From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
さて、今日はこんな質問をいただいたので
お答えしたいと思います。
「フェアウエイウッド、ユーティリティ、アイアン
それぞれの論理的な役割を知りたいと思っています。
それが分からないこともあり、150~200yの距離を
どういうクラブ種類で構成すべきかが分かっていません。」
実際たしかに、こうした質問は
迷いながらも「いまさら聞けないし。。。」と思って、
同じ悩みを抱えている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
ゴルフの「原点」に還(かえ)る質問
そもそも、ゴルフというスポーツはなぜ、
こんなにたくさんのクラブを使うのでしょうか?
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(考える時間です)
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それは、すでにこの場であなたにも
何度か申し上げているように
「クラブで距離を打ち分けるから」
ですよね。
今回の「クラブの役割」というお話は、
ゴルフクラブというものを考える上で
「原点」
的なお話になるかもしれません。
その分、普段あまり考えないことになるわけなのですが、
いい機会なので、ちょっとお話ししてみようと思います。
ということで、もう一つの質問なんですが、
距離を作るためには、何が必要か?
これも以前にお話ししたかもしれませんが、
距離を作るためには
「ボールが前にいく力」
「上にいく力」
の二つのバランスが重要です。
たとえばここに、ロフト角が同じ24度の
・フェアウェイウッド
・ウッド型ユーティリティ
・アイアン型ユーティリティ
・アイアン
4本があるとします。
(ちなみに、
「ウッド型ユーティリティ」と「アイアン型ユーティリティ」が
イマイチピンと来ないかたはコチラ。。。)
知ってた? UTは2種類あるんです…
2017.06.01
↓
http://g-live.info/click/170601_nikkan/
この4本で球を打つと、球が上がりやすいのは
ウッド > ウッド型UT > アイアン型UT > アイアン
という順番になります。
たとえば、4番アイアンで球が上がらないのであれば、
上がるクラブをバッグに入れていないと、距離が出ません。
そのために、ユーティリティやウッドが存在するわけです。
また逆に、ウッドだとボールが上がりすぎてしまうタイプの
ゴルファーであれば、前にいくクラブを探します。
その場合は、ウッド型ユーティリティが合うかもしれないですし、
それでも強いならアイアン型ユーティリティを試してみる。
それでもダメならアイアンで。。。という具合になります。
ちなみに、ボールが上がる、上がらないということについて
もっと知りたいという方は、下記もチェックしてみてください。
ウッドやめて、全てUTにしたいのですが
2017.11.16
↓
http://g-live.info/click/171116_nikkan/
弾道の「上」と「前」のバランスを意識する
そのようなわけで、同じロフトで比較した場合
「7番まではアイアンで打てるんだよね。
でも、6番はちょっとな。。。」
→それなら、アイアン型UT?
「5番アイアンなったら、球が上がらない」
→だったら、とウッド型のUT?
「4番アイアンのロフトで、ウッド型UTでも上がらない」
→であれば、やっぱりウッドの番手を入れるべき?
もちろん、すべてがそれで解決するわけではありませんが、
(正確な判断にはフィッティングが必要です)
最適な距離を出させるためには、同じロフトで比較してみて
弾道の「上」と「前」のバランスを意識することが必要です。
もちろん、たとえば同じ距離で
違う2本のクラブを持って行って、
・ボールが上がるクラブ
・ボールを上げずに打てるクラブ
といったように使い分けることもできます。
さすがにツアープロであれば
そうした番手構成をすることはしないでしょうが、
アマチュアの方はクラブセッティングに余裕があるのであれば、
そのような選択肢もアリだと思います。
ちなみに実は自分も、過去にそのようなことをやっていたのは
以前にお話ししたとおりです。
不要?それとも必要?同じ飛距離のクラブ
2019.03.21
↓
http://g-live.info/click/190321_nikkan/
番手間の距離が開きすぎる組み合わせは良くないですが、
目的によっては、同じくらいの距離の別のクラブを
セッティングで入れるという方法も、面白いとは思います。
UTから…アイアンナシのいきなりウェッジ!?
ちなみに、私たちのフィッティングを受講された方にも
・ドライバー/フェアウェイウッド/ユーティリティ/アイアン
という提案をさせてもらう方もいれば、
・ウッドだけでご提案
・アイアンだけご提案
という方もいらっしゃいます。
ウッドを11番ウッド(28度前後くらい)くらいのものまでご提案して
次はアイアンを入れてUTは無し、ということもありますし、
あるいは極端な話、30度ぐらいのUTまでを入れて、
次はいきなりウエッジ、というご提案をすることもあり得ます。
そうしたUTからいきなりウェッジといった提案は、
面白いといえば面白く感じるかもしれませんが、
前に行く力と上に行く力のバランスで距離を打ち分けるためには
それだけ多様なクラブの選択肢があるということです。
(そもそも、必ずUTを入れなくてはいけない
なんていうルールは、ゴルフにはないわけですし)
今回は、クラブを選ぶうえで最もベースとなる
お話をさせていただいたわけですが、結論としては
・それらのクラブを上手く自分のセットに入れて、
適切な「距離の階段」ができるようにしましょう
・どのクラブでも迷いなく打てるように、
同じスイングで打てるクラブをセットしましょう
そのためには、あなたの現状を適切に判断することのできる
フィッティングを受けていただくのが最短距離であることは、
言うまでもありません。
「チーム徳嵩」フィッティング
そんなわけで、あなたの現状を診断・分析して
あなたに最適のクラブを提案させていただく
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しかしながら、こちらからのお申込みで予約確定ではなく
後日担当者から連絡が行きます。
そこでのやり取りの上での日程確定となりますので、
その点、あらかじめご了承ください。
(必ずご連絡は行きますので、ご安心ください)
繰り返しになりますが、
ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。
必ず購入していただく必要は全くありませんので
どうぞご安心してご来場ください。
この機会にぜひ、下記よりお申込み下さい。
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それでは、また次回。
徳嵩力一
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