From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
こんにちは、服部コースケです。
今日はお盆の日曜日。
お墓参りや旅行に行かれている方も多いのではないでしょうか。
私は実はというと、お盆も通常通りレッスンで
しばらく長期の休みも予定していないほど
忙しい毎日を送っているので、
みなさんがちょっとうらやましく思います(笑)
きっと、私の手紙をお読みの方は
ゴルフに熱心な方でしょうから、
このお盆休み中もラウンド、または打ちっぱなしでの
練習に励んで下さっていると思います。
なので、このまとまった休みを有効活用しようと
自分のミスや、スイングの課題の修正に
特に時間を使おうと考えていらっしゃるでしょう。
なので、今日はあなたの長期的な上達に役立つ話をしたいと思います。
実は、最近開かれたゴルフに関する見本市の一つでもある
スポルテック2016という場に行ってきました。
そこで改めてゴルフ上達に必要なある要素について再認識したので手紙を書きました。
あなたが今まで見て見ぬふりをしてきた
ゴルフ上達のためのあるヒントに気がつくかもしれません。
特にこのヒントは、90台以下のスコアを目指す方は
必ず忘れないようにして下さい。
テクニックはフィジカルが支えている
※ざっくりと説明するとテクニックとは、ゴルフスイングの型や振り方、アドレス、テンポ、グリップなどの総合的なゴルフ技術のこと。フィジカルとは、あなたの基礎体力、柔軟性、筋力、怪我や病気とのつきあい方などのこと。
ゴルフに取り組む方にも様々な目標の方がいます。
そして、ほとんどの方はコース上でまっすぐ飛ばしてスコアメイクできるよう
打ちっぱなしに行く回数を増やしたり
レッスンを受講したり
ゴルフのテクニックを身につけようと頑張ります。
これは、決して悪いことではありませんし、
初心者や駆け出しゴルファーにとっては最も大事なことです。
しかし、ある程度ゴルフを学んできたあなたが90台以下を
コンスタントに出すことを求めているのなら、
テクニックはフィジカルが支えているということ
を忘れてはいけません。
例えば、タイガー・ウッズのスイング。
左膝をつっぱって、スイングする独特の打ち方は
全世界で注目を浴びました。
あなたも一度は真似したことがあるのではないでしょうか。
しかし、それを真似してスイングしようとして
型さえ知っていれば誰でもできるでしょうか?
そんなことはありません。
あのスイングを支えるためには
足回りと腰回りの柔軟性と
左股関節を中心とした、丈夫さがあるからこそ
左の壁をしっかりとキープすることができるんですね。
つまりは、タイガーのスイングもフィジカルを前提とした
テクニックだということです。
もし、あなたが90台を切るスコアを手に入れたいけど
飛距離や、スコアが頭打ちで悩んでいるとしたら
もう一度フィジカルについて少しでもいいので意識してみてください。
ウォーキングや、ちょっとした筋力トレーニング、柔軟トレーニングも効果的です。
年齢によってフィジカルに課題が出来てきた方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、それぞれの方によって状況は違うと思いますが、
「テクニックはフィジカルが支えている」ので、
どうしてもテクニック強化だけでは
スコアのキープが難しくなってきてしまいます。
さらに、誰かのスイングを見たり、雑誌で見たテクニックを覚えようとして
過去に上手く行かなかったものも、
今後、フィジカルをもう少し強化すれば
実は、思ったよりも簡単に出来て
さらなる上達の可能性が見えてきたかもしれません。
なので、あなたがより高いゴルフの目標をもっているのであれば、
テクニックだけを伸ばすのではなく、
フィジカル強化は重要な課題の一つにおいて欲しいのです。
成功事例1:ダスティン・ジョンソン選手
現在世界ランク2位、賞金ランク2位のダスティン・ジョンソンは、07年のPGAゴルフツアー初出場以来、恵まれたそのパワフルなスイングと、飛距離でファンを驚かせてきています。
彼は、他のプロゴルファーと変わらず、専属のゴルフコーチをつけていますが、
それと同時に、彼の体や筋力、柔軟性等を担当するフィジカルトレーナーもつけています。
彼の栄養管理や、フィジカルトレーニングについてのメニュー作成やサポートを行います。
さらなるフィジカル強化として、5kg減量して、筋肉を増やす計画もあるそうです。
その結果、生み出されているのがあれだけの豪快なショットと
ドライバーも使う必要がないほどの3Wです。
成功事例2:松山英樹選手
松山選手も、元々パワープレーヤーとして知られていましたが、
その代償として、左手親指の母指球筋の強い痛みという故障を抱えていました。
実際、当時つけていたトレーナーもこれはかなり重度だろうと判断しており、
練習場で20~30球ボールを打つとしびれてくるような状態だったそうです。
その後左親指近辺の治療だけでなく、左肘等に治療部位を伸ばしていき
痛みは和らいでいったのですが、当時は全力の10~20%ほどの力しか出せなかったそうです。
プロ選手にとっては、当然かも知れませんが痛みがある状態では実力を全て発揮することはできません。
痛みと向き合い、それを解決すること、
そして、それと同時にトレーニングを行ってしっかりと筋力強化と上半身下半身のバランスをキープすることで
ちょうどいいタイミングでインパクトしやすい体のバランスを作っていったそうです。
理想のスイングを手に入れるためには=フィジカル
よりあなたが、理想のスイングを手に入れるためのポイント。
それがフィジカル。
松山選手や、片山選手などトッププレーヤーは
たまにそのトレーニング風景がテレビで流れることもありますが、
その他のアスリート選手と同等かそれ以上の鍛錬を行っています。
それがあれだけのスイングに隠されているのです。
ゴルファーのための体の手に入れる、またはそれに近づけられれば
今まで以上に上達しやすい体が手に入るでしょう。
そのためには、自分と向き合う時間を増やすことが大切です。
そこそこうまく行っているショットにNoを告げ、
体の感覚と向き合うということ。
どうしてもレッスンコーチはテクニックばかりに注目しがちです。
これは、私たちコーチの責任でもあるのですが、
フィジカルを鍛えながら行うレッスンであれば、
その方の可能性をさらに高めて上げられる可能性があります。
フィジカル強化には、決断と勇気と忍耐が必要です。
今までダイエットや、筋トレが続かなかった方も多いでしょう。
そして、このトレーニングを始めたいと思うなら
一度真剣にあなたの今の目標について考えてみてください。
もし、それが90台以下のスコアであれば
フィジカルは無視できないものだからです。
それでは、良いお盆をお過ごしください。
ー服部コースケ
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