From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、
こんにちは、
小原大二郎です。
先日、ゴルフライブのスタッフと練習場に行ったときのことです。
(彼はずっと私の撮影などにも付き添ってくれている若いスタッフで
ゴルフ歴は3年くらい。たまに一緒にゴルフに行くときもあるのですが
ベストスコアは95だそうです。)
そんな彼と一緒に練習しているときに事件は起きました。
練習場についた途端、
彼はフルショットでドライバーを何球も打ち始めて
しまいには私が見たことがない練習をはじめました。
その理論は明らかにビジネスゾーンと違うもの、、、
小原「ちょっと、A君、その練習何!?」
A君「実は、最近プッシュアウトスライスが気になるんです、、、
ドライバーの調子を直すレッスンっていうのをネットでみたのでやってみたくて」
小原「何言っているんだよ!
まずは、ビジネスゾーンからでしょ!」
A君「すみません、、、」
ずっと一緒にいるスタッフでさえ
ビジネスゾーンから簡単に浮気してしまっている!
私は怒り心頭です。
ですが、ちょっと冷静になって
彼に気持ちを聞いてみました。
すると、こんなことを教えてくれました。
・特定のミスが多くなるとやはり、ワンポイントの動画を見たくなったり解決策を探してしまう
・そんな解決策を見つけると、すぐに練習場で試したくなる
・でも意外と、実践して少しうまくいくけどだめになって、またビジネスゾーンに戻ってくる
・ビジネスゾーンではなく、練習場についたらやはり大きなクラブでの練習が多くなる
・打っていて楽しい練習をしたくなる
・ビジネスゾーンとフルスイングの関連性がしっくりきていない
ということでした。
これをお読みのあなたにも
もしかしたら、共感するポイントがあるのではないでしょうか。
では、彼のこの意見についてアドバイスを送ったので
同じ内容をシェアしますね。
ビジネスゾーンとフルスイングの関係
ビジネスゾーンから、肩から肩
肩から肩から、フルスイング。
そのつながりについて。
その関連性が見えないと言って
ビジネスゾーン練習とフルスイング練習の比率を間違えてしまう人が多いです。
フルショットのミスを
ビジネスゾーンで解決するということを忘れてしまうんですね。
小さいスイングから、大きなスイングが作られていくので
この小さなスイングからミスを直していく事が大事です。
アプローチで右に飛ぶ人が
フルスイングでは右に飛ばないと思いますか?
しかし、ビジネスゾーンとフルスイングの関わりというのは
その人のゴルフのレベルによって
感じ方が全く違うようです。
例えば、100切り~90切りを目指されている方にすれば
特に、ビジネスゾーンとフルスイングの関わりはまるでない、ように見えるんだとか。
これは、実践してきた人にしか伝わらないのかもしれません。
逆に言えば、ビジネスゾーン練習を続けて
80切りが見えてきた方からすると
このビジネスゾーン~フルスイングの関連性というのが
非常に色濃く見えてきます。
その人の実践度合いと、気付きが
この関わりに気づけるポイントなんですね。
だから、この関連性について
疑問を持っているという方には、
同じにしよう、関連性をもたせようと無理をしなくて結構です。
例えば、
・ビジネスゾーン
・肩から肩のスイング
・フルスイング
それぞれのスイングは、それぞれ習得するというイメージでもいいかもしれません。
しかし、ビジネスゾーンの実践度合いが高まっていくに従って
大きなスイングでもこのビジネスゾーンが生きてきます。
ビジネスゾーンをフルスイングにどう生かせばいいかわからない
という方からすれば、私から言わせればまだまだ実践の度合いが足らないということです。
(少し厳しいかもしれませんね、すみません。でも重要だから言います。)
私たちの生活の中にも、
そのときには気がつけなくても、後々腹落ちするということってあると思います。
最初は全体像が見えない。
何のためにやっているのかわからない。
だけれども、続けていくとだんだんと見えてくるもの。
最初は無理に関連付けない
ビジネスゾーンとフルスイングの関わりに疑問がある人は、
全く独立したスイングとして最初は練習をして下さい。
それで十分です。
80切りを目指すレベルになると
この3つのスイングが
この連なりが自然と腹落ちしていくようになります。
つまり言いたかったことは
継続して、今必要な練習を実践し続けていくということ。
ビジネスゾーンをバイブルとして改めて実践してみて下さい。
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私もビジネスゾーンのスイングとフルスイングの関係がよくわかりません。4時~8時、腰~腰、肩~肩、までは、スイングを作ってゆく過程では、わかるような気がしますが、そのつながりで、フルスイングへ進むのは、いけないのでしょうか?
(たとえビジネスゾーンでのボールのとらえ方が不十分であっても)まだスイング作りがいまだにできていないのですが・・・・・。
同じような悩みを抱えておられる方がいらっしゃる事で安心しました。(本当は安心してはいけないのですけれど)私もまだまだ「ビジネスゾーンとフルスイングの関連性」がわかっていません。確かにビジネスゾーンでジャストミートしたときは何となく大切さがわかりますが、特によくおっしゃる「両足べた足で」とおっしゃっていますが、「フルスイングの腰から腰のスパンがビジネスゾーンであるならば、右足から左足に体重移動するので、べた足では打てないと考えます。従ってビジネスゾーンでの練習は、体重移動しながら、つまり、右腰では体重は右足に、左腰では左足に体重が移動してはいけないのでしょうか?
お世話になります。
肩から肩、フルショットもビジネスゾーンの当たりが出来なければ
上手くいかない事を実感できて良かったと思ってます。
昨年は、毎日300球ほどを打ってましたが、40~50球で
済む練習メニューに変更しました。残念ながら今は昨年より
スコアは悪い方向ですが、今年始めた1本足打法が落ち着いて
くれば、良くなると感じてます。継続して「ビジネスゾーン」を
自分のホーム(基礎)として練習していきます。
私も練習場でビジネスゾーンから入るようにしていますが、かなりの確率でジャストミートしてくると
いつの間にかフルショットばかりになってしまっている自分に気が付くことがあります。気が付く
タイミングはボールに当たる音が鈍くなってくると同時にダフリや引っかけが多くなってきて、
ハッとまた我に返ってビジネスゾーンに戻るという繰り返しです。ラウンド中も帰ってくる場所が
あるという安心感があるお影でミスショットが以前より怖くなくなりました。
小原プロさま
姫路の木下です。今日の投稿は、まさに来週のセミナーでお聴きしたかった点そのものです。
「ビジネスゾーンとフルスイングの関係について」。今の大きな課題です。
スイングを大きくすると、右足の蹴り、肩・グリップ(特に、上半身)の力みによってスイングのリズム・テンポが維持できなくなり、ラウンドではミスが出ます。
「ビジネスゾーンとフルスイングが全く独立したスイング」、今まさにやっている練習です。もっと早く聞きたかったです。
来週お会いできるのを楽しみにしています。
まず、ビジネスゾーンの提唱は素晴らしいと思っております。
小原サンも頭ごなしな説教をする事に少々驚きました。
今の成功に少し傲慢さを感じてしまいました。。。
お弟子さんの様な方にでしたら…
プッシュアウトと言う悩みも聞いたのなら…
ビジネスゾーンでの問題解決方法を伝えて欲しかった。。。
その点は残念でやみません。