サンドウェッジが「重い」のは何故?

2016.01.28
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、

 「サンドウェッジが『重い』のは何故?」

ということで、あなたにお話ししたいと思います。

アプローチウェッジやサンドウェッジなど、
グリーン周りで使うクラブには、
たいていちょっと重めのシャフトが付いています。

なぜ、そんな風に重くなっているのか、
そんな話をクラブフィッターの視点から
お話してみたいと思います。

さて、あなたに一つ質問ですが、
あなたサンドウェッジをグリーン周りでも使う派ですか?
それとも「バンカー専門」ですか?

重くて打ちにくいんだけど

以前、フィッティングをなさったお客様
(イニシャルでS様とさせてください)と、
こんなやり取りがありました。

Sさん「徳嵩さん、この前選んでくれたこのサンド(ウェッジ)、
    ものすごーく重くて打ちにくいんだけど。。。」

徳嵩 「ああ、そうですか?」

Sさん「この重さじゃないとダメなの?」

徳嵩 「そうですね。できればこの重さに慣れていただいたほうが
    あとあとスイングの感じがよくなると思って、
    そうさせていただいているんですけど。。。」

Sさん「それにしても、ちょっと重くて打ちにくいんだけど」

徳嵩 「確かに、今まで使っていたのがかなり軽かったですからね。
    でも、Sさんにもその時に聞いたと思うんですが、
    サンドウェッジをバンカーだけじゃなくて、
    グリーン周りのコントロールショットでも使うんですよね」

Sさん「うん」

徳嵩 「だったら、サンドはこの重さのほうが絶対いいですね。
    ダマされたと思って、もう少し慣れてみてください。
    使っていれば、その理由がわかりますから」

Sさん「そうか。。。じゃあまあ、徳嵩さんがそこまで言うなら
    もう少しこれで練習してみるかな。。。」

実は、ここで例にあげたS様の場合、
フィッティング前には軽いサンドウェッジを使っていたんですが、
それによってこんな弊害が出ていたんです。

手打ちが治っていない

Sさんはスタジオにいらしてくださっていて
ビジネスゾーンの練習なども一生懸命されていました。

その上でのフィッティングだったわけですが、
スイングを見させていただいた感じの第一印象は
いわゆる「手打ち」がちらほら、顔を出していらっしゃいました。

冒頭でも少し話しましたが、なぜウェッジが重いかというと、
ちょっと重めのシャフトが付いていることが多いんですね。

そのほうがゆっくり動かすことになりますので、
より手打ちになりにくいんです。

これは以前にもどこかでお話ししましたが、
頭のドライバーからおしりのサンドウェッジまでは
重さがキレイにつながっているのがベストと考えています。

そのほうが、クラブによって打ち方を変える必要がなく
「一通り」の打ち方で対処できるからです。

4時~8時、腰から腰、肩から肩、フルスイング、、、
全て一通りで通して打てることで、
スイングに再現性が出て、安定してきます。

もちろん、この重さについては個人差がありますので、
例外もあって、ウェッジも同じシャフト
(軽めのシャフト)にすることもあります。

ですが自分の経験則として、
ウェッジは少し重くしたほうが、ゴルフクラブのメリットを
大きく受け取れることのほうが多いです。

それを決める質問で一番重要なのが、
冒頭であなたにさせていただいた質問。。。

サンドウェッジはバンカー専門?

つまり、サンドウェッジをバンカーだけしか使わない人なら、
多少軽くても打ちやすさを優先することもあります。

ですが、

・グリーン周りの微妙な距離でSWを使う方

・SWでフルショット、コントロールショットをするという方

・AWの次としてSWを使う方

であれば、先ほど話した「重さがキレイにつながっている」方が
最初は慣れなかったとしても、後々スイングが安定してきます。

ですので、自分がフィッティングをする
「グリーン周りは何を使いますか?」
という質問を必ず、するようにしています。

グリーン周りを優先した時に、
フルショットに影響が出ることを避けたいからです。

クラブが軽い方が、振りやすく感じていいように思うのですが、
軽いもの軽いものに逃げてしまうと、どうしても
フルショット、コントロールショットのところで、
スイングが繋がらなくなってきます。

もちろん、プレイヤーの感覚は大事にした上でですが、
今回のSさんのような「押し付け」も必要だったりします。

ですが今回のSさんとのやり取りは、実際にSさんのスイングを
見せていただいていたからこそ言えたことであって、

もしSさんのスイングを間近で見ていなかったら、
それほど強くは言えなかったかもしれません。

 「現場で見たことは、決して嘘をつかない」

これは自分が仕事をしていて、
一番実感として持っていることです。

だから自分は、お客様との何気ない会話だったり、

 「この人は、そのクラブをどのように使いたいのかな?」

とか、そういうフェイス・トゥ・フェイスのすり合わせを
何より大切にしているところがあります。

でもそのせいで、多くのお客さんを取れなくて、
どうしても忙しくなってしまうのが、
目下の悩みでもありますが。。。(^^;;

(クラブの到着をお待たせしてしまっている方、
 どうぞ、もうしばらくお待ちください。。。。。)

その後のSさんですが、今日あなたに話したような事情も
説明した上で、重いウェッジのまま、続けていただきました。

そうしたところ、

 「徳嵩さんの言ってることは、正しかったのかもしれない。
  確かに、おかげでスイングにブレがなくなった気がする。

  あのウェッジの重さにも、ようやく慣れてきて、
  そのおかげで、スコアもよくなりそうだよ」

という嬉しい報告をいただきました。

Sさん、あとはスコアだけですが、スイングは確実によくなっているので、
今のペースで行けば、目標のベスト更新は時間の問題かと。
いい報告、期待しています!

それでは、また次回。

徳嵩力一

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サンドウェッジが「重い」のは何故?」への1件のフィードバック

  1. AG修太

     ボールは手で打つものでなく、クラブヘッドに仕事をさせる。・・とゴルフを習いたての頃、
    先輩から聞いた覚えがあります。即ち、クラブヘッドの重み(重力)によりボールを運ぶ感覚で
    ゴルフを続けてきました。徳嵩アドバイザーのコメントが分かるような気がします。

    返信

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