【ビデオ】脚が楽々動けるダウンスイング

2018.04.15
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「脚が楽々動けるダウンスイング」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。

ダウンスイングからボールヒットに向かって
脚を使いたいと思っても、なかなか脚が動けない
なんてことが多いです。

実はそれには脚が動きやすいために重要な
意識すべきダウンスイング序盤での大切なことを
忘れているからです。

それは。。。

(続きはビデオにて)

脚が楽々動けるダウンスイング

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf180415/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ダウンスイング序盤で意識すべき大切なこと

それは「上半身の慣性モーメントを最小にすること」です。

上半身の慣性モーメントを小さくする意味

え、慣性モーメントを最小って何を言ってるの?
という感じでしょうか。

慣性モーメントは普段ゴルフでは
ヘッドがボールに当たったときの、ヘッドが当たり負けすることでの
ヘッドの向きの変わりにくさのことになります。

要するに回転のしにくさのことで、
慣性モーメントが大きいと言うことは回転しづらいと言うことです。

当然、ダウンスイングで脚の動きを楽に行うためには、
その抵抗となる要素が少なければ良いとうことになります。

バックスイングでは、上半身が右にターンすることで
背骨の前側の重い内臓や腕が右を向いた分、
トップで右脚に多く乗っています。

そこで、正しいダウンスイング開始の動作とは、
トップに向かう切り返しから下半身を先行させて、
下半身だけセットアップのポジションに戻ろうとするようにすることです。

このときに左肩をリラックスさせておくことで、
左肩甲骨が胸の方向にスライドを始めて上半身の良いしなりが始まります。

ところが、このときに左肩に力が入って
さらに腕の力を出してクラブを振ろうとしてしまうと、
下半身の良い動きを邪魔してしまうことになります。

特に、腕でクラブを振ろうとしてしまうと
クラブがリリースされて、手首が伸びてきます。

そうなると、体幹に対してヘッドが離れた形になります。

これは上半身の慣性モーメントが大きくなった形です。

そのため、腰から上が回転しにくくなります。

さらに、上半身を左に捻るとか腕を左に振る動きの反作用で、
下半身は右に回転させられる力を受けることになります。

ところが、ダウンスイング序盤では重心はまだ右脚に多く乗っていて、
力を出しやすい体勢にはありません。

そのため、下半身は動きたくても動けなくなってしまいます。

これでは下半身の正しい動きをイメージできていても、
そのイメージに従って動くことはできません。

そして、一生懸命に下半身を動かそうとして、
結局腰を左に水平に回そうとしてしまい、
さらに問題を深刻なものにしてしまいます。

腰を回そうとすると、人は必ず水平に回そうと動いてしまいます。

これが、下半身のパワーを使いきれない、
右膝がボール方向へ出る右膝外回りという問題です。

また、大型ヘッドドライバーでは
リリースを早めに行うとも言われますが、
グリップが正しければリリースは抑えても問題ありません。

グリップがウィークだとボールヒットに向かって
前腕を左に捻る力を出してフェースを閉じなければ、
フェースがセットアップの向きに戻りません。

ヘッドに遠心力がかかっても変化しない正しいグリップならば、
前腕には余計な力は入れなくても、
フェースはセットアップの向きに戻ります。

正しいグリップを作って力ずくでのリリースを抑え、
下半身が使える好循環を発生させて
下半身を清々と使ってボールを飛ばしましょう。

ダウンスイング序盤で慣性モーメント最小の形

ダウンスイング序盤で慣性モーメント最小の形とは、
ずばり言って手首が親指側に折れるコックができるだけ深く入った形です。

先ほどお伝えしたように、
コックが解けるほどヘッドが体から離れるため、
上半身全体の慣性モーメントが大きくなります。

そのため、コックが深く入るほど慣性モーメントは小さくなります。

ボールを強く打ち抜ける、
ようするに大きく加速しながらボールヒットできる人ほど、
ダウンスイングでトップからさらにコックが深くなる形で降りてきます。

手元が肩から胸の高さ辺りでコックが最大になるぐらい
コックを溜めながら降りてくることで、慣性モーメントの最小化と
リリースを遅らせるダブルのメリットが得られます。

グリップがウィークでなければ
大型ヘッドドライバーでも目一杯リリースを遅らせても
フェースはセットアップの向きに戻ります。

ドラコンチャンピオンのスイングを見ればそれがわかります。

世界ドラコン連続チャンピオンの
ジェイミー・サドロウスキー(Jamie Sadlowski)は
柔軟性を最大の武器として飛ばしていますが、
まさに胸の下でコックが最大です。

ドラコンでは規制ぎりぎりの長尺に
最大の容量を持つヘッドを装着しています。

但しグリップがウィークだと、
ボールヒットに向かって遠心力がかかるとフェースが軌道に対して開くため、
ヘッドが大きいほどリリースを早めにしなければならなくなります。

右膝外回り問題

ここで気持ちとは裏腹になる、注意したい動きがあります。

それは、ダウンスイング開始で右脚を使って腰を水平に回そうとすると、
ほぼ確実に右膝の外回りになることです。

右膝外回りとは、
ダウンスイングで右の腰が早い段階で体の正面方向へ出てきて、
打ち出し後方から見ていて両腿の間に隙間が見えることです。

右膝外回りがある限り、下半身はしっかり使い切ることはできません。

実は腿を内側に引き締める内転筋群を使っていないと、
お尻の大きな筋肉である大殿筋を使えず、
脚を伸ばす力を出しきないからです。

さらに右膝外回りでは、右脚でうまく地面を踏めないばかりか、
左脚でも地面をしっかり踏もうとしてもうまく踏めません。

そして、フィニッシュでおへそが打ち出し方向を向く
腰のフルターンができず、途中で止まってしまいます。

そのため、下半身が動けなかった代償動作として
上半身がしゃしゃり出てきてしまいます。

さらに、ボールヒットに向かって上半身の前傾が起きあがり、
​お尻がセットアップよりも体の正面方向へ出てしまうようにもなります。

これでは、体全体がセットアップのときよりも
ボール方向へシフトしていることになるので、
シャンクになりやすいばかりか、
ボールを清々と打ち抜くことはできなくなります。

また、腰がフィニッシュでフルターンできるような使い方をしていないと、
ボールヒットでの腰の回転角がばらつきます。

さらに、腰の回転が遅くなることでの
上半身がリリースされるタイミングもバラバラになってしまいます。

リリースのタイミングが狂えば、ダフリやすく、
ボールが上にあがる高さもバラバラで、安定したショットになりません。

さらに、ヘッドが加速しながらヒットできないために、
ボールを強く打ち抜けません。

​右膝外回り防止のためには、
まずは切り返しでいきなり腰を水平に回そうとしないことです。

そして、ボールヒットに向かって左脚で地面を蹴りながら
両腿をキュッと引き締めるようにします。

太ももの骨である大腿骨は
骨盤に下から真っ直ぐに付いているわけではなく、
Lの字になって横から付いています。

そのため、腿を内側へ締める動きを行わないと脚は外に倒れてしまい、
股関節を伸ばす動きを行う大きな筋肉である大殿筋を使えません。

逆に、腿を締めることで、大殿筋が勝手に動いて脚を伸ばして
地面に対して強い圧力をかける動きができます。

そうすることで、腰は勝手に鋭くターンしてくれます。

両腿をキュッと締め、左脚をしっかり縦に蹴ることだけを意識すれば、
腰はターンしてくれることを信じきって行えば良いです。

腰を水平に回すことの弊害

腰を水平に回すと上半身はトップからいきなり大きく回転してきます。

トップの上半身の形のまま回転してしまうと、
手元はボール方向へ出て、インパクト面に対して上に離れてしまいます。

そうすると、ダウンスイングでは高くあがってしまった手元を
インパクト面にまで力で引きずり落とす必要が出てきます。

まさにボールヒットというヘッドスピードが高速になってきたときに、
ヘッドをインパクト面に乗せる作業をしなければならないということは
かなり難しい動きとなります。

高速にヘッドが動いている最中に微妙なコントロールが必要となり、
クラブを清々と振り切ることはできなくなります。

トップからは腕とクラブを一旦真下に落とすようにするほど、
早い段階でクラブ全体がインパクト面に乗ることになります。

そうすれば、スイングは簡単になります。

そのためにも、ダウンスイング序盤で腰を水平に回そうとしないで、
下半身としては両股関節を一旦入れてセットアップの形に戻ろうとすることに
意識を集中させたいものです。

上半身をしならせる

ところで、上半身の慣性モーメントが小さくなると、
下半身の動きで上半身をしならせにくいのではと
思ってしまうかもしれません。

しかし、しならせる仕組みは、
上半身全体の慣性モーメントとは無関係です。

上半身をしならせる仕組みの要は、
右腕がテコの支点となることです。

そして、体幹の回転とヘッドが置いて行かれることで
左肩甲骨が胸の方向へスライドすることが、
上半身のしなりの最大の要素となります。

体幹が下半身の動きで左に回転してくると、
ヘッドが置いて行かれます。

そうすると、右腕がシャフトに押されてきます。

このときに、右腕が押されて曲げさせられる方向に力を受けます。

しかし右腕は少しは曲がってきますが、
大きくは曲げさせられないように押された分をしっかり押し返すようにして
テコの支点として機能するようにします。

そうすると、ヘッドが力点となり、
作用点としてのグリップエンド側を引っ張ります。

グリップエンド側には左腕が繋がっていることで、
結果として左肩甲骨が胸の方向へスライドさせられる形でしなってきます。

ダウンスイングで脚が気持ち良く使えるための大切な点が
イメージできるようになったことと思います。。

トップからのリリースを遅らせることが、
脚を清々と使ってボールと飛ばしたりコントロールするためには
大切なことですから、肝に命じて覚えておきましょう。
 

では、また。
 

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大森 睦弘

大森 睦弘

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
カテゴリー: ダウンスイング, ビデオ, 下半身, 新着ビデオ, 飛距離 | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

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