あなたのプライドは「誇り」or「高慢」?

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2016.02.09
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ゴルファーには、
スランプに陥る時があります。

いわゆる「イップス」というものです。

たとえば、
・アイアンショットで強烈なトップやダフりをする
・極度の緊張でヘッドをコントロールできなくなる
・パターの時、極端にオーバーする
などです。

原因は色々ありますが、
私が多くの人にゴルフを教えてきた経験上、

イップスの大きな原因のひとつには
「プライド」というものがありそうです。

つまり、
いいプレーをしないと!

みんなをあっと言わせるようなショットを打たないと!
という気持ちのことです。

しかし、先週もメルマガでもお伝えしたように
ゴルファーはプライドを持ってなんぼです。

「みんなが見ていないうちに練習して
しれっとスコアを残したい」

という気持ちはよくわかります。

でももしあなたが「イップス」に
陥ってしまったとき
その「プライド」が仇になってしまうことがあります。

あなたのプライドは「誇り」or「高慢」?

でも、このプライドという言葉。

「誇り」という意味もありますが、
実は原義は「高慢」という言葉です。

そのため”pride”は「うぬぼれ」とか「横柄」といった、
非難するときにも使われる単語です。

たとえば、私の知り合いにプライドが非常に高い
ゴルファーがいた場合。

彼はどんな行動を取るでしょうか?
(ちなみに「彼」は架空の人物です。)

自分のプレーを、
誰にも見せることなく、教わることもなく
そのまま「こっそり」練習する。

なぜなら彼は自分のゴルフに
「誇り」を持っているから。

・・・ではなく、

ただ、自分のゴルフを
誰かに批判されるのが嫌だという気持ちがあるなら
危険信号です。

(あるいは彼は練習するばかりで
「ラウンド」しないということもあるかもしれません。
でも彼はゴルフの「知識」は非常は豊富だったりします。)

彼は自分のプレーが批判されるのが嫌なために
「高慢」になっています。

結果、そのプレーは成果を出さないし、
何より彼は成長しません。

他の人の意見に耳を傾けることの大切さ

本当の意味でプライドが高いゴルファーなら、
先輩ゴルファーであり、後輩ゴルファーであること。

レッスンプロやゴルフ仲間に
自分のプレーを見てもらい意見を聞いて、
それを謙虚に受け入れて改善を行うこと。

プレッシャーが自分のスコアに
よくない影響を与えているなと思ったら
人の意見を聞くことも大事だと思います。

私も昔はプライドが高く、
批判されるのを嫌がったり、
人の意見に耳をかさなかったりしました。

このようなことを、
人は「プライドが高い人」と言います。

一方、大勢の前で自分のプレーを指摘してもらったり、
色んな人に意見を聞きまくる人のことを、
人は「プライドが低い人」と言います。

でも、本来であれば逆です。

前者は単に「高慢」なだけで
後者は本当の意味で「誇りを持っている人」だと思います。

高慢な人は、
自分のプレーを意見されることが、
イコール自分自身を否定されているように感じる傾向にあります。

○○さん、グリップが間違っているよ!
ここはもう少し膝を曲げたほうがいいよ

と言われているのを、
「あなたはダメだ」
と言われているのと勘違いしてしまいます。

練習をして成果につながる人とつながらない人の違いは、
こういうところにあると思います。

たとえば、「正解」を求めて、
練習が終わったらまた次の練習をするのか。

それとも、とりあえず教えてもらったことを
実践してみて、フィードバックをもらうのか。

といった行動の違いに表れたりします。

そしてその違いは、本当の意味での
プライドがあるかどうか。だと思います。

さて。
あなたのプライドは、どっちでしょうか?

またメールします。

小原大二郎

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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カテゴリー: イップス, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

あなたのプライドは「誇り」or「高慢」?」への2件のフィードバック

  1. ひろ

    私もレフティです。いつも右と左を置き換え読んでいます。しっかり集中して読まないと、たまに右と左をそのまま読んでしまい大変なことになったりします。
    ラウンドでは、キャディさんも右利きの方と同じようにフック、スライスを言ってくるキャディさんが多いので、私はいつも手を回して、「こっち?、それともこっち?」と聞くようにしています。
    私は純正の左利きなので、はさみは切れず、自動改札は手をクロスさせながら通し、ラーメン屋のカウンター席ではいつも左端… という感じです。社会は右利き社会なので仕方ないですね。
    ゴルフクラブも本当に少ないですね。私の知る限りでは、都内でしたらアメ横のコトブキゴルフはレフティ用クラブが一番揃っていると思います。
    長くなってすみません。

    返信
  2. 橋本 眞澄

    おはようございます。 初めてメールします。
    昨年、ビジネスゾーンマスタープログラムと12ステッププログラムをやってみました。
    私はレフティなので前記の記述や講話で 右手は左手へ、左手は右手へと読み替えて
    試していました。足も体の回転も全て同様です。
    しかし、やっぱり しっくりとはきませんでした。
    レフティの参加者もいるかも・・・・との 意識でコメントしていただけたら
    より理解しやすいと思います。
    無理な意見かもしれませんが一考いただければ幸いです。

    返信

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