パターフェースのインサートって、いいの?

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2017.04.27
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「パターフェースのインサートって、いいの?」

という話をしたいと思います。

あなたもパターを何本かお持ちならご存知かもしれませんが、
最近のパターの流行りで、フェース面に本体とは違う金属や
樹脂を埋め込んだものがあります。

これらの埋め込みを一般的に「インサート」と呼び、
そうしたパターを「インサートありのパター」と
呼んだりもしています。

ちなみになぜ、この話をしようかと思ったかというと。。。

前回のイップスの話

先週のメールマガジンで、イップスの話を取り上げました。
 

パターイップス…それって本当?

http://g-live.info/click/170420_nikkan/
 

そのイップスと関連して、ちょっと補足として
お話をしてもいいのかなと思い立ちまして。。。

この「インサート」のことを、お話ししようかと。
 
 

パターのイップスについては、
前回のメールも読んでいただきたいんですが

さらに一つ、パター自体に問題があって
イップスになっている可能性があります。

それは
 

 「強く打ったのに“強く打った”
  という信号が、手に伝わっていない」

 

という可能性です。

先ほどから話に出ている「インサート」は
フェースに広くプラスチック素材や樹脂が
貼り付けてあります。

その場合、打った衝撃を吸収して
打感が伝わってこないことがあるんですね。

手に信号が伝わっていないと…

ゴルファーは、打った時に手に使わる衝撃や音で
無意識に距離感を判断しています。

強く打ったときの衝撃が伝わると、
「今のは強かったな」という具合に認識をし、
納得をするわけです。
 

打った感じがちゃんと手を伝わってきて、打てる。

それが蓄積すると、
いわゆる「距離感」になっていくということです。

ですが、先ほどの衝撃を吸収するインサート素材が入っていると、
その打感が手に伝わってこないということがあります。
 

そのように、衝撃が手に伝わらないままでいると、

 「あれ、なんであそこまで行ったんだろう?」

と思うようになって、
今度は打つときに身体を緩めてしまったりすると、
距離感がどんどんわからなくなってきて。。。

そうした経験の蓄積が恐怖感に変わってきて、
ついにはだんだん打てなくなる(=イップスになる)
ということなんですね。

距離感は振り幅ではホント?

よくパターやアプローチを教えられるときに
 

 「距離感は振り幅で」
 

という指導を受けることがあると思います。

ですが、当のそのプロであっても、
 

 「どれぐらいの振り幅だったら、
  だいたい何ヤードぐらいなのか?」

 

ということは(大体はいえますが厳密には)言えないし、
そのへんの感覚というのは、教えられないところです。

そうなってくると、先ほどもお話したような、
打感、音というもので、距離感を習得しているわけで、
そこの感覚が狂うことは、致命傷になることがあるわけです。
 

とはいえ、インサートがいいか悪いかについて
もちろん個人差があります。

インサートによって打感が柔らかくなったことで、
パターがいい方向に行く人もいるのは言うまでもありませんし、
でなければ、そもそもインサートの存在意義がありませんよね?
 
 

もちろん、自分で打感のスピード感が身についていて、
フェース面が柔らかいことのメリットが感覚として理解できるのなら。。。

打感の柔らかさの出せるインサートは、もちろんメリットになります。
ですが、
 

 「コレぐらいの音で、これぐらいの感覚なら、
  おそらくまあ、これぐらいの距離感だよね」

 

という感覚がまだ養えていないのであれば、
自分としてはインサートはおすすめしないかもしれません。

繰り返しますが、もし打感を養いたいのであれば、
強く叩いた、今はこれぐらいだったということを理解して、
それを納得して蓄積していくことが重要だからです。

ちなみに打感を養うには
ボールも同じ物を使う事も重要な要素です。
 

もちろん、今ここで話したことが
100%の処方箋になるかはわかりません。

ですが、自信をもってパッティングができるようになれば
イップスはなくなるという前提に立つのなら、
今日お話ししたようなことも試してみても、よいかと思います。

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それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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徳嵩 力一

徳嵩 力一

高校・大学とゴルフ部に在籍。大学卒業後、クラブデザイナーの第一人者である故竹林隆光氏が設立、代表を務めた 株式会社コンセプト(現、株式会社フォーティーン)に入社。当時ゴルフクラブを数値で表して、クラブ設計を行う、中空アイアンの発明、 タラコ元祖UTなど革新的なクラブ設計で著名だった竹林氏の元でクラブ理論、フィッティングを学び、3,000名以上にフィッティングを行う。 また、プロゴルフツアーにも参加し、選手のフィッティング、セッティングの提案に従事。有名ツアープロも多くフィッティングしてきた。 在籍時代に競技出場中の小原プロと出会い、小原プロのクラブフィッティングを担当。その後、小原プロのスタジオ、フォースワンカスタムフィッティングの代表としてアマチュアゴルファーのベストスコア達成に貢献中。これまでにクラブに費やした金額は軽く1,000万を超えるほどのクラブ博士。古今東西あらゆるクラブに精通する生きるゴルフクラブ辞典。
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カテゴリー: イップス, ゴルフクラブ, パター, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
徳嵩 力一

徳嵩 力一 について

高校・大学とゴルフ部に在籍。大学卒業後、クラブデザイナーの第一人者である故竹林隆光氏が設立、代表を務めた 株式会社コンセプト(現、株式会社フォーティーン)に入社。当時ゴルフクラブを数値で表して、クラブ設計を行う、中空アイアンの発明、 タラコ元祖UTなど革新的なクラブ設計で著名だった竹林氏の元でクラブ理論、フィッティングを学び、3,000名以上にフィッティングを行う。 また、プロゴルフツアーにも参加し、選手のフィッティング、セッティングの提案に従事。有名ツアープロも多くフィッティングしてきた。 在籍時代に競技出場中の小原プロと出会い、小原プロのクラブフィッティングを担当。その後、小原プロのスタジオ、フォースワンカスタムフィッティングの代表としてアマチュアゴルファーのベストスコア達成に貢献中。これまでにクラブに費やした金額は軽く1,000万を超えるほどのクラブ博士。古今東西あらゆるクラブに精通する生きるゴルフクラブ辞典。

 

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パターフェースのインサートって、いいの?」への1件のフィードバック

  1. イップスおやじ

    ゴルフ歴四十七年のヘボオジサンです、若かりし頃はパターだけもっとも上手く、他クラブはダメ。でした
     当時はパーシモン、アイアンもスポットが狭く外れると飛ばない、曲がるで大変苦労してました。
    そんなことで、パットはミスしても大怪我はめったにないので、全体のショットの中で最もやさしいと考えて
    おり、自信を持っていました。事実カップに近いほど簡単なはずです。 そこで本題の慣性モーメントとやら、ですが
    パターはふり幅も小さく芯で打つことは難しくない筈。あえてスポットの狭いパターで芯で打つことで感覚感触を
    磨けて来ると思います。練習を重ねれば、大きな自信となってきますよ。今の芯ぼけパターより距離感も合わせやすいですよ
    パットは自信を常に持って、打てるかどうかです。  偉そうな内容ですが、わたくしイップス中でアイアン型のに変えて
    治ってきました。パターは特に道具じゃない。腕です。

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