小原さんはなんで怒らなくなったんですか?

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2013.07.25
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、あまりゴルフとは関係のない話になるかもしれませんが、
ちょっとお付き合いいただけたらと思います。

私の個人的な話になってしまいますが、
まあ、たまにはこういうのもいいかなと。。。^^;

実は、これをお読みのお客様からこんな質問をいただいたのですが、
それについてお答えするような形で、書いていきますね。

何故、少々のことで怒らなくなったのか?

お客様からいただいた質問は、こんな感じです。。。

> 小原プロの教える話し方が、とても優しい口調なので、
> いつも癒されつつDVDを見て 日々練習に燃えています。
>
> 素朴な質問ですが、小原プロは、ブログで若い頃は短気で
> 生徒さんに対しても怒鳴ったり、怒りっぽかったけど
> 現在は穏やかと書かれていますが、何故、短気だったプロが、
> 少々のことで怒らなくなったのか知りたいです。
>
> 自分もかなり短気な方なので、尊敬する小原プロの事がなんでも知りたいです。
> ゴルフに関係なくてすいません。。多忙だと思うので、暇な時でも返信願います。

どうもありがとうございます。
「癒される」なんて。。。大変ありがたいお言葉です。^^

これについてはちょっと誤解を与えてしまっているかもしれませんが、
基本的な性格は、今でも短気ですよ(笑)。

ただ、それが良くも悪くも表に出す回数が減ったというだけです。

こういうことを言うと誤解を与えてしまいそうですが、、、
正直、生徒さんにレッスンをしていて腹立たしくなることもあります。

さすが今も昔もに生徒さんを怒鳴るようなことはありませんが、
今でも感情の起伏が少なからずあるのは事実です。

なんでわかってくれないんだ!

そんな短気な私なので、ゴルフのレッスンをしている時にも、

 「本当にこの人に自分の話が伝わっているのだろうか?」

そんな疑いの目から、怒りが心の中に生まれることがたびたびありました。

 「なんでわかってくれないんだ!」

そんなふうに感じることがありました。

もちろん今でも、そういう気持ちを生むことがゼロではありません。
実は今でも、多少オブラートに包みつつ、その気持ちを伝えることだってあります。

ただ、やっていくうちに、怒ったところでも何かが変わるわけではない、、、
そんなことが少しずつわかってきたような気がしています。

怒っているぐらいなら、冷静な気持ちを忘れずに、
その人に最善の方法をお伝えするほうに注力したほうが、
結果としていい方向に向いていくというのが今の実感です。

これは人に対してだけではなく、自分自身のゴルフに対してもそうで、
怒っているぐらいなら、そのパワーを次の一球の練習に向けたほうが、
結果としていい方向に向くということが、何となくわかってきた気がします。

もちろんこうした心境の変化の背景には、年齢的なものもあるでしょうし、
結婚したとか、子どもができたとか、そういう環境の変化は原因としてあります。

ただ、それに加えて、人に教えるようになって、

 「みなさんのゴルフにプラスになれば、、、」

そんな気持ちから、こういう「境地」に至った、、、という気もしています。
(ちょっとキレイごとを言い過ぎですかねえ。。。^^;)

というわけで、今でも多少はガマンはしています(笑)。

心をコントロールするヒント

でもそれは別に、私以外の方であっても、ガマンはしているのではないでしょうか?
「喜怒哀楽」というぐらいです。「怒」がない人間なんて、いないはずです。

特にゴルフというスポーツには、必ずミスが付きまといます。

プレーをしていて、いちいち自分のショットに腹を立てていても
しょうがないぐらいに、ミスというものは必ずあります。

 「たとえミスをしてしまっても、そこからいかに次に切り替えていけるか?」

勝負強いプレイヤーほど、この能力に長けているもので、
このへんのことは、プロもアマチュアも違いはないと思います。

この心のコントロールについては、私もいろいろな本を読んで、
「モデリング」という答えに至ったことがあります。

「モデリング」というのは、いわゆる理想の自分を演じるのです。
そうすることで、気持ちをコントロールする技術です。

こうしたたことに少しずつ取組むようになってから、
プレー中の(レッスン中も?)感情の起伏が少なくなりました。

そのへんの成果が、質問者さんに伝わってるのなら、大変嬉しいことですね(笑)。

以上、気持ちのおもむくままに書いてしまいましたが、
何かの参考になれば幸いです。

またメールします。

小原大二郎

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

小原さんはなんで怒らなくなったんですか?」への6件のフィードバック

  1. 山中

    小原先生のお話、参考になります。
    ラウンド中、ミスショットをした時の子持ちの切り替えがうまくできません。
    次のホールに向かう時にうまく切り替えができればよいのですが、ミスショット内容を考えてしまいそのまま次のホールにまで引きずる事が多くあります。
    悪いイメージはその結果が出た時だけで、終わらせることに意識を集中させて、
    新しいホールでは、気分を変えて、新しいイメージで臨めるように頑張りたい。。

    返信
  2. 西章吾章吾

    大変勉強になりました。
    仕事でもゴルフでもメンタルって、とても重要なんですよね。
    それを日々自分でコントロール出来たら最高なんですが、私はまだまだ修行が足りないので、理想の自分を演じる事ができてないです。
    早速、モデリングという言葉を検索して勉強したいと思います。

    ありがとうございました。

    返信
  3. ウエ○○○

    教えている方も 少なからず怒っている時があるのですね。
    一生けん命理解しようと思うのですが、運動神経が普通か並、ゴルフを始めた年齢が遅かったので 何回かは出来ても再現が続きません。どこか違っているのでしょうね・・・。
    小原さんも他のプロの方々も簡単にご自分たちは出来るので、出来ない、理解できない事がわからないだろうなあ?と思います。(スポーツ以外の趣味でも先生は理解力があって器用です。)
    ミスをすると怒るのは、普段できている方でしょう。まだまだの者はうろたえるか、がっかりして次のショットまで引きずります!
    今後、ミスの後は切り替える事を心がけてみます。

    返信
  4. 竹島栄敏

    私は今も教える立場にあるものですが、今回のメールの内容もどこか違うと思っています。
    教えられる方が教えるとおりに出来ないのは教える方に全ての問題があるからです。
    従って良くできないからと言って怒るなどとんでもないことであり、教え方の更なる検討、工夫をしなければ何も変わりません。
    自分の性格が短気であるとか言い換えれば怒りっぽいなどは教えられる方から見れば実に迷惑なことです。
    私は自分を磨く以外に良い教え方があるとは到底思えません。

    あまたあるスポーツの中で武道を学んできましたがこの武道の教え方のように極めて短期に効果のある教え方をされているゴルフの先生にこれまでお目に掛かったことは残念ながら一度もありません。

    返信
    1. 秋山

      竹島様は、いわゆる「教える」ということに一家言お持ちの方であるとお見受けいたしました。
      そしてさぞかし人間的にも、そしてゴルフの技術にも優れていらっしゃる方なのだと推察いたします。

      しかし、この場で私達が求めているのはあくまで、ゴルフがうまくなること、ゴルフを楽しむことであって、
      教え方云々の議論をする場ではないと思うのですが、いかがでしょうか?

      この毎日のメールも、小原プロの考えに賛同している方が読めばいいのであって、
      もし竹島様が小原プロの考えに賛同されないのであれば、お読みにならなければよろしいだけだと思いますが。

      それに竹島様が本当に教える立場にある方であれば、まずはプラスのストローク(肯定、好意、賞賛、尊重)を
      重んじるべきであって、竹島様の文章にあるようなマイナスのストローク(批判、否定)を
      与えるべきではないと考えます。それが教育のあるべき姿であると私は思いますが、いかがでしょうか?

      以前にも同様のコメントをされていらっしゃった時には反応しないようにしていましたが、
      小原プロの教え方、考え方に賛同している人間として、敢えて声をあげさせていただきます。
      乱筆乱文失礼致しました。

      返信

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