のお客さんとかもいらっしゃいますが、
本当にイキイキとして元気で、ゴルフを楽しんでいます。

それなりに腕力だってありますので、
勝手な想像で、無理にお年寄り扱いする必要はありません。

でもこれは、先ほどのＫさんもしかりですが、
ご自身による思い込みの部分もあると思います。

　「もう歳だから、クラブが軽くないと飛ばないんじゃないか」

こんな思い込みですね。
でも、それは多くの場合は思い込みです。

でも、仕事もリタイヤして好きなゴルフが目一杯できるのに、
クラブのせいで上手くいっていないのは、あまりにもったいない。

今回のＫさんさんもそうですが、もっとあなたなりに楽しめる方法を、
クラブという側面から見つけて欲しいと思っています。

追伸：無料レポート大好評です

先日からお知らせしている、
徳嵩レポートの「第二弾」。。。

　「最高の相棒を見つけてスコアアップ！地クラブの特徴とメリット」

大好評をいただいております！
↓
http://g-live.info/click/tokuform151112/

このレポートを読んで欲しいのは、、、

・ショップの店員さんに何となく勧められた
　メーカーもののクラブをそのまま使っている

・ここ４～５年、ゴルフクラブを買い換えたりしていない

・今のクラブが自分に合っていない気がするが
　どう確かめたらいいのかわからない

・「地クラブ」ってそもそも何？

・自分に合ったクラブを見つけて楽しくゴルフしたい！

という方に向けたレポートになります。

今日メールマガジンで書いたようなことと
関連する情報も多数載せています。

そして、メールマガジンではちょっと言いにくいこと、
業界の裏話的な所もこちらでは話しています。

レポートの請求は、こちらからどうぞ！（無料です）
↓
http://g-live.info/click/tokuform151112/

（申し込みは10秒で終了します）

それでは、また次回。

徳嵩力一

＜本日のオススメ＞

※期間限定の価格です。詳細は案内ページへお急ぎ下さい。

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

徳嵩 力一

高校・大学とゴルフ部に在籍。大学卒業後、クラブデザイナーの第一人者である故竹林隆光氏が設立、代表を務めた 株式会社コンセプト（現、株式会社フォーティーン）に入社。当時ゴルフクラブを数値で表して、クラブ設計を行う、中空アイアンの発明、 タラコ元祖UTなど革新的なクラブ設計で著名だった竹林氏の元でクラブ理論、フィッティングを学び、3,000名以上にフィッティングを行う。 また、プロゴルフツアーにも参加し、選手のフィッティング、セッティングの提案に従事。有名ツアープロも多くフィッティングしてきた。 在籍時代に競技出場中の小原プロと出会い、小原プロのクラブフィッティングを担当。その後、小原プロのスタジオ、フォースワンカスタムフィッティングの代表としてアマチュアゴルファーのベストスコア達成に貢献中。これまでにクラブに費やした金額は軽く1,000万を超えるほどのクラブ博士。古今東西あらゆるクラブに精通する生きるゴルフクラブ辞典。

最新記事 by 徳嵩 力一 (全て見る)

• シャフトが硬いと右に出やすいって本当？ - 2022.09.22
• 年齢とともに飛距離が落ちて悔しいあなたへ - 2022.09.15
• ドライバーが不安定…クラブはいつ替える？ - 2022.09.08