From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日はゴルフの目標設定についてのお話です。
目標を立てるのが苦手、ゴルフがうまくなりたいという方はゆっくりお読み下さい。
私はいつもあなたに目標の大切さをお伝えしていますし、
他のところでも、アドバイスを聞いているかもしれません。たとえば、、、
◆ 目標は具体的に
◆ 計測できるように
◆ 行動できるサイズにまで落として
◆ 達成可能なように
◆ 期限を区切って
◆ 自分の本当の価値観に合うように
などなど、、、どれも有益なアドバイスですね。
しかし、、、これらを満たした目標を設定すれば、
本当に目標を達成することはできるのでしょうか?
あるいは、その他に必要なものはないのでしょうか?
「努力?」
「根性?」
「日々の計画?」
もちろん、それらも必要でしょう。
しかし、もっと根本的な問題があります。
それが今日、私がこのメールを書いている理由でもあります。
■あなたは目標を達成できない理由・・・
もしあなたに「これ」が不足していれば、
あなたは目標を達成することができません。
もしくは、一時的に目標を達成できたとしても、
それを継続したり、より高い目標を目指すことができません。
それは、、、
「目標達成能力」
です。
目標達成能力とは、文字通り、自分の目標を達成することのできる能力のことです。
もしあなたが目標にばかり目がいってしまい、
目標達成能力を高めることを怠っていれば、、、
それは刃のボロボロのノコギリで大きな木を切ろうとするのと同じかもしれません。
がんばれば、何とかその木を切ることができるかもしれません。
あるいは、根性で乗り切ることができるかもしれません。
ハードスケジュールを計画し、毎日その通りに行動すれば、できるかもしれません。
しかし、、、
逆に言えば、それらの方法でいくらがんばっても達成できない可能性も高いです。
もしくは、途中で目標までの「距離」に嫌気がさして、
当初の燃えるようなモチベーションが消えてなくなってしまうかもしれません。
あるいはできたとしても、次、それよりも大きな木を切ることができるでしょうか?
そのような目標を立てようという気になるでしょうか?
もっと言えば、このやり方を続けていたとして、
徐々に目標を高くする、つまり成長を続けることはできるでしょうか?
■できることしかやらなくなる
つまり、木を切るためには刃を研ぐことが必要なのです。
もし目標を設定したとしても、それに向かって努力を続けたとしても、、、
目標達成能力が足りなければ、目標達成はできません。
あなたがどんなに優れた練習方法を知ったとしても、
それを実行しなければ、全く意味がありません。
でも、それを実行すれば、、、一気にうまくなるかもしれません。
実行するかしないかは、その人の選択です。
そして、その選択は根性論ではどうにもならないのです。
実は、長期的な目標を立てる一つの大きな意義はここにあります。
短期的に目標設定をすると、
どうしても短期的に得られる結果にだけ意識が行ってしまいます。
つまり、自分の今の能力やリソースの範囲で達成できることしか
達成できなくなってしまいます。
そのため、毎回同じような目標しか立てられなくなってしまうし、
大きい実行がしにくくなります。
■種をまけ!
もちろん、短期的な結果は重要です。
たとえば、練習の結果がスグにスコアに反映されれば、やる気も出ます。
しかし、長期的な視点を持たなければ、
当然のことながら長期的に成長(ゴルフの上達を)することはできません。
短期的な上達と長期的な上達のバランスが重要です。
そのためにはまず、
◆ 長期的な目標を立て、
◆ その目標達成のために、どんな「目標達成能力」が必要なのかを考え、
◆ その達成を目標に入れましょう。
人間は、まいた種しか刈り取ることはできないのです。
「あなたはどんなゴルファーになるのか?」それを考えてみましょう。
目標達成能力が低ければ、どんな目標も意味がなくなってしまいます。
そして、目標達成は根性論じゃどうにもならないのです。
またメールします。
小原大二郎
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