From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
私は仕事柄、いろいろな練習場に顔を出すのですが、
その中の一つの練習場に、おもしろい方がいます。
その人とは話したことも全くありません。
でも、あまりに印象的だったので、よく覚えているんですね。
その人は、練習打席のところに本を置いて練習をしていました。
本のタイトルは、
「●●で100を切る」みたいなタイトルだったと思います。
ボールを打っては、その本を読んで、また練習。
その繰り返しをしていました。
■今度は別の本を・・・
私の目から見て、正直スイングはちょっと微妙だなあと思ったのですが、
それ以外にも、何か変な違和感がありました。
それから3ヵ月後、その練習場に行ったら、またその人がいました。
しかも同じ打席で。
今度は「100を切るための●●」
みたいなタイトルの本(雑誌?)を見ながら練習をしていました。
しかし、スイングは3ヶ月前とそんなに変わっていませんでした。
それからさらに3~4ヵ月後、そこに行ったら、
「ああ、また、いた・・・」
今度もまた、別の本を片手に練習。
もちろんスイングはほとんど変わっていませんでした(汗)。
■不自然にキレイなクラブとバッグ・・・
私は時々しかそこに行かないのに、かなりの確率でその人に遭遇しているので、
おそらくその人はほぼ毎日、練習場にいらしているのかもしれません。
しかし、変わっているのは読んでいる本だけで、
スイングはほとんど変わっていませんでした。
もしかしたら、読んでいる本が悪いのかもしれません。
ですが、いろいろな本を読んでも少しも変化がないというのは、
ちょっとおかしいなあと思っていました。
ふと、気になったのは、、、
その人のゴルフクラブとゴルフバッグが、やけにキレイなんですね。
半年前と、それほど変わらないぐらいキレイ。
「あれ? この人、ラウンドしてるんだろうか…?」
そんな疑問が私の頭にふと浮かびました。
そしてその疑問は、
「これはもしかして、実はこの人、ロクにラウンドしてないんじゃないか?」
という、全く面識のない人にとって余計なお世話の結論に至ったんですね。
■いっそラウンドしてみたら?
新しい情報や知識をインプットする事はとても重要です。
それなくして成功することはできません。
ですがしかし、、、アウトプットをしていなかったら、
インプットしたものは何の意味もありません。
でも、私たちはつい、実行せずに、
勉強、インプットに注力してしまいがちです。
ゴルフの結果を出すのはラウンドです。
どんなに練習しても、そのラウンドをせずに結果を出すことはできません。
知識もノウハウもアウトプットしてこそ成果が生まれます。
インプットしただけでは決して成果は出ません。
もう、確実にそうです。
誰もがこのワナにハマる危険性を持っています。
インプットをしたら練習した気分になったり、
インプットをしているから自分が上達できるような勘違いしてしまうのです。
結果を出すのはアウトプットです。インプットではありません。
インプットはアウトプットの質を上げるためのものでしかありません。
■実行しろ!
ノコギリをどれだけ研いでも木は切れません。
木を切るためには、ノコギリを木にガチっと差し込んで、
汗だくになりながら刃を動かさなければいけません。
それでなかなか進まないなあと思ってはじめて、
刃を研ぐことを考えればいいです。
とにかく実行、実行、アウトプットです。
とにかくラウンドして、トップしろ! ガンガンダフれ!
どんどんスライスしろ! フックしろ!
3パット、4パットだってドンと来い!
そうして痛い目に合うことで始めて、全てが始まるのです。
またメールします。
小原大二郎
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