スチールがしならない…カーボンに変更?

2017.11.30
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「スチールがしならない…カーボンに変更?」

という話をしたいと思います。

今回も質問をいただきました。

おそらくアイアンで同じような悩みをお持ちの方も多いと思います。
ですので今回、このメールマガジンで取り上げてみました。

あなたのアイアンシャフトは、スチールですか?
そともカーボンですか?

しなりという点で確かに、シャフトの材質選びは重要なのですが、
実はそれ以外に原因があるという場合も多い、という話です。

スチールシャフトがしならず…

> 某ショップにて簡単なフィッティングをして
> アイアンを購入したが
> スチールシャフト (S)がしならず#5/6が打ちにくい。
> シャフトを替えたほうがよいのでしょうか?
> やわらかいスチールか、又はカーボンでしょうか。
>
> ショートアイアンはそのままで
> #7・6・5のみを替えるとすれば
> どのメーカのシャフトがよいでしょうか?
> アドバイスお願いします。

 

ご質問、どうもありがとうございます。

すみません、質問の内容を拝見して。。。
自分が一番最初に思ってしまったのは、
 

 「え? だって、フィッティング受けたんですよね。。。?」
 

ちょっと強い言い方になってしまいますが、
それが率直な感想でして。。。^^;
 

フィッティングをして、スチールを選んでもらったのであれば、
「この人は振る力がある」というふうに判断されて、
スチールに決まったんだと思います。

それにもかかわらず「5、6番のスチールシャフトがしならない」
というのなら、ちょっと変な話ですよね。。。?

それにもし、本当に5、6番アイアンがしなっていないのなら、
その下の番手でさえ、適切にしなっていない可能性だってあります。
 

そして、もう一つ引っかかったところは
(こちらのほうがはるかに議論の余地があるところなんですが)
 

 「そもそも以前から、5番アイアンは入れていましたか?」

 「(もしそうだとしたら)
  その5番アイアンは、問題なく機能していましたか?」

 

という点です。
 

もしかしたら、質問者様が自分の意志で
「5番アイアンまで欲しい」と言って買ったのかもしれません。

これについての実際のところは、わかりません。
ですが、一つだけ自分が知りたいと思うのは。。。

そもそも、5番がちゃんと打てるのか?

この点については、改めてしっかりと
精査する必要があると思います。
 

ちなみにチーム小原のゴルフパフォーマンスでは、
5番アイアンのような「打てるか打てないかのライン」のクラブは
いきなりご提案することはありません。

この場合で言えば、まずは6番までで行ってみて、
「必要なら、あとで5番も入れましょう」
みたいなスタンスで対応するはずです。

というのも、ご存知の通り5番アイアンより上には、
他にもいろいろな可能性、選択肢があるからです。
 

 ・6番アイアンの調子がいいのなら
  その流れで5番アイアンも入れてみる、という選択肢

 ・UTを入れるという選択肢

 ・ウッドを入れるという選択肢
 

もちろん「やっぱりアイアンを入れたい」という
お客様のご要望を聞くこともあります。ですが、
 

 「いろいろな可能性があるので、今いきなり決めないで
  必要に応じて入れるようにしたほうがいいですよ」

 

というふうに、ゴルフパフォーマンスでは
お客様にアドバイスしています。

最初からいきなり5番までのセッティングをご提案することは
かなりのレアケースです。

打てない原因は… シャフトではない可能性

ということで、質問者さんが言う
「シャフトを変えたら打てるのか?」という質問も。。。

そもそも「打てない原因がシャフトじゃないかもしれない」
というのが、自分の本音です。

打てないという5番、6番だけでシャフトを変えて
重量を増やしたり、減らしたり、カーボンにたところで。。。

一瞬は良くなるかもしれませんが、
長続きしない可能性が高いです。
 

 「そもそも本当に、5番アイアンだったのか?」
 

この疑念が消えない限りは、
シャフトを変えても改善されるかは定かではありません。
 

ちなみに少しだけ余談なのですが、
シャフトは長いクラブの方が、その特性が一番出ます。

これは単純な理屈でして、
短くなるとシャフトのしなる量が少なくなるので、
シャフトの特徴が出にくくなるのです。

乱暴な言い方ですが、シャフトが短ければ
硬かろうが柔らかろうが、打ててしまうということです。

本来のパフォーマンスは出ていなくても、
ロフトもあるし、そもそも飛ばすクラブではないので、
打てている錯覚にとらわれてしまう可能性が高いわけです。
 

何が言いたいかというと、もし今回の質問者様が
短いクラブで誤ったシャフト選択を判断されていたとしたら。。。

最初の設定時点でオーバースペックだった、
という可能性があるということです。

そうなるともう。。。
その番手だけの問題ではないという気すらしてくるわけです。
 

ここまでの自分の予想が全て当たってしまっているのなら、
本当に申し上げにくく、厳しい言い方になりますが。。。

アイアンをもう一度、ご自身の合ったものに
取り替えるのが一番早いかもしれません。

このようなことを言うと身も蓋もないですが、
そうすることで、今問題の出ていない思っている
7番アイアン以降も、もっとよくなってくる可能性もあります。

ただしその際には、クラブを総合的に判断してくれる
フィッティングを受けることを、強くオススメします。
 
 

それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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徳嵩 力一

徳嵩 力一

高校・大学とゴルフ部に在籍。大学卒業後、クラブデザイナーの第一人者である故竹林隆光氏が設立、代表を務めた 株式会社コンセプト(現、株式会社フォーティーン)に入社。当時ゴルフクラブを数値で表して、クラブ設計を行う、中空アイアンの発明、 タラコ元祖UTなど革新的なクラブ設計で著名だった竹林氏の元でクラブ理論、フィッティングを学び、3,000名以上にフィッティングを行う。 また、プロゴルフツアーにも参加し、選手のフィッティング、セッティングの提案に従事。有名ツアープロも多くフィッティングしてきた。 在籍時代に競技出場中の小原プロと出会い、小原プロのクラブフィッティングを担当。その後、小原プロのスタジオ、フォースワンカスタムフィッティングの代表としてアマチュアゴルファーのベストスコア達成に貢献中。これまでにクラブに費やした金額は軽く1,000万を超えるほどのクラブ博士。古今東西あらゆるクラブに精通する生きるゴルフクラブ辞典。
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徳嵩 力一

徳嵩 力一 について

高校・大学とゴルフ部に在籍。大学卒業後、クラブデザイナーの第一人者である故竹林隆光氏が設立、代表を務めた 株式会社コンセプト(現、株式会社フォーティーン)に入社。当時ゴルフクラブを数値で表して、クラブ設計を行う、中空アイアンの発明、 タラコ元祖UTなど革新的なクラブ設計で著名だった竹林氏の元でクラブ理論、フィッティングを学び、3,000名以上にフィッティングを行う。 また、プロゴルフツアーにも参加し、選手のフィッティング、セッティングの提案に従事。有名ツアープロも多くフィッティングしてきた。 在籍時代に競技出場中の小原プロと出会い、小原プロのクラブフィッティングを担当。その後、小原プロのスタジオ、フォースワンカスタムフィッティングの代表としてアマチュアゴルファーのベストスコア達成に貢献中。これまでにクラブに費やした金額は軽く1,000万を超えるほどのクラブ博士。古今東西あらゆるクラブに精通する生きるゴルフクラブ辞典。

 

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スチールがしならない…カーボンに変更?」への1件のフィードバック

  1. rgk

    クラブ選びはしっかりミート率を上げないと意味が無いということですね。頑張ります。

    返信

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