ゴルフは「努力」しても無駄なのか?

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2015.12.07
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「ゴルフは『努力』しても無駄なのか?」

についてお話ししたいと思います。

 「努力は報われる」

 「だからあきらめないで頑張れ」

別にスポーツに限らず、
そんな言葉が語られることが多いですよね。

ところで、ちょっと前のことになりますが、
元オリンピック選手の為末大(ためすえだい)選手が
こんなことを言っていたのをご存知でしょうか。

為末大さんの発言が炎上した理由…

以前、為末さんはネットでこんな発言をしたそうです。

> 成功者が語る事は、
> 結果を出した事に理由付けしているというのが
> 半分ぐらいだと思う。
>
> アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。
> そして選ばれた人たちが努力を語る。
> やればできると成功者は言うけれど、
> できる体に生まれる事が大前提。

冒頭でもちょっと言いましたが、
いわゆる成功者と呼ばれる人というのは往々にして、

「自分が成功できたのは、
 生まれや運や才能ではなく、努力したから」

そんなふうにおっしゃる方が多いです。
もちろん、間違いなく努力もしていると思います。

ですがそこで為末さんのような「成功者」が
「努力なんかより、生まれ持った才能のほうが大事」
と言ってしまったら。。。

一般人としては、身も蓋もないわけです。

ですので、こうしたコメントに感情的に噛みつく人が出てきて
ネット上で炎上してしまうのも、無理はないのかもしれません。

才能だけでは十分ではない

陸上などは体格差が如実に出るスポーツだと思いますが、
ゴルフはどちらかというとその要素が少ないです。

ゴルフというスポーツは、努力が報われるので、
練習好きの人にとっては最高のゲームです。

もちろん、よいゴルファーの中には生まれつき
大変優れた身体能力を兼ね備えている人もいます。

ですがハッキリ言って、あまり才能のない人であっても
いいゴルファーにはなれます。

私はいつも思うのですが、いわゆる運動センスをもって
生まれた人というのは、周りが思うよりも
ゴルフにフラストレーションを感じていると思います。

それはなぜかというと、
「すぐにいい結果が出ないから」です。

そして、身体能力の高い人ほど、
早々にゴルフをやめてしまって、
別の他のことをしようとする傾向があるように感じています。

運動センスがあることが
逆に仇になってしまうというわけですね。

才能がなくてもクラチャン!?

ゴルフというのは比較的平等なスポーツだと思います。
異論反論はあるでしょうが、少なくとも私はそう思います。

あまり才能がない人であっても、
即効性を期待せずに忍耐強く練習すれば、
少しづつでも上達できます。

いつかクラブチャンピオンになる可能性だって
十分にあるのです。

PGA選手権の優勝者であり、
ライダーカップの選手でもあったジェリー・バーバーは
間違いなく忍耐派でした。

2015-1207

才能が特にあっただけではなく、
何時間も熱心に練習した人の代表的な例と言えます。

バーバーはいつか誰かに、
こんなふうに言われたのだそうです。

「(あなたは)ラッキーだね」

と。。。

それに対してバーバーはこう答えました。

「その通りだ。
 私は練習すればするほどラッキーになる」

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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古賀公治
レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。
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古賀公治

古賀公治 について

レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。

 

ゴルフは「努力」しても無駄なのか?」への4件のフィードバック

  1. 田島 聡

    仕事で報われたと思うことは少ないですが、ゴルフの神様は努力の分だけ、一度くらいは、ご褒美をくれると信じています。
    例えば、県アマで上位にはいるとか。才能はなくても努力した結果はjある程度欲しいですよね。

    返信
  2. 田島 聡

    54歳。ゴルフ歴約40年。40過ぎて病気のため5年ほどブランクがあり、ドライバーで平均210に落ちていた飛距離が230Y程度までもどり、今年から約30年振りに競技ゴルフに参加しています。まだ学生時代までのレベルには戻りませんが、頑張っているところです。古賀さんのレッスンは、数多くのレッスンの中でも、参考になる面が多いので、毎回楽しみにしてます。

    返信
  3. 田沼 宏之

    なかなか含蓄のある内容でした。72歳の身としては、ある程度の諦めと、同時に一層の努力を、という矛盾する灌漑をもちました。勿論、これからも偉大なるゲームのゴルフを楽しむつもりです。古賀先生、有難うございました。、

    返信
  4. Hiroshi Moriyama

    昨日TVで「ケニアの選手がマラソンに強いのは、子供の頃から遠距離通学をしているので自然に体が鍛えられていること」との発言があったが、いや「特殊な部族の遺伝子による」という説や、「遺伝子などは関係ない、幼児の時からその道の激しいトレーニングで人間はいいアスリートになる」という説も紹介されていた。
    考慮する必要がある学説だと思う。ゴルフもまた同じだろう。 そんな体の造られかたへの学術的・医学的な考察はこれからではないだろうか。努力すれば報われるというのは、スポーツでは万能ではないと思っています。

    返信

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