From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
『風を嫌ってはならない。
風こそこの上もない立派な教師だ。』
=ハリー・バートン(英国のプロゴルファー)
ゴルフの世界にはこんな言葉があります。
しかし、風がなぜ教師なのか?
その理由は
『風はゴルファーの長所と短所とを、はっきり教えてくれるからだ』
ということです。
先週のコンペの懇談会でもお話しさせていただいたのですが
あなたはショットする前に『風』を意識していますか?
ゴルフに風は付き物です。
無風状態でショットが出来ることはむしろ少ない。
まれなケースですよね。
しかし、みなさん『風』を意識している方が
とても少ない気がします。
どのようなショットで
何処を狙って打つかを決めるには
風の影響でボールの軌道や飛距離が
どう影響されるかを良く理解しておく必要があります。
どんな風に対策するか?
風といっても
一体どんな対策をすればわからない?
というなら
まず風の影響を極力減らすことを考えてみて下さい。
例えばアゲインスト。
すなわち向かい風の時というのは
風の影響を大きく受けやすいですね。
そういった時は特に
風の影響を受けないようにショットをしていく
というテクニックが必要になっていきます。
そのための方法としてキーワードとして、
『ハンドファーストインパクトのスイングをする』
ということが非常に重要になってきます。
アゲインストの3つのポイント
ポイントはまずアドレスの
3つの位置に注意をしてください。
1つ目はボールの位置
2つ目は重心の位置
3つ目は手元の位置です。
この3つを注意することが非常に重要です。
まずボールの位置は、
センターよりは若干右に置きます。
例えば7番アイアンは、
通常、理想の位置はセンターよりは若干左でもいいぐらいなんですが
逆に右側に置きます。
そして重心の位置は若干左足体重、
手元の位置が左太腿の内側、
ハンドファーストなアドレスを作ります。
そしてダウンスイングから
インパクトにかけてハンドファーストな状態を保ったまま、
そしてフォロースルーも
ハンドファーストをキープしたまま出していくような形ですね。
通常のフルスイングあるいは肩から肩のように、
リリースをさせず、
手首を返さないようにこのまま出していきます。
アドレスでの3つの位置、
そしてスイング中は左足重心をキープして、
手首の動きを抑えて打つということです。
そうすると、
いつもより低い弾道でのボールが飛んでいくというわけです。
是非アゲインストの場合は意識してみて下さい。
ちょっと文章ではわかりずらいという声がありましたら
今度動画でもご紹介いたしますね!
勝敗は戦いが始まる前に決まっている
孫子の兵法ではこのような言葉があります。
ゴルフも同じように
打つ前にどれだけ準備できるかということがあります。
また、風が強いと芝やグリーンが乾燥の為速くなるので、
その事も頭の片隅に置いておいてください。
当たり前ですが
難しいのは、風も一定ではなく強くなったり弱くなったりする事です。
「私にはまだ風を読むレベルではないかな?」
と考えずに今はアプリでも
風を読む機能があるものもあるので入れてみて下さい。
大切なのは『風を嫌ってはならない。』の風をよく知っておく事。
またメールします。
P.S.
前に打った人など参考にする事もひとつの方法。
昔、生徒さんと春一番が吹き荒れる日にゴルフした時は
パー3の150ydアゲインストで、
普段なら7番アイアンのところを3番で打ち、ピン横に着弾した事があります。
その生徒さんは
前に打った人の球を見ていたからその選択が出来ました。
ぜひこれからの季節、
風を気にしてみて下さい。
P.P.S.
先週のコンペでも春一番が吹き
気持ちのいい天気のなかゴルフができました。
かなり暑かったので
みなさん素敵な春のゴルフウェアで
ゴルフを楽しんでいらっしゃいました。
ちなみにわたしが普段から着ている
ゴルフウェアはこちらです。
↓
http://g-live.info/click/1704_blood-shift2/
一番人気のブルーを着ているのですが
春らしく黄色もいいかなと考え中です。
やはりお洒落なゴルフウェアは
気分を盛り上げてくれますね。
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