【祝】イチローから学ぶゴルファーとしての志

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2016.08.10
miyamoto

From:宮本大輔
千葉のスマイラックより、、、

おはようございます、宮本大輔です!

2016年8月7日(日本時間8日)
とある日本人選手が、
世界的な偉業を達成しました。

彼は、努力の天才です。

小学生の文集ではこんな作文を残しています。

ボクは三歳の時から練習をはじめています。
3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中、友達と遊べる時間は、5~6時間の間です。
そんなに練習しているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います。

そして、、、彼はこの文集通り
幾多の記録を残す伝説的選手になり、
ついには、通算3000本安打を達成したのです。

インタビュアーは、彼に問いました。

「42歳での大リーグ史上2番目の
 年長記録での達成についてどう思われますか?」

彼は、感触としては2年ぐらい遅い、
ずいぶん時間がたったなという感じとしながらも、

「達成感や満足感は味わえば味わうほど前に進めると思っている。

 僕はきょうのこの瞬間とても満足だし、
 それを味わうとまた次へのやる気やモチベーションが生まれてくると信じている」

と話し、次の3001本目のヒットを見据えていました。

彼の名前は…

彼は、

物腰は落ち着いており、
謙虚な姿勢を崩さず、
自分に厳しく、常に最善を目指す。

素晴らしい選手だと思います。

彼の名前は、イチローこと鈴木 一朗選手。
言うまでもなく、野球界の大スターです。

世間が彼を「努力の天才」と呼ぶように彼自身も

努力した結果、
何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。

と語っています。

それは努力か

僕もプロを目指していたころ
練習、練習、練習…と、毎日朝から晩までクラブを握っていました。

しかしこんな生活をしていると、
毎日の練習がマンネリ化してきます。

「とりあえず、何も考えずに終わらせとこう」

気づけば「頭を使わず」
「身体だけ」を動かす。

分析・反省を怠り、
「決め打ち」で動くようになる。

「最善」ではなく、
「完了」を目指してしまう。

こんな考え方をしていた頃があったような気がします。

もちろん、当時は考えていたつもりです。
当時の最善を尽くしたはず。
努力していたはず。

でも、ただ練習を繰り返す日々だったのです。

これはイチローの努力とは違います。

彼の場合は、
常に結果だけを据えるのではなく
結果についてくる、反省点やなぜそうなったのかを重視しています。

2年前日米通算4000安打を達成した時には
こんな風に話しています。

「4000安打には、僕の場合、8000回以上悔しい思いをしている。
 その悔しさと常に、向き合ってきた事実は誇れると思いますね」

本当の努力とは小さなことを積み重ねることです。
それをイチローは誰よりも理解しています。

打てなかったら打てなかった理由を分析する、
対応をするという努力を積み重ねたイチローだからこそ
辿りつけた数字だと思います。

彼の背景を知ると、この言葉は本当に深いなぁと思うのです。

分析と反省

ゴルフでも、分析と反省は、基本中の基本です。

「悔しさと常に、向き合ってきた事実」

この言葉は、基本中の基本なのです。

でもうまくいかなかった頃の僕は、心のどこかで、
(時間も無いし、まぁ、これで十分かな…)

と、妥協していたのかもしれません。
勿論、当時の最善を尽くしているのですが…。

スランプに陥った時こそ、

もう少しだけ時間をかけて。
じっくり自分のゴルフについて考える機会があっても良いんじゃないかなぁ
と思います。

ミスしたときには、この言葉を思い出す

よくよく考えると、ゴルフが上手くいかないときは
いつも僕は「決め打ち」をしていました。

「まさか、こんなことは起こらないでしょ」
とリスクを軽視した途端、、、

とんでもない方向に飛ぶんですよね。

そう考えると、僕にはまだ、
「分析・反省」の力が足りていないのだと思います。

同じミスを繰り返さないように。
ゴルファーとして賢くプレーし続けるために。

イチローのこの言葉を心に刻んでおきましょう。

「僕の場合、8000回以上悔しい思いをしている。
 その悔しさと常に、向き合ってきた事実は誇れると思いますね」


<本日のオススメ>
「持って生まれたバランスを崩しちゃダメ。人体を理解することが一番。」

とイチロー選手が語るようにゴルフも自分の身体を正しく使うだけで
驚きのスコアを出すことができます。

何歳になってものびのびとゴルフができる
「飛距離を落とさない身体づくり」の秘密とは・・

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宮本 大輔

宮本 大輔

千葉大学教育学部卒。身長166cm、飛距離は約280y。 大学卒業後ゴルフの道を志し、2008年からレッスプロとして活動。 小原大二郎プロと出会い、2014年からはゴルフパフォーマンスにて小原プロの元、レッスンを学び、レッスン活動をスマイラックの講師として行う。千葉大の教育学部で培った『人に伝えること』に長けた指導と、小柄な体格ながら効率的に飛ばす飛距離アップの指導により、多くの生徒から信頼されている。ハキハキさ、持ち前の明るさがレッスンの特徴。 現在は、三宮店店長を務める。
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宮本 大輔

宮本 大輔 について

千葉大学教育学部卒。身長166cm、飛距離は約280y。 大学卒業後ゴルフの道を志し、2008年からレッスプロとして活動。 小原大二郎プロと出会い、2014年からはゴルフパフォーマンスにて小原プロの元、レッスンを学び、レッスン活動をスマイラックの講師として行う。千葉大の教育学部で培った『人に伝えること』に長けた指導と、小柄な体格ながら効率的に飛ばす飛距離アップの指導により、多くの生徒から信頼されている。ハキハキさ、持ち前の明るさがレッスンの特徴。 現在は、三宮店店長を務める。

 

【祝】イチローから学ぶゴルファーとしての志」への2件のフィードバック

  1. 宮内準二

     宮本プロが良い事を書いてくれたので久し振りにコメントしたくなりました。
    私の考えは「どんなゴルフを目指すのか」が基本中の基本です。
    私の場合「6600ヤードのコースでパーオン率を上げ2パットでパーを取る」が基本路線です。
    「その為に如何するか」がラウンド前の決断であり、それに対しラウンド後はその反省と分析です。
    反省と分析は大切ですが「何に対する反省か、分析か、」がぼやけると思うからです。
    例えばこれを書くと「出来る訳ないだろう」と笑われるのですが「平均パーオン率75%」が
    私が決めたノルマです。 パーオン率は目的ではなく手段ですがこれがあるからこそ
    20ヤード以下のファーストパットを1.5ヤード以下に寄せると云う方法が決まります。
    又、1.5ヤードのパットを入れる練習も決まってきます。 今、ドライバーのキャリー230ヤードを
    手に入れる為スイング改造をしています。 理由は6600ヤードを想定した場合450ヤードパー4
    はクリヤーしなければならない距離であり、フェァウェイバンカーをキャリーで超す最低条件と思うからです。
    改造に着手して4か月、距離は伸びていません。 時々「以前より飛んだかなー」と云う感じがあるのが現状です。
    ドライバー飛距離を伸ばすのは打ちだし時の、ボールスピードを上げ、角度、スピン、を適正にする、事が
    全条件ですが、この中で影響が一番大きいと思うのがボールスピードと思っています。 ボールスピードを上げるのが
    ヘッドスピードとミート率です。 ヘッドスピード増加は筋力強化とスイング改造、ミート率とスイング再現性もスイング改造、と思うので今の練習はそれが主体です。 どんな練習をしているかは 皆さんの想像に任せます。 話は変わりますが
    ビジネスゾーン練習の目的は「ボールを打つ小さなシャドウスイング」と私は捉えています。だからこそ、それを練習しています。
    スイング改造には暇がかかる事位は解っていr心算ですが、今回の改造に着手して一番勉強になった事は
     1 決める前に自分の目指すスタイルを具体的に明確化し「全ての事にそれでいいか」を嫌と云うほど考え、且つ、
       確認する事。
     2 その後は「自分を信じて振り向かない事、多少の方向転換は良いけれど60℃以上の方向転換はしない事」
       と思います。 特に2項目めは一番大事な事と思っています。 私も人間ですので何時もグラグラします。 
       でも、「あれだけ考えたんだよな、間違いないよな」が継続につながっているように思います。
    長々と書きました。 どなた様かの参考になれば幸甚です。

      

    返信
  2. 越山 勇

    私は会社に入って4年、30歳にしてゴルフをはじめました。筆下ろしは関西にあるミノウCCでした、2月5日スコアーは62,59.56,49でした。パーもバーデーもゲット同じ回った人達からすごいと言われたのを今でも覚えております。
    その後東名古屋CCに入会しハンデ26から出発し12までになりました。名古屋ゴルフ倶楽部に入会しハンデー11になりました。スコットランドのジオープンが開催されるコースは殆どプレーしております。セントアンドリュース、オールドコース,カヌステーオールド、ニュー。プレストウィック、タンベリー等です。セントアンドリュースでは39,46でプレー致しました。
    米国ではペプルビーチ。サイプレスポイント.メ、ダイナ。オレゴン州の有名コース等です。その当時はドライバーも飛んで約
    245~250ヤードでしたが、現在は190ヤードが精一杯です。今でもレッソンプロについて毎週一回教えてもらっております。この先ゴルフができなく年齢まで続けていくことが一つの生きがいにしております。

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