あなたはどんなカニですか?

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2013.06.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日のことですが、
生徒さんからとてもいい話を聞きました。

私の生徒さんのほとんどは、
私よりも年上の人生の先輩ばかりです。

やはり学ばせて頂く機会も多いんですね。

これも、この仕事の醍醐味だなあと常々思っています。

さて、どんな話かというと・・・

それは「カニの話」なんです。

カニの話

カニとは、、、

海や川に住んでいて、人間が食べることのできる、
あのカニです。

生徒さんが先日、
山に行った時に河でサワガニを見つけたそうなんです。

で、調べてみると、
食べると美味しいということも分ったそうなんです。

そこであたりを隈なく探してみると・・・

2匹目、3匹目と
なんと次々に見つかったと仰っていました。

小一時間かけて、
なんと15匹ほどもゲットしたそうなんです。

その時カニを入れておくものが
手元に合った底の浅いバケツしかなく
心もとないとは思いつつも入れておいたそうなんですね。

いいかげんサワガニ獲りも疲れて
木陰に入って座っていたそうなのですが・・・

ちょっと目を離した隙に・・・

そのうちの一匹が
バケツから出ようとしていたんだそうです。

這い上がって逃げようとしたんでしょうね。

脱走して自由の身になってやろうと。

すると、
面白いことが起こったそうなんです。

そのカニがあとちょっとで
バケツから出そうになっていたので、
生徒さんがあわてて戻そうとしたら・・・

下にいたカニがこぞって、
そのカニの足を引っ張って連れ戻したというんです。

カニはずるりとバケツの底に落ちてしまったそうです。

・・・こんな話を生徒さんに聞きました。

「山でサワガニ獲りなんてしたことないので、
なんだか楽しそうですねー」

なんていう風に、私は言ったのですが、

家に帰ってからその話を思い出して、
もう一度よく考えてみると、

なんだかそのカニって
人間と同じなんじゃないかな・・・

と思ったんです。

バケツから抜け出すカニ

仮に、カニを人間に置き換えてみましょう。

私たちはどうしても
まわりに合わせようとしてしまいますよね。

人と違ったことはしたくない、
そのせいで村八分にされるのは嫌だと思いますよね。

もちろん、それが悪いわけではありません。

でも、どこかで、
人より抜きん出たいと思う部分はあると思うんです

そういう時にやること、
それは今までの自分を変える努力をし始めますよね。

ゴルフで言えば、

絶対にシングルになってやる!と思うなら
それ相応に今までの姿勢を変える必要があります。

飛距離を伸ばしたい!と思うなら、
それ相応のドライバー練習が必要になってくるわけです。

そんな時、まわりの人間には警報が鳴ります。

まわりの人間というのは、
あなたの家族で合ったり、ゴルフ仲間です。

けたたましいサイレンの音が鳴り響きます。

「こいつは何をしようとしているのか?」

「またそんなくだらないことに時間をかけて」

「急にレッスンになんか通いだして」

「そんなゴルフ教材なんか見て楽しいの?」

「毎週みたいに練習場に通ってお金のムダじゃない?」

などなど・・・。

こんな風に後ろめたさを感じさせ、
羞恥心を煽られるような場面は意外に多いのではないでしょうか?

また、他人のみならず、
この警報はあなた自身からも発せられます。

「こんなに努力して意味なんかあるのかな?」

「やっても出来なかったらムダじゃないか・・・」

「レッスンや教材に手を出してまで上達しなくてもいいや・・・」

などなど・・・。

これはゴルフのみならず、
人生のあらゆる場面で遭遇しますよね。

残念ながら、
あなたをバケツの中に連れ戻そうとする
「カニ」はいつでも存在します。

感謝をしてみてください

ですが、嬉しいお知らせがあります。

あなたはカニではありません!

他人から羞恥心を煽られることがあっても、
そういうものだと思っておけば無視できます。

表面上はそうかもね、なんて発言しておいて、
心の中では無視してしまいましょう。

むしろ感謝してみてほしいんです。

批判したり、
自分の中にそういう気持ちが芽生えるということは、

これはバケツの中から抜け出そうとしている状態に
なっているということなんです。

「今上達に向かっている最中なんだ!
気が付かせてくれてありがとう!」

そのくらいな気持ちでいてほしいんです。

人生の成功への第一歩は、頭の中で生まれると、
私は常々考えています。

偉そうなことをいうようですが、
今日お伝えしたかったのはまさにこの言葉です。

また、メールします。

小原大二郎

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

あなたはどんなカニですか?」への4件のフィードバック

  1. 堤一成

    何時も、良いエピソードなどを聞かせていただきありがとうございます。小原さんのゴルフスタイルはそっくり真似は出来ませんがイメージとして参考にさせていただいています。今後もいろいろと楽しみにしています。まずは御返信いたします。堤一成

    返信
  2. ウエダ○○

    そう。 何気ない先輩の一言でストップ・・どころか迷宮に入っています。
    女性会員のグループで1番上手な方です。高校生で始めて大学のゴルフ部経由の約50年のゴルフ歴のある方・・が・・良く振るわねー、あんな前傾姿勢で?
    1番のティショットでたまたまオーバードライブをしたとたんでした。 その後???変な
    スウィング?・と考えだし、絶不調に陥っています。耳にふた・・します!!!

    返信
  3. 成瀬 多永

     含蓄のあるお話ですね。
     物事は、「少し気が変になったのではと思われるくらい。」でないと大きく変化しないものかも知れません。非常に参考になりました、ありがとうございました。

    返信
  4. 上村英生

    カニの話がありましたが、追加の情報です。ご参考まで。
    小生が個人の思い出として書いた「なんでもありのインド」の一節です。
    「カニ型人間
    カニをバケツに入れておくと、外へ出ようとして争い足の引っ張り合いをするそうだ。インド人が「カニ型人間」と言われるのは、これに由来する。
    優秀なインド人は日本人数人に相当するが、優秀なインド人でも10人集まると日本人1人にかなわない。日本人は合議制やグループ活動が得手だが、インド人はこれが全く不得手。全員俺が俺がと主張して混乱するだけ。政治の世界では国民会議派がいくつもの政党に分裂する事態になる。せめて政党内の派閥程度になれば良いものだと思うが、全員小山の大将を望むため分裂することになる。」

    返信

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